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    平成24年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会 会議録

    • [2014年3月24日]
    • ID:5657

    平成24年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会 会議録

    日時

    平成24年11月15日(木曜日)午後1時30分~午後3時00分

    会場

    市役所5階委員会室

    出席者

    会長 杉浦康枝、委員 和田豊、古川朋靖、松崎潤、日下精士、加藤芳秋、大久保雅人、渡邉和子、樋口兼造

    欠席者

    なし

    議題

    1.羽村市国民健康保険事業の分析について

     (1)国民健康保険税の状況について

     (2)医療費の状況について

    2.柔道整復施術療養費の適正化について

     (1)療養費(柔道整復)の推移

     (2)柔道整復施術療養費の適正化への取組み

    傍聴者

    1名

    配布資料

    ・資料1保険税率等及び医療費等の経緯

    ・資料2-1平成23年度国民健康保険税(決算額)の充当状況

    ・資料2-2平成24年度国民健康保険税 当初課税額の充当状況

    ・資料2-3平成23年度国民健康保険税(調定額)の医療費分、後期高齢者支援金、介護納付金への充当割合

    ・資料3平成23年度1人当たり国保税調定額等

    ・資料4-1平成24年度国民健康保険税率等の状況(平成24年4月1日現在)

    ・資料4-2平成24年度国民健康保険税(料)率等の状況

    ・資料4-3平成24年度羽村市国民健康保険税に係る総所得区分別課税状況(医療分)

    ・資料5平成23年度26市医療費の状況

    ・資料6-1国保年度別月別療養給付費の推移(一般+退職)

    ・資料6-2平成24年6月診療分国民健康保険・後期高齢者医療 医療費速報

    ・資料6-3国保新聞(抜粋記事)

    ・資料7-1疾病別(大分類)推移

    ・資料7-2疾病分類表(大・中分類)

    ・資料8療養費(柔道整復)の推移

    ・資料9-1柔道整復師の施術の療養費の適正化への取組について(厚生労働省通知文書)

    ・資料9-2○○接骨院請求額等集計結果

    ・資料9-3柔道整復師・鍼灸師の正しいかかり方(パンフレット)

    会議の内容

    (事務局) 皆さん、こんにちは。定刻になりましたので始めさせていただきたいと思います。

     本日は、お忙しい中お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。

    これより、平成24年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会を開会させていただきます。

    それでは、開会にあたりまして、市民生活部長よりごあいさつを申し上げます。

     

    (市民生活部長) 皆さん、こんにちは。

    平成24年度の第2回目の国民健康保険運営協議会を開催したところ、大変ご多忙の中、ご出席いただきましてありがとうございます。

     何か急に、つい最近まで暑かったんですが、急に冷え込んでおります。ちょっと最近インフルエンザがはやり出したというふうな情報もありますので、気をつけていただけたらと思います。今年に入って医療の適正化というふうな形で医療費の伸びが今までよりちょっと鈍化しているということが見えております。国民健康保険の財政面では鈍化しているということで、大変うれしいことで、皆様が健康になっているということではないのかと考えています。

     さて、9月の決算議会が終わって、平成23年度の国民健康保険の事業会計の決算の状況、1人当たりの税額とか医療費の数値とか確定しておりますので、他市との比較等もできるような状況になりましたので、ご説明をさせていただきます。

     また、今年の4月、保険税の改定をさせていただきまして、各市の改定状況等も調査しておりますので、改めて、そちらにつきましても説明をさせていただきたいと思います。

     あともう1点でございますが、接骨院など柔道整復師の療養費が最近伸びているというふうな形で、保険医療の適正化ということで、これらの取り組みは、現在、全国的な課題となっております。それらにつきましても、現状と今後の取り組み、考え方についてご説明をさせていただきたいと思います。

     簡単ではございますが、挨拶に代えさせていただきます。

     

    (事務局) それでは、協議会を始めさせていただきたいと思います。会長、よろしくお願いいたします。

     

