平成29年3月29日(水曜日) 午後2時~午後3時半
市役所3階庁議室
会長:和田豊、副会長:阿部啓一、委員:平辰男、石黒祥子、加藤えり子、宍倉由起恵、栗原悦男、瀧眞一、矢部要、古谷浩明、宮田満裕
野島セキ江、橋本唯隆、竹内弘明
1.平成28年度第4回審議会会議録の確認について
2.羽村市一般廃棄物処理基本計画について
3. 平成28年度ごみ量の見込みについて
4.燃やせるごみの組成分析結果について
・ 平成28年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録 (資料17)
・ 羽村市一般廃棄物処理基本計画策定までの経過 (資料18)
・ 平成28年度ごみ量の見込みについて (資料19)
・ 燃やせるごみの組成分析調査状況一覧 (資料20)(1)平成28年度第4回審議会会議録の確認について
(会長) 第4回審議会会議録について、何か質問はありますか。
(会長) 意見がないようですので、会議録を確定させていただきます。
(2)羽村市一般廃棄物処理基本計画について
事務局より、配布した資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画策定までの経過について(資料18)に基づいて説明
(会長) 何か意見はありますか。
(委員) 羽村市の計画では、分別の徹底と水切りがメインになっているので、表紙もすばらしいと思います。分別と水切りについて今後どのようにしていくのか、市として案がありましたら教えていただきたい。
(会長) 水切りは第4回審議会でも議題にあがって審議を行っていたのですが、事務局としての考えはどうでしょうか。
(事務局)水切りにつきましては、前回の計画にも今回の計画にも入っています。今、行っている内容としましては、イベントのときに台所の三角コーナーや生ごみを入れるところで使う水切りの道具というものを配布しています。茶殻はもっと絞り、乾燥させるぐらいまでしてから、出してもらえば軽くなるとかいろいろな方法がありますので、これからもいろいろと参考にさせていただき、水分をなくしてから出してもらうということで、水切りについては引き続き取り組んでいきたいと考えております。
あともう一点、分別につきましては分別後の処理フローも関係します。技術的なことも関連してきますので、引き続き取り組んでいきたいと考えております。
(会長) 水切りについて、何か意見はありますか。
(委員) 先日、ホームセンターにいったときに水切りで絞る部分がやわらかいビニール製のものになっていて、袋の口を通して自分の手で絞るというものが出ていました。
(委員) 私はネットタイプのごみ入れを使用して、手で絞ったり市からいただいた水切りを使用したりしています。
スーパーでいただいたビニールを使用してしまうと水が凄くたまってしまうので、それをわざわざ出すということはしないと思います。そういうことから始めていかないといけないと思います。各家庭の努力が必要だと思います。
(委員) 料理の途中で生ごみが水でビショビショになるということは、そんなにないです。生ごみの堆肥化をしているので、生ごみは切った段階ですぐに生ごみ堆肥化の方に利用しています。水切りが必要なときは手で絞っています。市からいただいた水切りはみなさん使いづらくあまり使っていないと言っています。
(事務局) この水切りに関して言えば、ある程度関心の高い方が、使用してくださっています。啓発もやればやるだけの効果が出てきます。単身者の方ですとそれすら見ていないという状況だと思います。啓発としましてはやはり広報紙等の活用を行っていきます。町内会で依頼いただければ講習会等も行っていきたいと思います。
乾いたまま可燃ごみに入れればいいのですが、料理を行っている最中にキッチンペーパー等、いつの間にか濡れていることがあります。濡れる前に捨てておけば水を含まないということも啓発の内容に入れていけたらと思います。
(委員) 焼却施設側としても、水切りをしていただくことにより、焼却しやすいごみになってくるので、できるだけ水を切ることをお願いしたいと思います。
(会長) 人によって水切りの仕方や意識の違いも大分ありますので、啓発等を行っていってもらいたいと思います。女性の方はいろいろと考えて行っていただいているようですので、これからもやっていただきたいと思っています。これについては、これでよろしいですか。他に質疑がないようですので、これで終了させていただきます。
(3)平成28年度ごみ量の見込みについて
事務局より、配布した資料「平成28年度ごみ量の見込みについて」(資料19)に基づいて説明
(会長) 何か意見はありますか。
