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    第4回第八次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • 初版公開日:[2023年03月27日]
    • 更新日:[2023年3月27日]
    • ID:17341

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    第4回第八次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    日時

    令和5年2月10日(金曜日)午前10時00分から午前11時15分

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者(敬称略)

    木暮健太郎、中土善雄、野口晋一、永井英義、北浦勝平、阿部武司、浅見一郎、稲垣正晴、黒田誠

    欠席者(敬称略)

    神宮秀樹、遠藤勉、北島保、細野正昭、安田英司

    傍聴者

    1人

    配布資料

    • 【資料1】はむらん利用実績(推移)

    • 【資料2】令和4年度コミュニティバス「はむらん」乗降者数調査集計結果

    • 【資料3】第八次コミュニティバスはむらん運営推進懇談会検討結果報告について

    会議の内容

    (木暮座長)

    それでは、ただいまから第8次、第4回の羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会を開催いたします。本日は、ご多忙の中、コミュニティバスはむらん運営推進懇談会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

    それでは、次第の2「議題」に入りますが、その前に懇談会の成立要件について、確認いたします。事務局から報告をお願いします。


    (事務局)

    「羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会要綱」では、「会議は、委員の半数以上が出席しなければ開くことができない。」と規定されております。

    本日の出席委員については、事前に欠席の連絡がございました、神宮委員、遠藤委員、北島委員、細野委員、安田委員を除いた9名であります。

    羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会要綱第6条第2項の規定に定める、委員の半数以上の出席がありますので、本会議が成立することをご報告させていただきます。


    (木暮座長)

    ありがとうございました。

    次に、傍聴の許可についてお諮りいたします。

    本日は1名の方が傍聴においでいただいておりますが、傍聴を許可してよろしいでしょうか。


    <異議なし>


    (木暮座長)

    特に異議がないようですので、傍聴いただきます。

    それでは、次第の2「議題」の(1)第八次懇談会の検討結果について、に移ります。

    まず、前回の懇談会でご意見がございました、追加の調査についてですが、①令和4年度コミュニティバス「はむらん」乗降者数調査集計結果について、事務局から説明をお願いします。


    (事務局)

    それでは、①令和4年度コミュニティバス「はむらん」乗降者数調査  集計結果について、資料1から資料2までを、ご説明させていただきます。

    まず、お手元の資料1はむらん利用実績(推移)をご覧ください。「はむらん」の令和4年12月までの利用者数について、報告させていただきます。

    表の上段は、平成24年度からの年度別・月別の全コース合計の利用者数を記載しております。下段は、上段の利用者数をグラフで表しているものでございます。この表を見ると、令和4年度は4月から12月までの利用者数が136,531人で、ピーク時の平成30年度の209,760人と比べて約85%となっています。このままのペースでいきますと、令和4年度は約177,000人となり、利用者が順調に回復している状況となっています。

    裏面につきましては、令和4年度12月までのコース別の利用者数と、現在のはむらん路線図となります。あわせて、ご確認いただければと思います。

    次に資料2令和4年度コミュニティバス「はむらん」乗降者数調査集計結果をご説明させていただきます。お手元の資料2をご覧ください。

    資料2乗降者数調査につきましては、前回の懇談会でご意見をいただきましたが、月曜日は図書館、ゆとろぎ、スポーツセンター、郷土博物館などの公共施設が休館日であるため、10月4日(火曜日)に追加調査を行った内容を含めて、集計結果としてまとめたものです。

    1の目的から4の方法につきましては、前回報告させていただいた内容と同じになり、簡潔に説明させていただきますと、2の日時については、合計で3日間調査を行い、追加調査した10月4日(火曜日)は晴れでした。3の調査対象は、全コース、全便、すべての利用者を対象としました。4の調査方法は、市職員が調査員として乗車し、利用者の乗降バス停、利用者の性別、利用者の推定年齢について、調査を行いました。