    (議長) それでは、平成24年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会の協議に入ります前に、一言ごあいさつを申し上げます。

    今、部長からもお話がありましたように、本当に急に寒くなってしまいまして、一番いい秋がどこかに行ったようですけれども、でも、紅葉がとっても美しくて、先日もちょっと出かけましたら、やっぱり紅葉は日本にはなくてはならない、気持ちの上で非常に落ち着くいい季節だなと思います。また、ほかの市町村ではインフルエンザで学級閉鎖というようなこともお聞きしておりますので、羽村でも少しずつ気をつけていかなければいけないと思います。先ほどお話のありました特定健診もこの10月で終わりまして、かなりの方が受けたということを皆さんおっしゃっておりましたけれども、その辺のところも気をつければ、医療費の鈍化につながるのではと思っておりました。

    今日は皆様に報告事項、保険税の状況についての報告事項、それから、今お話しました柔道整復施術療養費ですね。今まで話題になったことがなかったんですけれども、そんなことを皆さん、お話をお聞きして、みんなで協議していきたいなと思います。よろしくご協力をしていただきたいと思います。お願いいたします。

    それでは、羽村市国民健康保険運営協議会規則第6条の規定によりまして、私会長が議長を務めさせていただきます。

    本日、桑原委員がご欠席ということで連絡をいただいておりますので、出席委員は9名でございます。羽村市国民健康保険運営協議会規則第7条の定足数に達しておりますので始めさせていただきます。

    はじめに、羽村市国民健康保険運営協議会規則第12条の規定によりまして、今回の会議録署名委員を指名いたします。会議録署名委員には日下委員と樋口委員にお願いいたします。よろしくお願いいたします。

    続きまして、傍聴についてのご説明をいたします。

    本日、傍聴に1名の方がいらしております。羽村市審議会などの設置及び運営に関する指針に基づきまして、市民の皆様が傍聴に来られた場合は傍聴を認めておりますので、ご理解をいただきたいと思いますが、皆様よろしいでようか。

    それでは、傍聴に入っていただきます。

     それでは、議題に入ります。

     報告事項の1.羽村市国民健康保険事業の分析についてを議題といたします。

     事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局) 説明に入る前に、資料の確認をさせていただきたいと思います。

    机上に、委員の皆様には、11月8日に郵送という形で資料を配布させていただいております。

     

     資料No.1平成24年度国民健康保険事業概要(平成23年度事業実績)

     (上記資料について説明)

     

    (議長) それでは、今、皆様のところの資料の最初の表紙に沿っていただきましたところの保険税率及び医療費等の経緯についての事務局からの説明が終わりました。

    質疑を行いたいと思います。

    なお、質疑の際には、皆様の前にあります右の白いスイッチを押していただいて発言をお願いいたします。発言が終わりましたら、左の白いスイッチを押してください。

    それでは、質疑を受けたいと思います。

    何かご質問がございましたら、お聞きになりたいことがございましたら、発言をお願いいたします。

     

    (委員) 国民健康保険税の決算額の充当状況というところで、平成23年、24年それぞれ出ておりますが、いずれにしても医療費分など不足率が40%以上あるのですけれども、結局、補てんをしても、このくらいマイナスが出ているという部分で、残りの部分というのは翌年に繰越されるのですか。

     

    (議長) 事務局、お願いいたします。

     

    (事務局) その不足分の額につきましては、先ほど説明の中で触れさせていただきましたように、一般会計から赤字補てん分という形で9億円程繰り入れを行っておりますので、一応それは全部繰り入れを行って単年度の収支というのは終了します。しかしながら、それを繰り入れても、医療費が伸びなかったりすると、翌年度に繰り越して、元の一般会計に返すというような経理の仕方を羽村市の場合は行っております。

