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    平成22年度第6回羽村市国民健康保険運営協議会 会議録

    • [2014年3月24日]
    • ID:3591

    平成22年度第6回羽村市国民健康保険運営協議会 会議録

    日時

    平成23年2月24日(木曜日)午後1時30分~午後2時30分

    会場

    市役所5階委員会室

    出席者

    会長 杉浦康枝、副会長 並木邦夫、委員 桑原壽、古川朋靖、奥村充、宇野浩、金子久男、冨松陽郎、渡邉和子、樋口兼造

    欠席者

    委員 なし

    議題

    1.  報告事項

    2.その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・羽村市国民健康保険税の改定について(見送り)

    ・資料1平成23年度国民健康保険事業会計予算(案)

    ・資料2平成23年度羽村市国民健康保険事業会計予算(案)概要

    ・資料3特定健康診査及び後期高齢者健診年度別比較表

    ・資料3・2特定保健指導実施状況

    ・資料4平成22年度国民健康保険税の収納状況等について

    ・資料5平成23年度羽村市国民健康保険運営協議会開催スケジュール(案)

    会議の内容

    (事務局) これより、平成22年度第6回羽村市国民健康保険運営協議会を開催させていただきます。開会にあたりまして市民部長からごあいさつを申し上げます。

     

    (市民部長) 本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。

     国民健康保険運営協議会は、今回で第6回となりますが、本日は、平成23年度国民健康保険事業会計予算(案)の報告をさせていただきます。また、合計4回に渡り協議をいただいた国民健康保険税の税率改定については、このあと私からご説明を申し上げます。

    さて、後期高齢者医療制度について触れさせていただきますが、平成25年度から新たな制度に移行するということで、政府は、後期高齢者医療制度の改革法案を通常国会に提出する予定となっていましたが、知事会等の反対もあって見送られて、1年おくれる見通しとなっております。今後、これらについても経過を注視していく必要があると思っております。

     なお、本日の協議会をもって現委員におかれましては、任期が満了となります。皆さん2年間大変ありがとうございました。

     簡単ではございますが、あいさつとかえさせていただきます。本日はよろしくお願いします。

     

    (事務局) それでは、協議会を始めさせていただきます。議長、よろしくお願いいたします。

     

    (議長) 皆さん、こんにちは。昨年は羽村市国民健康保険税の適正化について、いろいろとご審議いただき、12月20日に市長に答申をすることができました。その結果はまた後ほど市民部長から説明があると思います。

     本日は、予算案等の報告があるとのことです。次第に沿って進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

     本日の出席委員は10名でございます。羽村市国民健康保険運営協議会規則第7条の定足数に達しておりますので、始めさせていただきます。

     初めに、羽村市国民健康保険運営協議会規則第12条の規定によりまして、今回の会議録署名委員を指名いたします。会議録署名委員には桑原委員、渡邉委員を指名いたします。よろしくお願いいたします。

     本日は、次第の1報告事項(1)(2)を説明していただきまして、次に質疑応答及び意見交換を行います。続きまして、報告事項(3)(4)の説明、質疑応答及び意見交換、そして次第の2その他という形で進めたいと思います。

     では、報告事項(1)羽村市国民健康保険税の改定について(見送り)及び(2)の平成23年度羽村市国民健康保険事業会計予算(案)の説明をお願いいたします。

     

    (市民部長) 資料説明。

    羽村市国民健康保険税の改定について(見送り)

     

    (事務局) 資料1平成23年度国民健康保険事業会計予算(案)説明。

     予算総額59億8,892万円(前年度比較+4億2,809万円)

     

    (議長) ありがとうございました。資料の説明が終わりましたので質疑を行います。

    では、報告事項(1)(2)に関しての質疑ございませんでしょうか。

     委員、ご発言ください。

     

    (委員) 資料の1ページの歳入で、前年度に比べて保険税7.5%減ということで予算計上したとの説明がありましたけれども、羽村市の経済状況はどうでしょうか。まるっきり明るさが見えないという状況ですか。保険税が収納できるかどうかというのは、所得が戻っていなければ厳しいということですよね。だから、その辺との関係がどうなのかなと思いましてお尋ねします。

     

    (議長) 市民部長、お願いいたします。

     

    (市民部長) 一般会計の市民税に係る給与所得という形でご説明をさせていただきます。これは国の調査でございますけれども、平成22年度の給与所得ということでは、0.5%給与所得が伸びているということであります。それで、一般会計につきましては給与所得を0.5%伸ばしているわけですが、国民健康保険税につきましては自営業者の方が多いということで、これにつきましては先ほどご説明いたしましたが、前年所得と同所得ではないかということで、落ちることはないですけれども、国民健康保険税に関しては、前年と同じ所得で見ております。一般会計の給与所得者につきましては、0.5%を多少上向いたという形で予算編成をさせていただいております。