    次に、裏面(2ページ)をご覧ください。裏面の調査の結果には、調査した3日間の全コースの合計数値を記載しております。

    (1)の男女別利用者数につきまして、3日間で、男性は542人で、全体の約34%、女性が1,059人で、全体の約66%となっており、合計で、1,601人の方に利用いただきました。男性、女性の割合は、前回報告させていただいた内容と大きな変化はございませんでした。

    続いて、(2)の年齢別利用者数につきましては、3日間で、31歳から60歳までの利用者が507人で、約32%と最も多く、利用者全体の約3分の1を占めています。次に2番目に多いのが、61歳から74歳の利用者が458人で、約29%、3番目は、75歳以上で394人、約25%を占めており、この3分類の利用者が全体で約85%をしめていることが分かりました。また、61歳以上の利用者が全体で約53%をしめており、「はむらん」の本来の目的でもある、高齢者の移動手段の確保が図られているものと捉えております。年齢別の割合についても、前回報告させていただいた内容と大きな変化はございませんでした。

    次のページ(3ページ)の(3)時間帯ごとの乗降数をご覧ください。(3)時間帯ごとの乗降数につきましては、1時間ごとの乗降者数をまとめた表となります。また、「はむらん」に乗った方と降りた方をカウントしているため、全体の利用者数の2倍となっております。特徴としては、午後6時台は全体の3.81%、午後7時台は2.44%となっており、他の時間帯と比べて利用者数が少ない状況です。時間帯ごとの傾向としても、こちらも前回報告させていただいた内容と大きな変化はございませんでした。

    続きまして、裏面4ページの(4)の乗降数の多いバス停について、ご覧ください。(4)の乗降数の多いバス停につきましては、3日間で50人以上乗り降りしたバス停を表にしたものです。順位は、記載のとおりでありますが、今回火曜日を追加したため、図書館・ゆとろぎの利用者が増えていました。その他の順位については、前回報告させていただいた内容と大きな変化はございませんでした。

    次のページ(5ページ)の(5)乗降数の少ないバス停について、ご覧ください。(5)の乗降数の少ないバス停につきましては、3日間で4人以下のバス停を表にしたものです。順位は、記載のとおりでありますが、今回火曜日を追加したことにより、日曜日と月曜日では0人であったバス停に利用者がおり、曜日によってバス停の利用にバラツキがあることが分かりました。

    続きまして、裏面6ページにあります、はむらん路線図は、今ご説明しました乗降数の多いバス停、少ないバス停をお示ししたものです。

    また、7ページのA3資料の(6)の全バス停の乗降数については、「はむらん」の全バス停86か所について、3日間の合計の乗降数を表にしたものです。前回議題となっていました、さくらモール周辺の利用状況につきましては、さくらモールが82人で上から7番目になります、栄小学校が41人で上から16番目、栄小学校入口が26人で上から24番目であり、合計149人の利用者がいました。また、同じく議題となっていました、小作コースの小作本町会館周辺の利用状況につきましては、小作本町会館が14人で上から41番目で、小作坂下が4人で上から74番目であり、合計18人の利用者がいました。

    続きまして、8ページ以降は、各日にちの内訳になります。8ページ下段をご覧いただきますと、10月4日(火曜日)の利用者が合計661人であり、5月29日(日曜日)の401人、5月30日(月曜日)の539人より利用者が増えており、火曜日の利用率が高いことと、10月はコロナ禍の影響が減り利用者がもとに戻りつつある印象を受けました。

    9ページ以降につきましては、後ほどご覧いただければと思います。

    さいごに全体としてまとめると、公共施設が開館している火曜日に追加調査を行った結果、公共施設があるバス停の利用者は増えていましたが、それ以外の部分については、前回報告させていただいた内容と大きな変化はないことが、追加調査により分かりました。

    以上を持ちまして、乗降者数調査集計結果の報告を終わります。


    (木暮座長)

