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あしあと

    第5回第三次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • [2012年10月18日]
    • ID:5239

    第5回第三次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    日時

    平成24年10月18日(木曜日)午後2時00分~午後3時30分

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    山川仁 長谷川信栄 船木秀文 高橋英保 中野永久榮 北野峰子 並木功真 小松原勝子 深野三枝子 中田国雄 黒田誠

    欠席者

    大森暁 増田一仁 秋元康子 熊切康雄

    傍聴者

    1人

    配布資料

    • 会議次第
    • はむらん年度別乗客数
    • はむらんサービスデーの実施について
    • はむらん広告募集
    • 第三次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会委員名簿
    • はむらんご利用案内 時刻表付

    会議の内容

    事務局より、国土交通省関東運輸局の市川委員に代わり、後任に長谷川委員が就いたことについて連絡。

     

    (座長)雨の中お集まりいただきまして、ありがとうございます。本日も、活発なご意見をいただきますようお願いします。

     

    事務局より、傍聴者が1人いることを説明。座長、委員とも傍聴を了承。

     

    (座長)まず、はむらん利用者数の推移について、事務局より報告をお願いします。

     

    事務局より、資料1を用いて平成24年度9月までのはむらん利用者数を報告。過去最高の利用者数であった昨年度を上回る勢いであり、年間利用者数は15万人になる見込みであることを報告。要因としては、平成22年10月に実施したルート及びダイヤ改正、これまでの懇談会でいただいた改善案を継続して実施してきたことによるものであると説明。

     

    (座長)平成22年のルート改正などで、大きかったことは何でしょうか。

     

    (事務局)羽村東コースの三矢会館から羽村駅というルートを往復で運行できるようになったことが大きかったと思います。

     

    (委員)平成22年にルート改正などをして、今年その影響が出てきたということは効果が出るまで時間がかかったということだと思いますが、どうお考えでしょうか。

     

    (事務局)ルート及びダイヤ改正により、不便になってしまった方よりも、「利用しやすい」、「便利になった」といった方が多くなり、それが徐々に広まっていったと考えております。

     

    (委員)平成23年度は、バス会社も震災によって乗客は減っていましたが、はむらんは利用者が増えていましたので、ルート改正の効果が出ていたと思います。

     

    (委員)資料についてですが、前年度と今年の9月までを比較するのではなく、年度ごとの9月までのトータル数があると比較もでき、分かりやすいと思います。

     

    (事務局)次回から、比較できるように資料を作成します。

     

    (座長)電気バスについては、いかがでしょうか。

     

    (事務局)電気バスにつきましては、今後アピールに努めまして利用者増を図っていきたいと考えています。

     

    (座長)次に、OD調査についてです。バス事業者から、説明などお願いします。

     

    (委員)前回の懇談会でもお話に出ておりました、利用の実態の調査につきまして、ご説明させていただきます。全コース全便を対象に、平日に2日間と日曜日に1日、計3日間実施いたしました。バスに調査員を乗車させ、お客様が乗られたバス停などをチェックいたしました。また、お客様にもご協力いただきまして、バス交通調査カードではむらんのご利用の目的について調査を行いました。1買い物、2病院、3電車への乗り継ぎ、4その他の4つから、紙を折ることによって回答をいただくようにしました。また、降りたバス停をチェックし、大体の年齢やお支払方法が現金、回数券、乗り継ぎ券のいずれなのかも調査いたしました。9月25日の火曜日、9月27日の木曜日、9月30日の日曜日で行う予定でありましたが、30日の日曜日が台風のため10月7日の日曜日に実施をいたしました。現在集計中ですので、結果につきましては次回にご報告させていただきます。

     

    (委員)素晴らしいです。貴重なデータになりますね。

     

    (座長)次回はぜひ、OD調査の結果をもとに話し合いを行いましょう。それでは続いて、サービスデーの実施について事務局より説明をお願いします。

     

    事務局より、資料2を用いて、サービスデーの実施について提案。2元日、6電気バス運行開始一周年については、今年度中に可能であることを説明。平日と休日1日ずつの、計2日間で実施することで考えていることを伝えた。

     

    (委員)6の電気バス運行一周年記念についてですが、毎年3月10日にサービスデーを行うとしたら、必ずしも土曜日や日曜日にならないのではないでしょうか。

     

    (事務局)まず1回実施をして、効果を見てから検討していきたいと考えています。

     

