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    令和元年度第6回羽村市子ども・子育て会議 会議録

    • [2020年1月30日]
    • ID:13030

    令和元年度第6回羽村市子ども・子育て会議 会議録

    日時

    令和元年12月12日(木曜日)午後7時00分~午後8時30分  

    会場

    市役所4階特別会議室  

    出席者

    会長 松本多加志、副会長 近藤弘、委員 池田文子、堀川芳江、西本真莉子、小山紗和子、中野良次、高橋知津子、鈴木香奈子、北村智恵美、関口英代、伊藤知子

    事務局 子ども家庭部長、子育て支援課長、保育・幼稚園係長、保育・幼稚園係主査

    計画策定支援委託事業者 (株)サーベイリサーチセンター木谷研究員

    欠席者

    委員 西山豪一、松尾紀子、山﨑亮

    議題

    1.会長あいさつ

    2.議事

    (1)「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画(最終案)」について

    (2)教育・保育施設の利用定員の設定について

    (3)その他

    3.その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    令和元年度第6回羽村市子ども・子育て会議 次第

    【資料】 第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画(案)

    【資料1】 教育・保育施設の利用定員の設定について

    会議の内容

    1.会長あいさつ

     

    2.議事

    (1)「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画(最終案)」について

    (会長) まず「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画(最終案)」についてを議事とします。本計画についての審議は、実質、今回が最後となりますので、よろしくお願いします。

     また、計画書(案)につきましては、ボリュームがありますので、第1章から第3章までと、第4章、第6章から資料編までの3つに区切って進行していきます。

     それでは、第1章から第3章について、事務局、説明をお願いします。

     

    (事務局) 第1章から第3章について説明。

     

    (会長) 事務局の説明が終わりました。この件につきまして、ご意見、ご質問等はございますか。

     

    (池田委員) 人口の将来推計をみると、幼児の人口減少のスピードが非常に速いことがわかります。これは全国的なことなのかもしれません。そうしたなかで子どもたちを健やかに育て、よりよい社会生活を送ることができるようにするにはどうすればよいのかを考えていきたいと思います。

     水上公園を再開してほしいという声を聴きます。ほかにも、動物公園やスポーツセンター、スイミングセンターなど、子どもたちの遊び場、身体を鍛える場となる施設をどう維持していくかも考えていかないといけないのではないでしょうか。

     

    堀川委員) 少子化、人口減少に関して、グラフでみるとより現実的なものと感じ、今後の保育のあり方について改めて考えさせられます。

     少子化や人口減少に対して、羽村市でもいろいろと施策を打っていますが、これは国全体の問題だから仕方がないという気持ちと、羽村はいい所なので人口が増えてほしいという希望と、両方の思いがあります。

     

    (会長) ほかに、ご意見等はありませんか。

    なければ、第4章について事務局、説明をお願いします。

     

    (事務局) 第4章について説明。

     

    (会長) 事務局の説明が終わりました。この件につきまして、ご意見、ご質問等はございませんか。

     

    (池田委員) 事業や相談先がたくさんありすぎて、保護者が混乱してしまうということはないでしょうか。相談先だけをみても、子ども家庭支援センター、地域子育て支援拠点、保健センター、教育相談室などがあります。実際に相談に行くとなった時に、どこに行けばよいのかわからずに足が重くなるといったことにならいか心配です。窓口の一本化はできないのでしょうか。

     

    (事務局) 平成29年度に設置した「子育て世代包括支援センター羽っぴー」が子育てに関する総合相談窓口となります。相談の内容によって、相談員が解決策を一緒に考えたり、別の機関につないだりと、相談者に寄り添った支援を行なっております。設置してからまだ2年ということもあり、昨年実施したアンケート調査での認知度は60%ほどでしたので、今後も周知に努めてまいります。今後周知が進んでいけば、まずは、子育て世代包括支援センター羽っぴーに相談してみようというふうになるだろうと考えております。

     

    (池田委員) 子育て相談課と子育て支援課の違いがわかりにくいのですが、わかりやすい課名にできませんか。

     

    (事務局) 子育て相談課という課名よりも「子育て世代包括支援センター羽っぴー」という名称が浸透すれば混乱も少なくなろうかと思います。また、組織の名称は固定的なものではありませんので、今後必要に応じて検討、変更することもあります。

                                                   

    (池田委員) 36ページ➈「就学前の教育・保育施設の利用料等の負担軽減」は、教育・保育の無償化の実施に伴い、これまでの3事業を1事業にまとめたとのことですが、保育を提供する施設と教育を提供する施設では補助内容が違うのでしょうか。

     