    報告ありがとうございました。乗降者数も回復傾向にあるということでしたが、事務局から報告のありました、①令和4年度コミュニティバス「はむらん」乗降者数調査集計結果について、何かご質問はございますか。


    <質問なし>


    (木暮座長)

    ご質問がないようですので、次に移ります。

    続いて、②第八次コミュニティバスはむらん運営推進懇談会検討結果報告について、事務局より報告をお願いします。


    (事務局)

    それでは、次第2、議題の(1)の②第八次コミュニティバスはむらん運営推進懇談会検討結果報告について、ご説明させていただきます。

    お手元の資料3をご覧ください。資料3につきましては、第八次コミュニティバスはむらん運営推進懇談会での検討結果をまとめさせていただいた資料となります。

    それでは1ページをご覧ください。始めに1ページには、コミュニティバス「はむらん」の運行目的等を記載しております。コミュニティバス「はむらん」は、交通不便地域の改善、高齢者、運転免許を持たない方などの移動手段の確保、にぎわいの創出による商店街の活性化、環境負荷の低減、バス車内での市民とのふれあいを通じたコミュニティの醸成を目的に運行しています。羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会は、これらの目的を踏まえた上で「はむらん」の利用促進と市民、行政、事業者が一体となったバス事業の運営を図るために、中段に記載があります(1)から(5)に関することについて調査・検討を行い、第八次懇談会では、この5つの検討事項を基本に、第七次懇談会からの継続検討事項であった「羽村西コース」、「小作コース」の見直しを中心に意見交換を行い検討したことについて、記載させていただきました。

    次に1については、羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会の概要を記載しております。(1)は第八次懇談会の期間、(2)は懇談会委員の構成を記載しております。(2)の構成委員の名簿は、巻末に掲載させていただきました。

    次に2ページをご覧ください。2ページにつきましては、現在のはむらんの運行状況を記載しております。(1)は運行コース、(2)は運行時間帯、(3)は運賃、(4)は運行車輌の仕様などについて、記載させていただきました。

    次に3ページの3は、委員の皆様から出た懇談会の意見を記載させていただきました。なお、改善が図れた意見については、省略させていただき、12ページ以降に改善した事項を掲載させていただいておりますので、後ほどご説明させていただきます。

    続きまして(1)は、羽村西コースの意見について記載しております。その中で、羽村西コースの方向性として、さまざまな意見の中から第七次懇談会からの継続検討事項である羽村西コースのさくらモール周辺ルートの見直しを焦点に置き、検討をすることとしました。

    次に(2)は小作コースの意見について記載させていただきました。

    次のページに移っていただき、小作コースの方向性は意見の中から、第七次懇談会からの継続検討事項である小作コースの「小作本町会館」・「小作坂下」バス停への運行ルートに焦点を置き、検討をすることとしました。

    次に4ページの(3)は、その他の意見に分類ごとに分けて記載しております。こちらは、さまざまな意見がありましたが方向性としては、今後、実施可能なものについては改善を行い、中長期的な要素に関しては、次期懇談会に合わせて調査・研究を行うことと記載させていただきました。

    続きまして、5ページの4は、乗降者数動向調査について記載しております。(1)は、今年度に実施した乗降者数動向調査の概要を記載しております。

    次に(2)は、羽村西コース「さくらモール」バス停及び周辺バス停の調査結果を記載しております。(2)につきましては、羽村西コースの調査結果として調査日3日間合計の現状を記載させていただき、調査結果をもとに簡単でありますが考察を記載させていただきました。また、さくらモールバス停の次のバス停である「栄小学校」バス停の調査内容も記載させていただいております。

    考察としましては、「さくらモール」及び「栄小学校」バス停の利用者は、主に「羽村駅東口」バス停で降車されている方は、年齢別に見ると31歳から60歳までの中高年齢層の利用者が76%と多く、通勤手段等としての利用が多くを占めていると推測しました。続いて、6ページの調査結果の中段以降は、羽村西コースでのさくらモールバス停の乗降者数動向調査結果の表及びグラフとなり、一番下は、羽村西コースの栄小学校バス停の乗降者数動向調査結果の表を記載させていただきました。

