市役所5階委員会室
会長:杉浦 康枝、副会長:桑原 壽、委員:寺嶋 孝、古川 朋靖、松崎 潤、日下 精士、加藤 芳秋、和田 豊、渡邉 和子、樋口 兼造
なし
平成24年度羽村市国民健康保険事業会計歳入・歳出決算額の概要
2. 平成25年度運営協議会開催日程(案)について
なし
補足 平成24年度羽村市国民健康保険事業会計決算額概要
2. 平成24年度羽村市国民健康保険事業会計 歳入・歳出決算額の概要
3. 平成25年度羽村市国民健康保険運営協議会開催スケジュール(案)
(事務局) 皆さん、こんにちは。定刻より若干早まっておりますが、いろいろ皆様お忙しいと存じますので、早速開催させていただきたいと思います。本日はお忙しい中、また、お暑い中、お集まりいただきましてまことにありがとうございます。
これより、平成25年度第1回羽村市国民健康保険運営協議会を開会させていただきます。
私、本日の司会進行を務めさせていただきます、市民課の小林と申します。よろしくお願いいたします。
では、お手元の次第に沿いまして進めさせていただきたいと存じます。
本日は、25年3月末の任期満了後の第1回目の協議会ということでございますので、会議前に市長より委嘱状の交付を行わせていただきたいと存じます。
市長が委員の皆様の前に行き、お一人ずつお渡ししたいと考えております。
(市長より全委員10名に対し委嘱状を交付)
(事務局) それでは、開会に当たりまして、市長からご挨拶を申し上げます。
よろしくお願いいたします。
(市長) 改めまして、皆様、こんにちは。大変暑い日が続いていて、5日目でしょうか、連続になるという日でございます。また、多忙な中を、今日は平成25年度第1回国民健康保険運営協議会にご出席をいただきましてまことにありがとうございます。ただいま委員としての委嘱状を交付させていただきました。それぞれの皆様が快くお引き受けをいただきましたことに対して、重ねて御礼申し上げさせていただきたいと思うと同時に、羽村市政並びに国民健康保険事業の運営にご理解とご協力をいただいておりますことに重ねてお礼を申し上げさせていただきたいと存じます。
本運営協議会につきましては、任期満了に伴う改選によりまして、委員10名のうちの9名の方には引き続きお願いをして、1人の方に新たにお引き受けをいただいたという体制でございます。これから2年間でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、皆様はもうご承知のことと存じますが、国民健康保険は国民皆保険を基礎的に支える社会保険制度で、市町村ごとに運営をしております。このことから、羽村市が保険者となっておりますが、基本的なことは法令で定めており、市町村独自に判断できることは限られている中で、その1つに保険税率の決定がございます。市では本協議会に対し、毎年度保険税率の適正化について諮問し、ご協議をいただいた後答申をいただき、答申を最大限尊重する中で保険税率を改定しておりましたが、平成23年度の協議会におきまして、後期高齢者医療制度の保険料改定が2年ごとに行われること、診療報酬改定も2年ごとに改正されること、前回の改定による決算状況が把握できることなどの理由によりまして、2年ごとに改定の検討を行うことが望ましいとのご答申をいただいたところでございます。
そのため、平成25年度、本年度におきましては、保険税率の改定は行っておりません。また、平成26年度は、診療報酬改定や消費税率アップも予定されておりますことから、保険税の負担の適正化について、一般会計の状況を含め、総合的にご協議をいただきたいと存じております。
最後に、このような大変重い課題でございます。ご協議をお願いすることになると思いますが、2年間、どうぞ引き続きお願いを申し上げさせていただきます。
簡単ですが開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
(事務局) ありがとうございました。
続きまして委員の紹介に移らせていただきます。私から、お手元の名簿順に紹介をさせていただきたいと存じます。一言ご挨拶をいただければと存じます。
(委員全員が自己紹介後、事務局職員紹介)
(事務局) それでは、次第に沿って進めさせていただきたいと思います。
続きまして、議題に入ります前に、まず傍聴についての説明をさせていただきたいと存じます。お手元の参考資料の2をご覧ください。
羽村市では、羽村市の審議会等の設置及び運営に関する指針というものがございまして、それに基づきまして、羽村市国民健康保険運営協議会の会議の傍聴に関する定めというものを規定してございます。市民の皆様が傍聴に来られた場合は傍聴を認めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
