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    第9期 第9回羽村市男女共同参画推進会議 会議録

    • [2018年3月20日]
    • ID:10952

    第9期 第9回羽村市男女共同参画推進会議 会議録

    日時

    平成30年1月18日(木曜日)午後7時~8時45分

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    【委員】神子島健、松尾紀子、武藤清美、橋本庸明、西山豪一、天野湛美、大久保孝、井上肇彦、高松孝子、井上恵子、池田和生

    【事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主事

    欠席者

    【委員】広岡守穂、平野麻紀、志村雅巳

    議題

    1 開会

    2 会長あいさつ

    3 議事

    (1)羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成28年度(2016年度)実績における評価・提言について

    4 その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 次第
    • 羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成28年度(2016年度)における施策の評価・提言について【資料1】

     

    会議の内容

    1 開会

     

    2 会長あいさつ

    皆さん、こんばんは。1月の後半になったが、新年1回目の会議となる。今回は、前回に引き続き、評価・提言をまとめる作業となる。次回が、第9期として最後の会議となる。活発なご意見を頂戴したい。本日も、よろしくお願いする。

     

    3 議事

    (1)羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成28年度(2016年度)実績における評価・提言について

    議事に入る前に、前回の所管課ヒアリングの際に委員より事前提出のあった質問事項について、事務局より回答。

    (会長)議事の1項目め、「羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成28年度(2016年度)実績における評価・提言について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    事務局より資料1に沿って説明。

    (会長)次回の会議では、評価・提言の文言のチェックなど、最終確認としたい。前回の会議では、時間の関係上、基本目標3および5の評価・提言について議論ができなかった。本日は、評価・提言としてまとめたいと考えている。ご意見のある方はいるか。

    (委員)資料1の基本目標2の提言の1点目「…対象者に直接届く、伝わるための情報提供の精度を高めるとともに、対象者以外にも情報が把握できるような、両方の広報政策が必要である。…」と記載があるが、この対象者というのが、どのような対象者なのかがよくわからない。第三者からわかるような明記にした方がよいのではないか。

    (事務局)前回の会議の中では、子育て支援包括センターが設立されたことに対して回答した中で、保育士や保健師などの専門職員が市内の保育園を巡回し、保育園で困っていることや保護者が抱えている悩みなどについて話を聞き、子育て支援や子育て相談などにつないでいるというもの。これまでは、保護者から相談窓口に来ていただかないとわからなかったが、それを掘り起こすことができるようになったことに対し、評価・提言をいただいた。支援につながるような対象者という意味合いであったが、ご指摘のとおり、整理させていただく。

    (会長)多少文章が長くなっても構わないので、整理をお願いしたい。また、基本目標3の評価について、私から発言させていただく。産業振興課が所管する創業支援事業について、平成28年度の創業件数は、新規11件であり、うち5件は女性であった。創業件数が増加しており、またその半数が女性であることについて、評価して良いと思うがどうか。

    (副会長)少しずつ前に進んでいると感じる。

    (会長)今後も頑張って欲しいという意味も込めて、評価に入れることでよろしいか。(異議なし)他にあるか。

    (委員)資料1の基本目標3の提言にある「困っている人や相談できない、相談に行けない人に対しての手助けを、地域の人たちが主体的になって行うことが理想である。…」について、主語がないので、わかりにくい。困っている、相談できないなどが何のことなのかわからない。就業なのか、生活上のことなのか、もう少し説明を追加した方がよい。

    (事務局)前回の会議録を確認すると、全般的に困っている人や弱い人としてご発言をいただいている。少し対象を絞って記載することも必要であるため、どのような表現としたほうが良いのかについて、ご議論いただければと思う。

    (副会長)就労になると再就職となってしまうので、「就業を必要とする人」という表現はどうか。また、地域とは、市民という意味合いだと思うが、「身近な人」という捉え方にすると、身近な人同士で相談に乗ったり、相談場所を教えてあげたりなどの助け合いが含まれると思う。「地域」という表現はそのままでも良いのではないかと思うが、どうか。

    (会長)「就業を必要とする人」という文言を追加するかどうか、意見あるか。

    (委員)システムそのものが平等でないため、就業したくてもできない人もいる。パートタイムで働いていて、生活費が足りないという女性も多い。何か良い言葉があればいいと思うが、思いつかない。

    (委員)これから就労する、再就職するということではなく、働いている人が困っているということなのか。どのような経緯でこの意見が出ていたのか。

    (事務局)前回の会議の「基本目標2および3の評価・提言」についての議論の中で、発言が出たと記憶している。経済的な困難等の事情について、行政の方から手を差し伸べられるような仕組みがあると良いという発言があった。その中で、行政からのアプローチとともに、それは市民同士、地域やコミュニティの中で解決が図られることが望ましいというような発言があったものであり、働く環境の整備改善・充実の中の意見として、事務局でまとめさせていただいた。