    続きまして7ページの(3)は、小作コース「小作本町会館」・「小作坂下」バス停の調査結果を記載しております。こちらも小作コースの調査結果として、調査日3日間合計の現状を記載させていただき、調査結果をもとに簡単でありますが考察を記載させていただいております。

    考察としましては、「小作本町会館」・「小作坂下」の利用者は、小作駅・羽村駅・市役所バス停で降車されている方が多く、一方で「小作本町会館」・「小作坂下」で降車する利用者は、駅や公共施設等のバス停から乗車する利用者が多い状況が把握できました。また、年齢別に見ると61歳以上の利用者が72%と高齢者の利用が多くを占めております。調査結果の下段は、小作コースでの小作本町会館、小作坂下バス停の乗降者数動向調査結果の表とグラフになります。

    続きまして、8ページをご覧ください。8ページの5は、調査検討結果として記載させていただき、(1)はコース見直し案として記載しております。

    ①の羽村西コースでは、乗降者数動向調査の結果、羽村西コース「さくらモール」バス停の利用者21名のうち、羽村駅方面と「さくらモール」を往来する利用者が3日間合計14人(約67%)、残りの7人(約33%)がJR青梅線を挟んで、西地区と東地区の往来に利用されております。その他のコースでは、東コースが29人中25人(約86%)、小作コースが、30人中26人(約87%)の状況となっております。

    このように見直し案としましては、羽村西コースの利用者は、「さくらモール」と「羽村駅東口」間を往来する利用者が多いことから、「さくらモール」を経由し周辺を回るルートを廃止する場合は、代替案として他のコースを増便するか、もしくは現在「さくらモール」を経由していない「羽村中央コース」のルートを見直して「さくらモール」及び周辺のバス停を経由するルートに変更することが望ましいと考えております。なお、下段は、現在のさくらモール周辺ルート図を記載しております。その下は、凡例としてルート図の路線の色について、明記しております。

    続きまして、9ページの上段は、羽村西コースの運行ルート見直し案を図にして、掲載しております。羽村西コースの見直し案としまして、現行が赤色の点線となっており、赤色の実線が見直し案の運行ルートとなります。詳しく説明しますと、図の下の部分から間坂街道の踏切を渡り、市役所庁舎をぐるりと回り、市役所バス停を通過し、市役所通りのコミュニティセンター交差点を右折し、保健センターを通過し、右折し、図書館・ゆとろぎ方面に向かうコースを案として記載させていただいております。

    次に下段におきましては、羽村西コース運行ルート代替案、中央コースの羽村駅方面ルート案になります。こちらは、現在、運行しております中央コースに、コミュニティセンター交差点で左折し、さくらモール周辺を回り、また、コミュニティセンター交差点から左折し、羽村駅方面に向かうコースを、案として掲載させていただきました。

    次に、10ページの上段につきましては、羽村西コース運行ルート代替案、中央コースの小作駅方面ルート案となります。こちらも、現在、運行しております中央コースに、コミュニティセンター交差点で右折し、さくらモール周辺を回り、また、コミュニティセンター交差点から右折し、小作駅方面に向かうコースを、案として掲載させていただきました。

    続きまして、②は小作コースについての見直し案となります。小作コースつきましては、乗降者数動向調査の結果から、「小作本町会館」・「小作坂下」バス停の利用者は、高齢者が多く公共施設等へのアクセスによる利便性に配慮が必要であることを記載させていただきました。そのほかに、「小作本町会館」と「小作坂下」を経由するルートの維持は、はむらんの目的である、交通不便地域の改善や高齢者・運転免許証を持たない方などの移動手段を確保するために必要であるものと捉えております。また、両バス停は、小作台地区の段丘下にあり高低差があることで、高齢者の方には徒歩での移動は負担になると想定されることを記載しました。