ちなみに、本日につきましては、まだ傍聴の希望者がいらっしゃいませんが、今後、傍聴者がいた場合につきましては、議事進行に支障がないことを確認の上、傍聴を認めさせていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
続きまして、会議録についての説明をさせていただきたいと思います。
1点目は、会議の記録の方法でございます。現在、市の委員会、協議会等につきましては公開が原則となっております。そういう原則がございますことから、会議での発言につきましては記録をとらせていただいております。この表記方法ですが、委員のお名前というのは特に明記せず、「議長」、「委員」という形で発言内容だけを書いていくような要点記録とさせていただいております。ほぼ、会議の発言をそのまま記録させていただくようになろうかと思いますが、多少、話し言葉等につきましては記録形式の言葉に直す場合もございますので、ご理解いただきたいと思います。
また、2点目、会議録の署名の関係でございます。後ほど、この協議会の会長を決定した後に、各協議会開催会議におきまして、それぞれの会議ごとに2名の方に会議録の署名委員というのを決めていただく形になります。確認をしていただいて署名をしていただいた後に公開という形になりますので、よろしくお願いしたいと思います。
3点目、会議録の公開につきましては、市のホームページに公開しております。よろしくお願いしたいと思います。
以上のご確認ということでよろしいかと思いますが、よろしいでしょうか。
ありがとうございます。
それでは、次の議題に入らせていただきたいと思います。
議事進行につきましては、国民健康保険運営協議会規則第6条によりまして、会長が議長を務めることになっておりますが、まだ会長が今期、決まってございませんので、市民生活部長が進行を務めさせていただきたいと存じます。
(市民生活部長) それでは、会長が決まるまでの間、議事の進行を務めさせていただきます。
本日の出席委員は10名でございます。羽村市国民健康保険運営協議会規則第7条の定足数2分の1に達しております。
それでは議題に入らせていただきます。羽村市国民健康保険運営協議会会長及び会長職務代理の選挙についてを議題とします。
お手元に参考資料1、国民健康保険運営協議会関係法令の抜粋をお配りしておりますが、中段の、国民健康保険法施行令第5条の規定により、協議会に会長を1人置き、公益を代表する委員のうちから全委員がこれを選挙するということになっております。任期は2年でございます。
公益を代表するということは、お配りしている名簿の上段の方、杉浦委員、寺嶋委員、桑原委員の3人になります。また、会長職務代理の選出につきましても、会長を選挙した後に同様にお願いしたいと思います。
この会長及び会長職務代理の選挙につきまして、いかがしたらよろしいでしょうか。
(委員) 杉浦委員に留任をお願いしたいと思います。
(市民生活部長) ただいま委員から、引き続き杉浦委員に会長をという推薦の言葉がありましたが、ほかに意見はありますでしょうか。
特にご意見がないようでしたら、杉浦委員にお願いするということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(市民生活部長) では、杉浦委員、いかがでしょうか。お引き受けいただけますでしょうか。
(委員) よろしいのでしょうか。もう3期もさせていただいておりますので、ほかに皆さん、どなたかいい方がいらっしゃればと思ったのですが、皆さんがおっしゃるようでしたらさせていただきます。
(市民生活部長) ありがとうございます。それはよろしくお願いします。
それでは、会長が決まったところで、会長職務代理をどなたかご推薦いただければと思います。
(委員) 桑原委員に引き続きお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(市民生活部長) 委員から桑原委員の推薦がありましたが、他にありますでしょうか。
よろしいでしょうか。桑原委員、いかがでしょうか。
(委員) 皆さんのご推薦ですので。よろしくお願いします。
(市民生活部長) ありがとうございます。
それでは、会長に杉浦委員、職務代理者に桑原委員ということで決めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
それでは、議事進行につきましては、羽村市国民健康保険運営協議会会議規則第6条、会長が議長を務めることになっておりますことから、これからの議事進行につきましては会長にお願いすることにいたしまして、ここで議長を交代させていただきます。ご協力ありがとうございました。
暫時休憩をさせていただきたいと思います。
( 休 憩 )
(事務局) では、報告事項に入る前に、ここで羽村市国民健康保険運営協議会規則第2条に基づきまして、保険者でございます市長から、当運営協議会に対しまして諮問をさせていただきたいと存じます。
