日時
平成28年9月1日(木曜日)午後7時~午後9時
会場
市役所3階庁議室
出席者
【委員】神子島健、松尾紀子、武藤清美、橋本庸明、西山豪一、天野湛美、井上肇彦、平野麻紀、高松孝子、井上恵子、池田和生、田口貴代、田島由紀子
【事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主事
欠席者
【委員】広岡守穂
議題
1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)第1回羽村市男女共同参画推進会議 議事録の作成について
(2)羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成27年度(2015年度)実績について
(3)第4次羽村市男女共同参画基本計画(基本目標1~3)について
(4)平成28年度 男女共同参画推進事業について
4 その他
傍聴者
なし
配布資料
・次第
・第1回羽村市男女共同参画推進会議 会議録【資料1】
・羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査票(案)【資料2】
・男女共同参画推進会議における施策評価における提言について【資料2-1】
・推進会議における施策の評価・提言について【資料2-2】
・第4次羽村市男女共同参画基本計画 体系図【資料3】
・第4次羽村市男女共同参画基本計画(基本目標1~3)【資料4】
・平成28年度 男女共同参画施策への取組み【資料5】
会議の内容
1 開会
2 会長あいさつ
本日は、お忙しいところ、会議にご出席いただき感謝する。今年度は、計画策定の年でもあるため、着実に進めていきたい。新たに就任した方は、分からないことも多いと思うが、だんだんと慣れていっていただきたい。よろしくお願いする。
3 議事
(1) 第1回羽村市男女共同参画推進会議 議事録の作成について
(会長)議事の1項目め、「第1回羽村市男女共同参画推進会議 議事録の作成について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
事務局より資料1「第1回羽村市男女共同参画推進会議 会議録」に基づき説明。
(会長)ご意見あれば、頂きたい。
(委員)特に支障もないので、名前の明記は無くても良いのではないか。
(会長)今回読んでみて支障がなければ、この通りで良いかと思うが、いかがか。意見が出ないようなので、要点筆記、発言者氏名は明記なしということで良いか、多数決を取りたい。
結果:「賛成」8人、「反対」5人であり、賛成多数という結果となった。
では、第9期推進会議の議事録については、要点筆記、発言者氏名は記載しない形で作成してもらう事とする。委員の皆さんには、随時メモを取っていただくなど、必要があれば各自で対応していただきたい。
それでは、議事の2項目め、「羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査票(案)平成27年度(2015年度)実績について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(2) 羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成27年度(2015年度)実績について
事務局より、資料2及び資料2-1、2-2に基づき説明。
(会長)平成27年度実績について、それぞれの担当課が自己評価しているものになる。我々は、これに対して評価・提言をしていきたい。時間の関係上、全てをやることはできないが、全てが議論の対象となりえるので、今抜粋して説明した部分に限らず、疑問等があればご質問いただきたい。また、資料2-1のように、例年推進会議において提言をしているものもある。今年度も、このような形で評価・提言を行いたいと思うが、いつまでに評価・提言を出したらよいか。
(事務局)12月の推進会議までに評価・提言をいただきたい。
(会長)本日の会議を含めると、あと三回会議がある。説明を踏まえ、質問等があればいただきたい。
(委員)No.14について。課題と改善点に「参加者が少なかった」との記載があるが、曜日はいつなのか。また、参加者の職業層はどうなのか。実施日や参加者層を考えないと、意味がないと思う。
(事務局)曜日については、①、②ともに日曜日である。実施日等については、それぞれの対象に沿って設定している。事業によって考え方は異なる部分もあるが、企画政策課で実施する場合は、参加者に対してアンケートを取り、実施日等の希望など、意向の確認をしているところである。現状の確認を行いながら、対象などはある程度絞り込んで実施し、その対象が参加しやすい時間帯で実施している。
(委員)参加していない人の意向などが把握できていない。参加していない人の意見を集めないといけないのではないか。
