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    平成30年第3回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:11269

    平成30年第3回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成30年2月27日(火)午後3時00分~4時05分

    場所 羽村市役所西庁舎3階301会議室

    出席委員の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第5号 平成30年度羽村市教育委員会の教育目標について

    日程第5 議案第6号 平成29年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第6 報告事項  平成30年度羽村市予算(案)について

    会議経過

    教育長 本日の出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第3回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    初めに、1月24日、東京都市教育長会と東京都教育委員会連絡会が開催されました。

    連絡会の前に東京都市教育長会定例会が行われまして、東京都からの連絡事項として、東京都立高等学校入学者選抜英語検査改善検討委員会報告書について説明がありました。

    この検討委員会では、昨年7月から東京都立高等学校の入学者選抜の英語検査において、話すこと、スピーキングを含めた4技能をはかる入試の実施方法などについて検討を行ってきたということでございます。このほど検討結果を、昨年12月に報告書としてまとめたとのことで、話すことの検査を実施する方向で都教委が検討に入ることの説明がありました。都立高校入試へのスピーキングの導入時期についてはまだ不確定のようですが、既に都教委としては、ここで入試にスピーキングを導入するということを公表しているところでございます。今後、小学校の英語の教科化によりまして、中学校の英語教育に影響があるとともに、それらを受けとめて、指導及び評価の改善を図っていくことが求められると思っておりますので、平成30年度には、羽村市としても、中学校と羽村市教育委員会で、中学校英語教育に関する検討を進めていきたいと考えているところです。

    また、東京都教育委員会は、昨年7月に小学校教育の現状と今後の在り方検討委員会を設置して、検討した結果について都教委に提言がなされ、その提言が配布されました。提言では、「新学習指導要領の理念の下、児童一人一人の資質・能力をより一層伸ばしていくことができるよう、教育の質の向上を図ることが重要である」、「新学習指導要領で示された、『幼児期の教育との接続及び低学年における教育全体の充実』や『中学校教育及びその後の教育との接続の重要性』を踏まえ、小学校教育の在り方について、教育内容や指導方法の改善及び授業時数の確保等、質や量の両面から見直しを図る必要がある」としています。

    連絡会の内容に移りますけれども、東京都市教育長会が東京都教育委員会に対してまとめた質問事項について、回答があったところです。

    質問事項の内容は、1つ目として、施設整備に関する6項目、2番目として、学校運営、学習環境5項目、3番目に、特別支援教育6項目、4番目に、人的措置、人事制度について9項目の、合計26項目についてです。これを受けまして、東京都教育委員会からは各項目に対しての回答がありました。

    主なものを申し上げますと、中学校の特別支援教室の実施についてガイドラインを示すので、そちらで確認してほしいという回答でございました。既にガイドラインについては羽村市教育委員会にも届いておりまして、教育支援課において研究中であります。

    また、スクールソーシャルワーカーについては、区市町村への配置、拡充を推進していくとの回答でございます。

    また、外国語指導助手(ALT)の雇用の財政支援について質問がありましたけれども、区市町村の予算で措置しているものであるとの認識であるということで、東京都としてはこの件に関しては、一方で平成32年度から小学校に英語専科指導教員の配置など、そちらの方面での英語教育に対する充実については検討しているという回答でございました。次に、中学校の部活動指導員は、外部指導員とは異なりまして、担任にかわって大会に引率等もできる、また責任も負うという形での指導員になりますけれども、採用、雇用についての補助については、国の部活動指導員配置促進事業を活用した財政支援を検討しているとの回答でございました。

    いずれにしても、東京都の教育施策が各市において有効に活用できて、また成果が得られるような方法として実施していってほしいということで、今後も都市教育長会におきまして都教委への働きかけをしていくこととなります。

    東京都教育委員会の動き等について報告させていただきました。

    そのほか、記載のとおり、教育委員会主催のスポーツ大会、またシンポジウム、セミナーなど、予定していた事業が実施できました。地域教育シンポジウムでは、人工知能(AI)をテーマに、児童・生徒にこれからの社会や仕事について考えてもらいました。冒頭では、羽村一中、二中、羽村高校の演劇部による寸劇が行われたところです。塩田委員には、演劇の指導をいただきましてありがとうございました。

