平成29年度一般会計決算　歳出

　歳出総額は、228億8,945万円で、前年度に比べて1億8,606万円(0.8%)の増となりました。

　私立保育園保育委託料や障害福祉サービス費などの扶助費、私立保育園施設整備費補助金や動物公園改修工事などの普通建設事業費、また、羽村駅西口土地区画整理事業会計への繰出金が増加したことなどにより、前年度に比べて増加しました。

　一般会計歳出決算額228億8,945万円を、平成30年1月1日現在の住民基本台帳人口5万5,870人を基に市民1人あたりに換算すると、40万9,691円になります。

　人件費や物件費などの性質別経費の主な対前年度比増減要因は次のとおりです。

　・人件費（議員などの報酬、職員の給与など）...退職手当組合負担金の減少などにより減となりました。

　・扶助費（子どもや障害のある方などを援助するための経費）...私立保育園保育委託料や障害福祉サービス費、生活保護費などの増加により増となりました。歳出決算総額に占める割合は31.0％となりました。

　・物件費（需用費・委託料などの消費的経費）...情報セキュリティ機器等使用料、はむら花と水のまつり事業等運営委託料、コンビニ交付システム構築委託料の増加などにより増となりました。

　・補助費等（団体などへの助成金や一部事務組合負担金など）...西多摩衛生組合負担金や私立保育園運営費助成金、過年度分市税還付金及び還付加算金の増加などにより増となりました。

　・繰出金（特別会計へ支出する経費）...国民健康保険事業会計、下水道事業会計への繰出金が減少しましたが、一方、後期高齢者医療会計、介護保険事業会計、羽村駅西口土地区画整理事業会計への繰出金が増加したため、全体としては増となりました。

　・投資的経費（社会資本形成となる建設事業費）...加美緑地公園用地購入費、民間保育園施設整備費補助金、動物公園改修工事などの実施により増となりました。