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    第2回第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • [2015年9月29日]
    • ID:8325

    第2回第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    日時

    平成27年9月29日(火曜日)午前10時00分~11時30分

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    山川仁、上野勇、鈴木和善、高橋英保、中野永久榮、池田恒雄、並木功眞、武士江身子、橋本美津子、石岡あけみ、黒田誠

    欠席者

    濱﨑真也、堀内政樹、大塚さよ子、田村さおり

    傍聴者

    0人

    配布資料

    資料1 2013年度(平成25年度)26市のコミュニティバスの収支等状況

    資料2 2013年度(平成25年度)26市のコミュニティバスの収支等状況

    資料3 はむらんラッピングデザイン案

    開会

    事務局

    会議の内容

    (座長)今回は「はむらん」をより多くの市民の方々にご利用いただき、今後も継続してはむらんの運行ができるよう、経費を増やさず、利用者数・運賃収入を上げる方法と、運賃収入以外の収入を増やす方法が主な議題となります。

    是非、皆さんの忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。

    それでは、資料1及び2について事務局より説明をお願いいたします。

    (事務局)資料の上段にある八王子市の部分で説明させていただきます。

    八王子市のコミュニティバスは、愛称が「はちバス」です。路線は、「北西部コース」、「東部コース」、「西南部コース」の3コースです。運行経費は62,765,475円でございます。

    運賃等収入は13,650,779円です。運行経費から運賃等収入を引いた分を市の補助金として支出しており、補助金額は49,114,696円でございます。 

    営業係数は460です。この営業係数とは運行経費÷運賃等収入×100で計算した数値でございます。つまりこの数値が100以下であれば、黒字ということになります。

    八王子市は補助金を出していますので、営業係数が460でございます。

    年間利用者数は166,193人、運行台数は4台です。運行会社は、はむらんと同じ西東京バス株式会社です。

    また、運賃に関しては、100円、170円、200円と区別されており、対距離運賃制度が設けられています。対距離運賃制度とは、距離に応じた最低運賃が設定され、「初乗り」を超過すると一定距離ごとに一定額が加算されてゆく制度です。

    また、運賃は小学生が半額で、未就学児が無料です。

    東京都シルバーパスでの乗車を行っています。

    パスモ・スイカにも対応しております。

    通勤・通学割引の定期は対応しておりません。

    回数券は西東京バスの回数券が利用可能でございます。

    また、障害者割引があり、半額です。身体障害者、精神障害者、知的障害者の手帳を提示すれば、半額となります。

    担当の部署は道路交通部交通事業課です。

    また、青梅市、福生市、東久留米市についてはコミュニティバスの運行が未実施であり、それ以外の東京23市の収支等状況が掲載されております。

    次に資料2の説明をさせていただきます。

    資料2につきましては、先ほどの資料1の数値をもとに、人口に対しての利用者数の比率や、利用者数に対しての補助金の比率、人口に対しての補助金額の比率を割り出した表です。

    表の一番上の八王子市を例にとりますと、補助金額は49,114,696円、

    利用者数は166,193人、平成25年4月1日現在の人口は562,679人です。人口に対しての利用者数の割合は0.3、つまり人口の3割の方が、年間の利用者数に匹敵することになります。

    次に利用者1人当たりに対しての補助金額は296円で、年間の利用者1人当たりにかかる補助金の額が296円ということになります。

    次に人口1人当たりにかかる補助金額は87円でございます。

    続きまして、羽村市の状況は、補助金額が50,736,000円で、利用者数は154,956人であり、人口は57,133人ですから、人口の約3倍の方が、はむらんを利用していることになります。非常に多くの方にご乗車いただいていることがおわかりいただけるかと思います。

    次に利用者に対する補助金額は327円でございます。人口1人当たりに対する補助金額は888円です。羽村市は人口が少ないために、1人当たりの経費が高い状況でございます。

    また、一番下に平成26年度の羽村市の状況が載っておりまして、補助金額が54,987,000円、利用者数は167,585人、人口は平成26年4月1日現在で、56,732人でございますので、人口に対する利用者数は約3倍となります。次に利用者1人当たりに対する補助金額は328円であり、人口に対する補助金額は969円でございます。

    補助金額が増加した理由としては、平成26年度にルート・ダイヤ改正を行った際、福生病院への延伸を開始し、運行経費が上がったことが原因と考えられます。

    簡単ではございますが、以上で資料2の説明を終わります。

    (座長)数字が多くて、大変かと思いますが、資料1の説明の中で説明いただきましたとおり、営業係数が100を下回ると黒字になるというところが、1つの判断基準でございます。

