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あしあと

    第2回第六次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • 初版公開日:[2023年03月15日]
    • 更新日:[2023年3月15日]
    • ID:10654

    日時

    平成29年10月27日(金曜日)午前10時00分~11時20分


    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室


    出席者

    山川仁、横田藤夫、井上保、臼井進、並木功眞、石岡あけみ、柴田さゆり、前島浩子、中村修二


    欠席者

    北村隆幸、池田恒雄、指田健次、堀内政樹、竜﨑絹江


    傍聴者

    0人


    配布資料

    【資料1】運行補助金推移グラフ

    【資料2】羽村相互診療所周辺地図

    【資料3】平成29年度設置バス停ベンチについて

    【資料4】ネーミングライツの実施について

    【資料5】産業祭でのPRについて

    【資料6】広告付時刻表試作


    開会

    事務局


    会議の内容

    (事務局)ただいまから第六次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会第2回の会議を開催いたします。今回も皆さんの活発なご意見をいただけたらと思います。委員については、北村委員、池田委員、指田委員、堀内委員、竜﨑委員につきましては、欠席の連絡がございましたので、ご報告いたします。本日は今のところ傍聴はございませんが、もし傍聴の希望がありましたら、傍聴を許可してよろしいでしょうか。異議がないようですので、傍聴希望があった場合には許可という形をとりたいと思います。それでは、次第に沿って会議を進めさせていただきます。山川座長からごあいさつをお願いします。


    (座長)本日もお忙しいところお越しいただきありがとうございます。今回は特に時刻表パンフレットが大きな議題となりますので、よろしくお願いいたします。


    (事務局)ありがとうございました。それでは、次第3協議事項に入りますが、ここからは座長に進行をお願いいたします。


    (座長)それでは、次第3報告事項等(1)前回懇談会の提案への回答について、事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局)次第3の報告事項等(1)の前回懇談会の提案への回答について、説明いたします。

     まず、「運行経費補助額を周知してほしい」という提案について、説明いたします。資料1の「運行補助金推移グラフ」をご覧ください。羽村市の平成28年度の運行補助金は55,341,000円となっています。運行補助金額は上昇傾向にありますが、利用者一人あたりの運行補助金額は300円前後で推移しており、平成28年度に関しては当初よりも少なくなっています。また、東京26市のコミュニティバスの現状はほとんどが赤字で、その運行補助金額は400万円から1億3千万円ほどとなっています。「はむらん」の経費についても高いと思われるかもしれませんが、コミュニティバスは利益を出すことが目的ではなく、路線バス等が運行していない交通不便地域を解消する、福祉の意味合いが強いことをご理解いただきたいと思います。

     続きまして、前回意見の多かった「各病院への運行」について説明いたします。まず、「羽村相互診療所の前まで乗り入れができないか」とのご提案については、資料2の「羽村相互診療所周辺地図」をご覧ください。羽村相互診療所の最寄りバス停は現在「神明台一丁目」バス停になります。羽村相互診療所までは、羽村方面行のバス停からは約150m、福生方面行のバス停からは約300mあります。診療所の前までの乗り入れについては、道が狭いことや、地域におけるバス停の位置のバランスなどの課題がありますので、現地点では難しい状況です。福生方面行のバス停位置の変更などでの対応ができるか検討してまいります。

     次に、「福生病院に今より早く乗り入れができないか」というご提案については、人員の確保による経費の増加などの課題もあり、すぐに対応することができず申し訳ありません。病院の受付開始時間に間に合わせられないにしても、少しでも前倒しして運行ができるよう、検討してまいります。

     また、「青梅総合病院に乗り入れできないか」というご提案については、羽村中央コースが電気バスということを考えると距離を伸ばすとその分運行時間も充電時間も伸びてしまうため、乗り入れることは難しいのが現状です。検討はすすめてまいりますが、現状は小作駅からの路線バスも出ているため、そちらを利用していただければと思います。