    (委員)例えば、高齢者をサービスデーの対象とした時、高齢者だと決め付けられるような気がして、抵抗感があるのではないでしょうか。高齢者やお父さん、お母さんなどを対象としたものではなく、全員対象の方がいいかと思いますので、6の電気バス運行一周年記念に実施するのがいいと思います。

     

    (委員)年間の利用者数が15万人を超えたら記念品を出すというのはいかがでしょうか。目標値を掲げることも大切だと思います。

     

    (事務局)現在、市の長期総合計画でのはむらんの目標乗車人数を大幅に上回っております。記念品などは考えておりませんが、年間利用者数15万人達成の時は、広報などでご報告したいと考えております。

     

    (委員)3月10日を仮にサービスデーの期間に設定した場合、平日と休日の2日間行うということですが、来年の3月10日は日曜日ですが、平日はいつ行う予定ですか。

     

    (事務局)3月10日、11日と2日続けて行うのもいいのかと考えています。対象といたしましては、全コース全便で終日行う予定です。

     

    (委員)資料2の実施方法(案)の文章についてですが、広報などで周知する時は「普段から」は無くした方がいいと思います。普段から利用されていない方は無料で乗れない、という誤解を招くと思います。

     

    (事務局)はむらんを利用したことが無いという方に、ぜひ利用していただきたいと考えておりますので、該当部分につきましては修正させていただきます。今後、サービスデーの実施が正式に決まった際には、メール配信サービス、広報はむら、町内会回覧などさまざまな媒体を使って周知したいと考えています。

     

    (委員)「乗車人数が増えればいい」と思っているわけではありませんが、今はPRが足りないとは思います。また、サービスデーなどのイベントを行うのはいいが、無料ということで収入が無くなるのではないか。そうだとすると、何でもやればいいということではないんじゃないでしょうか。

     

    (事務局)事務局としては利用者を増やすことも大事ですが、コミュニティバスは営利目的ではないと考えています。委員さんがおっしゃるとおり、コストの面も考えていく必要があると感じています。もっと多くの方にはむらんのことを知っていただくために、はむらんのPRに力を入れていきたいと考えております。はむらんがどこを走っているのか知らない市民の方もいらっしゃって、「どこどこに行きたいのですが、どのバスに乗ったらいいですか。」といったお電話をいただいております。スタンスは交通不便地域の解消と変わりませんので、PRの一環として、サービスデーを行わせていただきたいと考えております。

     

    (委員)福祉は、持ち出しがどうしても多く、支出は多くなるものだと思いますので、多くの方に理解してもらう所であると思います。また、先ほど説明をいただいたOD調査の結果を見て、どこに重点を置いたらいいか、少しでも狙いがつけられると思います。

     

    (座長)いろいろなご意見、ありがとうございます。電気バス運行1周年記念に実施する案がよいとのご意見をいただきましたが、懇談会としてもサービスデーの実施はこの日でよろしいでしょうか。

     

    (委員)異議なし

     

    (座長)それでは、サービスデー実施についての細かい内容の検討については、事務局にお願いしたいと思います。続いて、有料広告の募集について、事務局より説明をお願いします。

     

    事務局より資料3を用いて、10月1日から、1コース1ヶ月で1枠3千円で広告が掲載できるようになったことを報告。また、商工会に募集チラシの配布依頼をしたほか、個別に広告募集に伺うなどしていくことを報告。

     

    (委員)価格の決定は、どのように行ったのですか。

     

    (事務局)有料広告の開始にあたっては、懇談会で1コース3千円が妥当であるというご意見をいただきました。当時は3コースございましたので、9千円で始まりましたが、電気バスの羽村中央コースが今年の3月から運行開始したことを受け、4コースで1枠1万2千円ということで行っておりました。4コースで1万2千円ですので、1コースあたり3千円となります。

     

    (委員)広告を出した会社の、広告効果などは出ているか把握していますか。

     

    (事務局)把握はしておりませんので、次回までに可能であれば確認します。

     

    (委員)産業祭のような大きなイベントで、はむらんをPRすることはできませんか。人が集まるところでアピールすることが大事だと思います。

     

    (事務局)今後、検討させていただきます。今年のチューリップ祭りでは、はむらんのパンフレットを配布していただきまして、市外の方にもはむらんのアピールをしていただきましたので、事務局でも機会を見つけてPRしていきたいと考えています。

     

    (委員)他市の有料広告の状況はいかがでしょうか。

     

    (事務局)どこも苦戦しているようです。

     