    (事務局) 無償化実施後は保護者の負担額は幼稚園と保育園で同程度となるよう制度設計しておりますが、補助の仕組みが違います。保育園の利用者負担額は市が決めており、無償化の実施で3歳以上の保育料が無料となります。幼稚園の保育料は各園が決めており、無償化により無料となる保育料は25,700円までと、上限があります。加えて、幼稚園には東京都が1,800円、市が3,000円の補助を上乗せしておりますが、保育園には上乗せの補助はありません。

     

    (池田委員) 今後も、保護者負担軽減補助金という名称で、金額等のご相談をしてよろしいのでしょうか。

     もう一点、保育園の保護者負担の上限は、これまで2号の方は22,400円でしたが、無償化実施後は37,000円になりましたので、市の収入が増えるということでしょうか。

     

    (事務局) 保護者負担軽減補助金については、可能です。

     教育・保育の無償化により市の収入が増えるのかとのご質問につきましては、まず、37,000円というのは認可外保育施設を利用している方に対する利用料補助の上限額になります。

     一方、22,400円というのは2号認定の方の利用者負担額の最高額となります。

     認可保育園の利用者負担額は国が定めた基準額の範囲内で市が決定しており、児童の世帯の所得税額によって違います。

     市では、これまで国が定めた基準額の2分の1を市が負担し、残りの2分の1を保護者に負担していただくよう制度設計を行っていました。

     無償化実施後は、国が定めた基準額に対し、国が2分の1、都が4分の1、市が4分の1の負担となり、この部分をみれば市の負担は減ることとなります。


    (池田委員) 負担が減る分の予算はどのように使われるのでしょうか。

     

    (事務局) 子育て支援に関する負担が減った分を、そのまま子育て支援施策に使えるわけではなく、市全体の中で重要性の高い事業に配分していくこととなります。

     

    (池田委員) これまでの保育園の運営費の額、そのうちの市の負担額、そして無償化実施後に減った市の負担額を明確にし、それをどう使うのかを市民に示す必要はありませんか。

     

    (事務局) 限りある予算をどう配分するかは市全体で決めていきます。子育て支援施策において、来年度に充実したい事業につきましては予算要求していきますので、予算がついたものについてはご報告させていただきます。

     

    (池田委員) もう一点、民生・児童委員は、相談を受けるのではなく、関係機関を紹介する方の一人という位置づけなのでしょうか。また、就学前のお子さんの保護者は幼稚園・保育園の先生に相談ができますが、就学後はどこに相談すればいいのでしょうか。今は小学校のスクールカウンセラーや校長先生、担任の先生を案内していますが、こうした方には相談しにくい場合、地域の民生・児童委員に相談することはできないのでしょうか。

     

    (高橋委員) 民生・児童委員は、多少の相談は受けますが基本的には行政につなぐ役割です。

     

    (中野委員) 相談先については、相談を受けた機関が相談内容に適した機関につなげばよいので、市民は一番相談しやすいところに相談すればよいのではないでしょうか。

     

    (会長) ほかにご質問、ご意見はありませんか。

    子育て家庭の保護者の立場から、西本委員、小山委員、いかがですか。

     

    (西本委員) 困っているお子さんやその保護者を支援しようという市の姿勢はよくわかります。しかし、就学後は教育面からではなく家庭面から支えてくださる方が身近にいないのではないかという孤独感があります。小学校は「家庭のことは家庭でしっかりやってください。」という姿勢との印象があるので、相談しにくいのではないでしょうか。

    財政的に今の状況が精一杯なのかもしれませんが、計画が形骸化している、あるいは机上の空論のような印象も受けます。困りごとを抱えた保護者のなかには遠方まで足を運び、いろいろな方に相談をしてやっと希望の光が見えてくるという人が大勢います。今までとは違う方法で、気軽に相談できるような周知方法、体制を工夫してください。

     

    (小山委員) 羽村市では、ここ数年、発達支援に関してとても力を入れていると思います。就学前のお子さんの保護者が一番相談しやすいのは幼稚園・保育園の先生だと思いますので、幼稚園教諭・保育士が発達支援に関する理解を深め、保護者とお子さんを支えていく環境を充実させていきたいです。

     

    (会長) ほかにございませんか。事務局は、ただいまのご意見を事業に反映させ、今後の施策の更なる充実をお願いします。

     それでは次に第5章から資料編まで、事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局) 第5章から資料編について説明。

     

    (会長) 事務局からの説明が終わりました。この件につきまして、ご意見、ご質問等はありませんか。

     

    (池田委員) 105ページの教育・保育の実績値は定員数ですか、在園児数ですか。

     

    (事務局) すべて定員数です。

     

    (高橋委員) 他市では、お祝い金の配布等で民生・児童委員が訪問しているところもあると聞いています。計画書には妊娠中の訪問も実施しているとの記載がありますので、そういう機会に民生・児童委員が同行訪問できるとよいと思います。

     