     以上、「神明台一丁目バス停移設」「羽村中央コース始発時間の変更」「羽村中央コース青梅総合病院への延伸」については、今後のダイヤ改正の際に検討していく事項として、記録させていただきます。

     

    (1)前回懇談会の提案への回答については以上です。

     

    (座長)只今、事務局から説明のありました(1)前回懇談会の提案への回答について、何かご質問等ございませんか。


    (座長)資料1によると、全体の運行補助金額は上がっていますが一人あたりの運行補助金額は300円前後を維持しているのですね。他市はどのような状況ですか。

     

    (事務局)営業係数(100円を得るのにかかる経費)という数字があり、羽村市は422となっていますが、他市でも100を超えているところが多い状況です。ルート延伸や人件費により経費が上がっているため、抑えられるよう努めます。

     

    (委員)資料2には「神明台一丁目」バス停が2つありますが、どのように違うのですか。

     

    (事務局)福生方面行は羽村中央コースのみ、羽村方面行は羽村東コースと羽村中央コースが停車します。

     

    (座長)羽村相互診療所の利用者数は多いのでしょうか。

     

    (事務局)正確な人数は分かりませんが、2014年に移転して整備されたので、利用者は多いと思われます。

     

    (委員)道が狭くて診療所の前まで運行できないといいますが、スポーツセンターなど、狭い道を通っているルートがあります。その違いは何なのでしょうか。病院の方が優先度高いのではないでしょうか。

     

    (事務局)道の狭さだけが問題ではないですが、線路に近づくとバス停利用範囲が減ってしまうため、総合的に判断したい。

     

    (委員)大勢乗車している時が少ないようなので、10人乗程度の小さなバスに変更してはどうでしょうか。

     

    (委員)現在のバスでも車椅子の方が2人乗った時はかなりきつそうでした。車椅子の方のためには車両を小さくしない方がよいと思います。

     

    (委員)利用者を増やしたいならもっと効率的な運行をしてほしい。遠回りする分使いづらいです。

     

    (座長)両立は難しいですね。

     

    (西東京バス)大型バスは65人乗、「はむらん」は25人乗で運行しています。10人乗程度の小型車両の提案については、11人を超えないとバスということにならないため、ハイエースのコミューターという14人乗のバスで運行している自治体もあります。コミュニティバスで手が回らないところにコミューターで行くなど、棲み分けしている自治体も多いです。

     

    (事務局)車両やルートの変更はかなり慎重に判断しなければなりませんが、効率面も含め検討したい。

     

    (委員)前回青梅総合病院へ乗り入れが難しいようでしたら、小作駅からの路線バスを周知してはどうでしょうか。また、スイミングセンターにも路線バスが乗り入れており、周辺に病院が多いので周知してほしい。

     

    (西東京バス)コミュニティバスと路線バスの共存を目指し、PRについては私たちも努力していきます。

     

    (事務局)路線バスと「はむらん」を組み合わせて周知したい。

     

    (委員)線路以西は「はむらん」の便が少なくとても利用しづらいです。路線バスについても、以東は充実していますが、以西は平日2本しかありません。羽村西コースや小作コースは一方方向の運行にも関わらず利用者が多いので、羽村西コースと小作コースを線路以西のみ走行させることや双方向にすることで、利用者が増えるのではないかと思います。重点的に見直してはどうでしょうか。

     

    (委員)小作コースは2系統あり、バス停によっては2時間に1本しか運行しておらず、不便に感じています。

     

    (事務局)路線バスは、昔は1時間に2~3本ありましたが、利用者が減って一時期全く運行しない時期があり、数年前に復活しました。現在は1日平日2本運行しています。「はむらん」の一部のコースを線路以西に集中させることは考え方の一つとしていいと思います。しかし、以西に集中させるためには他の路線を減らさなければならないので慎重に行う必要があります。現在のコースは恐らく公共施設に乗り入れるように設定していますが、需要が変化してきたという意見が強いようであれば検討していきたい。

     

