国は、平成18年に教育基本法を改正し、教育に関する新たな基本的な理念として、「生涯学習の理念」(第3条)を定めました。
本市では、この理念を踏まえ、市民一人ひとりが生涯にわたって自主的・自発的に行う学習活動を通じて人格を磨くとともに、その過程を通じて人と人がつながり、学んだ成果が地域や社会に還元され、豊かな人生を送ることのできる生涯学習社会の実現を目指すため、平成23年度に羽村市生涯学習基本計画を策定しました。さらに、平成24年度には羽村市生涯学習基本条例を制定し、市全体で積極的に生涯学習の推進に取り組んでいます。
この間、わが国の社会経済情勢の変化や高度情報化、国際化、急速に進展する少子高齢化など生涯学習を取り巻く環境が急激に変化を遂げるなかで、生涯を通じた市民の学習意欲は向上し、また、学習ニーズは多様化、高度化しています。これらのさまざまな学習需要に応え、生涯学習環境の充実に努めることは、活力ある地域社会の実現が図られるとともに高齢者の社会参画など地域で抱える課題の解決にもつながるものであると考えます。
こうした地域の現状と課題を整理し、市民の学習ニーズを捉え、誰もがいつでもどこでも学習することができ、学習成果を活かすことのできる生涯学習社会の実現を目指すため、羽村市生涯学習基本計画後期基本計画を策定しました。
本計画では、基本理念である「楽しく学び つながり 活かす生涯学習」を踏まえ、羽村市が今後5年間に目指す生涯学習として、「循環型生涯学習の推進」及び「生涯学習を通したまちづくり」を掲げました。そして、これらの市が目指す生涯学習の実現に向け、市の総合的なまちづくりの指針である第五次長期総合計画後期基本計画との整合を図るとともに、乳幼児期から高齢期までのライフステージの考え方を踏まえたさまざまな施策を積極的かつ効果的に展開していきます。
結びに本計画の策定にあたり、ご審議を重ねていただきました生涯学習審議会委員の皆さんをはじめ関係各位、市民の皆さんに心から感謝申し上げます。
羽村市長 並木 心
羽村市生涯学習基本計画後期基本計画の概要版は下記リンク先よりご覧ください。
羽村市生涯学習基本計画後期基本計画〈概要版〉のページ(リンク)
1 計画策定の趣旨
2 生涯学習の意義
3 計画の位置づけ
4 計画の構成と期間
1 基本理念
2 基本的な視点
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1 地域人材の育成
2 学習成果の活用の場の提供
3 生涯学習コーディネート機能の構築
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1 テーマを持った事業の展開
2 学習活動を通した地域の課題解決
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施策1 子育て力向上への支援
施策2 地域の力を活かした学校づくり
施策3 地域で学ぶ多様な体験学習
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施策4 確かな学力の育成
施策5 特色ある教育の充実
施策6 多様なニーズに応じた教育の充実
施策7 豊かな心の育成
施策8 健康な体づくりの推進
施策9 幼・保・小の連携による成長の支援
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施策10 いつまでも楽しめるスポーツの推進
施策11 安全・快適なスポーツ施設の提供
施策12 スポーツ団体の育成支援
施策13 障害者スポーツの推進
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施策14 芸術文化学習活動の推進
施策15 文化団体の育成支援
施策16 羽村の歴史と文化の保護・継承
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施策17 読書活動の推進
施策18 図書館の機能・サービスの充実
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施策19 情報化に対応した学習機会の充実
施策20 国際化に対応した学習機会の充実
施策21 高齢社会に対応した学習機会の充実
施策22 企業・事業所等と連携した学習機会の充実
施策23 就労に活かすための学習機会の充実
施策24 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした学習機会の提供
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施策25 生涯学習情報の提供
施策26 学習活動をつなぐしくみづくり
施策27 地域人材が活躍する生涯学習
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