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羽村市

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あしあと

    平成21年度第3回羽村市学区審議会 会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:1957

    日時

    平成21年12月14日(月曜日) 午後7時30分~午後9時10分

    会場

    市役所4階大会議室特別会議室

    出席者

    会長 加瀬哲夫 副会長 矢部久子 委員 川津紘順、新井昭生、平辰男、石原將司、和田豊 安藤稔、荻原 稔、中野久信、川島輝美、関本宇一、斎木栄次、鈴木将史、若松仁、斉藤亨、坂井美惠子、渡邉慎吾、愛甲慎二、田邊靖夫、瀧島薫

    欠席者

    なし

    議題

    1. 会長あいさつ
    2. 報告
      (1)学区審議会委員の退任及び就任について
      (2)学区審議会答申(その1)について
    3. 議事
      (1)第2回審議会の会議録について
      (2)審議事項2について

    傍聴者

    6人

    配布資料

    1 資料その4

    ・ 羽村市学区審議会委員名簿

    ・ 富士見小学校保護者等の「通学区域変更に関する署名」

    会議の内容

    1 会長あいさつ

    (会長) 前回、審議事項その1の結論を得て、11月18日に教育委員会に答申したので報告する。

    前回、その2の審議に既に入っているが、その2についても結果を出して、年内に答申ができれば望ましいと考えている。よろしくご協力をお願いしたい。

    2 報告

    (1)学区審議会委員の退任及び就任について

    (会長) ただいまから第3回学区審議会の審議を始める。日程2、報告1「学区審議会委員の退任及び就任について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) 本審議会委員の東台町内会の戸塚雅実様から去る12月4日、私事都合により学区審議会委員を継続することが困難となった旨の連絡があった。後任に東台町内会長の石原將司様に就任を依頼申し上げたところ快諾いただき、本日、出席いただいている。石原委員から一言ご挨拶をお願いしたい。

    (委員) 今、紹介があった東台町内会の石原です。都合により私が今回から出席することとなった。よろしくお願いする。

    (会長) 委員の退任及び就任の報告であった。戸塚委員のこれまでの協力に感謝申し上げる。また、新たに石原会長に就任いただいた。よろしくお願いする。

    (2)学区審議会答申(その1)について

    (会長) 次に報告2「学区審議会答申(その1)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) 11月18日に会長から教育委員会あてに答申その1を提出いただいた。前回の審議会で文言について委任された部分について説明する。「3年間」の表記は「平成24年度までの間、羽村第二中学校へ入学することとなる松林小学校の児童については、中学校入学時に限り羽村第三中学校への入学も可能とすることが適当との結論であった。」とした。「平成24年度までの間」としたのは、前段で松林小学校の通学区域全域が羽村第二中学校の通学区域となるよう規則を改正する時期を、平成22年4月と記入したことから、終わりの年度のみの記述とした。

    (会長) 答申の説明が事務局からあった。後ほどご覧いただきたい。

    3 議事

    (1)第2回審議会の会議録について

    (会長) それでは日程3「第2回学区審議会の会議録について」を議題とする。事務局ら説明をお願いする。

    (事務局) 11月16日の第2回学区審議会の会議録は、要点筆記により作成し、事前に委員にお配りした。特に、内容について意見はなかった。

    (会長) 事務局の説明について質問、意見はあるか。質疑等がないので第2回羽村市学区審議会の会議録は事務局説明のとおりとすることにし、併せて羽村市ホームページ等で内容を公表する。

    (2)審議事項2について

    (会長) 次に、議事2、審議事項2について。前回の審議会で事務局から4つの案が示され説明があった。また、富士見小学校PTA会長の提案は、事務局案の第3案と同じ内容という確認をした。

    それでは審議に入るが、まず、資料の説明を事務局からお願いする。

    (事務局) 審議資料その4の2・3ページになる。富士見小学校神明台地区保護者等608名から「通学区域変更に関する署名」が、12月11日(金)教育委員会に提出された。内容は、神明台地区から富士見小学校に通う児童が、平成22年4月から、他の富士見小卒業生とともに羽村第二中学校へ進学できるよう強く要望する、というものである。