    資料1,2をふまえて、(1)経費を増やさず、利用者数・運賃収入を上げる方法について、委員の皆さんからのご意見・ご質問をお願いいたします。

    (委員)今回八王子市を例にあげておりますが、八王子市も、羽村市と同様に、西東京バス株式会社が運行しておりますので、補足説明をさせていただきます。

    八王子市と羽村市は運行台数が4台、予備車両1台で合計5台と全く同じ運行台数であり、ほぼ同規模の運行でございます。

    八王子市は人口56万人に対して、5台。羽村市は人口6万人弱に対して5台ということで、羽村市のコミュニティバス運行事業がいかに充実しているかということがおわかりいただけるかと思います。

    また、補助金額に関してですが、八王子市の場合は、この表の補助金額以外にも、別途車両購入費がかかっております。

    羽村市の場合は、すでに電気バスを補助金で購入済みであることと、ディーゼル車は、毎年の償却費として計上されておりますので、大雑把な概算で申し上げますと、八王子の場合は、羽村市と比べて、この表の額よりも、1000万円~2000万円多くの補助金を出していることになります。 

    八王子市の場合は、面積も非常に広いため、片道2時間~2時間半かかるコースもあり、その分間隔も長くなっておりますので、利便性の面でも、羽村市の方が良いのではないかと思います。

    (座長)はい、ありがとうございました。

    (委員)前回も、申し上げさせていただきましたが、私は病気を患ったときに、毎日の食料品等の買物の重要性を感じました。

    今後ますます、高齢化が進み、自由に買い物に出かけられない高齢者が増加することを考えますと、市内のスーパー数か所を周るようなコースを作ってはいかがでしょうか。

    また、私は玉川一丁目に住んでおりますが、道幅が狭いという理由ではむらんは運行しておりません。

    しかし最近では、住宅も増加し、道幅も拡張していますので、是非、玉川一丁目にもはむらんのバス停を設置していただければと思います。

    (座長)乗客を増やすために、スーパーにも寄るようなコースがあれば良いだろうということですね。

    (委員)買い物は毎日のように必要なことですし、羽村は坂が多いため、車を持っていない方は是非はむらんで買物に行きたいと考えているはずです。はむらんでスーパーを周れるようなコースを作れば、さらに乗客を増やせるのではないかと思います。

    (座長)二つ目のご意見は、はむらんのバス停の増設ですか。

    (委員)是非、玉川一丁目にもバス停の設置をお願いします。

    (座長)本日は事務局からの回答はあまりせず、皆さんからの意見を聞くことを中心に進めてよろしいですか。

    (事務局)本日は事務局からの回答は特にせず、次回の会議の際に、検討結果を回答させていただきたいと思います。

    しかし、現時点で事務局の考えを申し上げるとすれば、委員のおっしゃるように、高齢者の買い物の手段として、はむらんへの期待が高まっていると感じております。

    「五ノ神二丁目」というバス停は「福島屋」の目の前にございます。しかし、そのことを知らない高齢者も多いのではないでしょうか。

    また、小作駅の周辺、「西児童館入口」バス停の周辺にも「オザム」などのスーパーがございます。

    昨年度、「羽村高校」バス停を「羽村高校・羽村三慶病院」に変えさせていただきましたが、今年度中に、市内商業施設に営業に回り、「五ノ神二丁目」バス停を「福島屋前」バス停と名称変更するなど、バス停の名称を店の名前に変えることで、高齢者にとって買い物の際にもわかりやすく、広告収入を得られるようにできればと考えております。

    次回の会議では、この件について具体的にお話させていただいて、委員の皆さんの承認を得たうえで実施していきたいと考えております。

    また、ベンチの設置の件に関しては、今年度、職員がすべてのバス停を周り、状況確認を行いました。

    バス停周辺にスペースがあり、上屋やベンチが設置できそうな場所に関しては、来年度予算を要求させていただき、なるべく多くのバス停に設置することを検討しています。

    (委員)営業係数についての説明が事務局からありましたが、23市の中で、後ろから三番目に悪いということですよね。地域条件等各市で異なることだとは思いますが、この原因はどういったところにあるのでしょうか。

    23市の中で、営業係数が100を下回っている黒字の路線もある中で、羽村市の営業係数が430というのは、どう考えればいいのでしょうか。

    交通弱者である高齢者のために、はむらんを運行するというが、当初のはむらんの目的ですので、補助金がかなり支出されていることは止むを得ないと思いますが。もう一度、考えていく必要があると思います。