なお、各委員の皆様の席上にも写しを配布してございますので、ご覧いただきたいと存じます。
(市長より羽村市国民健康保険運営協議会に「羽村市国民健康保険税の適正化について」諮問)
(事務局) 市長からの諮問が終わりました。これより協議会を再開させていただきたいと存じますが、並木市長につきましては、この後、別の公務がございます。大変恐縮ではございますが、ここで退席をさせていただきたいと存じます。
(市長) それでは、恐縮でございますが、どうぞご協議のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。失礼いたします。
(市長 退席)
(事務局) それでは、協議会の会長を、規則第6条の規定によりまして、会長にお願いしたいと存じます。
では会長、よろしくお願いいたします。
(議長) まだまだ至りませんが、皆様と一緒に考えながら、少しでもよい方向に進めていきたいと思っておりますので、また2年間、よろしくお願いいたします。
ただいま市長からの諮問を受け取りました。また新たな出発でございます。身を引き締めてまいりたいと思っております。皆さんの有意義な意見のもと、進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、今日の会議を始めさせていただきます。
ただいまから協議会を再開いたします。
羽村市健康保険運営協議会規則第12条の規定によりまして、今回の会議録の署名委員を指名させていただきます。今回は、桑原委員と古川委員にお願いいたします。よろしくお願いいたします。
それでは、報告事項について、事務局より説明を受けたいと思います。
報告事項の1が、平成25年度羽村市国民健康保険事業概要(平成24年度事業実績)です。及び、平成24年度羽村市国民健康保険事業会計歳入・歳出決算額の概要について、ということでございます。
事務局から説明をお願いいたしますが、今回、資料が非常に多く、一度に進めることがなかなか大変ではないかということで、資料1の目次から2ページずつに区切って説明を受け、その後で質疑応答を受けることにしたいと思います。
では事務局、よろしくお願いいたします。皆様、資料はよろしいでしょうか。
(事務局) 資料1のP1「年度別被保険者加入状況」、P2「平成24年度決算(前年度比較)」について、説明。
(議長) ありがとうございました。
今までの1ページ、2ページ、送付状況、被保険者加入状況、それから2ページ目の平成24年度歳入・歳出の決算です。皆様からの質問を受けたいと思います。質疑を行いますので、何かありましたら前のマイクのボタンを押していただきましてご発言をお願いいたします。終わりましたらスイッチを切ってください。
それでは、皆様から何か質疑がございましたらお受けいたします。
(委員) 老人保健捻出金というのをもう少し詳しく教えてもらいたいのですが。金額は大したことはないのですが、後期高齢者医療にかわってもう大分たっているのに、どうしてまだ老人保健という言葉自体があるのでしょうか。
(議長) 事務局、お願いいたします。
(事務局) 確かに、委員がおっしゃるとおり、平成20年度に老人保健医療は終わってございますが、レセプトの請求遅れなどそういった部分で、事務費的な経費が毎年3万5,000円ほど、これは国保連合会のほうから全保険者のほうに事務費の分配が来まして、その部分がまだ今でも継続しているということでございます。
(議長) ありがとうございます。よろしいでしょうか。
それでは、それ以外に何かございましたらお願いいたします。
(委員) では関連して。歳出の前期高齢者納付金の額が61%、23年と24年度の決算では減っていますが、金額にして140万ぐらい減になっていますが、これはやはり、清算分か何かが、22年度のときの清算分がかなり、羽村市の場合は減ったのですか。
(議長) 事務局、お願いいたします。
(事務局) 一人当たりに係る負担額の単価の減少がございまして、具体的な単価が幾らになったかというのはお示しできないのですが、そのようなことで、142万9,000円ほど減の形になっております。
(議長) 委員、よろしいでしょうか。
(委員) 単価の減少ですか。わかりました。
(議長) 皆様のほうで何かご質問がありましたらおっしゃってください。
非常に詳しく、補足のほうにも書いていただきましたので、大体その様子がよくわかったと思いますけれども、何かありましたら。
なければ次に移らせていただきます。
それでは、次の3ページ、4ページ、保険税についての年度別課税状況、軽減世帯の状況についての説明を、事務局、お願いいたします。
(事務局) 資料1のP3「保険税の年度別課税状況」、P4「軽減世帯の状況」資料説明。
(議長) ありがとうございます。