    この署名は、保護者代表5名の自主的な署名活動とのこと。署名数のうち、富士見小学校・神明台地区の6学年と1学年から6学年の保護者の数は、富士見小PTAの支部名簿で確認しているとのことである。ただし、世帯数で捉えているため、署名数の合計は単純に記載されている562名にはならない。さらに、事務局で署名全てを確認したところ、署名総数は608名であった。この点は代表の方に伝え、訂正する旨了解いただいている。

    (会長) 内容としては前回資料地図の1(神明台1丁目。以下同じ。)・2(神明台2丁目1から4。以下同じ。)の地区も二中に行く配慮をして欲しいということである。

    審議に入るが、その前に一言、話をしたい。前回の会議録にも載っているが、「次回、第5案も含めて」という発言をした。第5案は、富士見小学区について選択制も考慮に入れて審議をという内容であった。本審議会が立ち上げられた大きな理由の一つに小中一貫教育ある。小中一貫教育検討委員会から出された最終報告の中に、「市内にある学校をどの学校でも自由に選べる学校選択制については、地域との関係が希薄になることや通学距離の問題等から導入しないことが望ましい。」とある。

    選択制は導入しない方が望ましいという検討委員会の報告があること、さらに今回諮問された事項は大きくは一つであり、審議会がこれを便宜的に二つに分けたもので、審議事項1を審議する中で選択制は全く考慮しなかった。審議事項2についてこれを考慮することは一貫性に欠けるという委員の意見があった。私もそのとおりだと思うので、第5案については本審議会においては審議しないこととしたい。

    もう一点は、諮問が一つであることに関連するが、答申その1で経過措置と施行時期が決まった。これを、答申その2でも同様としなければいけないのではないかという意見もある。今日審議する内容は、できるだけ今日結論を出し、年内にもう一回審議会を開きそれを確定させたいというのが、今の私の考えである。その点を是非踏まえて審議をしていただきたい。最終的に意見がまとまらなければ多数決になるが、最初から多数決ありきではなく、慎重に審議をし、まとまらなければ多数決ということにしたい。

    それでは、前回に引き続き審議を行う。事務局提案の4案以外、委員として案があれば出していただきたい。なければ、当審議会はこの4案の中から選んでいく。いかがか。

    よろしいか。では、この4案について意見をお願いする。

    (委員) 1案は二中の整備、2案は武蔵野小学校の教室数を増やす必要性が出るためすぐにはできないと考える。また、来年の夏から小中一貫教育が三中区域で実施されるということであり、早く学区を確定しないと子供たちにも迷惑をかけると思う。私としてはすぐ対応でき、施設もすぐに使える3案が一番有力だと思う。

    (会長) 3案を推す意見が一つ出た。

    (委員) この案の中からなら2案である。地域に二つの小学校があるのはいかがかと思っている。私の地域の小学校のPTAは組織的に支部という形をとっていないため、地域に入りいくい状況にある。例えば今回のような署名活動もちょっとできないのではという気がしている。また、地域に入っていくことがなかなかできないことで、育成関係や地域の行事に入っていけないと、小中一貫の地域の連携ということから考えても、別々でも手段があればいいが、ないとどうかと思うことが一つある。また、学校の教育力を考えると、規模が極端に少なくなる、三中が適正規模を保てないのではというのは心配がある。その点を少し考えていく方法はないのかと思う。

    (会長) 第2案は、1・2・3(神明台2丁目5~11。以下同じ。)を武蔵野小学校区域にするということ。校長先生方に伺うが、学校の適正の大きさ、教員の数はどうなるのか。