    (西東京バス)「はむらん」のコースについては、歴史と経緯があるのでそれを踏まえて運行しています。多少効率が悪い部分もありますが、懇談会で意見をいただきながら使いやすくしていきたい。

     

    (委員)「はむらん」で青梅年金事務所によく行きます。最寄りバス停が小作駅入口であることを周知してはどうでしょうか。

     

    (事務局)検討します。

     

    (座長)続いて、報告事項(2)事務局からの報告について、説明をお願いします。

     

    (事務局)それでは、①ベンチの設置について報告させていただきます。

    お手元の資料3をご覧ください。資料3については、今年度に設置した「はむらん」のバス停のベンチになります。今年度は、「天竺運動公園」と「川崎公園」の2ヶ所に設置しました。いずれも3人掛けで、肘掛付のものです。来年度以降も、ベンチを設置可能なバス停については、設置をすすめてまいりたいと思います。

     続きまして、②時刻表パンフレットについて報告させていただきます。お手元の冊子型の時刻表をご覧ください。こちらは試作品になります。今年度は1枚で大きく見開くものでしたが、今後はこのように冊子タイプのものを作成したいと考えております。こちらは広告代理店が、広告を付ける代わりに無償で作成するものです。試作品のため、修正点があれば後ほどご意見をいただけたらと思います。広告のない8つ折りタイプの時刻表パンフレットの印刷には、年間数十万円の費用がかかります。8つ折の時刻表は既に3万部配布をしていることもあり、印刷費削減のために広告付の時刻表を採用していこうと考えています。コミュニティバスにおいては経費の削減が最大の課題ですので、来年度以降は、こちらの広告付の時刻表を配布していく方針です。

     続きまして、③バス停へのネーミングライツの実施についてです。資料4をご覧ください。ネーミングライツとは、公共施設等に名称を付与する権利(命名権)及びこれに付帯する諸権利等をいいます。この場合の愛称とは、一般的な呼称として用いられる名称をいい、市の条例等で定められている正式なバス停名を変更するものではありません。市民(利用者)、企業、市(行政)の間で、それぞれメリットがあるウィン・ウィンの関係構築とされています。

     ネーミングライツについては第五次はむらん懇談会からご意見をいただいており、現在検討を進めています。資料4をご覧ください。実施時期については平成31年4月を予定しており、命名料については年間5万円、最低掲載期間を3年間に設定したいと考えております。また、名称が変わると著しく不便になる公共施設等のバス停については、名称を変更しない方針です。実施を平成31年4月にする場合、平成30年の9月頃から募集します。ぜひご意見をいただければと思いますので、ありましたら後程お聞かせいただければと思います。

     最後に、11月4・5日に行われる第48回羽村市産業祭での「はむらん」PRについて、ご報告いたします。資料5をご覧ください。こちらがPRの概要になります。5日(日曜日)のみ西東京バス社員に協力していただき、「はむらん」を使った安全なバスの乗り方講座を30分程度1日で2回行います。子どもから高齢者まで当日参加を募り、「はむらん」の車内で安全な乗車方法、車内マナーなどを説明します。また、西東京バスのキャラクターである「にしちゅん」にも登場してもらい、バスの乗り方を説明していただきます。乗り方教室以外の時間については、「はむらん」を展示しPRしたいと思います。

     

    以上で、3(2)事務局からの報告についての説明を終わります。

     

    (座長)事務局から説明のありました(2)事務局からの報告について、何かご質問等ございませんか。


    (座長)空白部分に広告が掲載されるのですね。

     

    (委員)この試作の時刻表の方が以前よりも見やすいと思います。

     

    (委員)表紙の広告会社の名前を小さくして裏に記載してほしい。

     

    (事務局)たしかに大きいのでもう少し小さくできないか協議します。

     

    (委員)時刻表が大きくなって見やすいと思います。目次をもう少し小さくして「はむらんのご案内」とページを入れ替え、空いた部分に青梅総合病院の行き方を記載してほしい。また、時刻表の向きを縦から横に変更してはどうでしょうか。