    (会長)本当に困っている人というのは、行政の支援があることが分からない。そもそも相談に行こうという発想もないのではないかと思う。したがって、近隣の人がサポートし、行政の支援につなげるということを考えると、地域の人たちが主体的になって行うことが理想である。「困っている人」という表現は、このままでも良いと思うが、いかがか。

    (委員)「女性のチャレンジ支援」という項目の評価・提言なので、「就業を必要とする人」が良いのではないか。チャレンジというのは、就業するという意味合いがある程度含まれているのではないかと思う。

    (委員)ストレートに、「いろいろなことに困っている人」という言葉でも良いのではないか。職に就くことも大切だが、就いてからも子育てとの両立や働き方など、いろいろな要素があるので、このままの表記で良いかと思う。

    (委員)仕事と育児・介護などで困っている場合は、地域で支えるというイメージがある。基本目標3のテーマを考えると、仕事や育児・介護などとの両立を支えていくというという視点であるため、地域と協力しながら、行政の支援事業を活用していくというような、文言を整理する形で良いかと思うが、どうか。

    (委員)「地域の身近な人で困っている人や相談できない人…」というように文言を修正すれば、ある人は仕事、ある人は子育てや介護など、それぞれで困っている人なんだとイメージしやすいかと思うが、いかがか。また、具体的に「地域で仕事や育児、介護で困っている人…」という表記はどうか。主に困っている例を挙げたらどうか。

    (事務局)地域のコミュニティの共助の仕組みの中で、例えば雇用や就業などのピンポイントの悩み等の解決が図られるといったところもあるので、支え合う仕組みを伸ばしていくとともに、悩みを抱えている方へ情報が届いていないのであれば、それが届くような広報の仕組みや相談体制・窓口の強化などについても、ここに該当する。

    (会長)出てきた意見をまとめると、提言を2つ追加ということで良いか。1つは、冒頭に「地域で仕事や育児、介護などで」という文言を追記し、もう一つは、「地域とともに行政も一緒にやっていく」という考え方を追加するもの。より就業に特化した提言を追加するのであれば、現状を踏まえて、具体的にどのような提言が良いか、ご意見あるか。

    (委員)仕事と介護などとの両立を行っている事業もあるが、実施している支援メニューを結び付けられるものがあれば良いと思う。実際、児童扶養手当受給者を対象にした「母子・父子自立支援プログラム事業」や「ハローワーク出張相談会」などの事業は、これまでも継続して市とハローワークが連携しながら実施している。

    (会長)ハローワークと市との連携事業は、さまざまなメニューがあるということを効果的に伝えていくという提言でよいか。

    (委員)広報などを通じて、既に相談窓口の周知は行われている。困っている人はそれを見ればいいと思うのだが、広報紙を見ていない人もいる。支援体制が整っていたとしても、それらが情報として届いていない。せっかくあるものを利用して欲しいと思う。

    (会長)現実には、支援対象になり得る人には、ダイレクトに情報が届く仕組みになっているかと思う。

    (委員)私自身、再就職する際の就職活動が大変だった。ミスマッチも多いので、一人ひとりに応じた職が確保できるようなシステムが必要だと思う。

    (会長)システムの問題は大事だが、羽村市という視点で考えたときに、「国に要望して欲しい」という提言になるかと思う。

    (副会長)再就職や就労にチャレンジしたい人の中には、産業振興課やハローワーク、金融機関など自発的に行ける人はいるが、そうでない人が周りからのサポートを受けながら、行動できるようになればよいと思う。また、誰でも相談できるような場所や支援場所に行きやすいような広報をすべきだと思う。

    (委員)インターネットを活用した通信販売がある。羽村市もそういった広報サービスのようなもの、ネットで簡単に広報の内容を見ることができれば、情報を把握することも可能だと思うが、いかがか。

    (副会長)商工会にも、買い物に行くことができない人に対して、サポートするような仕組みがある。困っている人に対する支援体制は、同じようなシステムで対応可能だと思う。

    (会長)資料1の基本目標2の提言の一つ目は、全ての目標に関係するので、一番上に全体的な提言として持ってきたらどうか。また、就労に関する提言について、就業のミスマッチの現状はどうなっているのか。

    (委員)極力、マッチング制度を高めた紹介に努めているが、子育て中の方は、就業時間の配慮や託児ありなどの制度がある会社が少ないので、ミスマッチが解消されないということがある。