    (事務局)適正規模は別であるが、例えば学級数が8学級でも全教科に正規の教員を付けている学校はある。もちろん、14学級より少なくなるからどこかの教科に対しては人数が少なくなる。学校長の学校経営の考え方によって全教員を付けることもできるし、学級数が少ないので、専科の教科については正規の教員ではなくて非常勤をということもできる。実際に、青梅では8学級の学校で全教員を正規に付けている学校もある。なお、近隣の9学級以下の学級の状況は、青梅市では11中学校のうち4学校が9学級、あきる野市では6中学校のうち9学級以下が4学校、日野市では8中学校のうち3学校、昭島市では6中学校のうち2学校が8学級以下となっている。福生市は9学級以下はない。西多摩は瑞穂を除いて全中学校が9学級以下になっている。

    (会長) 何をもって適正と考えるかであるが、それは難しいところがある。適正を統一しなければいけないということはないと思うが、今、委員からの説明のとおり、10を割るクラス数の学校も数あるということであった。また、学校経営者の力ということも一つ考えられるのではないかとのことであった。

    (委員) ポイントとしては1・2・3の部分が富士見小に行くか、武蔵野小に行くかということである。それで1の地区の小学校1年生が武蔵野小に行く場合を想定し、踏み切りのところが多分武蔵野小に一番遠いと考え調べたところ、1.9何キロある。実際、そこから武蔵野小まで歩いてみると、なるべくゆっくり歩いたが、約30分、だいたい2500歩ちょうどくらいであった。小学1、2年生だとおそらく4、50分かかるだろう。あわせて2と3の地区の距離も調べたが、2と3のちょうど境目くらいでも富士見小に近い。1・2の地区は間違いなく富士見小の方が近いかなと。距離的なものを考えるとそういうことがある。

    また1の地区ことに戻るが、仮に(武蔵野小に)通うとしても、行きは集団登校だが帰りはバラバラに帰ってくる。遊ぶ場所も、今、富士見小に通っていて駅方面に行く機会が多く、道もよく知っていると思うが、武蔵野小に通学するとなるとやはりそちらの方で遊ぶ機会も増える。結構太い道路もあり、やっぱり1の地区は富士見小に通ってもらいたい。2・3の地区については、3はもともと武蔵野小だが、2をこれから武蔵野小に替えさせる意味はない。私としては3案になる。
    今まで1・2の地区が三中に行っていたわけだから、当然、三中の人数が減ることになる。3案の表を見ると武蔵野小の6年生が92人になっている。ここは3案なので、三中には当然武蔵野小しかいないが、武蔵野小の1年生の数を見ると106名になっている。おそらく、三中の地域はこれから増える傾向にあるのではないかと思う。今、92人なら少なくとも3クラスになり、それから割ってしまうようなことはないと考える。3案でできれば一番いいのではないか。

    (会長) 実際に歩いていて、子供たちが通学するのにどのくらい時間がかかるかを身をもって測ったということである。通学時間も非常に大きな問題だ。

    クラス数についてだが、3案で試算した結果の教室数等はどうか、事務局。

    (事務局) 3案で一番影響を受けるのは羽村第二中学校である。3案のマル4に将来予測・中学校の生徒数と学級数の推移がある。二中は、24年度以降18クラス、各学年6クラスになると推計している。現在、12クラスの普通学級があり、普通学級へ転用可能の教室数は現在7クラスである。ただ、今、行っている少人数指導などを考慮すると、18クラス普通教室にするだけではなく何らかの形で施設面の改修等の必要性は出てくるが、年度を追って学級数が増加していくことから今後検討していく必要はあるとは言え、施設面ではクリアできると考る。

    (会長) 通常のクラスであれば、今の試算で27年度は足りると。少人数指導などを考えると今のままでは足りないけれども、手直しを考えていけば大丈夫であろうという説明であった。

    先ほどの発言に、町内会・地区委員会の分断について、2案では分断は解消されるが3案では分断が起きる、現在起きている状態が続くことへの不安があるという意見があったが、その点について意見があったらお願いする。