それでは、今の3ページと4ページ、保険税についてと軽減世帯の状況についてのご説明が終わりましたので、皆様からの質疑を受けたいと思います。
何かございませんでしょうか。
(事務局) 議長、すみません。先ほど質問で単価が減ったという説明をしましたが、その単価がわかりましたのでご報告をさせていただきますと、前期高齢者納付金の単価が、平成23年度は100円でございましたが、平成24年度は62円という形で減ってございます。
(議長) よろしいでしょうか。わかりましたでしょうか。
戻りまして3ページ、4ページの保険税と軽減世帯の状況について、無ければ次に移りたいと思います。
それでは次、5ページ、保険税収納状況、それから6ページ、納付方法別収納状況、不納・欠損の状況についてのご説明をお願いしたいと思います。
事務局、お願いいたします。
(納税課長) 資料1のP5「保険税収納状況」、P6「軽減世帯の状況、不能欠損の状況」資料説明。
(議長) ありがとうございました。
それでは、今の納税課長からの説明、保険税の収納状況、それから納付方法別収納状況、5ページと6ページについての質疑をお受けしたいと思います。
(委員) 6ページの納付方法別収納状況の特別徴収というのはどれに対してですか。
(納税課長) こちらの納付方法別、特別徴収というのは、年金からの天引きによる収納ということでございます。
(委員) 年金。はい、ありがとうございます。
(議長) 委員、お願いします。
(委員) 収納率が年々上がって、大変喜ばしいとは思うのですが、先ほど、市税との滞納対策を一緒にやったということですが、保険税だけに対してというか、特別な対策という中で何か目新しいものはあったのですか。
(議長) いかがでしょうか。
(納税課長) 保険税に特化したものではないのですが、例えば市税を滞納している方につきましては、保険税も滞納している方が、あわせて滞納している方が多いということで、その中でいろいろ、法律に基づく督促状の送付ですとか、あとは差し押さえ等もやっているのですが、羽村としては、消費者金融等の過払い金の差し押さえというようなものも実施しておりまして、そういったことが目新しいところかなと考えております。
また、国保の資格証の発行を検討する際に、納税のほうでの接触を試みまして、収納の推進を図っております。
(議長) よろしいでしょうか。
(事務局) ただいま、納税課長のほうから説明がありましたが、国保サイド独自のという話になりますと、やはり短期証と資格証の発行というのが非常に大きく、資格証を発行することによって窓口で払うのが10割負担ということになりますと、言い方は変なのですが、税金を納めれば窓口の負担が3割で済むという形になりますので、そういった短期証とか資格証を発行したことによっての効果があり、今まで累積すると1,000万円ぐらいの収納の効果があったと認識しております。
また、平成25年度のこの9月に保険証の一斉更新を行いますので、その時にも短期証、資格証の対象者について、これから絞り込みを行っていくところでございまして、一斉更新に合わせまして、対象者へは予告通知を送ることとしています。
それともう1点、やはり短期証や資格証を発行することによりまして、今まで納税サイドとしてなかなか接触がとれなかった方について、10割負担の保険証になってしまうということになりますと接触の機会が増えてきまして、そういったこともあり収納率が上がったと考えています。
(議長) ありがとうございます。
委員。どうぞ。
(委員) 納付方法別収納状況の資料で、平成24年度の納付世帯数は8,087世帯となっていますが、その下の不納・欠損の状況の欄に不納欠損の件数が3,508件というなっています。この関連はどういうことなんですか。極端に言うと、8,000世帯のうち半分も欠損するということとは違うんですよね。
(議長) 説明をお願いいたします。税務課長。
(税務課長) 世帯数は、そのとおり納付世帯数でございますが、不納・欠損の件数につきましては、これは納期1期が1件という形で数えてございます。
(委員) そうすると、何期あるのですか。
(税務課長) 通常ですと8期です。
(委員) 全部で2万4,000件あるということですか。そのうちの3,000件が欠損したということですね。
(税務課長) はい。ただ、この24年度に欠損した部分というのは、過去数年にわたって繰り越しになっているもので。単年度ではありません。
(委員) それにしても、随分去年は増えましたね。1,000件も一遍に増えたのですか。
(税務課長) そうですね。21年ぐらいから新しいシステムを導入して、いろいろ滞納整理を強化しておりますので、それで、財産のある方からは納めていただく、無い方については執行停止というようなことをやっておりまして、それで3年経過した部分がここで表に出てきたと考えております。
(議長) はい、委員。
(委員) 先ほどのご説明の中に、資格証と短期証の発行の話が出ましたが、羽村市ではどのぐらいの人数の方がこれを使っているのですか。
