あしあと
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令和5年12月11日(月曜日)午後2時30分から午後4時20分
市役所東庁舎4階大会議室A
木暮健太郎、平松邦雄、濱中幸生、野口晋一、永井英義、安田英司、茅野智子、青島利久、古川秋子、戸澤典子、志賀雅史
杏林大学 学生2名
0人
【資料1】議題「羽村市 コミュニティバスはむらんの魅力発信について」
【資料2】はむら 市民と産業のまつり 報告
(木暮座長)
ただいまから、第2回羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会を開催いたします。
初めに次第に入る前に、まちづくり部長よりご挨拶がございます。
(まちづくり部長)
皆様こんにちは、まちづくり部長をしております橋本と申します。第4回羽村市議会定例会が開催中ですが、議会の中でも「はむらん」についてご意見を寄せられているところでございます。
後ほど事務局からお話する機会を設けさせていただきますが、前回の懇談会の報告や市民の皆様方からのご意見などをもとに、職員が「はむらん」全便に乗車し、データ収集などをした結果を踏まえ、来年2月の「はむらん」のダイヤ改正に向けて国土交通省に西東京バス株式会社を通じて認可申請をさせていただいたところでございます。
また、令和元年に働き方改革関連法が成立し、最後まで残っていたのが建設業界と運輸業界でございましたが、来年の4月からは、西東京バス株式会社をはじめ建設業界や運輸業界で労働条件の向上が図られることになります。働き方改革ですから運転手の方にとっては良いことになりますが業界全体としてはコロナ禍で縮小した市場の中で人手不足が顕著になっているところでございます。そこで西東京バスともご相談しながら来年2月のダイヤ改正では運転手の皆様にとりましてもゆとりをもって安全安心に運行できるように検討し加味させていただいたところです。
いずれにしましても引き続き「はむらん」が市民の皆様の足であり利用されるよう願っております。
「はむらん」の乗客数についてはピークの平成30年度に、年間21万人の方に乗っていただいておりました。おかげさまで現在乗客数が約9割まで戻ってきております。まだピーク時までは戻っておりませんが、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行となり、今年度の乗客数を18万人後半から19万人と見込んでおります。多くの方に「はむらん」をご利用いただいており、非常にありがたいことと思っております。
本日も懇談会でのご意見を参考に、運行の充実、利用者の利便向上に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(木暮座長)
ありがとうございました。はむらんの利用者数も増え、これから、より多くの人に「はむらん」を知ってもらう、利用してもらうためのアイデアを皆様からお寄せいただき今後につなげていければと思っております。
それでは、次第に沿って進めますが、その前に懇談会の成立要件について確認いたします。事務局よりお願いします。
(事務局)
懇談会の成立要件について確認いたします。羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会要綱第6条第2項に、「会議は、委員の半数以上が出席しなければ開くことができない。」と規定されております。本日の出席委員は11名であります。同要綱第6条第2項に定める、委員の半数以上の出席がありますので、本会議が成立することをご報告させていただきます。
(木暮座長)
次に、傍聴の許可についてお諮りいたします。
現在のところ傍聴希望はおりませんが、傍聴希望の方が来られましたら、その都度対応させていただきます。
次に、議題に移りたいと思いますが、その前に事務局より報告がございますので、事務局よりお願いいたします。
(事務局)
はむらんルート・ダイヤ改正についてご報告をさせていただきます。
はむらんのルート・ダイヤについて、平成31年3月の改正から4年が経過しております。多くの方にご利用いただいておりますが、これまで、はむらん運営推進懇談会や市民の皆様からさまざまなご意見が寄せられております。それらを参考に市・運行事業者である西東京バスで検討し、来年の2月にルート・ダイヤ改正を行います。
今回の主な改正点については、利便性の向上を図るための改正で、1点目、ルートの改正につきましては、羽村西コースと羽村中央コースの2コースを改正します。2点目は、全体4コースで36便から39便に増便します。
初めにルート改正についてですが、羽村西コースについては、「さくらモール・栄町方面」へのルートを廃止し、「スポーツセンター」から「羽村市役所」、その後「富士見公園」を結ぶルートへ変更します。