     ですから、あくまで単年度につきましては、赤字ということではなくて給付は終了しているという形にはなっております。

     将来的にはこの一般会計からの繰入金がずっとこのままでいいのかという議論も多分あろうかと思いますので、そうしたところで税率改定を進めていかなければいけないのかなというふうには思っております。

     

    (議長) いかがでしょうか。委員からのご質問と、それに合わせて皆様のほうから何かございましたら、お伺いしたいと思います。何かございませんでしょうか。

    今、委員から補てんについての話がございましたけれど、資料の3のところに書いてありますように、昨年度羽村市は1人当たりの繰入金が26市の中で1位ということになっておりまして、一番多く補てんをしていただいているということですよね。

     

    (委員) この1位というのは、あんまりよくないんですよね。

     

    (議長) 本当はそうなんです。何か事務局。

     

    (事務局) 保険財政を運営していく上での補てん分ですので、その判断というのは、評価というのは、被保険者の立場に立ってみると、大変よろしい立場、安くなるわけですから。実際にファイナンス、財政として見ていくと、多いということは、健全な財政運営ではなく。実際に転嫁すべきものをいただかないで、ほかの財政の方から補てんをしているというようなことですので、それぞれの立場によって評価は異なってくるとは思いますけれども、保険者といたしますと、ここはやっぱり少し抑えていきながら、バランスを考えながら、実際に被保険者にご負担いただく分と足りない分をどう補てんしていくか、そのバランスを少し考えていかなくてはいけないのかなというふうには思っております。

     しかしながら、被保険者の事由によって医療費が伸びるというよりも、年齢階層によりまして、だんだんだんだん高齢者になって高齢者が増えていくと、当然、医療費がかかる、これは、加入者の責任ではないんですね。ですから、それを全部税に転嫁していくというのはどうなのだろうかという議論もございますので、その辺のところで、高い、低いというのはバランスを考えながら、負担率はどのくらいがいいのかというようなご議論をいただきながら考えていくのが正しい評価の仕方ではないかなとふうに考えます。

     

    (議長) ありがとうございます。いかがでしょうか。今の事務局からのご説明で。

     これはたしか、去年も話題になったことがありましたね、羽村市が1位とかいうあたりもね。

    事務局お願いします。

     

    (事務局) 資料3で、先ほどご説明申し上げましたとおり、武蔵野市の1人当たりの調定額が左にありますが、9万円でございます。そうしますと、繰入金のほうは24番目の2万2,000円というふうになっています。ここはやはり税に転嫁する部分と所得階層というのがございます。ですから、その辺の中で1位がいいのか、逆に低いほうがいいのかというのは、なかなか難しい問題でございます。

     ですから、先ほどクロスしていると申し上げましたけれども、八王子市は、25番目の調定額の6万8,000円ですけれども、やっぱり繰越金が5万円というふうな形でクロスした形になっておりますので、この辺のバランスのどの辺が一番いいのかといえば、やはり平均の調定額と平均の繰り入れというようなことの中での財政運営をしていくのが一番国保としてはよろしいのかなと思います。

    そうみますと、前のページの2-3の資料でございますが、武蔵野市でいきますと、もう充当率が40%というようになっています。ですから、この辺のところもやはり今後、平均の充当率に、若干羽村はまだ低くなっておりますので、その辺のところは少し充当率を考えていかなければ、今後、平成24年度は税率改定をさせていただきましたけれども、今後の課題としては、若干この辺のところが、保険者の財政運営としては若干検討していかなくてはいけない部分かなというふうには思っております。

     

    (議長) ありがとうございました。

    そうですね、マジックみたいに。

     

    (委員) 資料4-3ありますよね、平成24年度世帯調定額を見ても人口は横ばいなのに、何で国保加入世帯数や被保険者が減っているのですか。

     

    (議長) 事務局、お願いします。

     