    (委員) 現在、町内会は分断されているが、これは町内会の方で努力すれば解決すると思っている。前回、できれば神明台地区内で小学校を一つにというような話をしたが、そのあと武蔵野小の保護者と話をする機会があり、いろいろ話を聞くと武蔵野小の卒業生は必ず三中に行くと言っていた。おそらく、ほとんどの方が武蔵野小を卒業したら三中に行くのかなと。これは神明台2丁目5から11であるが、ここにお住まいの子供たちは全員が三中へ行く心積もりかなと思った。

    私は、是非3案を通していただきたいと思っている。今、言ったように地域の分断は何とか町内会が努力すれば解決するかな、と。あわせて、先ほど会長から発言があったように、富士見小も松林小と同じにしなければいけないのかな、と思った。是非この3案を通していただければと思っている。それと、5人のお母さん方が一所懸命署名を集めた。その努力もぜひ汲みとっていただきたい。

    (会長) 経過措置を含めて3案という意見であった。地域の分断の件で、地区委員会の考えがあったら発言いただきたい。

    (委員) 地区委員会は小学校区ごとに7つある。小学校ごとに活動しているが、武蔵野地区内には5町内あるが神明台町内会とはあまり付き合いがないという状況である。

    (会長) 小学校ごとにある地区委員会であることから、地区委員会としては問題は少ないだろうと。そして、町内会としても努力をしていけば地域の分断という問題は解消はできるという話であった。ほかに意見は。

    (委員) 2地区に住む児童数はどれくらいか。2から武蔵野小に行っている子が数人いるらしい。2地区を全部富士見小学区にしてしまうと、その子達も富士見小に通学しなければいけないのか。

    (事務局) 6年生が11人である。神明台2丁目1番地から4番地が2地区だが、現時点で富士見小学校に通学している児童は63人である。

    (委員) そこから行っている武蔵野小の子は何人か。

    (会長) 2の地域は富士見小の学区だが、そこから越境的に武蔵野小に行っている子供たちがいるということか。

    (事務局) 原則、富士見小に通っているものと考える。いま、そういう人数については把握をしていない。

    (会長) 1回目、2回目で話があったとおり、いろいろな理由で別の小学校や中学校に行くというケースも中にはある。

    (委員) 3案になった時に、2の地区で武蔵野小に行っている子供たちも富士見小 に通学させるのか、それとも武蔵野小にそのままなのか。

    (委員) はっきりした数は分からないが、毎週木曜日に武蔵野小の通学路で旗振りをしている時の状況では、2の地域から5、6人は武蔵野小へ行っているのではないか。

    (会長) これは学区審議会の範囲の問題ではないのではないか。通学区域に関する規則に則って別の学区に行っている子供たちの話であり、継続されると思うが、いかがか事務局。

    (事務局) 基本はそうである。

    (会長) ということで、よろしいか。ほかに意見あるか。

    (委員) 学区、学区と言っているが、来年の夏から三中区域で小中一貫が始まることを踏まえて考えてもらわないと困る。今、神明台地区から富士見小に通学している子供たちがいるが、来年の夏までに学区が決まらなければ、富士見から三中に行くことになる。神明台地区が全部三中とか富士見小という話ではなく、富士見小はすべて二中というような筋道を立てた方がよい。3案が一番自然で一番トラブルが少ない案だと私は思っている。

    (会長) 確かに小中一貫とは切り離せない話であるが、本審議会は学区審議会であるから学区を決めることが主な仕事である。ただ、根底には小中一貫教育から立ち上がった審議会ということがある。

    (委員) 3案で是非進めていただきたい。学校を替えることは、例えば地域、地区委員会の変更もあり得る。神明台町内会長から町内会の方は努力が可能との発言があり非常に心強い。二中の通学区域を確定することで小中一貫ということも見えてくる。是非、3案で進めていただきたい。なおかつ、今年のうちに決めることで、不安に思っている6年生の不安解消と、来年から三中でスタートする小中一貫教育が整合性が出てくるのではないか。