    このようなことから、「小作本町会館」と「小作坂下」バス停については、利用者の利便性の維持を図る観点から、今後も継続して現行のコースを維持することが望ましいと記載させていただきました。

    次に、③のその他のコースとして、羽村東コースについての考察を記載させていただきました。

    羽村東コースにつきましては、乗降者数動向調査を行うなかで、羽村東コースの運行ルートは、市内でも交通量が多いことや、利用率が高いことでバスの乗降にも時間がかかっている状況が見受けられ、比較的遅延が発生している状況を記載させていただきました。また、雨天時などの天候でも遅延することが想定できることも記載しております。このように運行に遅延が生じることで、定時運行に努めることは、乗務員にかなりの負担になっていることから、今後は、ルートやダイヤ改正時に定時性を確保し、余裕をもたせたダイヤの改善等が必要だと記載させていただきました。

    続きまして、11ページの6は、今後の「はむらん」運行に向けて、採算性の向上と利便性の向上について、記載させていただきました。

    (1)の採算性の向上については、近年における新型コロナウイルス感染症拡大に関して「はむらん」の利用者が減少したことを記載させていただきました。それにより、採算性の向上にあたり、車内アナウンス広告の募集等を行うとともに、利用率を上げるために既存のバスへの抗菌コートなどを実施し安心して乗車できる対策を図りました。また、乗降者数動向調査を行ったことで、判明したことについて、利用者が少ない夜間の時間帯などのダイヤの見直しを行い、採算性の向上を図るため効果的な施策を検討していくことが望ましいと記載させていただきました。また、運賃については、「はむらん」の持続的運行に向けて、近隣市町が運行するコミュニティバスの運賃の動向を見極めながら、改定も視野に入れて検討していくことが望ましいことを記載させていただきました。

    続きまして、(2)の利便性の向上については、「はむらん」は利用者の増加に向けて、これまで数回にわたりルートの延伸や、バス停へのベンチの設置、駅自由通路への時刻表掲示などを行い、利便性の向上に取り組んだことを記載しております。しかし、一方ではルートの延伸により、コースによっては乗車時間が長くなってしまうことが、利便性の低下につながっていることも課題として記載させていただきました。今後は、このような課題についても懇談会で検討し、これまで行ってきた乗降者数動向調査等を検証し、利便性の更なる向上を図るため、ルート見直しの検討を行うことが必要だと記載させていただきました。

    次に12ページをご覧ください。12ページの7はその他の改善事項として、第八次懇談会の意見等により、市が実施した主な改善事項を記載しております。

    (1)は、令和3年11月に駅自由通路への時刻表掲示したことについて記載しております。次に(2)は、令和3年12月に羽村駅東口バス停に羽村市役所行の時刻表を掲示したことについて、記載しております。次に(3)は、令和4年3月に完了した、ディーゼルバス日野ポンチョ購入及び既存のバス車両の抗菌コートを実施したことについて、記載しております。次に13ページの(4)は、令和4年6月1日に車内アナウンス広告事業の募集開始を行ったことについて、記載しております。次に(5)は、令和4年7月1日に、はむらん方向幕の表示変更を行ったことについて、記載しております。次に14ページの(6)は、令和4年7月に完了した、小作本町会館敷地内駐車場のアスファルト舗装及びベンチの設置について、記載しております。

    最後の15ページにつきましては、資料編として、羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会の経緯と第八次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会委員名簿を記載しております。

    以上、簡単ではありますが、説明を終了します。検討結果の詳細内容については、後日、確認していただければと思います。


    (木暮座長)

    ありがとうございました。地道な調査に基づいた結果報告であったと思います。

    事務局から報告のありました、②第八次コミュニティバスはむらん運営推進懇談会検討結果報告について、何かご質問はございますか。


    <質問なし>


    (木暮座長)

    ご質問がないようですので、次に移ります。

    なお、本日の懇談会のご意見等も踏まえ、わたくし座長と事務局で検討結果報告書としてまとめさせていただきますので、ご承知おきください。その後、報告書を市長に提出させていただきます。