    (事務局) 1番の要因は、後期高齢医療制度への移行の関係でございます。75歳になりますと、今まで国保だった方が強制的に後期高齢医療に移行いたしますので、その分被保険者が減っていくということでございます。国保の人口は変わらないんですけれども、後期高齢に移行する方が毎年毎年増えていきますので、その分で全体の被保険者あるいは世帯数が減っていくと、そういうような状況になっております。

     

    (委員) まだ羽村は平均年齢が増えている、高くなってきているということですね。

     

    (事務局) そうですね。人口動態でいきましても、転入転出と、転入あるいは出生というのがもう横ばい状態でございまして、若い世代が増えるというようなことがないので、上の部分が後期高齢の方にどんどん移行していってしまうというようなことですので、被保険者全体の年齢構成が高くなっているというような状況でございます。

     

    (委員) 確かに、私、町内会長をやっているんですけれども、町内会長で今一番困っているのが、役員のなり手がいなくて、役員を頼みに行くと、「私は高齢者だから、会費だけは払うけれども、役員は許してくれよ」なんていう人がすごく増えています。本当に今、ちょうど改選の時期になってくると、一番会長としては頭を痛めるいやらしい時です。実際そんなに増えているんですね。

     

    (事務局) これから5年間ぐらいは前期高齢者が、羽村市の人口動態はひょうたん型になっておりまして、団塊の世代の方たちが今ちょうど前期高齢者の部分で非常に多くなっております。少子少齢化ということで、羽村市の全体、こういうひょうたん型の人口構成になっております。ですから、当面は、前期高齢者の方が、団塊の世代の方が上がって一旦減るというような構成になっておりますので、今後ますます国保の被保険者は減っていくような状況になっていると思います。

     

    (議長) そういうことを考えますと、いろいろまた難題があるような感じがいたしますね。

     

    (委員) 人口というか、41%以上になっちゃうということですね。

     

    (議長) そうですね。

     

    (委員) それで、生き方というか、死に方というか、そういうこともこれから考えていかないといけなと思います。今、特養の先生の本を読んだりしているんですけど、その先生がやっぱり自然の死に方というか、昔、我々のおじいさんやおばあさんが死んだような、先生が来てくれてそこで静かに亡くなっていくという、そういうこともやっぱりこれから我々の年代にもう考えていっていいというような気もします。極論かもしれないけれども、私はそう思います。

     

    (議長) 人生の送り方も影響してくると、そんなことも考えていかなければというお話もありますけれども、いかがでしょうか。

     それでは、皆さんのほうでございませんでしたら、次の方に移りたいと思いますので、次の資料5医療費の状況ということで事務局から説明を受けたいと思います。事務局、お願いいたします。

     

    (事務局) 資料No.5 平成23年度 26市医療費の状況

      (上記資料について説明)

     

    (議長) ありがとうございました。医療費の状況についての説明を事務局からしていただきました。

     皆様の方からの質疑を受けたいと思います。何かございましたら言ってください。改めて特定健診の大切さとか、いろいろ多かったと思います。

     

    (委員) 被用者保険ですけど、資料の6-1のところで医療費の推移が出ていますが、国保は下がっているというふうな説明があったんですが、健保組合においては適度な伸びは示しています。月数でいいますと、やはり3月と7月と10月と12月、これが例年医療費が高い月、1人当たりの医療費が高い月になっています。国保の方もそういうふうにはなっているんですが、10月以降の推移で特に12月、かなり推移もぐっと下がっているような、本年度下がっている推移になっているんですけれども、過去3年間の平均値で求めたということですけれども、昨今、インフルエンザだとか、冬の特有の病気ですとかそういうのもはやりという部分も出てくると思うので、12月あたりはもう少し伸びるかなという印象はあります。

     したがって、右下の2.3%の増というのが、被用者保険と比べて低いのかなということで、平均的に概算ですけれども、4%ぐらいは医療費が伸びているので、これの推移でも楽観は許さないのかなという感じは印象としてあります。これはもちろん予測ですからわかりません。