    (委員)近隣ですと、あきる野市の「るのバス」が全く同じような形で募集をされていたと思います。確か3千円や4千円でやっていて、掲載は1社と記憶しております。ですので、今回のように単価を下げることにより、手が出しやすくなったと言いましょうか、地域に根ざした企業が入りやすくなったと思います。

     

    (委員)一度やってみてからでいいのではないでしょうか。問題があれば検討をしていくという形でいいと思います。

     

    (事務局)大型店舗の食品売場からも問い合わせを頂いていますので、こちらからも積極的に出向いていき、PRしていきたいと考えています。

     

    (座長)その他で、何かありますか。

     

    (事務局)4点、ご報告させていただきます。第一に、羽村中央コースの延伸についてです。バッテリーの問題などがございますが、将来的には福生病院まで延伸したいと考えております。現在、バッテリーの使用状況や消耗度を年間通じて調査しているところです。OD調査も参考にし、ルートやダイヤ改正の検討をしていきたいと考えております。第二に、リアルタイム運行状況についてです。バスがあとどのくらいで着くのかなどを、携帯電話やパソコンで調べることができます。はむらんの全バス停や、市のホームページにQRコードを載せております。今後、お手元にあります時刻表にもシールを貼って周知していきたいと考えております。第三に、環境フェスティバルへの電気バス出展についてです。11月23日の金曜日に市役所の駐車場で開催される環境フェスティバルに、電気バスはむらんの展示、試乗会を企画しアピールを行います。第四に、はむらんのラッピングについてです。東京都の補助金で、国体とオリンピックの誘致という内容で、来年の2月までラッピングをしたはむらんが走ります。

     

    (委員)2つ目のリアルタイム運行状況ですが、いつから開始したのですか。

     

    (委員)今年の3月26日からです。

     

    (委員)行きあたりばったりで、はむらんを待っている方を見たことがあります。それぞれの近くのはむらんのバス停の時刻表を各戸に配布できればいいのかと思います。

     

    (事務局)運行開始など、これまで数回配布をしております。また、民間の企業の有料広告を使ったものも、数回新聞折込で配布をしました。

     

    (委員)近くのバス停の時刻表だけでいいんです。冷蔵庫などに貼って見えるようなもので、「あなたの利用するバス停は何時です」といったような形がいいと思います。

     

    (事務局)ゴミのカレンダーのような形で、「この地区はこのバスを」というものを考えて、できるようであれば検討させていただきます。

     

    (座長)時刻表ですが、色別にコースが分けられていますよね。

     

    (事務局)バリアフリーの観点からすると、色別ではなく点線などの模様別の方がよく、模様別にしたかったのですが、今回は断念いたしました。時刻表につきましては、初めて利用される方が見て分かりやすいように心がけておりますが、私どもは日々はむらんに接していますので、どこが分かりづらいか気づかない点もあります。お気づきの点がございましたら、どんどん言っていただければできるところから改善していきたいと思います。

     

    (委員)目的地までの乗り継ぎが、分かりにくいように感じます。時刻表をバッグに入れられるようなサイズを作ったり、逆にすごく大きいものを作って町内会に掲示をしたり、バス停に掲示するのはどうでしょうか。また、時刻表にある乗り継ぎ箇所を違う形にしたりして、もっと分かりやすくして欲しいです。

     

    (事務局)ご意見を伺いながら、よりいいものに少しずつ改良していきたいと思います。

     

    (委員)2つあります。1つ目は、小作コースについてです。羽西方向から小作駅はありますので、小作駅から羽西方向へも運行してはいかがでしょうか。2つ目は、産業祭でのはむらんのPRですが、他市の方もいらっしゃるので、アピールするよいチャンスかなと思います。

     

    (事務局)1つ目の小作コースについてですが、羽西方向と小作駅で双方向にしていただきたいということだと思います。羽村東コースで双方向になったことで乗車数の増加に繋がった部分もありますので、ご意見を伺いながら検討させていただきたいと思います。2つ目の産業祭についてですが、今年は出展の応募が終わってしまいましたが、今後検討していきたいと思います。

     

    (委員)産業祭でのPRですが、ブースを設けなくとも「どうぞ持っていってください」という形で、受付や市役所のブースなどに時刻表を置くことは可能だと思いますので、検討してみてください。

     

    (事務局)検討させていただきます。

     

    (座長)最後に、次回の日程を決めたいと思います。

     

    (事務局)2月5日、もしくは6日でいかがでしょうか。

     

    (座長)2月5日を希望される声がありますので、次回は来年2月5日の午後2時からとします。長時間、ありがとうございました。