    (事務局)単純に数値で判断することには、問題があると思います。

    はむらんの主な目的は、交通弱者である高齢者が日ごろの足として利用できるバスの運行ですので、多少の経費がかさむのは止むを得ないと考えております。

    例えば、現在の運賃100円を200円にすれば、収入が倍になりますが、200円なら利用を控える方が増える可能性もあり、難しい問題です。      

    また、本数を増やすということになりますと、今後も検討課題であるというお答えしかできかねます。

    (委員)はむらんの便を頻繁に運行することになると、今度は民間の運行会社の営業を圧迫することにもなりかねませんので、はむらんの目的からそれないような話し合いが必要かと思います。

    (委員)羽村市には、羽村動物園があります。ただ、私個人も先日羽村動物園をテレビでみて、初めてフラミンゴがいることを知ったような状況です。せっかく羽村動物園があるのですから、JRの駅改札口の出たところに羽村動物園の看板などを張り、「羽村動物園に行かれる方は、はむらんバスをご利用ください。」など表示したらどうでしょうか。

    また、JRにどこまで協力してもらえるかはわかりませんが、「回数券もJR駅で買えます。」等の表示を行い、「この回数券で、また羽村動物園に行こう」と思ってもらえれば、利用者の増加にもつながるのではないかと考えました。

    (座長)市内の魅力的な場所として、羽村動物園をあげていただきましたが、そのほかにも、羽村市には、人々が楽しめるような場所はあるのですか。

    (事務局)チューリップ祭りや、夏祭りなどの際には、はむらん利用者が増えますので、増便等も出しております。

    (委員)はむらんの目的が、高齢者の足ということですので、長寿会等に呼びかけて、体育祭の際に会場まで歩いてくる方に、はむらんを利用していただくのはどうでしょうか。会場の富士見公園まで歩いて行くのは遠いために、参加をあきらめているような方に、町内会ごとに最寄りのバス停から富士見公園までの行き方をわかりやすく書いた案内図を配布することで、はむらんに乗るきっかけを作ればよいと思います。

    (座長)単に路線図を配布するだけではなく、高齢者にもわかりやすいように、はむらんの使い方とイベントを結びつけた情報提供をするということですね。

    (委員)各長寿会ごとに、乗るバス停や路線は異なりますので、各地域に適したはむらんの乗り方に関する情報提供をしたらどうかと思います。

    (委員)私は、長寿会の会長をしておりますが、私の長寿会では、イベントごとに、最寄りのバス停から何時何分のバスに乗れば、目的地に到着するかという案内をしておりますが、各長寿会の会長が同じように、はむらんの案内をしているかどうかわかりませんので、今後の会合等を通じて、そのように呼びかけたいと思います。

    (事務局)夏祭りの際などは、利用者が多く増便を出して対応している状況であります。あまり多くの利用者が特定の日時に集中してしまいますと、はむらんだけでは対応できないという問題もありますが、一度ご乗車いただくと、はむらんを気に入っていただける方も多いかと思いますので、高齢者の方にはむらんに乗るきっかけを作る方法について検討してまいりたいと思います。

    (委員)はむらんを高齢者だけでなく在住在勤の方々に向けた利用の増加を図るというのはどうでしょうか。会社によっては、ノーカーデー運動という、車に乗らない日を作って社会全体の二酸化炭素の排出を下げようという日を設けている会社もあると聞きます。このノーカーデーにはむらんに乗車してもらうよう、周知したらいかがでしょうか。

    また、会社の始業時間にあわせてはむらんを運行し、高齢者だけではなく、若者の利用も図ることで利用者の増加につながるのではないでしょうか。自転車や車で通勤する方も多いと思います。企業の多い羽村東コースエリアを取り込んだ運用体制にしたらどうでしょうか。

    (事務局)コミュニティバスは民間企業を圧迫するような運営をしてはいけないという決まりがありまして、企業の多い産業道路などは、立川バスや西東京バスが運行しているため、同じ路線を走ることができません。

    もし、同じ路線を走るとすれば、国土交通省等の国の機関より、許可が下りず、コミュニティバスとしてではなく、正規の料金を取って運営を行わなければならないということを認識していただければと思います。

    (委員)私は、病気になったことがきっかけで、はむらんを利用してみました。今まで、自分の家の最寄りのバス停から羽村市役所まで行くには、乗換えが必要と思っていましたが、乗り換えずに行くことができることに初めて気づきました。

