日時
平成27年7月27日(月曜日)午後7時~午後9時
会場
市役所東庁舎4階特別会議室
出席者
【委員】広岡守穂、藤巻小百合、古川光昭、天野湛美、井上肇彦、佐藤晴美、岡田千依、谷中芳枝、平野麻紀、田口貴代、小山夏樹
【事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主事
欠席者
神子島健、前田静恵、三品孝之
議題
傍聴者
なし
配布資料
・次第
・羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成26年度(2014年度)実績【資料1】
・市政世論調査項目【資料2】
・女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案の概要【資料3】
・第4次男女共同参画基本計画に関する提言【資料4】
会議の内容
(会長)暑い中お集まりいただき感謝する。よろしくお願いしたい。
(1)羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)について
事務局より資料1に沿って説明。
(会長)ヒアリングの実施回数は、実質2回程度ということを念頭に置いて頂きたい。事務局より説明があったが、もう少し内容に踏み込みたい。何かご意見、ご質問はあるか。
(委員)今までの目標値という設定に対して、世論調査の結果に基づいて出すということは、どういうことなのか。世論調査ということになると、男女に関心がある・ないで回答結果が異なるのではないか。数値が最終的な目標値にどのようにつながるのか教えて欲しい。
(事務局)計画の段階で、目標指標を達成するために、施策を立てているという状況である。それぞれの施策を行い、検証をどのように行っていくのか、検討すべきである。また、次期の計画を今年度、次年度で策定していく中で、世論調査の数値を使うべきなのかについても検討していくべきであると考えている。
(委員)たくさんのことに取り組んでいることをもっとアピールしていくべきである。
(委員)目標の中で、平成27年度のものと平成28年度のものがあるが、どう違うのか。
(事務局)現状が平成22年度になっている場合は、達成目標を平成27年度の数値としている。これは、5年ごとに実施している世論調査の項目を目標指標としているためである。世論調査を基にするものと、それ以外のものとで、目標設定が異なる。
(会長)他に何かあるか。
(委員)男性の育児休業の取得率をあげるべきなのか。また、再就職支援セミナーの内容については、どのようなものを実施するのか。
(事務局)男性の育児休業の取得率については、それぞれの家庭で話し合った上で決めればよいものであり、必ずしも、取得しなければならないということではないと考えている。国の計画の中でも求められている部分ではあるので、計画を策定する上では促進をしていく考えである。男性の育児休業の取得率を目標指標に掲げるかどうかについては、推進会議でも検討していただきたい。再就職支援セミナーについては、内容を検討しているが、名称のハードルが高いという意見がある。その前段階の人も対象者になるようなセミナーにしたほうが良いという意見もいただいている。中身は変えながら、趣向も凝らしながら行っているが、名称によってハードルが上がっているとの意見も寄せられているので誰でも参加しやすい形での実施を検討していきたい。
(会長)No.80の配布物は、少ないのではないか。
(事務局)産業祭の出展者に対して配布を行ったものである。
(委員)No.95のファミリーサポート事業だが、利用金額について、高いような気がするが、どうなのか。
(会長)このくらいの金額がないと採算が取れないのではないか。
(委員)1時間700円ということを聞いたことがある。
(会長)これからは、重点項目について検討し、ヒアリング内容について検討したい。それがあと2回あるような流れである。前回の会議では重点項目を検討し、「基本目標1の男女間のあらゆる暴力の撤廃」及び「基本目標3の働きやすい職場づくりの推進」が挙がった。基本目標の1-1と3-1を重点評価項目とすることでよろしいか。問題ないようなので、ヒアリングする場合はどの課が該当するのか。
(事務局)基本目標1-1では、企画政策課と子育て支援課がメインである。その他は、広報広聴課、職員課、市民課、学校教育課となっている。基本目標3-1では、産業課、職員課、企画政策課、契約管財課となっている。