    2月4日です。中学生「東京駅伝」大会が開催され、区市町村対抗レースということで、男子・女子チームが出場し、全体では50の自治体の代表チームの出場でございました。私も味の素スタジアムで応援してきましたけれども、羽村市も一生懸命頑張ったのですけれども、女子は44位、男子47位という結果でございました。

    2月10日に、全国小学校管楽器合奏フェスティバル・東日本大会が横浜みなとみらいホールで開催されまして、東京都からは小作台小学校ジュニアバンド(OJB)が出演いたしました。10時から、最初に小作台小学校の演奏だということで応援に行ってまいりました。時間の関係で小作台小学校のみの鑑賞ということになってしまいましたけれども、OJBのメンバーが力を一つにして、非常に立派な演奏を披露してくれたところです。

    2月16日に開催いたしました多摩の子・多摩子ども詩集発行協議会について少しお話をさせていただきます。

    多摩の子詩集については昭和24年に創刊し、また多摩子ども詩集は昭和33年に創刊したもので、これまで紆余曲折はありましたけれども、現在まで継続して発行しています。しかし、現在の運営の課題として、予算的に非常に厳しくなっていること、また今の予算と事業内容でいくと、現状では今後の運営が難しくなってきているというような報告がありました。また、委員になっている学校長の中からも、発行のための教員の負担が大きいという意見があって、これが問題提起されまして、詩集発行事業の見直しやまた縮小などを考えたらどうかというかなり強い意見があったところです。発行協議会の会長は、西多摩の8市町村の教育長が輪番で務めておりまして、今年度は羽村市の私が発行協議会の会長ということで議事進行に当たったわけですけれども、ご意見等をいただいた中で、その対策については、役員において一回持ち帰らせていただいて検討するということで会議は終了したところです。今後の財政課題の解消、また働き方改革を見据えた教員の負担軽減等を図りつつこの発行を継続していくということで、具体的な方法を検討することになるわけですけれども、西多摩8市町村の教育長とも協議をしていく中で、今後、5月に総会を開催しますので、早急に検討して、方向性を出していきたいと考えています。

    この報告のほか、3月に入りますと卒業式、また4月には入学式と、学校行事等もいろいろありまして、委員の皆さんのご出席をよろしくお願いします。

    以上で教育長報告を終わります。何か報告事項の中でご質問等がありましたらお受けします。何かございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 ただいまの、多摩の子詩集の件ですけれども、私も以前かかわっていたこともありまして、もう少し詳しくお伺いしたいのですけれども、予算的に厳しいということは、購入する保護者が減っているから発行部数が減って、予算が厳しくなってきたということでしょうか。それぞれの自治体からお金を出していただいて、かなり潤沢に予算があって、余剰金をどうしようかという話を以前にしたこともあったぐらいでした。今、予算がかなり厳しくなったというお話を伺って、この数年の間にかなり予算的なことや、購読者が減ってしまったのか、あるいは自治体からの補助金等が減ってしまったのか、そのあたりをお伺いしたいということが1点です。

    また、先生方の負担が大きいというのは確かだと思います。年間、作文を3回出して、詩集を1回出すというのを続けていくのは、今、先生たちの働き方改革と言われている中では確かに厳しいだろうなというのは実感としてあります。ただ、子どもたちの作文力をキープしていくためには、このような発表の場が保証されていることが、西多摩の子どもたちにとって非常に大事なことだと思っておりますので、たとえ発行回数が減ったとしても、存続してほしいというのがOBとしての願いです。

    以上です。

     

    教育長 3月3日に多摩子ども詩集の会がありまして、そちらでの保護者への販売等が利益として入ってくるということなので、中間の報告という話だったのですけれども、当日販売を強化するということですけれども、現在見込んでいる平成29年度決算は二、三万円の赤字が出てしまい、繰越金がゼロとなってしまう懸念があるという報告でした。平成28年度から平成29年度への繰越金は約30万円あったのですけれども、それがなくなってしまうということなので、今後の運営が厳しいという説明でした。