(議長) 事務局、お願いいたします。
(事務局) 直近ですと、資格証と短期証が確か20世帯ずつぐらいです。ただ、一斉更新の時には100世帯ぐらい短期証があったのですが、その後の納税交渉等がありまして、だんだん減っていっているような傾向がございます。
(委員) ということは、ここ何年かすごく景気が悪かったりしましたよね。その影響は改善されている傾向にあるということも言えるのですか。
(事務局) 短期証を出す方というのは滞納されている世帯ですので、確かに景気が悪いと税金分に回らないということだと思います。ただ、ここ数年来を見ても、一般的には景気は大分、右肩上がりで上がっているというお話はありますが、実際、国保加入世帯に置き換えてみますと、それほど1人当たりの所得が上がっているという傾向にはございませんので、直接的な今の経済状況を直に反映しているような状況ではないとは思っております。
(議長) よろしいでしょうか。
委員。どうぞ。
(委員) 普通徴収の口座振替と自主納金との収納率の差が14%ぐらい、13.7あるのですが、これは自主納付というのを口座振替に、昔、納税組合なんていうのがあって口座振替をした記憶があるのですが、自主納付から口座振替に切り替えるような手立てはどうなのでしょうか。
(議長) 納税課長。
(納税課長) やはり自主納付よりも口座振替のほうが納め忘れもなくて、自動的に振替になりますので、収納率がかなり高いものです。納税課としましても、納付書を発送するときに口座振替の依頼書を同封したり、窓口でも口座振替の案内もしております。
(議長) ありがとうございます。委員、よろしいでしょうか。
委員。どうぞ。
(委員) その納付の方法ですが、特別徴収は年金から差し引くと、これが一番、100%完全にできるわけで、利用する人も何度も金融機関へ行かなくて済むとか、そういうメリットもあるのだけれど、できるだけこれをふやすという努力というのはされているのですか。
(議長) いかがでしょうか。
(納税課長) 年金からの天引きということですから、こちらはたしか、例えば年金の支給額、丸々を全部差し引くことはできませんので、生活に必要な部分は控除されるような法的な仕組みになっておりますので、年金支給者であっても保険税を天引きできない方もいらっしゃいます。制度的にできる方につきましては、全て特別徴収という形になっていると考えております。
(議長) 委員。
(委員) 時間がなくて申しわけないのですが、自主納付のときにコンビニで払うというのが入っていますが、あれは随分違いますか。
(納税課長) こちらの件数には無いのですが、別の資料で、普通徴収の収納件数というがございまして、そちらだと、自主納付の中には口座振替とかコンビニ、あと金融機関の窓口での納付というのがございます。こちらの3つの割合の中で、平成24年度のコンビニに占める割合が、収納の件数の29.6%です。前年が27%ですので、1年間でコンビニの占める割合というのが2.6ポイント増えています。口座振替とコンビニと金融機関の窓口で実際に納められた、収納した件数の中の割合なのですが、コンビニで納める割合が若干増えております。
こちらは国民健康保険税以外の市税についても同様の傾向でございます。
(議長) 事務局、お願いいたします。
(事務局) 今、市役所は土日開所ということで土日でもお支払いはいただけるのですが、やはり金融機関だけの窓口払いとなりますと時間的な制限が非常にあります。コンビニですと身近なところで夜でも払えるということで、そんな面で、導入したことによって多少収納率のほうも、社会的ないろいろな情勢もありますが、良かったのかなとは考えております。
(議長) ありがとうございます。
よろしいでしょうか。
では、次に移りたいと思います。7ページの保険給付、年度別給付状況一覧と、8ページ、高額療養費の状況についての説明を、事務局にお願いしたいと思います。
(事務局) 資料1のP7「保険給付」、P8「高額療養費の状況」資料説明。
(議長) ありがとうございます。
では、今の7ページ、8ページにつきましての皆様からの質疑を受けたいと思います。
すみません、私のほうから一つお願いいたします。先ほど7ページで、柔道整復師についての減額、非常に減っている部分がございまして、昨年度、確かにここでも、3部位の治療というようなことでお話をお伺いいたしましたが、でも、このまま減っていくのかどうか。他へ増えていくことはないのかと思うのですが、いかがでしょうか。
事務局、お願いいたします。
(事務局) 25年度につきましては、利用者に対して正しいかかり方を周知していきたいと考えております。次年度以降になると思うのですが、近隣の市町村では既に実施しているところがある二次点検という形で民間の業者に委託して、治療内容の点検等を行う形になれば、医療費の部分は若干下がる傾向にあると思います。