    懇談会を行うのもいいのですが、はむらんに乗ってみて初めて気づくことも多いと思いますので、是非はむらんに実際に乗ってみるような勉強会の開催を求めます。

    (座長)路線図・時刻表だけでは、難しいのでしょうか。

    (委員)そうですね。羽村駅や、福生病院などの主要なバス停への乗り方はわかりますが、その他の利用頻度の低いバス停は、わかりにくい点が多いです。委員としてより良い意見を出すには、会議の場で話し合うだけではなく、実際に乗ってみて、体感することが有効だと思います。

    (委員)利用率が高い国分寺市と、羽村市を比べてみますと、羽村市は、運行台数が4台に対し、国分寺市は5台です。そのなかで日吉町ルートだけ2台です。おそらくこのルートは乗車人数も多いのではないかと思います。 

    また、回数券につきましても、羽村の場合は11枚で1000円なのに対し、国分寺市は21枚で2000円で、綴りの枚数が多いです。

    回数券の販売枚数に、若干運賃収入の違いが出てくるのではないかと思います。

    はむらんのPRにつきましては、広報等でイベントごとにはむらんの利用について記載がございます。

    9月1日号では敬老のつどいに行くためのはむらんの乗り方について記載がございました。

    そのほかにも、「始めてみませんか、バードウォッチング」という記事に、はむらんの案内が載っております。

    また、昨年(平成26年)9月の読売新聞にコミュニティバスに関する記事がありました。「コミュニティバスの値上げ相次ぐ」という見出しで、公平性・収支改善のために、多くの市では、運賃を値上げしていることが書かれております。羽村市の方向性とは、若干異なるかと思いますが、多くの市では、収支の改善のために苦慮しているということがわかります。

    本日、事務局からの回答は不要ですので、運行の検討に関して次回の会議でご回答いただければと思います。

    (座長)最後に運賃に関するご意見がありましたが、小田急バスが運営する狛江市は200円ですね。

    バス運賃はやはり100円が多いですね。

    (委員)運賃が100円というのはこの審議会で決めたことです。第4次の審議会の際に、現段階では値上げをしないことに決めて、現在も100円のままであるという経緯があります。

    (委員)回数券についての意見ですが、現状では、バスに乗らないと回数券が購入できません。回数券を市役所や、連絡所、JRの駅などでも購入できれば、収入が増加するのではないでしょうか。

    バスに乗っているときに購入すると、慌ただしく、高齢者の方には負担が多いかと思います。落ち着いた状況で、領収書も発行してもらえれば、より購入しやすくなるのではないでしょうか。

    (委員)最初の初期投資はかかるかもしれませんが、スイカやパスモなども使えるようになると、乗りやすくなるのではないでしょうか。回数券は、はむらんを利用したことのない人にとってはわかりにくく、購入しても、券を忘れてしまったら利用できません。

    (座長)資料1を見ますと、約半分の市が、スイカやパスモを導入しているようですね。西東京バス株式会社でも、八王子市では、導入されているようですね。

    (委員)八王子市も以前は羽村市と同じ100円均一で、スイカやパスモも導入しておりませんでした。しかし、八王子市は片道2時間半などのコースもあり、通常の民間バスであれば、300円、400円かかるコースを100円で乗れるという点において、公平性がなくなり、距離で運賃も変わりました。

    そういった部分で、シルバーパスや、スイカ・パスモを利用できるように変更していったという経緯があります。

    また、シルバーパスに関しては、東京都の福祉事業の中で、東京バス協会というところが、委託されて行っており、所得に応じて制限がございますが、年間1000円でシルバーパスを購入することができます。その多額の補助金というのは、東京都から支出されており、その要件として、国交省で認可されているバス運賃をいただいている場合に限り、補助金が保障されております。つまり、100円というのは、すでに補助が出ている運賃ですので、シルバーパスの要件を満たさないことになります。

    (委員)消費税が10%となった時に、現金だと負担感を感じやすいですが、カードであればそれを感じにくく、利用者にとっても抵抗が少ないのではないかと思います。

    消費税が値上げをした際に、運賃が上がったとしても、運営がスムーズになるため、初期費用分は将来的には回収できるのではないかと思います。

    (座長)初期費用というのはかなり大事なポイントになってくるのでしょうか。

    (委員)そうですね。初期費用は、とても高額な金額になってくるかと思います。

    (委員)どのくらいの金額ですか。

    (委員)概算ですが、1台100万円くらいですね。

    (座長)初期費用は多少かかりますが、それを乗り越えれば、良い点もあるのではないでしょうか。

    (委員)前回の第4次の会議でも、運賃を110円にするという意見が出ましたが、100円であれば、支払いもスムーズですが、110円や120円では支障があるだろうということで、100円のままになりました。もし、ICカードが導入されれば、そういった問題も改善されますので、是非とも検討をお願いいたします。