    続いて「議題」の(2)報告事項として、いこいの里バス停転回場の転圧について、事務局より報告をお願いします。


    (事務局)

    それでは、いこいの里バス停転回場の転圧について、ご報告させていただきます。

    こちらは、前回の懇談会でご意見をいただいた案件になりますが、いこいの里の駐車場で転回する際に、路面がでこぼこして、バスが揺れていたため、懇談会後すぐに砕石を入れて転圧を行いましたので報告いたします。ただし、いこいの里の駐車場については、「はむらん」はもちろんさまざまな方が利用されるため、地面が掘れてしまうことがありますので、いこいの里を担当する部署とも引き続き調整しながら、定期的に対応を図っていきたいと思います。以上で報告を終わります。


    (木暮座長)

    事務局から報告のありました、いこいの里バス停転回場の転圧について、何かご質問はございますか。


    (委員)

    いこいの里バス停転回場について、小作本町会館と同じようにアスファルト舗装はできないのでしょうか。


    (事務局)

    いこいの里バス停転回場については、市の土地ではなく借地になりますので、現時点では舗装をすることができません。そのため、いこいの里を担当する部署と引き続き調整しながら、定期的に対応を図っていきたいと思います。


    (委員)

    承知しました。


    (木暮座長)

    他にご質問がないようですので、次に移ります。

    続いて「議題」の(3)その他として、皆様から、何かございますでしょうか。第八次懇談会の最終回ということですので、委員の皆様から一言ずつご感想をいただければと思います。


    (委員)

    小作駅から河辺駅まで「はむらん」を延伸できないか検討いただきたい。青梅市から乗り入れができると人の流れができて、にぎわいが創出されるため羽村市内の商工業がより発展すると思います。


    (事務局)

    今後の検討事項として、承ります。


    (委員)

    よろしくお願いいたします。


    (木暮座長)

    では、次の方お願いいたします。


    (委員)

    高齢者の市民2人から要望があり、それぞれお伝えします。

    1人目は足の悪い人からで、バス停がある歩道と道路の間に段差がある場所は乗り降りが大変なので、できるだけバスを歩道側に近づけて停車するように運転手にお願いしてほしいとのことでした。

    2人目はダイヤ・時刻表についてで、駅や市役所などの主要なバス停で、同じ方面の別コースのバスが同じ時間帯で出発することもあれば、1時間くらい待つ場合もあるため、次の改正で見直しをお願いしてほしいとのことでした。例えば小作駅東口バス停には小作コースと羽村中央コースが走っていますが、両方とも11時34分発があったりします。


    (西東京バス株式会社)

    日頃より大変お世話になっております。

    1人目のご要望について、高齢者や足の悪い方など、今後も十分に配慮して対応させていただきます。ただし、バス停付近の道路形状や交通状況によって、どうしても対応が難しい場合もございますので、ご了承いただければ幸いです。


    (委員)

    よろしくお願いいたします。


    (事務局)

    2人目のご要望について、現在は各コースで1周する時間に違いがあるため、同じ時間帯で出発するバスが多くなったり、少なくなったりすることが生じてしまいます。今後の時刻改正時には、上手く調整できないか検討させていただきます。


    (委員)

    よろしくお願いいたします。


    (木暮座長)

    では、次の方お願いいたします。


    (委員)

    資料3の第八次コミュニティバスはむらん運営推進懇談会検討結果報告の、5調査検討結果や6今後のはむらん運行に向けての問題点について、羽村市とバス運行事業者である西東京バス株式会社は、今後どのように情報共有や調整をしていくのでしょうか。一番大切なことは事故を起こさないことですので、運転手からもご意見をいただくとより良いと思います。


    (事務局)