     それから、もう1点、初めて出されました表ですけれども、資料の7-1ですね。これは本当に非常に分類で必要だと思うんですが、やっぱりサラリーマンというか被用者については、これは今ここの05精神及び行動の障害といって、私どもはIT企業のコンピュータ関係の健保なので特に05が増えているんですよ。もう、これ休業補償等でもかなり膨大に増えているんですけれども、やっぱり国保だと一般市民の方、自営業の方、そういう方についてはそういう精神的な疾患は少ないのかなというので、初めてこれ理解できましたけれども、その辺がちょっと大きな違いであると思います。以上です。

     

    (議長) ありがとうございました。いかがでしょうか。皆様、何かございませんでしょうか。委員どうぞ。

     

    (委員) 先ほどジェネリック、私のところにも通知が来て、幾ら下がりますよというふうな通知だったんですけれども、実際、お薬屋さんというか、お医者さんの調合で行って、黙っていると、ほかの薬が出てくるんですよね。わからないで、私も来たから聞いてみたんですよ、よく知っている薬屋なもので、「先生、こっちの薬のほうが安のでは」と尋ねたら、「うん、それはそうなんだけど、うーん」なんて言っていて、いつものような薬が出てくるんですよね。その辺は、私は患者だから少しでも安いほうがいいし、また、相手は相手で商売やっているからというようなことで、ちょっときついような言葉になっちゃうんですけれども、ジェネリックを推進している反面、ジェネリックにしなさいという反面、そういうふうに返事は返ってこないですよね。

    返ってこないというのは、やっぱりまだ何かその辺にジェネリックにしなさいというのは、あたかも建前であって、実際は「もっといい薬なんだから、これを飲んでいれば血圧も下がるよ」って言われれば、「ああ、そうですか」っていうことになっちゃうようなところがあるんだけど、ジェネリック、ジェネリックって私なんかも言われても、実際、例えば、日付が古いのがあるんじゃないかとかそんな心配というか、同じような製剤でありながら、安いのはどういうことなんだっていうようなことで聞いてみると、薬屋さんでも「そっちより、こっちのほうが新しいからいいよ」っていうようなことを言われれば、「ああ、そういったものなのか」というような感覚になっちゃうんですけれども、ジェネリックというのは、実際はどういったものなんでしょうか。

     

    (議長) 事務局、いかがでしょうか。事務局、お願いいたします。

     

    (事務局) 確かに、ジェネリックという部分の先生方がおっしゃるように、さまざまなご判断をされている先生方もいらっしゃると思いますけれども、一般論としては、後発医薬品ということで、成分は同じということで、先発した医薬品よりも後発なので、開発費が少なくかかっているので、その分お金が安くなっています。

    ですから、物が古いとかそういうことではなくて、成分は同じなので、基本的には同じ医薬品に対しての効能があるというようなことですので、ただ、添加物の関係の中で、お医者さんの中ではある特定の人には合わない、違う症状が出てしまう可能性があるということで推奨されないお医者さんがいらっしゃいます。ぜひともジェネリックに変える場合には、一応先生にご相談いただいて、そうだねということで薬剤に行くというふうな形で本来は私どももお願いしているところでございます。

     ですから、ジェネリックにしろということではございませんけれども、同じ成分で同じ効果という部分があるのであれば、安いほうをお使いいただきたいというようなことで、国の方でも30%利用率を設定しており、私どもも、そういった部分で目標値を定めておりますので、ぜひともそういった部分で切り替えていただいて、それがゆくゆくは医療費の削減につながって税金にも安く跳ね返ってきますよという形になりますので、片や1,000円のものを100円で、同じ効果であれば100円使っていただければ900円分医療費が安くなりますから、その分が、今度先ほど言った充当率、税のほうで安くなってくると、上げなくても済むという形になっておりますので、そういう視点でジェネリックになるべく変えていただきたいと。強制ではないんですけれども、お願いしていくというような立場でございます。