(会長)どうするか。例年のケースで言うと、2~3つの課にヒアリングを実施した。1-1では、企画政策課と子育て支援課、3-1では、企画政策課と産業課というあたりが、主に取り組んでいる担当課だと思うが、どうか。また、ヒアリングについて、昨年と同じように、実施する方向でよろしいか。ヒアリング内容についても、1-1及び3-1の両方やるのか、片方だけやるのか。判断が難しいかもしれないが、どうか。
(委員)量が多いので、難しい。
(会長)どちらかに絞ってヒアリングする方法もあるがどうか。
(委員)できれば、該当する課に来てほしい。一番関連するのは、企画政策課、子育て支援課、産業課だと思う。
(会長)質問する内容によって決めるのもいいと思うが、量が多すぎるので、1-1または3-1のどちらかにするのはどうか。
(委員)ヒアリングはできるだけ聞きたいが、聞く方も何を聞くのかをしっかりと考えなければならない。
(会長)では、企画政策課、子育て支援課、産業課に会議に出席してもらい(1時間~1時間半程度)、ヒアリングを実施する。質問内容は事前に伝えるような方法はどうか。問題ないようなので、その方向でいくこととする。評価をしていくときに、昨年度はどのようにしたのか。
(事務局)抜き出した評価指標(実績記載)を作成し、検討部分は空欄にしていた。より詳細を書き込んだものを事前に送付して、委員の方々には、確認してもらうようにしていた。
(会長)次回は、1-1、3-1について担当課にヒアリングを行い、推進会議としての評価を行う。事務局で整理したものを次々回に提示していただくということで進めていく。一つ一つの施策では考えづらいかもしれないので、大きなくくりでも構わない。
(委員)1-1のNo.7女性センター一時保護6件についてだが、もう少し深く踏み込んだ内容を聞きたい。また、一時保護の前の状況についても聞けたら良い。
(会長)DVの実態について詳細を知りたいので、担当課へ伝えておいてほしい。
(委員)DVが増加しているのか、減少しているのかについて、年度による変化を知りたい。
(委員)女性悩み事相談について、福生の方から羽村へ相談が来る場合がある。その理由は何なのか。日程によるものなのか。また、どんな人が相談に来るのか。
(委員)No.13の子供の虐待も該当部分なのか。
(会長)他に何かあるか。なければ、次の議題に移りたい。事務局から説明をお願いする。
(2)世論調査の項目について
事務局より資料2「市政世論調査項目」に沿って説明。
(会長)ワークライフバランスについてどのくらい認知度があるのかどうか等、結果が出るのが楽しみである。
(委員)ワークライフバランスの周知度を探ることはできないか。男女共同参画の言葉の周知度、意味合いについて、探る方法がないか。
(会長)それは、設問を一つ増やしたらどうかということか。趣旨はわかるが、この形式でいくとなると、聞くことは難しいのではないか。
(委員)問16(配偶者からの暴力について相談できる窓口の認知度)は、「知っている」・「知らない」のどちらかしかないのか。
(会長)設問の制限はあるのか。
(事務局)限られてはいないが、全部で50問にしたい。
(会長)回答方法は何か。
(事務局)前回から郵送方式(勧奨ハガキ方式)で実施しており、前回は、541人からの回答があった。
(会長)詳細を聞くのは避けた方が良いかもしれない。
(事務局)前回までの会議では、詳細について問う設問もあったが、新規の質問を入れたために、削除した。相談場所の質問をするより、相談窓口について聞く方が良いのではないかと考えた。
(会長)前回より回答数が少ない可能性が高い。また、前回との比較はできないが、それはやむをえない。
(事務局)女性悩みごと相談は、広報広聴課の担当だが、企画政策課が内容を確認し、対応するということでよろしいか。
(会長)よいのではないか。その他は、どうか。ないようなので、その他について事務局より説明を求める。
(3)その他
事務局より資料3「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案の概要」、資料4「第4次男女共同参画基本計画に関する提言」に沿って説明。
更に、男女共同参画週間に基づき、6月に実施した活動(啓発運動、男女共同参画研修会)、10月から開始となるマイナンバー制度に伴い、DV検討会議の内容、男女共同参画フォーラムでのイベント計画等について簡単に報告。
(事務局)次回日程については、例年10月頃に開催しているが、事務局より後日、日程の確認をし、委員の方々が出席できる日に実施したいと考えている。
(会長)他にあるか。なければ閉会とする。
(事務局)では、これにて、第8回羽村市男女共同参画推進会議を終了する。ご出席いただき、感謝する。
午後9時00分終了