    日頃から西東京バス株式会社と協議・情報共有しながら、改善策を検討している状況です。また、運転手からも意見を伺っており、例えば検討結果報告にもあるように、羽村東コースで遅延が発生しやすい原因や定時運行の負担感などについて運転手に状況を確認しております。今後も安全第一に運行するために、羽村東コースでは1周あたりの運行時間に余裕を持たせることを引き続き検討していきたいと思います。また、今まではコースを延伸しバス停を増やしてきたため、1周あたりの運行時間も長くなっているため、利用者が少ない午後6時以降の便数を減らす代わりに便と便の間のインターバルに余裕を持たせることなども検討していきたいと考えています。


    (委員)

    よろしくお願いいたします。


    (木暮座長)

    では、次の方お願いいたします。


    (委員)

    羽村東コースについてよく利用するのですが、たまに遅延が発生すると感じています。羽村東コースについては最大どれくらい遅れることがあるのでしょうか。

    実際に私が2年前に羽村東コースを利用し、羽村駅東口から福生病院に向かう際に8時56分発予定でしたが、5分ぐらい遅れて9時1分ぐらいに出発しました。帰りに同じく羽村東コースを利用したときに、福生病院10時22分発予定でしたが、同じく5分ぐらい遅れて10時27分ぐらいに出発したことがありました。私自身は1便が遅延していたため2便も遅れが出ているのかもしれないと思いながら待っていましたが、同じバス停で待っていた女性はバスが来るか心配そうにしていた経験もあり、改善ができればよいと考えております。


    (事務局)

    最大何分かについては今すぐに把握できていませんが、福生病院は羽村東コースの最後の方のバス停であるため、道路状況などで生じた遅れが積み重なって、遅延が発生しやすいと考えております。同じようなことは羽村西コースでもあり、羽村大橋が混雑する夕方の時間帯は遅延が発生することがあります。ただし、時刻を遅らせすぎると道路が空いていることもあるため、各バス停で頻繁に待ち時間が発生してしまうおそれがあります。そのため、先ほど申し上げた便と便の間のインターバルに余裕を持たせることを検討することが重要であると考えています。

    ちなみに、交通事故などで大幅な遅れが生じる場合については、西東京バスが代替車を手配し対応しておりますので、ご安心ください。


    (委員)

    ありがとうございました。


    (木暮座長)

    では、次の方お願いいたします。


    (委員)

    今後に向けて、3点提案させていただきます。

    1点目が栄小学校、福祉センター、保健センター周辺の小作コース運行ルートの見直しです。目的は利便性の向上の観点からですが、現行ルートでは栄小学校入口から、福祉センター、さくらモール、保健センターへ向かっていますが、栄小学校入口から、福祉センター、さくらモール、栄小学校、福祉センター、保健センターへと変更を検討いただきたいと思います。距離もあまり変わらず、時間は1、2分延びるだけで、栄小学校、福祉センターの利便性が向上するのでルート変更を提案させていただきます。

    2点目が採算性の向上についてです。増収するために、バス停にネーミングライツを導入してはいかがでしょうか。市では、動物公園や図書館、体育館などの公共施設でネーミングライツを導入していますが、バス停への導入も検討したらいかがでしょうか。

    3点目がお客様の声についてです。今回の乗降者数調査では、コロナ禍であるためお客様の声を聞くことはできなかったとのことですが、次回調査する際には、ぜひお客様の声を聞いていただけるとよいと思います。


    (事務局)

    1点目の小作コース運行ルートの見直しについては、今後のダイヤ・ルート改正にあわせて検討させていただきます。

    2点目のバス停へのネーミングライツ導入については、第六次・第七次懇談会で検討させていただいたことがございました。その時には、バス停へのネーミングライツの場合、バス停の利用者へのPR効果があるものの、バス停の利用者が少ない場合には効果が低くなってしまうため活用されにくいのではという懸念がありました。それよりバス車内での広告の方がPR効果も高いと考え、今年度から車内アナウンス広告を実施しました。実施前には、羽村市商工会の皆様にご案内のチラシを出すなどの広報を行いましたが、現時点ではお申込みが0件であるため、引き続きご利用いただけるよう広報をしていきます。

