日時
平成27年4月20日(月曜日)午後7時~午後9時
会場
市役所東庁舎4階特別会議室
出席者
【委員】広岡守穂、神子島健、藤巻小百合、古川光昭、天野湛美、井上肇彦、前田静恵、岡田千依、谷中芳枝、平野麻紀、田口貴代、三品孝之
【事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主事
欠席者
佐藤晴美、小山夏樹
議題
傍聴者
なし
配布資料
・次第
・羽村市男女共同参画基本計画(平成27年度)実施計画【資料1】
・平成27年度 男女共同参画推進事業【資料2】
広報はむら3月15日号特集「ウィーブ」
・羽村市男女共同参画基本計画(平成26年度)重点評価項目の選定について【資料3】
羽村市男女共同参画基本計画の体系図
羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(平成25年度実績)
・平成22年度市政世論調査結果(男女共同参画該当箇所抜粋)【資料4】
【参考資料】
・第8期 羽村市男女共同参画推進会議委員名簿
会議の内容
(会長)お忙しい中お集まりいただき感謝する。よろしくお願いしたい。
(1) 羽村市男女共同参画基本計画(平成27年度)実施計画について
事務局より資料1に基づき前回の会議から変更した点を中心に説明
(会長)何か質問等あるか。質問がなければ、議事の2項目め、「平成27年度男女共同参画推進事業について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(2)平成27年度男女共同参画推進事業について
事務局より資料2に基づき説明
(会長)何か質問等あるか。
(委員)資料2の2「女性悩みごと相談」では、どのような悩み事が多いのか。
(事務局)平成26年度上半期の状況では、幅広い相談(夫婦関係、DV関係、職場の人間関係、離婚を含めた夫婦間問題など)が寄せられた。
(委員)資料2の5「女性の再就職支援セミナー」の参加者数がさびしい感じがする。
(委員)広報を見て、正直魅力を感じなかったため、参加しなかった。また、自分が求めている講座ではなく、直接的に役に立つとは思えなかった。マネープランも重要だが、仕事を得ることの方が重要であるため、参加したいと思わなかった。広報の仕方に課題があったように思う。
(委員)仕事から離れた時間が長くなればなるほど、不安を感じているケースが多い。東京仕事センター多摩等で実施しているようなセミナーを市役所でもやって欲しい。
(委員)現時点で迷っている人に、まずはきっかけとして市のセミナーに参加してもらう方法はありではないか。
(委員)実践的なものにするか、まずは意識啓発(動機づけ)のセミナーにするのか、迷いながら実施している状態である。この点が課題である。
(事務局)緊急雇用の募集は多いが、男女共同参画で雇用をつくった事例はほとんどない。
(委員)資料2の6「女と男、ともに織りなすフォーラムinはむら」では、2月開催だった。毎年2月は忙しく、参加が難しい。学校関係者や学生も参加や動員することが難しい。
(事務局)今年度は、11月を予定しているが、11月は他行事も多いため、参加率に影響しそうである。
(委員)今年度の目標をどうするか。フォーラム実行委員を2人増やすこと、継続して関わってくれる仲間を増やすことが目標である。
(会長)続いて、議事の3項目め、「羽村市男女共同参画基本計画(平成26年度)重点評価項目の選定について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(3)羽村市男女共同参画基本計画(平成26年度)重点評価項目の選定について
事務局より資料3に基づき説明
(会長)何か質問、意見等はあるか。
(委員)1の(1)、2の(1)・(2)を評価の対象にしたほうが良い。
(委員)2年間重ならないよう均等に評価する傾向であるが、残っているものを評価したほうが良い。また、今まで評価していない部分を行うのが良いと思う。
(委員)マタハラの問題では、産休が終わってからすぐに働き始めるというのであれば良いが、少し期間が空いてしまうと退職処分になることもある。また、このような事態がまかり通ってしまう現状を踏まえて、3-(1)も評価項目に加えるべきか否か。
(委員)2の(1)は、基本的に企画政策課で実施している内容であるが入れなくてよいわけではない。普段からチェックができているので、軽めにして最近の課題を入れることはアリだと思う。
(委員)2の(2)、3の(1)は一つに合わせて初めて事業になるのではないか。どちらかだけでは、バランスが悪い気がする。また、3と5をリンク付けないと、混乱してしまう可能性がある。
(事務局)平成26年度と平成27年度の施策評価は担当課を呼び、ヒアリングを行った。
(委員)年度が終わってからチェックするのでは遅いため進行中の事業に対して意見を言うことがベストである。
(事務局)羽村市では、進行中の事業に対して意見交換をすることを考えており、実施することも可能である。進捗状況のまとめを行い、10月にヒアリングを実施、上半期での事業内容について報告する。
(委員)議論するのであれば、1の(1)、3の(1)が良いのではないか。