    3月3日に多摩子ども詩集の会を開いて、そこで受賞者に表彰を行っているのですけれども、それに要する経費がかなりかかっているということです。アトラクションで、今年度は羽村市が幹事でしたので小作台小のOJBが演奏しますけれども、いわゆる往復の経費や、秋川キララホールの借り上げ料が10万円ぐらいかかるとのことです。多摩の子は表彰式がないのだから、多摩子ども詩集も表彰式をやめたらどうかという意見まで出ていました。ただ、保護者からは、子どもが表彰されるので会場へ行くということはもちろんうれしいことなのだという意見もあります。

    一方で、詩集の単価1冊600円を値上げしようかという話もあるのですが、保護者に対して説明が難しいだろうという意見もあります。働き方改革に関しても、これは校務としてやっているのに、詩集の販売代金で運営していく独立採算はおかしいというようなことから、他地区から来た校長からするとこれは違和感があるという意見も出されてきました。

    ただ、昔から関係している校長は、長年にわたってやってきたことを途絶えさせたくはないという強い思いもあるということで、先ほど江本委員がおっしゃっていたように、公費で購入する分を何とか増やすことや、各教育委員会からの運営助成金のようなものも考えたらどうかといろいろ意見が出ていますけれども、今年度の決算を見て、3日の詩集の会での保護者への販売を見込んで、どのくらいの繰越金を出せるかどうか、それらも含めて、今後さらに検討していきたいということでございます。

    よろしいですか。ほかに何かご意見やご質問がございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    教育長報告は以上で終了いたしました。

    日程第3

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の1月16日から2月26日までの活動については別紙に記載のとおりです。また、委員の皆さんからの報告や意見等がありましたらお受けしたいと思います。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 2月14日の羽村市教育研究会の研究発表会に出席させていただきました。毎年出席させていただいておりますけれども、非常に印象に残ったことを感想として述べさせていただきます。

    まず、羽村の先生方が非常に熱心に研究、研修に取り組んでくださっているということに感謝をしたいと思いました。特に小中一貫教育の意識や、新しい学習指導要領へ向けての準備についての意識が非常に高まってきていて、ありがたいと思いました。ここ数年で、小中一貫教育については当たり前のこととして、大前提として、研究が進んでいるということに、昔のことを思い出して、よくここまで来たなという思いもございます。乗り入れ授業や交流授業などもごくごく普通に行われている様子ですし、小中学校の先生方が共同で研究するということに違和感なくやっていらっしゃることに本当に感謝しているところです。

    また、新しい学習指導要領を意識した発表ばかりでしたけれども、特に英語科で、小学校の教室で中学校の先生が文法を教えるという発表がありましたけれども、それがかた苦しくなく、子どもが楽しく中学校への一歩を踏み出すための前段階として、中学校の英語というのはこのようにやっていくのだな、こういう楽しさのもとでやっていくのだなということを自然に身につけられるような非常に工夫された授業展開で、それも小学校の学校公開でその授業をしてくださったということに非常に高い意識を感じましたし、ありがたいことだと思いました。このように、羽村の先生方が一生懸命一緒に研究を進めてくださっていることに、これからもぜひ子どもたちのために頑張っていただきたいと思った次第です。

    教育長 ありがとうございます。ほかにございますか。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 1月28日のふれあい綱引き大会に出席して見させていただきました。以前から、綱引き大会については知っていたのですけれども、実際現場で長時間いたのは初めてだったので、綱引きの迫力などを十分に楽しませていただきました。

    いろいろお話をお伺いしたら、昔はもっと参加人数が多かったのに、だんだん減ってきてしまっているということや、綱引きは健康のためにいいとか、実はハードな競技なのだとか、綱引き連盟の会長さんが教えてくれました。長く続いている事業なので対策は考えられていることと思いますが、もう一工夫して、昔のように町内会からたくさん出場したり、小・中学生が出場したり、オリンピック競技ではないですけれども、スポーツという観点から綱引き大会単独ではなく、ほかのイベントとあわせて合同で開催していくなど柔軟な考え方で、盛り上げていけたらという感想はありました。