(事務局)周知の方法も含めて、広報の記事ではなく、メール配信サービスなど、さまざまな情報媒体を活用しながら周知を図り、新たな参加者を開拓していく。集まっていただいた方の意見を頂戴しながら、開催している状況である。市の事業全般的に、参加者を募るという面での課題はある。庁内でも情報共有しながら、次年度以降に繋げていきたい。
(委員)No.93について。課題と改善点に、「年々利用者が減少傾向にあるため…」とあるが、これはどういうことか。
(事務局)病後児保育では、病気の症状が緩和した子どもを受け入れている状況である。病気になる子どもが減っているということではない。両親の協力や仕事を休むなど、利用者が工夫をして預ける人数が少なくなっている状況である。ニーズがないわけではない。
(委員)どこでもできるようにしていかなければならない。
(会長)保育園の現場から、何かご意見あるか。
(委員)病後児保育の場合では、熱が下がっている状態であれば預かることができるが、病児は預かれない。熱が下がった後でもインフルエンザ等の場合は、3日間預かることができないことになっている。
これまでは、育児休業が1年間しか取得できなかったのが、延長できるようになってきている。子どもが3歳まで取得することができるようになってきている。3歳までであれば、ある程度子ども自体も成長してきているため、祖父母等に預けることも可能である。また、企業の制度整備も進んでいるなかで、保育園での対応も進んできているので、利用者も少なくなっているのではないか。羽村市でも、病児保育もでき、病院で預かってくれる事業も開始した。そちらの利用者も増えてくるのではないか。
病後児保育は、どこでも出来たほうが良いが、看護師がいないといけないなど、整備が必要であるので、どこでも利用できるというのは難しい。
(委員)病後児保育を利用したい場合は、普段利用していない園でも利用していいのか。
(委員)可能である。
(委員)No.93について。課題と改善点に「PRを積極的に実施する」とあるが、認知度が低いから利用者が少ないのか。
(事務局)担当課に確認する。
(会長)他にご意見あればいただきたい。
(委員)No.100について。評価に「質の改善が図られた」とあり、これは保育士の改善だと思うが、どう改善したのか。
(事務局)次回までに調べて報告する。
(委員)昨年、子ども子育て新制度ができた。保育の状況も変わってきており、保育士の状況も改善してきている。
(委員)No.74について。どのような内容なのか。
(事務局)地域活動推進リーダー等の養成として、市民活動講座を2回実施した。一つ目は、「地域交流 学んで・話して・体験しよう~絵手紙から始まる地域デビュー~」と題し、講義・ワークショップ・絵手紙体験等を実施した。二つ目は、「スマホ・ケータイ安全教室~子どもをトラブルから守るために~」と題し、講話・上映会を実施したものである。
(会長)No.1について。近年、DVに関する講座は行っているのか。
(事務局)直接的な講座は実施していないと認識している。
(会長)ティッシュを配ることも大事だが、身近な人や被害に遭っている方が講座に参加するような機会を設けたほうが良い。地元の講演会等は行きたくないが、近隣の講演会なら参加したいという人もいると思う。デートDVに関する講座でも良いと思う。何年かに1回は実施したほうが良い。
(委員)スマホやケータイの問題も深刻である。それらをまとめた講座も必要かと思う。一人親についての事業も実施しているようだが、参加者が少ないので、内容の検討をしたほうが良いと思う。
(委員)No.52について。参加者の男女率はどうなのか。
(事務局)中学生25人のうち、男性8人、女性17人であった。なお、本事業は、羽村市と青梅市の共同事業であり、中学生25人のうち羽村市は、12人だが、男女率は、男性3人、女性9人であった。大学生リーダーは5人おり、男性3人、女性2人と、男性が多いものの、全体的にみてみると、女性の参加者が多い結果であった。
(会長)時間も押しているので、次の議題に移りたい。
それでは、議事の3項目め、「第4次羽村市男女共同参画基本計画(基本目標1~3)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(3) 第4次羽村市男女共同参画基本計画(基本目標1~3)について
事務局より、資料3及び資料4に基づき説明。
(会長)社会が変化している中で、どのような考え方が良いのかどうかなど、文言等も含めて事務局より説明していただいた部分について、質問やご意見を頂きたい。前回説明していただいたものから、順序が変わっている。現計画においても1つ目に「人権の尊重」がある。次期計画の基本目標1に「人権の尊重」があることは良いと思う。この点に限らず、何かあればご意見いただきたい。