     

    (座長)今まで作ってきたご利用リーフレットの内容を入れてはどうでしょうか。

     

    (事務局)時刻表の向きを横向きに変更する場合は、広告も横向きに変更する必要があるかもしれません。本日、欠席されている委員の方にも試作品を送付してご意見をいただき、広告会社と協議させていただきます。

     

    (座長)命名不可とするバス停はあまりないので、全109バス停のうちほとんどで募集できる予定なのですね。

     

    (委員)名称を変更した場合、変更前と後の名称を両方記載せずに一方を記載するのでしょうか。名称が変わることによりわかりづらくなるデメリットはあるかもしれません。

     

    (委員)たとえば、「正式名称(○○商店前)」のように正式名称と副名称を両方記載することはできますか。正式名称を無くしてしまうのはわかりづらいです。

     

    (委員)「○○商店前(正式名称)」など、副名称が前でもよいのではないでしょうか。

     

    (委員)正式名称変更の場合、バス停の近くにある企業なら分かりますが、そうでない企業が申し込んだら分かりづらくなりますね。

     

    (西東京バス)弊社では正式名称変更・副名称での記載の両者について取り組んでいます。正式名称を変更した場合は、バス停1件につき年間5万円で、路線図への記載や車内放送で流れます。副名称にした場合は路線図に記載されずアナウンスでも流れないので、契約金額が下がってしまいます。どちらも可能ですが、検討が必要だと思います。

     

    (事務局)考えていたのは正式名称の変更でしたが、金額面を含めどちらがよいか考えていきます。文京区は正式名称を変更していると聞いています。皆さんからご意見をいただきましたので、精査させていただきたいと思います。平成30年9月に募集を開始する予定ですので、次回以降も検討していきたいと考えております。

     

    (委員)「双葉町二丁目」バス停をバス停の前にある「双葉町公園」に変更してはどうでしょうか。

     

    (委員)同様に、「神明苑」バス停については、神明苑自体が既に無いので近くの神社の名称などに変更してはどうでしょうか。

     

    (事務局)ネーミングライツ実施に合わせ変更を検討していきます。

     

    (委員)「羽村市役所」バス停について、市役所側には上屋がありますが郵便局側には上屋がないので設置していただきたい。

     

    (事務局)上屋については検討課題ではありますが、ベンチを優先して設置していきたい。

     

    (委員)「東会館」バス停にパイプ椅子が設置されていますが、ベンチを設置してほしい。

     

    (事務局)東会館バス停のベンチについては、事務局としても認識しておりますので、優先的に検討していきたい。

     

    (委員)まいまいず井戸や阿蘇神社のような観光スポットを車内放送などしてはどうでしょうか。

     

    (事務局)さきほどの年金事務所もそうですが、バス停名だけだとわからないところは案内していきたい。車内放送については難しいかもしれないので、時刻表パンフレットへの記載などを進めていきたい。

     

    (座長)羽村堰も案内してもらいたい。路線図に記載するのか、別のリーフレットなどに記載するのか、車内で放送するのかは検討してください。

     

    (委員)利用者の住所・年齢・性別・目的地などを知るため、チェック式のアンケートを実施してはどうでしょうか。

     

    (事務局)過去にもアンケートやOD調査をしたことがあるので、ルート改正の時に検討します。

     

    (委員)買い物に行くのが難しい方向けに、「はむらん」予備車両で野菜を売ってほしい。会館の駐車場などで農協の野菜を販売してはどうでしょうか。

     

    (事務局)バスを運行以外の目的で使用することは難しいので、商工会等が行っている似たような施策について、次回紹介したいと思います。

     

    (座長)それでは、次第3の報告事項等については以上としまして、閉会にあたり、事務局からの挨拶をお願いします。

     

    (事務局)以上をもちまして、第六次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会第2回を終了させていただきます。本日はありがとうございました。