     

    (議長) とても難しい問題でして、私も、この10月からジェネリックに薬を替えていただきましたけれども、その時に先生と「一度使ってみて、また、検査をしながらしてみましょう」ということで、一応ジェネリックに替えていただいたお薬がございます。

     

    (市民生活部長) 正確な数字を持っていないのであれなんですけど、去年の9月の時で24.何%、出荷量で羽村市の中でジェネリックを使っている量というので24%台ぐらいだと思います。最近のレセプトのほうからすると26%台になっております。2ポイントぐらい、使われている量は全体の2ポイントぐらい羽村市において上がっているというのが現状でございます。正確な数字はちょっと今持っていないのであれなんですが、レセプトのほうから分析していくと2ポイントぐらいジェネリックを使う人が多くなっているというのが状況でございます。

     

    (議長) ありがとうございます。

     いかがでしょうか、皆様の間ではどうジェネリックをお使いになっていた方いらっしゃいますか。先ほどのお話で、金額的にも年に300万円から400万円と言われますと考えることもございますけれども。それぞれ個々に違うとは思いますけれども、そういうことも一つにつながりますということですね。

     

    (事務局) 最大で全員の方がジェネリックの代替優良品に全員の方が替えていただきますと、羽村で月900万円ほど。ですから、年間にいたしますと1億円近い金額の医療費が下がると、最大効果額ですね。

     

    (委員) 薬局の経営が苦しくなるのでは。

     

    (委員) そういうことも、まあ。経営的にみますと、そういう部分も出てくるかもしれない。

     

    (議長) 皆さんそれぞれお医者様とご相談なさって、そして薬局とお話しなさってということで、一応、今、市のほうからは皆様のところに回っておりますので、ジェネリック、このお薬に対してのジェネリックありますよというようなことで回っておりますので、そんなこともちょっとお目に通していただいて、できるところは協力していきたいなと思っておりますけれども、皆様どうお考えになりますでしょうかというところです。

     今、病気についての、どの病気が、こうやって改めて病気の種類ですね、19に分けてあるところですね。今、委員のほうからは、社会人には05のほうの精神的なものが、非常に子どもの中でも増えておりますけれども、こういうところが増えていますよというところだったんですけれども、その辺のところも何かありましたら。いかがでしょうか。

     それでは、また改めておうちにお帰りになりまして、「ああ、この病気にかかるとこういう具合になるから、いろいろ注意しましょう」とか、そんなことを皆さん、回りともお話合いになって、ご家族で話し合いになったりとか、そんなことで、できるだけみんなで健康について考えていけたらなと思っております。

     では、今の報告事項は終わらせていただきまして、もう一つ報告事項がございますので、次へ進みたいと思います。

     次は、報告事項の2です。柔道整復施術療養費の適正化についてということを議題といたします。

     事務局からの説明をお願いいたします。事務局。

     

    (事務局) 資料No.8 療養費(柔道整復)の推移

    (上記資料について説明)

     

    (議長) ありがとうございました。

     私も、初めていただいたこの資料を見ながら、これ羽村ではどういうふうに点検なさっているのかと思いながら見せていただきまして、新しいことばかりで、これ見て初めて「ああ、こういうこともあるんだ」ということを知りましたけれども、皆さんのほうではいかがだったでしょうか。

     

    (委員) この鍼灸ですか、接骨医、私は知識として全部保険できくと思っていましたんですけど、例えば、「保険でききますよ」って言われまして、1割とか3割負担でお支払いしますよね。ちょっとこれ聞いていると、詐欺ですよね。保険はきかなくて、これはききませんよということで患者さんから100%いただくわけですよね。いただいたあげく今度調整してその負担金の差額をまた請求する、そういうことなんでしょうか、これは。そういうことだったんでしょうか。

     

    (議長) 事務局。

     