    (会長) 3案に賛成の意見であった。意見がだいたいひとつに傾いてきたような、多少方向性が見えてきたのではないか。

    (委員) 検討する意味で伺う。もし、神明台地区全体が武蔵野小の学区域になった場合、学校は過密になる。その解消策は存在するのか教えていただきたい。

    (委員) 4クラスになった場合、確かに武蔵野小の校舎の現容量では入りきれない。三中と武蔵野のつなぎがどうなるかが課題であるが、三中の校舎を間借りすれば全部入れることは可能になると思う。

    (委員) 先ほど2案とする発言をしたが、地域の心配と教員数の減が大変不安に思ったのでこれをベースに考えると2案しかなかった。町内会長から、地域の心配は町内会で解消する努力をしていただけると。で、もう一つの心配が、教員の数の件である。他の学校では補うこともしている、或いは、経営者である校長の力で何とかという話があったが、それは大丈夫なのか。そこがクリアできないと、不安である。

    (事務局) 今、12学級ある学級が9学級に減ることでマイナス面もあるし、考え方によってはプラスの面もある。マイナス面というのは、学級数減により教員数が減るということで、教員数が減れば学力が下がるのではないかという心配はあると思う。

    9学級の中学校の校長、何人かから話を伺った。結論としては、教育の内容に学校規模の大小で差はないということである。12学級から9学級になって学校経営面では大変さは出てくると思うが、もともと9学級の学校に校長が赴任したときに、大変かどうかは比べようもない問題で、9学級なら9学級で学校経営をするということであり、教育活動に基本的に差はないと。もちろん、部活動は正規の教員数が少なくなるので少なくなるが、例えば、外部講師のような形でフォローができれば問題の解消につながるかもしれない。また、メリットとして、子供の数が減ればかかわる教員の厚さが違ってくる。全教員が全部の子供の名前を知ることができる。結果、教員と子供との信頼関係が深まるということもあるとのことで、デメリットもあるがメリットもあるという話であった。少ない学級であればそれなりの学校経営を考えるということである。12学級から9学級に急に減れば、学校経営の仕方が難しいということはあるであろうが、それなりの経営方法があるとのことである。

    (会長) 学級数が少ないからといって、少ないといっても10人、20人の学校という訳ではないが、考え方次第だと思う。蓋を開けてみないと分からないというところは大いにあると思うが、ここで小中一貫教育を行っていこうという羽村市の教育方針に基づいて、今、一つの小学校から二つの中学校に行くような状態を解消しようという大きなねらいがある。そこをどうしていくかということである。

    (委員) 教員時代に富士見小学校に9年ほど勤務していた。子供たちは、卒業生が二つに分かれていくことに関して、多い人数が行く二中に一緒に行きたいと。それは教員時代から耳にしていた。

    今回、署名数を見てびっくりした。6年生の保護者が非常に精力的に署名を集めていたが、昔から地域の中にそういう願いがあったということで、短期間にこれだけの数が集まったのだろうと思う。現実的には富士見の保護者も子供たちも、富士見を卒業したら二中に行きたいという願いがある。もし、ここで結論を出すのであれば、是非、地域の人たち、子供たちの願いを汲みとっていただき、3案で行ければと思う。

    (会長) いま3案に賛成の意見があった。

    (委員) 羽村市の施策として小中一貫教育を推進している。やはり学校の適正規模が大事だと思う。 

    (会長) 適正規模。案からいうと何案か。

    (委員) そこまではまだ。9学級で適正かどうかが心配である。市として小中一貫教育を推進していくのであるから、適正規模のことも考えなければいけないと考る。

    (会長) 1案から4案までいずれにも現時点では挙手できないという状況ということか。そういう方もいるであろう。

    前回から引き続いた中で意見もだいぶ出て、考えがまとまってきた方が多いと思う。ここで1案から4案までの採決をしたい。賛成の案に挙手をお願いする。
    第1案に賛成の方、挙手をお願いする。0である。第2案に賛成の方、挙手をお願いする。1名である。第3案に賛成の方、挙手をお願いする。9名である。第4案に賛成の方。0である。出席者の過半数で多数決である。今日の出席者が21名であるから、過半数は11名以上である。第3案の賛成者が9名であるのでまだ決まらない。副会長は挙手権あるか。