(委員) 新聞紙が減っていますが、回収日に結構玄関先に出ているように思えるのですが、誰かが持って行ってしまっているのですか。
(事務局) 羽村市では時々しか聞かないですが、資源物を持って行ってしまう業者があるという情報が入ります。
ここには羽村市が資源として処理した新聞の量を示しています。また、新聞社として収集している分はここには入っていません。この取り組みが増えていきますとここの数字が減っていきます。新聞を購読している方も減っているということもあります。
(委員) 私の場合は障害者の施設が毎週回収しに回ってきてくれますので、そちらに出しています。
(会長) 昔はよく新聞紙を持って行ってしまうということがあったようですが、そういうことではないですね。
(事務局) たまにあるのかもしれませんが、もし見かけましたら市役所にご連絡いただきたいと思います。
(委員) それも一部あると思いますし、戸別収集といっても集合住宅で管理人が直接、古紙業者に依頼し、買い取りに来る場合もあります。そういうことが多少はひびいていると思います。
(会長) 何か他に意見はありますか。
(委員) 雑誌、雑紙が減ってきている原因がわかりますか。これは増減の範囲以内でしょうか。
(委員) 古紙業者が雑誌、雑紙も新聞と同時に回収しているのも見受けられます。その分の影響もあるのではないでしょうか。
(会長) 何か他に意見はありますか。
(4)燃やせるごみの組成分析結果について
事務局より、配布した資料「燃やせるごみ組成分析調査状況一覧」(資料20)に基づいて説明
(会長) 他に意見はありますか。
(委員) 生ごみが59パーセントの割合になっていますが、羽村市ではめぐみネットでダンボールコンポストの講習会を年に数回行っていると思いますが、その実施状況についてわかりますか。それをもっとPRしていけば生ごみが減っていくのではないかと思いますが、どう考えていますか。
(事務局) 年3回、ダンボールを使用したダンボールコンポストで生ごみを堆肥化する講習会を開催しています。当日は、めぐみネットに講師を行っていただいています。参加者数は始めたころは多かったのですが、近年、減少傾向にあります。ただ、参加されたほとんどの方が、家庭で生ごみの堆肥化を行っていただており、アンケートの中には、「生ごみが減ったと実感する」という方や「堆肥を作りたかったので、理にかなっている」という意見がありました。また、「これはいいことなので、もっと広めていっていただきたい」という意見もありました。今後も引き続き講習会の開催に取り組むとともに、こちらからも積極的に町内会等で講習会を行っていきたいと考えております。
(委員) 出前講習ですか。
(事務局) 生涯学習出前講座のメニューに生ごみ堆肥化講習を組み込むことも考えていかなければならないのですが、要望があれば応えていきたいと考えております。
(会長) 紙ごみを資源として出すということは、個人情報が出てしまうということを問題にしていないのですか。
(事務局) 個人情報を消すスタンプや、ハサミで細かく切る、シュレッダー処理をするなど、情報については、個人で処理を行っていただくことになります。その処理を行ったものでも資源として出していただくことが可能です。
(委員) ごみの分別方法ですが、種類が多すぎて、このごみはなんのごみになるんだろうということに悩むことがあります。本としてマニュアルがありますが、自分が検索したい言葉で該当しないことがあると思います。横浜だとスマホのアプリにより、自分の言葉で検索することができる。燃えないごみだったら、それを絵でみることができるというような方法も必要になってくるのではないかと思います。そうなると、「分別がわからないから燃やせるごみで捨ててしまえ」ということが少しは減らせるのではないかと思います。
(委員) 私は市に電話をかけて確認しています。
(委員) 聞ける時間ならいいのですが、仕事をしていたりすると明日捨てないといけない日だからということになるかと思います。
(委員) 山梨から羽村に引っ越してきた息子がいるのですが、羽村市の分別が細かいのに驚いているのと有料のごみ袋が高いということを言っていました。そういうところも問題ではないかと思います。ごみの分別ももう少し簡素化できるといいと思います。他から来た方は、大変だということを聞きます。
(委員) 広報紙で掲載している、リサちゃんいくるちゃん等は、子供たちに見せながら教えやすいと思います。4年生で行っているごみの見学もすごくいいと思います。もっと何かみんなに知らせる良い方法があればと思います。