    3点目のお客様の声については、過去には実施したことはございましたが、今回はコロナ禍ということもあり実施できませんでした。今後は社会状況を見ながら、ぜひ実施していきたいと考えております。


    (委員)

    よろしくお願いいたします。


    (木暮座長)

    3点目のお客様の声については、私が所属する大学では、公共交通やコミュニティバスのあり方について関心のある学生もおります。ヒアリングは事務局だけでは大変だと思いますので、ぜひ学生と一緒にできればよいと思います。

    では、次の方お願いいたします。


    (委員)

    2点提案させていただきます。

    1点目が、今回の乗降者数調査では女性の買い物目的などでの利用が多いことが明らかになったため、次回の懇談会では利用者の意見を聞くという観点から女性枠の委員が今より必要ではないでしょうか。

    2点目が、利用者が少ない午後6時以降の便数を減らすことを検討する際には、公園や公民館などで夜間にイベントがある場合には利用者がいることも考えられるため、改めて調査していただきご検討いただけますと幸いです。また、土曜日・日曜日の便数などを検討する場合にも、公共施設の利用者数など今回の調査結果を加味していただくとよいと思います。


    (事務局)

    1点目の懇談会の女性枠の委員については、女性枠のみならず、若い世代や子育て世代など、これまであまり利用されていなかった年代の方にもぜひご意見をいただければありがたいと考えております。

    2点目の午後6時以降の便数については、夜間でのバス運行の安全性を含めて、イベントなどの利用者も勘案しながら検討していきたいと思います。また、土曜日・日曜日の便数などについても、現在は土曜日・日曜日も平日とほぼ同じように運行していますが、変更する場合は公共施設の利用者数なども考慮していきたいと思います。


    (委員)

    よろしくお願いいたします。


    (木暮座長)

    では、次の方お願いいたします。


    (西東京バス株式会社)

    本懇談会について、いつも活発なご意見をいただき運行事業者として大変参考になっております。今後も引き続き「はむらん」をご支援いただきますようお願いいたします。


    (木暮座長)

    では、次の方お願いいたします。


    (委員)

    非常に活発に議論ができて良かったと思います。引き続き、ブラッシュアップをしていきながら、より良くなればいいと思います。


    (木暮座長)

    では、最後に私から発言させていただきますと、これまで会議にご協力いただきありがとうございました。懇談会の期間には、新型コロナウイルスという異例の事態があって、一時期利用者数もかなり減ってしまいました。今は回復傾向にありますが、これを一つのきっかけとして、利用者数を前の段階に戻すということだけではなく、より多くの世代に利用してもらい、愛着をもってもらうことが大切であると考えております。第九次懇談会では、こういったこともテーマに入れて検討できたらよいと思います。私自身懇談会を通じて、コミュニティバスが自治体の中で非常に重要な役割にあることを勉強させていただきました。どうもありがとうございました。

    では、事務局からお願いします。


    (事務局)

    まちづくり部長の橋本です。

    懇談会ではさまざまなご意見をいただきまして、ありがとうございます。今後、ぜひコミュニティバス「はむらん」の運行に活かしていきたいと思います。今回は第八次懇談会でしたが、平成17年からさまざまなご意見をいただき、改善を重ねて本日まで至っております。今後は、ますます少子高齢化社会が進むため、地域の足として公共交通が重要になっていくと考えております。その中で、安全第一に運行しながら、さらに改善を進めていきたいと思います。

    ただし、市の財政状況も非常に厳しいものがございます。コミュニティバス「はむらん」については約6千万円規模で市が負担している現状です。そのため、今後も限られた経営資源を上手に使いながら、持続可能なまちづくりをしていきたいと考えておりますので、引き続きご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

    皆様、どうもありがとうございました。


    (木暮座長)

    それでは以上をもちまして、第八次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会を終了させていただきます。

    委員の皆様、ありがとうございました。