    (事務局) ある。

    (会長) 副会長は何案か。

    (副会長) 3案である。

    (会長) では、もう1度、3案賛成の方、挙手をお願いする。10名である。それでは、再び審議、討議に入りたい。ご覧のとおりの結果であった。委員が私を含めて21名。挙手した委員が11名で、そのうちの3案に賛成の委員が10名であるので、まだ、可決には至らないということである。

    (委員) 話が戻ってしまうかもしれないが、答申その1で松林小卒業生を三中から二中に動かした。当然、三中の子供は減るから、規模を考えたら減るのは目に見えていたが、それでも学区審議会としては三中から二中にという筋が一本ある。そう考えると、規模ももちろん大事であるが、近い中学校に、富士見小も近い場所に行くという流れ、3案が同じような筋で妥当と思う。規模のことを言い出したら、なぜ、三中に通学していた松林小を減らしてしまったんだという話にもなると思う。

    (会長) 通学時間、通学距離というのは小さな子供たちにとってはかなり大きな問題になってくるのであろう。特に、通学時間は交通量の多い時間帯である。

    結論が出るまで討議を重ねて行きたい。

    (事務局) 今、討議を進めていただいている、そのことが非常に大事であるが、手続き面で申し上げる。本審議会要綱で会議の議事の決し方として、「出席委員の過半数で決し、可否同数の場合は会長が決するところによる」とある。

    (会長) それも承知している。できれば一つの意見にまとめたい。

    (委員) 私の地区は二中と三中に分かれていた地区で、二中にしてくださいと要望したが、神明台町内会は努力するとのことであった。この地区にはどれくらいの会員がいるのか。神明台は会員数が多かったと思うが。

    (委員) 600世帯くらいである。そのうちラティアが約200世帯、神明台住宅は自治会があるので別になるので250世帯くらいでなないだろうか。はっきりした子供の数は分からないが、60人くらいは武蔵野小へ行っているのではないか。

    (会長) ここで再び採決をし、同じような結果であれば、先ほど事務局から助言があったが、議長採決のような条件になれば、そうしたいと思う。それでは、もう一回採決する。

    第1案に賛成の方、挙手をお願いする。0である。第2案に賛成の方、挙手をお願いする。1名である。第3案に賛成の方、挙手をお願いする。12名である。第4案に賛成の方、0である。

    第3案が12名賛成であった。今日の出席委員数は21名で過半数に達したので、本審議会としては第3案を採用するということに決定した。先ほど申し上げたとおり、経過措置及び施行時期については、審議その1と同様にしたいが、反対の方いらっしゃいますか。やはり一つの諮問ですので、そのようにしたいと思う。 

    それでは、そのように取り扱うこととする。答申内容は事務局で答申案を作っていただき、次回に確定して年内に教育委員会に答申したい。

    それでは、次回の審議会の開催日を調整したい。

     

    (会長) では、次回開催日は、12月21日(月)午後7時30分からである。あらためて事務局から連絡する。

    (委員) 確認したい。経過措置は答申その1と同様ということであるので、今年の富士見小の卒業生6年生は二中に進学するということか。

    (会長) そういうことになる。来年の4月からは今年の6年生は二中にということでよいか。

    (事務局) そのとおりである。経過措置もあるので、三中に行きたい方は三中となる。

    (会長) 経過措置も含め、文案の作成をお願いする。

    皆さんの協力によりまとめることができた。また、来週、最後の審議会になると思うが、よろしくお願いする。本日の審議はこれで終了とする。

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