    (副会長)女性の方が就労する際に生じるミスマッチについて、重要度が高いものは何か。

    (委員)一番は、就業場所である。

    (副会長)車で子どもを送り迎えすることができるパートが多い印象がある。

    (委員)また、拝島から青梅側の就業場所を希望する方が多い傾向にある。

    (会長)「女性の就労」に関する具体的な提言をまとめるのが難しいため、先に基本目標5の評価・提言について考えていきたい。まず、私から、事業No.108の「学童クラブの充実」について、実績に定員が増えたとある。学童の充実も重要な要素であるため、定員を増やしたということは評価してよいと思うが、いかがか。

    (委員)制度に則って実施している事業だと思うが、評価として良いと思う。

    (委員)時間を延長したことについても評価したい。

    (会長)他にあるか。保育園の立場から何かあるか。

    (委員)現状、在園の保護者は、子育ての心配をする人が少ない。世間では、待機児童の話題が盛んなため、専業主婦がいけない、働かないことが悪いというような印象が強くなってしまっていると思う。専業主婦のお母さんたちが、子育てのために社会から取り残されているのではないかという印象があるので、保育園等を利用しているお母さんと専業主婦のお母さんとのバランスがどうなのかと疑問がある。

    (会長)専業主婦で子育てをしている人が社会から孤立するという問題は、再就職をしようと思っても一歩が踏み出せないという問題にもつながる。提言として、専業主婦の人たちが孤立しないような視点が大事だと思うがどうか。

    (委員)男女共同参画の視点を考えると、女性が自立して欲しいという考えがあるのだと思う。経済的な自立は進んできたが、精神的な自立が薄くなってきているのではないかと思う。経済的な部分ではなく、それ以外の自立を促すような、専業主婦を応援するような仕組みができると良い。

    (会長)孤立してしまうのは、「自分でやらなきゃ」と自分で抱え込んでしまうケースではないかと思う。地域で助け合うようなことができると良い。

    (委員)働くことが正しいということではないが、相談場所や子育てひろばなどにも出てきてほしいと声もかけているが、なかなか難しい。

    (副会長)子育てには、多様性があってよいと思う。子育てひろば事業など、さまざまな働きかけをしているが、閉じこもってしまう人もいる。いつでも保育園に遊びに来ていいよというような、あなたはこの保育園の範囲なので、何か困ったことがあったら相談してください、という範囲や管轄を決めてあげると良いのかもしれない。割り当てられていれば、当事者も保育園などに行きやすいのではないか。

    (委員)子育てする女性全員が働かなければならないというわけではないが、自立は必要だと思う。集まりやすいような施設があるとか、仕掛けづくりが必要だと思う。

    (副会長)在宅でも保育園を利用することはできる。自宅で保育をしている人にも保育園を利用してもらいながら、在宅など、さまざまな就労の機会があることを広報することはできると思う。

    (会長)子育て中の母親が孤立しないための提言を行いたい。専業主婦という形で限定した方がよいか。

    (委員)子育て中のお母さんなど、いろいろな形がよいのではないか。

    (会長)子育てに関するさまざまなサービスの周知を工夫するとともに、保育園に子どもを預けながら在宅で働くやり方もあるというような形で、事務局に上手くまとめて頂きたい。女性の就労について、提言をどうするか。

    (委員)高齢女性の貧困問題は深刻であるため、できるだけ年齢制限なしに働けるような場の確保をしてほしいと思う。

    (委員)高齢者の活躍の場を設けてもらうというのはどうか。

    (会長)「特に高齢者が活躍できるように、また、地域の中で世代間交流ができるように市としてサポートをしてほしい」というのはどうか。基本的には、市民が主体となって行うべきであると思う。行政に頼らなくても、行政と一緒に働きかけ、意識改革をしていくというような広い意味の就業の提言としたい。この他、意見がなければ、評価・提言についてはこれまでにしたい。

    (委員)次回は何をするのか。

    (事務局)次回は、今回ご意見として頂戴した評価・提言の内容の確認と、次年度の実施計画案について審議をいただきたい。

    (会長)次回が第9期の最後の会議となる。ご協力をお願いしたい。それでは、本日の議題については、以上としたい。その他について事務局から何かあるか。

     

    4 その他

    (事務局)次回の日程については、本日の内容を踏まえ3月を予定している。後日、日程調整させていただくので、ご協力をお願いしたい。また、昨年12月に開催した「女と男、ともに織りなすフォーラムinはむら」だが、推進会議委員からも多くの方に出席をいただいた。良い内容だったとのご意見も頂戴している。参加いただいた方には、御礼を申し上げる。

    (会長)他になければ、これで、第9回羽村市男女共同参画推進会議を閉会とする。

     

    午後8時45分終了

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