     

    (議長) 委員、よろしいでしょうか。

     それ以外に皆さんのほうから質疑がございましたら、お願いいたします。

     では、あわせまして、今の報告に対しての皆さんのご意見もお伺いしたいと思います。

     委員、お願いいたします。

     

    (委員) 資料1の歳出の保険給付費ですが、被保険者1人当たりに直しても5.9%ぐらいの増ということでしょうが、平成23年度の見込額が増額となっていますけれども、これは平成21年度の決算を集約されたと思いますが、平成21年度の決算と平成22年度の伸び率というのがわかったら、数字を教えてもらえればと思います。

     

    (議長) 事務局。

     

    (事務局) 平成21年度決算は、一般被保険者と退職被保険者を合わせた療養給付費は、3,255,594千円で、対前年度の伸び率は、4.7%でした。平成22年度の決算見込額に対する対前年度の伸び率は、6%程度を見ています。

     

    (委員) 診療報酬の改定が平成22年度にありましたので、そのあたりも考慮してみると、だいたい5%から6%伸びていると私も思います。ありがとうございます。

    (議長) いかがでしょうか。ご意見、質疑ございましたら、おっしゃってください。

     質疑等がないようですので、次に移らせていただいてよろしいでしょうか。

     続きまして、報告事項(3)平成22年度特定健康診査・特定保健指導実施状況について(4)平成22年度国民健康保険税の収納状況等について、事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局) 資料3特定健康診査及び後期高齢者健診年度別比較表、特定保健指導年度別比較表について説明。

    平成20年度から平成22年度までの健診実施状況と全国市町村国保の受診率の比較及び平成20年度から平成21年度までの特定保健指導実施状況を説明。

     

    (議長) ありがとうございました。

     では、引き続きまして納税課長、お願いいたします。

     

    (納税課長) 資料4平成22年度国民健康保険税の収納状況等について説明。

     1月末時点の現年度分収納率は、前年同月比に対し1.9ポイント上昇している。今後も更なる収納率向上を図る。

     

    (議長) ありがとうございました。ただいま特定健康診査・特定保健指導実施状況について、国民健康保険税の収納状況についてのご説明をいただきました。

     それでは、皆さんから質疑を受けたいと思います。委員、ご発言ください。

     

    (委員) 資料3ですけれども、受診表の回収月として7月から12月まで見ていますと、11月の回収分、つまり10月に受診した分でしょうか、この月に健診を受ける方が集中しているという感じですね。できるだけ大勢の方に健診の受診を促していく必要がありますが、目標受診率というのは、平成23年度は50%ですか。そうなりますと、私も実際に診療所に行って健診をお願いしても、予約で詰まっていて、順番がずっと後ろに行くことがありましたが、月ごとにできるだけ分散できるような方策というのは考えられないでしょうか。

     

    (議長) 事務局、いかがでしょうか。

     

    (事務局) その一つとして、今年度初めて受診勧奨はがきを実施しました。ですから、その効果が実際にあらわれてきたと思っています。ただ、受診をする時期については、皆さんぎりぎりにならないと行かないという傾向があるようです。ですから、今後も広報などで、受診はお早めにといった内容の記事を掲載する予定です。すべて個人の問題なのかなと思いますが、市とすると広報とか、受診勧奨はがきもそうですが、そういうのをやるしかないのかなと思っています。

     

    (議長) 委員、ご発言ください。

     

    (委員) わかるような気がしますけれども、現場で担当される先生方は何かいい方策はないでしょうか。例えば地域ごとに今月から今月まではこの地域とか、分散できるような方法というのはないでしょうか。特に集中する10月ごろというのは、インフルエンザの患者さんなどとかち合ったりして、余計混雑するような気がするんですけれども、何か方策はございませんでしょうか。

     

    (議長) 委員、お願いいたします。

     

    (委員) 非常に難しい問題です。私もいつも受診される方には早めに受けてくださいとお勧めしますが、ただ、暑い時期には受けたくないという方は結構いらっしゃいます。

     あとは、体重が減ってから受けたいと言われる方も多いです。ただ、体重が減ってから受けたいと言われている方は、秋になっても体重は減りません。逆に冬が近づいてくると、体重が増えてしまう方が多いです。ですから、できれば夏場すいている時期に受けていただくのが一番ですが、そういう方に限って後々にしてしまうことが多いという状況だと思います。いい方法があったら私も教えていただきたいです。

     

    (議長) そうですね。私も同感です。何とも言えませんけれども、受診勧奨はがきを出していただくときに、後半はすごく混み合いますので、早めにお受けくださいということをちょっと誇張して出していただくとか、何か良い案はありますか。

     事務局、お願いいたします。

     

    (事務局) 現時点でも十分やっていますが、より強化したいと思っています。

     