次に羽村中央コースについては、「さくらモール・栄町方面」へ乗り入れる変更としております。
詳細につきましては、コース毎に説明させていただきます。
「羽村西コース」については、便数を10便から11便とします。さくらモール方面へのルートを廃止するため周回時間が10分短くなっております。
ルートの廃止につきましては、具体的には今まで「羽村駅東口」から「いこいの里」を経由し、「スポーツセンター」を通り、「羽村市役所」、「保健センター」、「福祉センター」、「さくらモール」、「栄小学校」、「栄小学校入口」、「緑ヶ丘西」を通り「富士見公園」を結ぶコースでしたが、「さくらモール・栄町方面」のルートを廃止するため、「スポーツセンター」から「羽村市役所(郵便局側)」を通り、「富士見公園」を結ぶルートに見直します。
次に「羽村中央コース」については、5便から7便に増便し、小作駅から福生病院に向かう朝の便について改善を図るため、現在は、「羽村市役所」を起点としていますが、「小作駅東口」を起点とし、1便目の出発時間を早めます。終点についても現在、「羽村市役所」止まりですが「小作駅東口」とし、小作方面に戻るルートとしております。
ルート延伸につきましては、具体的には「小作駅東口」から「市役所・羽村駅東口・福生病院」に至るコースの変更はありませんが、これまで「福生病院」から「羽村駅東口」、「羽村市役所」を経由し「小作駅東口」に戻るルートについては、新たに「羽村市役所」から「保健センター」、「福祉センター」、「さくらモール」を通り、「栄小学校」、「栄小学校入口」、「保健センター」を通り、市役所通りの「栄町二丁目」に向かうルートに変更しております。そのため、今までは「さくらモール」から小作駅方面に向かうルートがございませんでしたが、「さくらモール」から直接小作駅に向かうルートを新設しております。
また、現在羽村東コースと羽村中央コースの最終便について「福生病院」の出発時間が概ね同時刻であるため、羽村中央コースについては、「羽村駅東口」から折り返しとしルート短縮をしております。
次に「羽村東コース」については、現在交通量が多く利用者も多いため乗り降りに時間を要する状況で、周回時間がタイトとなっております。そこで、周回時間を70分から75分とし、周回時間を延ばすことで今まで以上に運行の安全の確保を図ります。また、最終便のみ「さくらモール」止まりとして区間短縮しております。
最後に「小作コース」についてですが、現在終点を「小作駅西口」としておりますが、最終便のみ「羽村市役所」止まりとし区間を短縮しております。
以上でルート・ダイヤ改正についての説明を終了いたします。
(木暮座長)
ご説明ありがとうございました。ただいまのルート・ダイヤ改正について何か質問はございますか。
(青島委員)
羽村駅からバスに乗る際に市役所に行くのか福生方面に行くのか、多摩川方面に行くのかわかりにくい点がありましたが、それは何か工夫されましたか。
(事務局)
第八次懇談会の際にも同じ意見がございました。一番わかりにくいのが羽村東コースです。羽村東コースは「羽村駅東口」を出ますと市役所方面と福生方面に分かれます。そのため、方向幕に「東コース・福生病院方面」「東コース・市役所方面」という表示をし、わかりやすい表示に変えております。第八次懇談会の中でご意見をいただいておりましたので短期的にできるということで早急に改善しました。それ以外のバスについては基本的には市役所方面へのバスとなっております。羽村西コースは逆に羽村駅東口を出ると神明台・川崎方面にしか行きません。
なお、今回作成します路線図についても、どちらの方向に行くのか矢印で表現する予定です。また、第八次懇談会での意見により「羽村駅東口」バス停では、羽村市役所方面のみのバス時刻表を作成しております。引き続き、ただ今のご意見のようにわかりにくい箇所があれば、具体的にご意見をいただければ市として改善していきたいと思います。
(青島委員)
雨が降った日に午後6時30分以降に乗りたいと思うことがあります。夜間、午後7時30分から8時で本数が増えますか。
(事務局)
現在羽村東コースについては、午後7時以降もバスは運行しております。
今回の改正でも午後7時台にはバスの便があります。午後8時台については路線バスとの関係がございます。役割分担という考え方で、コミュニティバスは比較的昼間の時間帯で走らせ、朝や夜の時間帯では路線バスにまかせるため、そこでの重複が難しいことから、現段階では午後7時台が最終となっておりますので、ご理解いただきたいと思います。
(古川委員)