(会長)今年度の重点評価項目は1の(1)、3の(1)とする。続いて、議事の4項目め、「市政世論調査の項目について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(4)市政世論調査の項目について
事務局より資料4に基づき説明
(会長)ワークライフバランスとマタハラの理解度や周知度については把握する必要があるのではないか。質問方法などないか。
(委員)用語の周知度を質問する場合、個人の基準が違うため、実情に即した質問方法にしたほうがよい。
(会長)調査は啓発の一つの手段として考えるとよい。啓発目的を含めた質問の仕方もあると思う。
(事務局)ゼロベースで意見をもらえた方が有益である。最大限努力していきたい。
(会長)問27の選択肢に、適切なものがあるかどうか。また、「市役所にこういう方向で力を入れてほしい」というような質問があるか。
(委員)問27の質問について、市役所の事業において、どの辺に重点を置きたいのかについて質問しているが、この質問自体を修正し、「どんなことを求めているか」を聞いた方が良いのではないか。
(委員)選択項目が漠然としている。例えば、「各種団体の女性リーダーを養成する」とあるが、どうやってやるのか。
(委員)家庭の時間をとりたい女性・男性にどう支援していくべきか。
市民の意見、意識をまとめてあげる必要がある。市が協力してくれたら、ルールを決めてくれたら、もっと良くなると感じる。自由回答等の回答方法はないのか。
(事務局)内部においても、自由意見は集計が困難であるため、除いている。
(委員)問27では、家庭内での男女平等に対する考え方を周知するような内容を加えたらどうか。会社だけでなく、家庭においても男女平等が必要。「家庭」や「家族」というキーワードが出てきても良いのではないか。
(委員)「家事は、主に誰がやっているのか」という質問では、圧倒的に女性が多い。
(委員)細かい質問にしても、性別や年齢を明確化したほうが良い。性別、年齢別、既婚・未婚、子どもの有無、祖父母の有無、祖父母同居の有無、職業等についてクロス集計を行うのがよいのではないか。
(会長)行政では、性別や年齢ぐらいしか公表されていないものが多い。公表しないのであれば、聞かなくてもいいのではないか。
(事務局)基本的な属性は聞いている。
(会長)用語の周知度、ワークライフバランス、マタハラ、フォーラムを入れるとして、どれを削るか。他にどのような質問をすべきか。
(委員)問27の質問では、女性を高めていくためにはどうすべきか、男性はどのように考えているか。現場に女性が出てくることが一番効果的である。そのためには、どうすべきか。
(委員)質問する側と回答する側の意図の差が生じる可能性がある。男女の範囲は広いため、真意が伝わらない可能性もある。したがって、具体的な設問のほうがわかりやすい。
(会長)問27の質問は、もう少し工夫すべきであり、「男性にとっての男女平等参画」に関する質問を加えるべきである。女性を高めていくためにどうすべきか、男性はどのように考えているか、を考えてほしい。
(会長)問28や29などの男女間の暴力に関する相談や質問も多い。また、3問続けて質問することは、良いのか悪いのか。必要であれば、そのまま活かす。
(委員)問28と問29は一本化できるのではないか。
(会長)一本化しないほうが良い。知らない人が激減してしまう可能性が高いため、一本化は避けたほうが良い。
(会長)問29と問30は削除してしまってもよいのではないか。誰が家事をやっているのかを聞くことは面白いと思う。
(委員)では、問29を廃止したらどうか。
(委員)問28の問題の下に情報提供欄を追加したらどうか。例えば、男性に対する男女平等参画への考えや男性に対する男女参画の意識についてなど、啓発を目的とした情報欄としてはどうか。
(委員)男性にも参加してほしい事業内容を具体的な例を挙げてはどうか。
(委員)選択肢を読むだけでも、啓発につながるような内容が望ましい。
(会長)他に何か意見あるか。まとめとして、用語の周知度、ワークライフバランス、マタハラ、フォーラムを入れる。問29と問30は削除してしまってもよい。問27は工夫の余地がある。ご検討いただきたい。また、男性の男女共同参画は必要になることから、質問事項として入れたほうがよい。ほかにあるか。
(委員)特になし。
(会長)では、以上で、本日の議事は、全て終了する。皆さんのご協力感謝する。続いて、その他、事務局より何かあるか。
(事務局)次回の連絡だが、次回の会議は7月頃を予定しており、質問事項の整理を行い、会議の際に提示する。市政世論調査の時期は9月頃を想定している。
(会長)その他に事務局から、何かあるか。
(委員)2の(2)の③について、男性と子どもは一緒にすべきでないのではないか。③は2の(1)に入れるべきではないか。
(事務局)男性や子ども等は、国の基本計画を参考にしているためである。次回の見直しに向けて参考にさせていただく。
(委員)学童クラブの待機児童について、児童館で放課後サポートを実施し充実しているが、保護者が頼りすぎているのではないか。
(委員)放課後子ども教室とライフバランスを一緒に表現したらどうか。
(会長)では、そろそろ時間であるため、このあたりで閉会とする。
(事務局)本日は、広岡会長、議事進行をしていただき、感謝する。また、委員の皆さんも、長時間に渡り、慎重なご審議をいただき感謝する。
これで、第7回羽村市男女共同参画推進会議を終了する。
午後9時00分終了