    (鈴木委員) 相談先がたくさんできると、そこが何をしてくれるところなのかわかりにくくなってしまうという面があります。各事業の利便性の向上は、計画書に記載するというよりも、実際に事業を実施する際に工夫していただけるとよいのではないでしょうか。

    また、事業の種類はある程度そろっていますので、今後は質の向上を考えて事業を展開してください。

     もう一点、市民が一番知りたいのは、どこの施設や病院が一番いいのかという情報ではないでしょうか。しかし、公的機関ではそのような情報を提供することはできません。民間の活用など、本当に知りたい情報をどうすれば提供できるのか検討していただけるとよいと思います。

     

    (会長) それでは最後に、北村委員、関口委員、伊藤委員、ご発言いただけますか。

     

    (北村委員) 「どこに相談に行けばよいのかわからない」というのはよくわかります。民生・児童委員が相談窓口になってくださるとのことでしたが、自分の地区の民生・児童委員がどなたかわからないというのが現実です。そうなると、一番身近な相談先は幼稚園・保育園や小学校の先生ではないでしょうか。先生方にはぜひ、協力していただきたいと思います。

     

    (関口委員) 計画の内容は多くの部分をカバーしていると思います。

     「子育て世代包括支援センター羽っぴー」という名称は、市のメール配信サービス等でよく目にしますが、「子育て世代包括支援センター」という言葉は難しすぎて目の前を流れてしまい、「羽っぴー」とい言葉も児童の遊び場だろうとの認識しかなく、相談窓口とは思いません。一目でどういうところかわかる名称にすれば、認知度も上がるのではないでしょうか。

     

    (伊藤委員) この会議に参加して、市がさまざまな事業や施策を実施していることを知りました。就学前のサービスは他市よりも充実していますが、就学後のサービスは他市よりも遅れているように感じます。今後、事業を実施するなかで、他市の優れた部分を取り入れるなど、必要な部分は改善していってください。

     

    (会長) 副会長から、なにかございますか。

     

    (副会長) 計画の内容はある程度抽象的なものでよいし、計画とはそういうものです。計画の背後には、子育て支援に関わるさまざまな活動があります。重要なのは、今後市がこの計画に基づいてどのような事業を展開していくのかということです。私たち子ども・子育て会議の委員の役割は、計画に即してどのように事業が実施されているかを点検、確認することです。その役割をしっかり果たしていきたいです。

     

    (会長) ありがとうございました。それではつづきまして、教育・保育施設の利用定員の設定についてを議事とします。事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局) 教育・保育施設の利用定員の設定について説明

     

    (会長) 事務局からの説明が終わりました。この件につきまして、ご意見、ご質問等はございますか。

    なし

     

    (会長) それでは、ルーテル羽村幼稚園の定員につきましては、満3歳児クラスの設置に伴い、認可定員、利用定員とも、事務局案のとおり変更するということでよろしいでしょうか。

     

    異議なし

     

    (会長) それでは、この件につきましては、事務局案のとおりで了承することとします。

     以上をもちまして本日予定の議事はすべて終了しましたので、進行を事務局に戻します。ご協力ありがとうございました。

     

    3.その他

    (事務局)最後に「3.その他」でございます。

     第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画につきましては、本日の審議結果を踏まえて事務局で最終確認を行い、内部の決裁を経て、計画案を確定させていただきます。なお、文言等の軽微な修正は事務局に一任していただきたいと存じます。万が一、方向性等を大きく見直すなどの変更をする必要が生じた際には、文書にて委員のみなさまに照会させていただき、ご意見を伺わせていただきます。

     計画案につきましては、1月15日から30日間意見公募手続きを行います。これは市の公式サイト、市政情報コーナー、子育て支援課窓口、図書館に計画書案を配置し、広く市民のみなさまからご意見をお寄せいただくという手続きになります。お寄せいただいたご意見につきましては、市で検討させていただき、計画案に盛り込むか、ご意見として伺うけれども計画には反映しないかという判断をさせていただきます。委員のみなさんにご意見を伺う必要が生じた場合には、会議を開催するか、文書で照会させていただくかを、その時に判断させていただきます。

     2月中には計画内容を確定し、製本した冊子につきましては3月中旬の納品を予定しております。冊子は3月末から4月初旬を目途に郵送させていただきたいと考えております。

     今年度の会議につきましては、今回が最後ということで予定しておりますが、委員のみなさまへの意見照会や会議を開催する必要が生じた際には、改めてご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。

     最後に、子ども家庭部長よりごあいさつ申し上げます。

     

    (子ども家庭部長) 今年度最後の会議終了にあたり、お礼のあいさつ

     

    (事務局) それでは以上をもちまして、令和元年度第6回羽村市子ども・子育て会議を終了させていただきます。

    配布資料

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    羽村市子ども家庭部子育て支援課

    電話: 042-555-1111 (児童青少年係)内線262(保育・幼稚園係)内線231

    ファクス: 042-554-2921

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