私は羽村駅から小作コースによく乗るのですが、バス停にバスが何台か並び停車している時にお客さんが「このバスは市役所に行きますか」とか「小作駅に行きますか」と運転手に聞いているのをよく見ます。方向幕の話がありましたが、バスの前に立ち方向幕を確認する人はいません。お年寄りも多いと思うので、確認ができるように窓際にも表示できませんか。
(事務局)
気づきにくい点もありますが、方向幕は前面だけでなく側面、後方に羽村東コース、羽村中央コースで掲示してあります。それ以外の方法でどう表示するかは難しいのですが、乗客の方は運転手に聞いた方が早いということで聞いていらっしゃると思います。以前、第八次懇談会の意見をもとに方向幕を変えたことで問い合わせ等は減りました。それまではわかりにくいといった意見が懇談会や市民の方からありました。
現地では西東京バスの運転手が対応されていると思いますので、その点では引き続き対応を西東京バスにお願いしたいと思っております。併せて、何か改善方法があるか市で検討していきたいと思います。
(木暮座長)
その他質問などはございませんか。
事務局より他になにかございますか。
(事務局)
事務局です、ここでまちづくり部長は別の公務があるため退席させていただきます。
(木暮座長)
それでは、「議題」の(1)「羽村市コミュニティバスはむらん」の魅力発信について、事務局から説明をお願いします。
(事務局)
本日は、懇談会委員の皆様を事務局で3グループに分けさせていただきグループワークを行います。3グループについては町内会関係者、福祉関係者、商業関係者、市民公募委員をそれぞれ分けさせていただきました。また、杏林大学より学生の方2名にグループワークへ参加していただきます。
議題の具体的な進行については、木暮座長にお願いしますが、概ね、グループでの討論を60分、まとめを20分で行うという形で休憩を入れ約90分を予定しております。
内容につきまして、資料1をご覧ください。はむらんの魅力発信について、はむらんの魅力について考えていただき、魅力を発信できているのか、どのような方法で発信していくことが良いのか木暮座長の進行で話し合っていただきます。
(木暮座長)
「はむらん」の魅力発信について、グループワークを始めていきたいと思います。
私は、羽村市で2014年以降、まちづくりやまちの活性化等について市民の皆様と一緒にグループワークを行っておりました。また、大学でも学生たちと一緒に意見交換を行っております。そこで、今回、このような形で話を進めていきたいと思います。
今回、私のゼミナールに所属しています学生2名も参加させていただき、グループワークをみなさんと一緒に行いたいと思います。
グループワークの進行ですが「はむらん」の魅力発信について、段階を踏み意見交換を進めていきたいと思います。グループワークのルールとして「傾聴をする」、「否定をしない」、「楽しむ」という形でお願いします。
最終的には「はむらん」をどうアピールしていけば良いかという話でまとめていきたいと思います。
【グループワークの内容】
(1)グループ内で「最近あった出来事」を話し合う。
(2)グループ内で「日々の移動手段は何を使っているか、また、それに関連して困っていること、こうあれば良いと思うこと」を話し合う。
(3)グループ内で「羽村市についてどのようなイメージ、思いを持っているか」を話し合う。
(グループ内で話し合ったことの発表)
・今年の「はむら市民と産業のまつり」の状況について、砂埃がすごく、上段の方は水が不足していると感じた。
・羽村大橋の工事について、今後どうなるのか気になる。
・夏祭りなどのお祭りについて、今後、どのようになるのか。
・水上公園の有効活用ができないか。例えば、スケートボード場を作ったらどうか。
・羽村市は全体としてコンパクトな街で道が狭いですが、「はむらん」があり、ちょうど良いのではないか。
・羽村市自体が面白い街である。
・昔は財政が豊かだったイメージがあり、最近は財政があまり豊かではない雰囲気がある。
・昔と今を比べ、昔は全く人が住んでおらず、今は人も住んでおり栄えた方だ。
・昔は財政が良かった。
・羽村について、まだ魅力として伝わっていないことがある。
・魅力について伝え方をどのようにしていくか考えることで、今後羽村のコミュニティや人口増加につながる。
(4)グループ内で「羽村がこれから5年後、10年後、どのようなまちになってほしいか」を話し合う。
(グループ内で話し合ったことの発表)
・過去に遡った話から始り、現在の子育ての環境などはどうなのか。自分自身が子供だった頃に比べると子供は人数も大幅に減り、以前は子供繋がりで周りの人 と繋がりを持つことができ、例えば学校のPTA等、子供繋がりでコミュニティができ、いろいろな人と人との繋がりが持てた。
・昨今は子供も減り、PTA自体がなくなっているようなところもあり、昔はみんなで集まり協力して行ってきたことが個人となり、またインターネットなどが便利になったことから人間関係などが希薄になっている。