(議長) ありがとうございます。
委員、お願いいたします。
(委員) 保険給付のことなのですが、24年と23年を比較してみまして、退職の給付というのが随分極端に、この24年は増えてしまっていますがどういうことですか。
(議長) 事務局、いかがお考えでしょうか。
(事務局) 退職者の被保険者についてはさほど増えてございません。若干、23年度と24年度の連合会から受ける請求の内容を見ますと、実は一般の被保険者につきましては入院の部分が非常に減ってございまして、費用額で比較すると6,300万円も減っております。一方、退職者につきましては4,000万円もふえているという状況にございます。
(委員) 件数は減っているよね。
(事務局) そうなんです。そこがなかなか難しいところでございまして。
(委員) 1人当たりが増えてしまっているから。だから、よっぽどの事由があったのでしょうね。
(事務局) ただ、この入院の1件当たりの金額が非常に大きいことも考えられます。
(議長) 事務局、お願いします。
(事務局) 退職者の人数が非常に少ないもので、先ほど言いましたが九十何パーセントが一般ということで、退職者の人数が少ないもので、その中で、入院した人で大きな大病とかにかかった人で、高額な医療になりますと、どうしても、平均でならしたときに大きく振れるという形があります。一般ですと1万何千人と分母が大きいので、多少高額の人が何人か出ても1人平均にすると割れてきますが、退職者のほうは人数的に少ないもので、そういう形でちょっと振れてしまったというようなことだと思っております。
(議長) ありがとうございます。
委員、よろしいでしょうか。どうぞ。
(委員) 今やっています特別診療というのでしたっけ、65歳以上の人が入って、メタボだとか何かを調べる。
(議長) 特定健診ですね。
(委員) あれの費用なども、ここには当然入っているんですか。あれは無料でできるんですよね。我々被保険者は。
(議長) 特定健診の費用について。お願いいたします。
(事務局) 今、お手元に示している表の中には、特定健診の費用は含まれてございません。後ほど、特定健診に関しては、次の9ページの中でまたご説明があるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
(議長) それでは、話の出たところで、次の9ページの特定健康診査と、指導ですね、指導実施状況についての説明を聞いていただきまして、また何かありましたらご一緒にお願いいたします。
それではお願いいたします。
(健康課長) 資料1のP9「特定健康診査」資料説明。
資料説明。
(議長) ありがとうございます。
以上が特定健診についての説明でございました。もう始まっておりますが、皆様のほうでは、なかなか、1%上げるのが大変なのだと思いながら見ているのですが。いかがでしょうか。
委員どうぞ。
(委員) 24年は大分、受診率が15%も上がっていて、いいことだと思うのですが、実際に受診者数が5,377人に対して、特定保健指導を実施している人は71人ということだから、健康な人のほうが多いと。メタボリックでも何でもないよという人が、羽村ではそういった結果として見ていいわけですか。健康的だと。私はメタボリックなのですが。
(議長) お願いいたします。健康課長。
(健康課長) 3月の運営協議会でも、計画を立てる関係で、任期を継続されていらっしゃる皆様方には説明をさせていただきましたが、実際上は、メタボリックシンドロームの方、予備軍の方は徐々に増加はしているという評価をしております。
ただし、指導を受けた方に関しましては、全員の方は終えていないのですが、一部の方は改善をされています。ただ、新たにメタボリックシンドロームに入る方が多いというのが、これは全国的な傾向でして、羽村も同じような傾向にはあります。
健康度合いというのはどこではかるかというのは非常に難しいところではありますが、一つは、メタボリックシンドロームの減少率というのが今度の2期計画、平成25年までの計画で出すようにと言われておりますので、できるだけ新しく加わる方が少なくなるように、あとはメタボリックシンドロームの状態でとめておくなり改善していただいて、糖尿病や腎臓病にならないということが非常に大事となりますので、そのあたりの問いかけは、健康なうちからやっていくということが非常に大事だと思っております。
(議長) よろしいでしょうか。
どうでしょうか。皆様のほうから。委員。
(委員) この特定健診ということではなくてもいいですか。私などは、ちょっと体がおかしいなというとお医者さんにかかってしまうのだけれど、医療を使わない人たちというか、頑張って自分で努力をして医療機関へかからないという人たちは、どのぐらいの人が医療機関にかからないで、例えば市販のお薬で済ませてしまうとか、そうやって頑張るのか頑張らないのかはわからないのですが、そういう人たちもいるわけですよね。