    (委員)にぎわい商品券ではむらんの回数券を購入できたら良いと思います。

    (委員)今回の商品券は国の補助もありますので、いつもの商品券よりも制約が多く、公共料金の支払いや、たばこ、税金の支払いなどもできませんので、難しいかとは思いますが、今後羽村市だけで実施する商品券がありましたら、検討する余地はあると思います。

    (委員)はむらんの乗り方がわからない方が多いと思いますので、電話などで乗り方が気軽に聞ける電話相談窓口を設置したらいかがでしょうか。

    (座長)はむらん担当の部署でしたら、対応が可能ではないかと思います。

    それでは、運賃収入以外の収入を増やす方法についての議題に移りたいと思いますが、いかがでしょうか。

    (委員)バス内で個展を開いて絵などを張り、主催者から費用を徴収するのはいかがでしょうか。

    (座長)良い意見ですね。個展の主催者がその絵を友人に見せるために、乗車してくれますね。

    (委員)自分の創作したものを、見てもらいたいという方は多いと思います。1台の車内に5・6枚の絵や写真、創作物を飾るのでもいいです。自分で個展を開くとなると、とても大変ですので、はむらんの車内で行えればいいのではないでしょうか。

    (委員)駅の改札を出たところに、はむらんの時刻表が貼ってありますが、その部分に羽村動物公園の宣伝広告を貼り、はむらんでの行き方について載せてはどうでしょうか。

    (委員)羽村駅の改札口を出たところに、羽村動物園の広告を出してはいかがでしょうか。

    (委員)駅の看板に広告を出している大型店舗などや、歯科医院などに積極的に広告を出してもらうようにしてはどうでしょうか。

    (委員)広報はむらに、はむらんのコーナーをもうけ、はむらんの車窓から見える風景の紹介など、はむらんを身近に感じていただけるような記事を載せてはいかがでしょうか。

    (座長)議題2は以上とさせていただき、「議題3 その他」に移りたいと思います。資料3につきまして、事務局より説明をお願いいたします。

    (事務局)それでは、お手元の資料3について、説明させていただきます。

    これは、今年度、産業課消費生活係の事業として、日常生活の中でトラブルがある訪問販売や架空請求などについて、消費生活センターへご相談していただくよう周知を図る目的として、はむらんの車両にラッピングを行うものです。

    また、この資料のはむらんラッピングデザインにつきましては、一つの案であり、現在、担当所管で検討している状況であります。

    また、AZEMSプロジェクトという市役所の庁舎の屋根に太陽光パネルを設置して、その電気ではむらんを運行する事業を環境保全課で立ち上げます。そのPRとして、はむらんのラッピングの中にAZEMSプロジェクトについて盛り込む予定となっております。

    ラッピングの期間としては、平成27年12月~3月末までで、出発式は、平成27年12月7日を予定しています。

    補足として、ラッピングの色は各コースの色となります。また、このAZEMSプロジェクトにより、はむらん中央コースは太陽光エネルギーを使用して走るために、実質的に二酸化炭素排出ゼロとなります。

    (座長)資料3のはむらんの黒い部分については、何も貼らないということですか。また、ラッピング期間中はもともとの車体のデザインは隠れるということですか。

    (事務局)そうです。また、ラッピング期間後も、はむりんのデザインは残るよう調整をしております。

    (座長)はむらん中央コースは、化石燃料を使わずに運行ができるということですか。

    (事務局)その通りです。約9,000万円くらいの補助金が出る大規模なプロジェクトで、全国でも初の取り組みになるのではないかと思います。

    (委員)それでしたら、約400万円の費用で導入できるICカードの導入も是非検討していただきたいです。

    (事務局)前回の会議で、運賃は100円という結論がでましたが、他市の状況は消費税の値上げにともなって、運賃を値上げするところが多いようです。もしはむらんの運賃が今後値上げするとすれば、それに伴ってICカードを導入するメリットは高まるかと思います。

    次回の会議の時に、お答えできればと思います。

    (座長)それでは、議事は以上とさせていただきます。次回の会議の日程について事務局よりお願いします。

    (事務局)次回は第三回目となりまして、平成28年2月23日(火曜日)午前10時からとさせていただきます。

    (座長)それでは、コミュニティバスはむらん運営推進懇談会第2回目を終了とさせていただきます。