・人と人との繋がりについて子供が少ない状況で接点を持つ機会が減りつつある。繋がりを持てる方法はないのか、これからの羽村で大事になるのではないか。
・羽村市はコンパクトなまちで5万人の人が住んでいる。その人達を結び付けていく1つの手段として「コミュニティバス」というのがあると良い。
・1つ「核」となる場所、例えば市役所を1つの「核」とし、その場所を取り囲むように「コミュニティバス」を走らせれば、みなさんが行きたいところに行けるのではないか。また、個人的な希望として、1つの「核」となる場所として市役所を設定し、市役所に美味しいレストランを作り、みなさんが集まれるような場所にすると良い。そこでいろいろな人とコミュニケーションを取ることができる、そういう場所として市役所があると良い。
・子育てしやすいまち、羽村というシティープロモーションを掲げているが、あまり実感がない。「子育てしやすい」と人が集まるまちへつながっていく。
・フレッシュランド西多摩が今後新しくなりバーベキュー場等ができるという話があるが、子育て世代が集まりやすい環境作りをし、人間関係が希薄になっている中でコミュニケーションをとったり助け合いができたりする場所として良い。
・新しく集まる場所を作るということではなく、郷土博物館の方にある堰下レクリエーション広場というバーベキュー場があまり活用されていない状況である。そのようなあまり活用されていない既存の場所の宣伝などをし、集まれる場所を作ることで、魅力をもっと発信できるのではないか。
(5)「コミュニティバスはむらんはどういう位置づけなのか、どのような可能性があるのか」を話し合う。(「はむらん」の魅力をどうアピールするかということであるが、その前段階として、「理想のまち、羽村」で「コミュニティバスはむらん」がどうあってほしいかという点を踏まえて話し合う。)
(グループ内で話し合ったことの発表)
・時間帯によって「はむらん」の利用者は異なり、朝早い時間帯は高齢者が、昼間の時間帯は子育て世代が利用している。時間帯で利用する方がもう少し利用しやすい状況・環境を作ってほしい。
・拠点となる場所、例えば公園などがどんどん劣化している状況である。新たな拠点としてフレッシュランド西多摩などがあるが、別の新たな拠点を整備してほしい。
・コミュニケーションが一番大事であり、コミュニケーションをとるには「人」と「場」が必要である。今は人間関係が複雑であり多様化している。「場」を作るには人が動かないと生まれてこない、動かすには「はむらん」がきっかけになる。
・「はむらん」に乗り、感じたことは乗車時間は5分や10分であるが、座っているだけという感覚である。「はむらん」に乗り、座っているだけでなく、何かコミュニケーションがとれると良い。
・これから「はむらん」をどうしていくかという話で、利便性という面で「はむらん」を「足」として使っている方がほとんどである。しかし目的地へ行く「足」として考えたときに、コミュニティバスの弱点として遠回りしないと目的地に行けないという状況がある。
・「はむらん」に乗る機会があるが乗客を見ると羽村駅で降りる方がほとんどであった。それを見て交通手段としての「はむらん」が市民の方に定着している。そこで、目的地に行く「足」ではない利用について、障害者施設利用者の方が「散歩」として「はむらん」を使うのはどうか。
・障害者施設の方だけでなく高齢者施設等の施設利用者の方等の「散歩」として利用することで新しい乗客の獲得ができるのではないか。
・羽村は線路の東側は比較的新しいですが、西側は古く史跡等がある。はむらんのルートの中にも、例えば「いこいの里」の辺りにも史跡がある。そのようなものをきっかけにイベントのような形で史跡巡りなどを企画し、はむらんに乗ってもらうのが良いのではないか。
・「はむら市民と産業のまつり」に行くために初めて「はむらん」に乗ったが、乗ってみると乗っているのが楽しいと感じた。また、思ったより長時間乗る感覚もなく目的地に着くと感じた。実体験で「はむらん」の楽しさを実感できたので、乗ったことがない方に1度乗ってもらえる機会を作ることができると「はむらん」の魅力が伝わって良い。
(木暮座長)
ありがとうございました。みなさんの市に対する思いや考えを知ることができました。キーワードがいくつか出てきており、「コンパクトなまち」ということ、もう1つが「コミュニケーション」ということだと思います。「コミュニティバス」ですが、「コミュニケーションバス」として、「コンパクトなまち」である羽村に行けば何かつながりが生まれるというものになれば、羽村に対してみなさんの愛着が生まれると思いました。
最後にみなさん一人一人の感想を聞きたいと思います。
(古川委員)
いろいろなご意見をお伺いして、私も要望だけしてはいけないと改めて感じました。