    (事務局) この柔道整復師に対しましては、委任受領という形で、治療を受けた後にご本人様が委任受領をしますということで、自筆でサインするというのが義務付けられております。窓口で3割なり2割の負担をして、残り7割を保険者のほうから医療機関のほうに払うというやり方をしております。結果的には窓口で3割を負担いただいて、あとの7割については羽村市のほうから柔道整復師のほうへ払って100%となる。医療費と同じような扱いになっているわけです。

     

    (委員) それはわかります。それを保険がきかないので、全額くださいって患者さんに言って支払いを求め、さらに、7割を市に請求しているということじゃないんですか。

     

    (事務局) 市に請求が来るということは保険内での治療であり、それに対して羽村市では7割相当を支払っています。その保険適用内に過大なものが含まれていることが問題となっています。一方、保険外の分は利用者に100%請求していると思いますが、その分まで市に請求していることは多分ないと思います。

     

    (委員) はい、わかりました。

     

    (事務局) それはもう羽村市に限らず、全国的な問題になっておりますので、国も力を入れてこういう文書を出しているという経緯があります。

     

    (委員) ありがとうございました。

     

    (議長) いかがでしょうか、皆様はご存じでしたでしょうか。

     

    (委員) まさに今言われたとおりで、こういう広報が重要ですよね。こういったことを知らなかった方、多いと思うので、単なる、本当に肩が痛いからと鍼灸師さんにもんでもらうと楽になるからという人も結構いまして、健保なんかは、うちの会社はやはり受診者の人に照会票を出しまして、本当にここが痛いですか、その後どうですかみたいなことを照会状を出しまして、回答をもらうような形でしています。それは最近ですけれども、徐々に効果が出ると思うんですけれどもね。言われたように、専門にやっている業者の方もいますので、そういうところに予算の許す限りやっていただければ、適正化につながると思います。

     

    (議長) そうですね。私たちが今わかったということは、ほかの方、市民の方で一般の方たちはもっともっとわかっていないんだと思いますので、これはぜひ皆様にもわかっていただけたらなと思いますけれども。

     事務局。

     

    (事務局) 平成25年度におきましては、この辺の被保険者の皆様方に対しての広報、この柔道整復以外の鍼灸に関しても、かかり方というような部分について十分にご理解していただく。そしてまた、お医者さんへのかかり方というような部分につきましても、営業時間内であっても加算点がつく診療になったりする場合がございますので、かかるなということではなくて、適正なお医者さんへの受診の仕方というような部分につきましても、広報を充実させていきたいなと考えています。

     これは、広報はむらに載せるということは、国保の被保険者だけじゃなくて被用者保険の方たちも同じでございますので、やはり各保険者さんが今、経営が大変苦しい状況になっておりますので、市全体の取り組みということと、なおかつ国民健康保険に特化した中でも、そういった部分の広報にちょっと力を入れてやっていこうかと。その環境を整えた上で、またこの柔道整復につきましては、民間企業への再点検と、そういった部分も具体的なに取り組んでいきたいなというような内容ということでございます。

     

    (議長) ありがとうございます。よろしいでしょうか。皆さん、ご存知でしたでしょうか。

     それでは、平成25年度は市のほうでも取り組んでいただけるということでございますので、多くの方に知っていただけるかなと、それが少しでも皆さんのところに戻るような、医療費として減らしていけるような形になっていったらいいなと思っております。

     何かございませんでしょうか、皆様のほうから。

     

    (委員) 今の話なんですけれども、整骨院、接骨院、このほかに整体という名称を使っているところがありますね。あとはカイロプラスティック、この辺の違いというのはどこなのか。例えば、整骨院と接骨院との違いというのは、例えば、手術ができるとかできないとか、その辺が。

     