そういう人たちがどのぐらいの割合でいるのか、あるいは、そういう人たちに何か、保険を使わなかったということで何か差し上げるではないけれど、頑張りましたねではないけれど、そんなこともあってもいいのかないのかと思うのですが。
(委員) 健康保険組合がそういうのをやっていますよね。組合ではやっている。
(委員) そうですか。
(議長) どうでしょう。わかりますでしょうか。医療機関にかからないでということで。
(事務局) 保険証を使っていない世帯数は、現在では把握していませんが、以前、国保でも、1年間全然かからなかったという形で、記念品というような形でお渡しをしていた時期もあります。健保組合の中でもまだやっているところもあったのかもしれませんが、今はだんだん運営自体も厳しくなっている中で、国保のほうでは今、そういう形はやっておりません。
(委員) ありがとうございます。
(議長) ありがとうございました。
いかがでしょうか。委員、お願いします。
(委員) この特定保健指導というところ、平成24年、平成21年からずっとそうなのですが、この受診者数というのはあくまでも目標値ですよね。それで、実施状況というのは71で、これ、すごく数的に違いがありますよね。その目標値の設定というのを、どうしてこんなに違いがあるようにしたのか、ちょっと納得がいかないので、それを教えてください。
(議長) 健康課長、お願いいたします。
(健康課長) これは、国で立てる計画の目標値というのがありまして、平成24年度というのは第1期計画の最終年度となっております。それで、市町村に関しましては、特定健康診査の受診率に関しては65%という目標を挙げなさいと。あと、特定保健指導に関しては45%という受診率を挙げなさいというような内容となっておりまして、この1期計画を策定したとき、私も委員で入っておりましたが、どう考えても難しいのではないかというような議論をかなり積み、国や東京都にも、実際と合わなくてよいのかということを問いかけましたところ、それでもこの数字で行ってくださいということで入れたという経緯があります。
ちょっと数字を見ていただくと、前半は緩やかに上がるような感じ、後半に一気に上げたという、かなり無理な状況は認識しておりまして、やはり、受診率の65%というのはかなり多くの、10人に7人ぐらい受けていただかないとならないという状況ですので、なかなか難しいなとは思っておりますが、現在は、地域で活躍されている健康づくり推進員さんという委員さんが、保健センターでもご協力いただいておりますので、その方や、あとは健康教育のいろいろな事業の折にPRを、今、実施を、先ほど議長もおっしゃっていましたがやっておりますので、そのときに、10月までにどうにかもう少し上げたいというような目標を掲げてやっておりますが、やはり、現状としては1ポイント2ポイントというのがあるのと、保健指導のほうはちょっと下がってきてしまっているというところで、何かしらもうちょっと魅力のあるものをというようなことも考えてはおりますが、なかなか難しい現状があります。
(議長) 委員。
(委員) 事情はわかるのですが、この特定健診を受けていこうという意識は、市民の中には高まっていると思うのです。健診に対する。高まっているのだけれど、高めてきたということは大事なことだと思うのですが、そこから先、そのときだけ集中していい数字を出そう、それでまた忘れてしまうみたいなところがあるので、だから、やはりここら辺のところをどういうふうにしていくのかということと、それから、新しい計画では、メタボの関係の減少の傾向を見えるようにすると。私はそれは非常に大事なことではないかなと。やはり、この国保に関係することは、せっかく健診を受けて、計画どおりやって、それが国保の医療費にどう反映していくか、そこまで突き詰めていかないと意味がないのではないかと思うんです。
ですから、そこら辺のところをさらに、どうやったら自分の健康を維持できていくのかというところを、もう一工夫していただいたほうがいいのではないかなと思います。
(議長) ありがとうございました。
お願いいたします。
(健康課長) ありがとうございます。市民の意識というのは確かに高くなっておりまして、各町内会、自治会と、あとは職域選出の健康づくり推進員が今、58名ほどご協力いただいておりますが、会議の出席率も非常に上がってきておりますし、地域でのPRの必要性もかなりわかってきてくださっているという現状があります。
確かに、健診は毎年受けるものという意識が低いとか、隔年でいいだろうとか、いろいろな意識があるというのはよく聞くお話ですので、そのあたりを、やはり毎年きちんと受けていくというあたりのPR、あとは、健診を受けるのはちょっと怖いという方も中にはいらっしゃるとも聞いておりますので、誤解などを一つずつ解いていくことと、あとは、健康づくりに興味のない人たちにどう問いかけていくかというあたりの部分を、今、健康課の職員でもかなり討議を進めておりますので、今後ともご意見をいただきながら取り組みはしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(議長) 委員。