(青島委員)
先生の司会でそれぞれが意見を出せたと思います。良かったと思います。
(学生)
今回10年以上住んできた羽村のことを考えて発言できたので良かったと思います。
(濱中委員)
明日、町内会の関係で行政連絡委員会がありますので、「はむらん」のことを話したいと思います。
(戸澤委員)
グループワークでみなさんの意見を聞けてとてもよかったと思いました。参考にさせていただきたいと思います。
(志賀委員)
皆様のとても熱い思いが伝わってまいりました。引き続きより良い「はむらん」の運行に努めてまいりたいと思います。
(永井委員)
みなさんの意見をお伺いできてすごく楽しかったです。
(野口委員)
今回グループワークということで、皆さんと「はむらん」についてお話ができて良かったです。
(平松委員)
「はむらん」の利用率を上げて、末永く「はむらん」が存続するよう願いつつ話をしました。
(茅野委員)
別の市に住んでいますが、ますます「はむらん」が好きになりました。
(学生)
皆さんの話を聞き、良いまちだと思いました。
(事務局)
皆さん、討論をありがとうございました。このようなグループで話すことは良いことだと思いました。今までの会議体ですと話す人が偏っており、いろいろな方が発言をすることができず、また、市側と委員の皆さんという構図だと話しにくい状況もあったと思います。
このような形でいろいろな方の意見を聞くことができ、参考になりました。いろいろな意見をいただき、普段の「足・移動手段」というだけではなく、「コミュニケーションの場」として「史跡巡り」等の話もありましたが、「はむらん」の違った視点もあると感じました。例えば話し合いの中でもありました「フレッシュランド西多摩」は現在残念ながら2か年の休館をしており羽村東コースも影響を受け乗客数が減っています。今後、フレッシュランド西多摩が整備され、家族連れで小さいお子さんと一緒に行けるようになれば、「はむらん」を利用していただきたいと思います。
今回意見をいただき、市としては何ができるか考えながら、意見をまとめたいと思います。また、すぐにできることは行っていきたいと思いますので忌憚のないご意見をいただければと思います。ありがとうございました。
(木暮座長)
「自治体の側だけ」や「市民の側だけ」というのではなく、一緒になり作っていくという雰囲気を今回感じました。ありがとうございました。
(木暮座長)
最後に、次第「報告」(1)「はむら市民と産業のまつり」への出展報告について、事務局より報告をお願いします。
(事務局)
「はむら市民と産業のまつり」への出展についてご説明します。
先月11月4日、5日に富士見公園で行われました「はむら市民と産業のまつり2023」において、4日の土曜日に「はむらん」のPRを行いましたので報告します。机上に配布しました資料2「はむら 市民と産業のまつり 報告」をご覧ください。
PRの内容としましては、「コミュニティバスはむらん」の車両を1台展示し、乗務員の制服・帽子を用意し、お子様をターゲットに制服を着て運転席に座れる体験ができる車両展示ブース、「はむらん」に関するパネルを展示し、「はむらん」を知っていただくブースの2つを用意しました。また、まつりの出展事業者の方に対して、「はむらん」の車内に広告掲載いただけるようチラシを配布しました。当日は都市計画課職員と西東京バス株式会社の社員で対応しました。
当日は天気も良く、多くのお子様が「はむらん」に乗り、乗務員体験をしました。延べ人数ではお子様、ご家族合わせて約620名の方が「はむらん」の車両展示スペースに来られました。また、「はむらん」のパネル展示スペースには約100名の方が来られ、はむらんのルートや乗り方などを説明するとともに、時刻表をお渡ししました。
写真にもあるように、西東京バスのマスコットキャラクターである「にしちゅん」も登場し、記念撮影をされる方も多くいらっしゃいました。
以上で、「はむら市民と産業のまつりの出展について」報告を終了いたします。
(木暮座長)
多くの方がはむらんに興味を持ち、特に小さいお子さんに興味をもっていただくことが大事だと思いました。事務局から説明のありました「はむら市民と産業のまつり」の出展報告について何か質問はございますか。
~質疑なし~
続きまして、3)その他について事務局より何かございますか。
(事務局)
次回の懇談会についてですが、予定では来年度となります。来年度の第3回につきましては、日程が決定し次第、別途ご案内をさせていただきます。
(木暮座長)
それでは以上をもちまして、第9次、第2回の羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会を終了させていただきます。
委員の皆様、ありがとうございました。
配布資料