(委員)国の方でも、さまざまな問題や法律等を踏まえて計画を策定している。その中でも、高齢期の貧困の問題が深刻である。M字型雇用が改善されていないし、高齢期の問題が抜けかけているように思う。羽村市においても、その点についてスポットを当ててみてはどうか。貧困女性に関する項目を作ってもらいたい。産業振興課との関連も強いので、働くという視点を最後に盛り込んでもらえると良い。
(会長)基本目標3(2)に高齢期の貧困についての記載を加えたらどうか、また高齢期の男性だけでなく、女性も働くという視点も加えて欲しいという点であった。その点を踏まえて、事務局から何かあるか。
(事務局)高齢期の女性への支援という部分では、市の計画を作った後、実施計画を策定していく。5年間の中でどう取り組んでいくか、取り組んでいけるのかを踏まえて、再度検討させていただきたい。
(委員)ハローワークと連携して、確実に自立できるように援助してきている。高齢者のチャレンジについても加えられたらと思う。連携先と相談しながら、検討していただきたい。
(委員)高齢の女性の貧困が問題となっているので、高齢福祉介護課が着手しているのかどうか知りたい。
(事務局)貧困に対する支援については、高齢福祉介護課というより、社会福祉課の方が該当するのではないかと思う。
地方分権の中では、地域の状況にあった働き方があり、雇用施策も国の取組みだったものが、地域と国とが連携しながら雇用を促進していく取組みが浸透してきている。羽村市でも、ハローワークの協力を得ながら、取組みを実施しており、今後5年間においても連携をしていく考えである。
(委員)ハローワークで行っている就労支援は、個人を対象としたものである。したがって、女性の貧困を招く働き方対策などについて、焦点を当てて実施している支援はない。あくまでも個別に支援するという就労支援である。市とハローワークとの連携は、緊密になっており、今後も、地元の状況や産業状況にあわせて、協議をしていく考えである。
(会長)資料4の2ページ目、主な目標指標について。全体的に関わっているというのはわかるが、5年間の目標として具体的な数値がなくてよいのか。過去5年間やってきたものがあり、それを踏まえて、達成したい数値を掲げるなど、何かご意見はないか。
(委員)目標値は具体的に掲げたほうが良いと思う。具体的にどうしたら良いのかをそれぞれで考えてもらう方が良いと思う。
(事務局)今回、初めて矢印の表記をさせていただいた。これまでの計画は数値を定めていたが、それぞれの定めた数値に根拠がない。具体的な数値を定めることは可能だが、あくまでも目指すのは100%なので、このような表記をさせていただいた。
(会長)他に質問やご意見等あるか。
(委員)非現実的な事件が最近多い。死というものが身近にないので、殺人事件等も多発している。SNSの影響によって、広がる可能性がある。どのように対策していくのか。
(会長)小中学生は学校が中心であり、高校生以上となると学校以外の行動範囲も広がる。対応も難しいが重要な問題である。検討していただきたい。
(委員)いじめや不登校、虐待について、教員はどのような取組みをされているのか。
(委員)本校においては、ふれあい月間が年に3回あり、いじめ等の把握や子ども達の状況を見ながら、安心して学校生活を送れているかどうか、把握をしている。月間に合わせて、アンケート調査を行い、結果を踏まえ、面談等も実施している。聞き取り等も、重点的に行っている。一番は、教員が子ども達に目をかけ、見逃さないようにしながら、子どもの方からも何かあった時に相談しやすいように取り組んでいくことである。
(委員)ネット等を見ていると、子ども食堂を目にするが、羽村市はそれらのニーズはないのか。
(事務局)子ども食堂については、全国的な展開となっており、地域によっても取組みが進められている実態がある。民間が取り上げられている場合が多いが、公の制度としては進んでいないのが現状ではないか。社会福祉の制度のあり方として、今後検討が進んでいくと考えている。
(会長)これは今回だけで審議するものなのか。
(事務局)10月の推進会議の際には、基本目標4~6について、12月の推進会議の際には、計画全体について審議いただく。本日頂いた意見を踏まえ、検討させていただく。本日の会議にて意見を出しきれていない委員もいるかと思う。持ち帰っていただき、お気づきの点があればご連絡いただければと思う。
(会長)他になければ、次の議題に移りたい。
それでは、議事の4項目め、「平成28年度 男女共同参画推進事業について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
(4) 平成28年度 男女共同参画推進事業について
事務局より、資料5に基づき説明。
(会長)質問等何かあるか。ないようなので、本日の議事については、これで終了とさせていただく。
4 その他
特になし
(会長)では、これで第2回羽村市男女共同参画推進会議を閉会する。
(事務局)次回の開催日については、後日事務局より日程調整をさせていただく。長時間にわたり、ご審議いただき、感謝する。
午後9時終了