    また、武蔵野小学校のブラスバンド定期演奏会にもお邪魔しまして、子どもたちの発表を聞かせていただきました。

    私も第1回目の定期演奏会に出場して演奏しましたけれど、あの頃から比べると、当然ですけれども格段に上達していて、保護者の方々もてきぱきと動いて、非常に完成された定期演奏会だなという感想を持ちました。校長先生もおっしゃっていましたけれども、34年の歴史でずっと続けてきていただいた歴代の先生や校長先生、保護者の方々の努力なのだなということを感じました。今後も3月末まで各学校の定期演奏会があるので、できる限り見に行きたいと思っています。

    教育長 ふれあい綱引き大会の出場チーム数について、スポーツ推進課長から説明がありますか。

    スポーツ推進課長 教育長。

    教育長 スポーツ推進課長。

    スポーツ推進課長 ふれあい綱引き大会の出場チームですが、最近では25チームぐらいを推移していて、今年は27チーム出場し、少し増えている状況です。以前は、小学校のチームが10チームほど出場していたので、30から40チームの出場数だったと認識しています。

    教育長 以前は、企業のチームもかなり出ていたりしていたのだけれども、今後は、少し早い時期から大会についてPRするなど、参加チームへも呼びかけてチーム数もふやしていければいいと考えているところです。

    武蔵野小学校吹奏楽団の定期演奏会は私も行きました。非常にきちっとした形の定期演奏会で、これから各学校を見ていただくと、涙と笑いのあるような定期演奏会もあり、いろいろと各学校で特色ある定期演奏会になっていると思います。ぜひそういった取組みも見ていただければありがたいと思います。

    ほかにございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で意見並びに質疑を終了します。

    教育委員会委員活動報告は、以上で終了させていただきます。

    日程第4

    教育長 議案第5号 平成30年度羽村市教育委員会の教育目標についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 それでは、議案第5号 平成30年度羽村市教育委員会の教育目標についてご説明いたします。

    本議案は、羽村市教育委員会の教育目標について、教育委員会において審議する必要があるため提出するものです。

    細部につきましては、生涯学習総務課長よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    生涯学習総務課長 教育長。

    教育長 生涯学習総務課長。

    生涯学習総務課長 それでは、議案第5号 平成30年度羽村市教育委員会の教育目標についてご説明させていただきます。

    平成30年度の教育目標につきましては、これまでと同様、市の最上位計画であります羽村市長期総合計画、また、生涯学習基本計画等との整合を図りながら策定したものでございます。なお、昨年12月の教育委員会委員協議会におきまして、一度、教育目標(案)として説明をさせていただいたところです。

    それでは、お手元の資料の1ページをご覧ください。

    枠の中に掲げております、教育目標につきましては、昨年度までと内容の変更はございません。

    2ページをご覧ください。

    教育目標の実現のために、4つの基本方針を挙げておりまして、生涯学習基本計画を踏まえたものとして位置づけをしております。特に、基本方針の柱につきましては内容の変更はございませんが、その下の説明文につきまして、幾つか文言の追記を行っております。

    それでは、新旧対照表をご覧ください。

    まず、上から順に「羽村市教育大綱である」を追記しております。羽村市の教育大綱は、平成28年度に市長と教育委員会で構成します総合教育会議において、生涯学習基本計画を教育大綱と位置づけるとしたことから、ここで追記をさせていただくものです。

    次に、基本方針2の説明文中、「個性」の前に、「豊かな」という文言を追記させていただきます。こちらは、基本方針2の表題と整合を図るものです。

    次に、基本方針4の説明文です。まず、「あらゆる機会にあらゆる場所において」を削除しております。見直す理由ですが、この説明文の1段落目では、生涯学習を広く捉えております。また、2段落目では、具体的な取組みについて表現する中で、「主体的にいつでもどこでも楽しく学び」という文言がございます。この表現と削除する部分の内容は基本的には同じことを言っているために、1段落目の文言を削除する形で整理するものです。また、2段落目中の「切れ目なく」という言葉を追記しております。こちらについては、前回の教育委員会委員協議会におきましてご説明した際に、委員からご意見をいただいたものを反映するものです。