(委員) もう1点、すみません。今のところ、これはメタボに特化していますよね。だんだん高齢化が進んでいって、機能がだんだん落ちてくるという、高齢になってくるとそういう部分が多くて、総合病院などに行きますと、整形外科とかそういうところにかかっている人は非常に多いと思うのです。割合素直にそっちへ行ってかかっていると。そういうのも、日ごろの軽い運動とか、持続することによって少しずつ減らしていくこともできると思うので、そこら辺まで踏み込んではできないんですか。
(議長) 健康課長、お願いいたします。
(健康課長) 2期計画のほうでも書かせていただいておりますが、整形疾患でかかる医療費も非常に高いというのも認識はしておりまして、特に高齢期の方に関しましては、やはり整形外科の通院なども多いということは実際上あります。
健康課もですが、あと高齢福祉介護課のほうでも予防という事業をやっておりまして、そちらのほうで転倒予防の体操の教室を行ったりもしております。また、健康課においても、若い世代からの健康づくりということで、骨粗鬆症の検診などの際に、ちょっと骨密度が低かった方には体操教室を勧めたりというような取り組みも実際上はしておりますが、まだちょっと効果が、功を奏していないようなところがありますので、また引き続き、それ以外でも癌のことやいろいろとありますので、医療費削減にはまだいろいろな問題があると思いますので、そのあたりも、状況はきちんと把握して、分析はしていきたいと思います。
以上です。
(議長) ありがとうございます。
すみません、もう1つ、資料2が残っておりまして、こちらのほうは。
(事務局) 議長、すみません。資料2につきましては、先ほど私のほうで、決算の状況の中で一緒にご覧いただいているということで、それに関する説明は省略させていただきます。
(議長) はい。網かけになって書いてありますで、そこを見ていただければわかりますね。
すみません、ちょっと今日は時間が。皆様からの質疑が沢山ありまして。でも、非常によくわかる、いい説明と、それから皆さんのご意見だったと思いますが、今日のところで、大分、これからの先が見えてきたかなという感じがいたします。
いかがでしょうか。それ以外に何かありましたらお聞きいたしまして、次に移りたいと思います。
では、事務局より報告事項2について、運営協議会の開催日程についてに移りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
事務局、お願いいたします。
(事務局) それでは、お手元に配布させていただいております資料3、A4判の一枚紙をご覧いただきたいと思います。
資料説明。
(議長) いかがでしょうか。8月1日、木曜日。
委員。
(委員) すみません、私ちょっと都合が悪いのですが。
(議長) はい。委員も。8月はなかなか、お休みがそれぞれ難しいと思いますけれども。その先になりますと、今度はお盆の休暇が入りましてなかなか難しいかと思いますが。
どういたしましょう。今、お2人の方が1日はご都合が悪いというお話なのですが。事務局のほうのご都合もあるかと思いますが。
(事務局) まだこれからいろいろ皆様にデータ的に提示するものもございまして、なるべくでしたら、この日程でさせていただきまして、欠席された委員の方につきましては、別途こちらから資料をお持ちして説明するような形で対応をとらせていただければと。それで、審議に遅れがないような形をとらせていただければありがたいと思います。
(議長) 今年度は保険税についてのお話が、また皆様でそれぞれ、しっかりしなければいけませんので、8月1日に、欠席の方には資料を配布するということでご了承を得て、一応8月1日にしたいということですが、よろしいでしょうか。
それでは、もしご都合が悪い場合には、また事務局のほうにご連絡してください。
それから、新しい、こういうことを知りたいのでという資料請求がありましたら、それも事務局のほうに、皆様のほうからお伝え願いまして、皆様のご意見がまとまるような形で、これからの保険税について話し合いをしたいと思いますので、よろしくご協力をお願いしたいと思います。
次回は、8月1日ということでよろしいでしょうか。
それでは、本日の運営協議会を終了したいと思います。
次からは市長からの諮問に対しての皆様との話し合いに入りたいと思いますので、また皆様、この今日の資料を見ながら、次年度のことを考えてきていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。