    (事務局) もともと整骨院、接骨院さんというのは、医師ではないものですから、医師免許上というか、そこ以外のことというのはできないという規制があります。その中でも、やはり柔道整復に関しましては国家試験か何かで資格を得なければいけない部分がございます。保険がきく範囲内でないかどうかというのは、当然のことながらそういった開業医の方はご存じの上でやっていただいているという認識のもとでやっているかと思うんですけど、中にはそうでないところがかなりあるということですので、そこは適正に努めていただきたい旨を行政のほうからも指導していきたいというふうに思っております。

     また、整形外科と接骨医の違いというのがございまして、本来、医療行為ではないものですから、柔道整復師ができるというのは、平たく言えば、ねん挫と打撲だけに限られるというふうになっているんですね。ですから、骨折ですとかそういったものにつきましては、医師の同意という同意書がなければ治療してはいけないということになっております。内部的な疾患からくる、肩こりなどそういった部分は当然治療の適用ではないということです。

     

    (委員) ひとつのところに対して、治療を受けるわけです。それが三部位というような名称になるのかもわからないですけど。

     

    (事務局) 当然、三部位以上の治療を受け適正に請求されているところもあるんですけれども、三部位を半年、1年も継続して治療していくことは考えづらく、その間には何箇所かの部位は完治しているというのが通常のようです。

     

    (委員) 大体ああいうところに行くと、ねん挫だと大体3週間だねって、大体どこも決まり文句を言う。実際には、個人差のものがあるので、1週間とか。非常にアバウト的に治療が決められていて、こっちはわからないからそのとおりにすることが多いものです。

     

    (議長) 認識がないということが怖いものだと思いますけれど、これからみんなにも認識を持っていただけるような形で進めていけたらいいんじゃないかなと思います。ありがとうございます。

     それでは、皆様のほうからないようでしたら次に移りまして、報告事項の第2を終わりにいたしまして、事務局のほうから平成24年度の運営協議会の日程などの話をお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。では、部長お願いいたします。

     

    (市民生活部長) 今年度は、今年の4月に保険税の改定をさせていただいて、その時に、原則改定は2年に1回というふうな形となりました。今年度当初の時には3、4回程度の開催というふうな形で予定しておりました。今日で2回目になりますが、来年になって、新年度予算等のご説明をさせていただく機会を設けるということで、特に委員の皆様からこういうことをいう要望がなければ、あと1回の開催とさせていただきたいと考えています。

     また、皆様方の任期が2年の任期ということで、途中で推薦でかわられた方もおりますが、一応平成25年3月31日までの任期となっております。それぞれいろいろなご都合があると思いますが、できれば皆さん方にまた引き続き委員になっていただければと考えていますので、よろしくお願いします。

     

    (議長) 今、部長のほうからお話のございました今年度のスケジュールについては、もう一度、1回くらいでいいんじゃないかなというようなお話で、皆様からのご要望があればまた増やしてもということなんですが、いかがでしょうかということですね。それで皆様がよろしいとおっしゃりましたら、3月いっぱいまでの間にもう一度このような会をしたいと思いますけれども、どうですか。よろしいでしょうか。

     また、昨年のように条例の税率のことが出てきますと、また、たくさん皆さんで話し合わなければいけないとこも出るかと思いますけれども、3月までにあと1回の勉強、皆さんでまた考え合おうということでよろしいでしょうか。

     では、そのようにということでどうでしょうか、事務局。

     

    (事務局) 今、議長さんのほうから、今年度につきましては、3回程度でということで諮っていただいておりますので、次回の開催につきましては、例年3月に行っております。私どもも議会の日程等もありまして、できれば3月21日あたりに開催をしたいなというふうに考えておりますので、また、ご案内通知は追って差し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

     

    (議長) それでは、皆様、スケジュールのほうへ入れておいていただきたいなと思います。

     そのほかに何かありますでしょうか。皆様のほうからご要望ありましたらお聞きいたします。また、ご意見などありましたら。よろしいでしょうか。

          (意見なし)

     

    (議長) それでは、皆様からないようですので、これをもちまして、平成24年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会を終了といたします。どうもありがとうございました。