    見直す箇所につきましては以上となります。

    3ページ以降につきましては、平成30年度に取り組む教育委員会の主な事務事業を掲載しております。平成29年度と同様、主な事務事業を柱立てして1から5の項目としております。こちらの1から5までの項目につきましては、長期総合計画に掲げる施策のうち、学校教育、生涯学習に示します今後の方向性に基づいているものです。また、改めて、お時間のあるときに長期総合計画もご覧いただければと思います。

    まず、3ページに掲げます、1.小中一貫教育を柱とした教育の充実、2.多様なニーズに応じた教育の充実、3.教育環境の整備、こちらにつきましては、長期総合計画基本目標1に掲げる「学校教育」に該当する部分で、主に中心となるものは学校教育に当たるものを掲げております。

    次に、3,4ページ、4.学習活動の活性化、5.学習成果の積極的な活用は、長期総合計画基本目標1のうち、「生涯学習」に該当する部分でございます。各事業の頭の部分にあります「○」はレベルアップ事業、「・」については重点と位置づけております。なお、「◎」を新規としておりますが、平成30年度の教育委員会の主な事務事業の欄には新規事業は該当するものがございません。

    これらの事務事業の概要につきましては、第2回の臨時会において承認いただきました平成30年度羽村市一般会計予算のうち教育費に係る部分についてご説明させていただいた事業もあります。また、この後の報告事項の平成30年度羽村市予算(案)において改めてご説明させていただくものもございます。

    また、この教育目標に掲げる平成30年度事務事業につきましては、毎年度実施しております教育委員会の権限に属する事務の点検及び評価の対象事業と位置づけることとさせていただいております。

    以上、簡単ですが、議案第5号、平成30年度羽村市教育委員会の教育目標についての説明とさせていただきます。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何かご質問ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第5号 平成30年度羽村市教育委員会の教育目標については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    教育長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第5

    教育長 議案第6号 平成29年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題といたします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 それでは、議案第6号 平成29年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、平成29年度羽村市一般会計補正予算のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し意見を求めるものです。

    細部につきましては、平成29年度一般会計補正予算(第5号)概要説明書【教育委員会用】によりご説明させていただきます。

    初めに、今回の一般会計補正予算は、予算現額231億7,060万円から歳入歳出それぞれ1億4,830万円を増額し、233億1,890万円とするものです。

    歳入につきまして、まず教育費に係る国庫補助金につきましては、総額で625万9,000円の増額となっております。説明欄に従いまして申し上げますと、まず1番、学校施設環境改善交付金につきましては、富士見小学校トイレ改修工事に係る補助金でございます。文部科学省の平成29年度補正予算に係る補助事業として採択となりましたことから、今期3月補正予算に収入見込み額882万5,000円を計上するものです。概要欄に歳出連動と記載されておりますけれども、下段の歳出の教育費の2番、富士見小学校トイレ改修工事と連動するもので、この交付金につきましては、富士見小学校トイレ改修工事に充当されるものです。歳出欄の富士見小学校トイレ改修工事費及び同工事の監理業務委託料を合わせまして、歳出としましては5,041万5,000円を計上しております。なお、本事業につきましては補正予算に計上するとともに、繰越明許費として平成30年度に予算を繰り越して事業を実施するものです。

    歳入に戻ります。国庫支出金の2番、羽村第一中学校防音機能復旧(機器取替)事業補助金についてです。こちらは256万6,000円を減額するもので、こちらも歳出連動となっており、歳出の教育費7番、羽村第一中学校防音機能復旧(機器取替)工事設計業務委託料と連動しております。平成29年度に実施した設計委託に係る委託料の契約差金392万3,000円を減額するものであり、この委託料の減額に合わせて国庫補助金も減額するものです。