    (議長) あと受診率の目標値である50%を目指していくようですね。

     委員、ご発言ください。

     

    (委員) そういう現状もあると思いますけれども、人間の心理として、1年後に受けたいという心理が働いてしまうと思います。要するに8カ月後じゃ嫌だよ、12カ月後に結果を見たいよというのが働くと思うので、なかなか崩せないかなと思います。

     

    (議長) そうですね。いろいろ人間の心理的なものを考えたりすると難しいですね。でも、せっかくの健診ですから、大勢の方が受けていただけると良いと思います。皆さんのほうでもいいアイデアがありましたら教えていただきたいと思います。

     事務局、お願いいたします。

     

    (事務局) 付け加えさせていただきますが、平成22年中のこの協議会の中で委員から保健事業の推進、いわゆる健康事業について、そこら辺を強化徹底すべきではないかというご意見をいただきました。

     そこで来年度は、はむら総合型スポーツクラブ「はむすぽ」の紹介をしたいと思います。その方法として、受診券を送る対象者の方に、「はむすぽ」を紹介したいと思います。一応、報告です。その効果についてはお送りしてみないと何とも言えませんが、例えば、「はむすぽ」の登録状況だとか、そこら辺の実績をみてみれば、その効果がうかがえるのではないかなと思います。

     

    (議長) ありがとうございます。そうですね。保険税の収納率ばかりではなく、みんなの健康の増進を目指してということですね。

     委員、ご発言ください。

     

    (委員) 今、「はむすぽ」というお話がありましたけれども、以前、ウォーキング時の歩数や距離を記録することのできる「歩いて帳」という冊子をスポーツセンターで配ったりして、かなりウォーキングに力を入れたことがあったかと思います。

    私は昨年、体重を減らしたいために夏場暑いときウォーキングをずっと続けましたが、見事に減量することができまして、ウォーキングというのは最高に効果あるなと思いました。だから、結構中高年の方で歩いている方は多いですよね。ですから、「はむすぽ」もそうですけれども、ウォーキングに力を入れるというのもわりあい手軽にできるのではないかなと思います。ぜひ、そちらのほうも力を入れていかれるといいかなと思います。

     

    (議長) ありがとうございます。いろいろなところからいろいろな効果が上がるということがあれば、それに越したことはないと思いますので、保険年金課以外の別の担当課と連携をするということも大事かと思います。

     皆さん、いかがお考えでしょうか。収納も頑張っていただいておりますけれども質疑だけではなく意見もお伺いしたいと思います。

     委員、お願いいたします。

     

    (委員) 1点だけ収納の件でお聞きします。資料4の2の一番下のところに書いてありますけれども、現年度分のみ高額滞納者ということで、現年度分で高額滞納額というと額はどれぐらいですか。

     

    (議長) 納税課長、お願いします。

     

    (納税課長) これは平成22年度からの現年度分ということで、納期限は1期から8期までございますので、年税額が全部未納の場合は、賦課限度額が最高額になってしまいます。ですから最高額で73万円になると思います。

    現在、未納額の高い順から財産調査をしていこうと考えております。

     

    (議長) 今年度最後の協議会ですので、何かいいアイデア、意見がございましたら、皆さんからも教えていただきたいと思います。よろしいでしょうか。皆さん何かご意見があればお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか。

     それでは、次第の2、その他に移ります。平成23年度国民健康保険運営協議会開催スケジュール(案)について、事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局) 資料5平成23年度国民健康保険運営協議会開催スケジュール(案)について説明。平成22年度と同様に年6回を予定している。

     

    (議長) それでは、皆さん、4月以降も委員をお続けになる方もいらっしゃると思いますけれども、平成23年度の運営協議会の開催スケジュールということで、ここに案を出していただきました。細かくはまた変更することもあるかと思いますけれども、まず第1回の協議会を決めていただきたいということでございます。それから平成22年度は、木曜日の午後1時半から委員会室で行っておりますが、曜日や時間の設定などはよろしいかでしょうか。

    先生方は、木曜日の1時半ということでよろしいでしょうか。

     

    (委員) 助かります。

     

    (議長) では、木曜日の午後1時30分から、会場も委員会室でよろしいですね。

     

    (事務局) 日程ですが、8月11日(木)でいかがでしょうか。

     

    (議長) では、第1回は、8月11日(木)午後1時30分から、会場は委員会室で開催します。皆さんいかがでしょうか。

     

    (委員) 異議なし。

     

    (議長)

     これで本日の案件はすべて終わりましたけれども、事務局、他に何かありますか。

     

    (事務局) ありません。

     

    (議長) それでは、これをもちまして平成22年度第6回羽村市国民健康保険運営協議会を終了いたします。

     皆さんには、長い間、ほんとうにいろいろご審議いただきまして、ありがとうございました。