(事務局) 種類が多ければ多いほど資源化になっていくのかというと逆に手間になってしまい資源化率が下がってしまうこともあります。羽村のごみ分別の種類は、限界かと考えております。物の言い方によってマニュアルに出てくるところが違います。市としてもよく理解していますが、それを細かくすると余計に分かりづらくなってしまうということになります。携帯のアプリについても承知はしていますが、担当課だけでできるものではありませんが、検討しているところです。
(委員) 市のホームページから本のマニュアルのダウンロードを行ったのですが、全文がひとつのファイルなので、燃やせるごみだけなど選ぶことができればいいと思います。
(事務局) ダウンロード後のPDFの機能を使用して検索することもできるのですが、小分けにするというように使い勝手を良くすることも考えていかなければならないと思います。
(委員) 事業者としても協力できるので、分別がわからないときは収集員に聞いてください。収集員でもわからないこともあるのですが、その際には、後日連絡させていただくようにしています。警告シールへの書き方もわかりやすいように毎年見直しをしています。
(会長) よろしいでしょうか。全体で他に意見はありますか。ご意見、質疑がないようですので、これで質疑を打ち切ります。その他について、事務局から何かありますか。
4 その他
(事務局) 何点かございます。まず、1点目ですが、使用済み小型家電回収ボックスがありますが、形を改修いたしました。小型家電の回収とともに、2月1日から家庭で不要になった使用済みのインクカートリッジも回収できる箱に変更しました。回収後、状態の良いものにつきましては、再生品として商品になります。再生品にできないものでも資源として、再生材料となります。市役所とリサイクルセンター、産業福祉センターの3ヶ所に回収ボックスを設置しました。
2点目は、手元に環境報告書2016を配布させていただきました。平成27年度の西多摩衛生組合環境センターにおける環境事業の概要をまとめたものです。
次に市との共催事業といたしまして、4月2日(日)にスポーツセンター第2駐車場でフリーマーケットを開催することとなりました。詳しくは実行委員に入っている審議委員から紹介をお願いします。
(委員) 消費生活センターだより4月号に掲載させていただきましたが、青空市はシートの上でお店を開くという方法だったのを一年間かけて実行委員会を立ち上げ今度は、車でそのまま乗り入れてお店を広げてもらうという、車出店という方法を企画しました。今のところ20区画の申し込みのところに18区画応募がありました。天気がいいことを願っております。
(委員) 何時から何時までですか。
(委員) 朝の10時から午後1時までになります。
(委員) 環境保全課からの情報提供になります。これまで第5回と回数を重ねてまいりました、環境フェスティバルを今年も6月3日(土)に第6回目をゆとろぎ、図書館の前の道路を通行止めにして行います。出店につきましては、さらなる充実を図るために実行委員会の中で出店物等を企画しているところです。昨年と大きく異なるところは、昨年は人の流れがゆとろぎの中まで流れ込まないで、特に地下には西多摩衛生組合だったり、生活環境課など、この審議会にかかわる出店ブース等があったのですが、道路上と1階の展示にほとんどの人が集まっていたことから、今年は地下1階を使用せず前の道路を路地に見立ててエコ路地、エコロジーというようなキャッチコピーで企画を進めています。全面道路をテントで囲んで半分から3分の1が軒下のようなイメージで多少の雨が降っても傘をたたんでテントの下を通れるように、出店の事業内容をご覧いただけるような企画を検討しているところです。広報等でもお知らせいたしますので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
(会長) 他には何かありますか。
特にないようですので、これで第5回の審議会を閉会いたします。なお、この審議会の任期は5月31日までとなっております。今日の審議会が最後でございます。私は今年度、途中から審議会の会長を務めさせていただきましたが、みなさんにご協力いただき、基本計画について答申することができました。この基本計画が単なる数値目標とならないよう、次の審議会の委員のみなさんも目を光らせていただいて、水切りの励行、資源化の推進等、いろいろなものが徹底できるようによろしくお願いいたします。羽村市産業環境部生活環境課
電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211
ファクス: 042-554-2921
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