    次に、歳入の都支出金ですが、総額で438万2,000円を減額するものです。まず、スポーツ施設整備費補助金につきましては、スポーツセンターのエレベーター改修工事に係る補助金となっており、対象経費の見直しによりまして、補助金額が242万7,000円減額となるものです。

    次に、2番、民俗文化財保存修理事業補助金ですが、これは旧下田家住宅の屋根及び天井等の修繕費に係る補助金として申請を行っておりましたけれども、全国的に災害が多発し、また国政選挙等の実施によりまして補助金採択の優先順位が下がったことから、今年度の採択が見送られました。ここで、この予算現額125万円を全額減額いたします。この事業も歳出連動となっておりまして、歳出の教育費の10番、郷土博物館施設維持補修修繕につきましても、同様に予算現額502万2,000円を減額するものです。なお、本事業につきましては、平成30年度に国及び都の補助事業として採択される見通しでありますことから、今回の補正により全額を減額し、改めて平成30年度の当初予算に計上しているものです。

    次に、3のその他です。これは、都の補助事業であるオリンピック・パラリンピック教育推進校事業委託金が、平成29年度当初予算より1校当たり5万円が減額され、合計50万円の減額となったこと、それからオリンピック・パラリンピック教育重点校事業委託金につきましては制度が廃止となりましたことから、当初予算で計上した20万円が交付されなくなったことを受けまして、全額減額とするものです。

    次に、諸収入です。その他にございます芸術文化振興基金助成金につきましては、本年1月に実施いたしました伝統文化交流事業inゆとろぎ、山鹿灯籠・中野七頭舞が対象事業となっておりましたが、この事業費が確定したことに伴いまして、助成金43万4,000円が交付されるものです。

    次に、市債につきましては、先ほど国庫支出金のところでご説明いたしました富士見小学校のトイレ改修工事について、小学校事業債として4,150万円を増額するものでございます。

    続きまして、歳出です。

    教育費に係る歳出は、総額で920万円の増額となっております。

    まず、教育研究・教育指導に要する経費について、こちらは当初予算額5,434万7,000円を120万円減額し、決算見込み額を5,314万7,000円とするものです。減額する項目のうち、オリンピック・パラリンピック教育推進校事業指導員謝礼13万9,000円、オリンピック・パラリンピック教育推進校事業用備品36万1,000円、合計50万円の減額につきましては、先ほど歳入の都支出金、その他のところでご説明いたしましたとおりです。オリンピック・パラリンピック教育推進校事業委託金50万円の減額と合わせまして、オリンピック・パラリンピック教育重点校事業消耗品につきましても、同様に都支出金の減額に伴いまして減額を行うものです。これらと合わせまして、指導用消耗品50万円の減額を行い、合計で120万円の減額となるものです。

    2番の富士見小学校トイレ改修工事につきましては、先ほど歳入でご説明したとおりです。

    続きまして、3及び4、学校維持管理に要する経費小学校分及び中学校分については、あわせてご説明をさせていただきます。

    電気料金につきましては、電力業者の変更と、各校の節電効果の取組みによりまして、予算現額から小学校で800万円、中学校で500万円の減額を行うものです。

    水道料につきましては、実績に基づきまして、小学校で100万円、中学校で50万円、さらに小学校につきましては、下水道料についても50万円の減額を行います。

    続きまして、学校施設修繕料ですが、小学校では松林小学校空調機器の修繕料70万円、消防設備機器修繕として20万円の合計90万円を増額いたします。また、中学校費では、羽村第三中学校のテニスコートについて、金網フェンスの設置工事を予定しておりましたけれども、学校との協議によりまして、防球ネットの修繕により対応することとしたため、修繕費350万円を減額することにいたしました。

    次に、学校管理等委託料ですが、シルバー人材センターへのつなぎ管理委託につきまして、その業務形態の変更を行いまして、最終的に当初見込んでいた委託料につきまして減額補正を行うものです。小学校が100万3,000円、中学校が240万7,000円の減となっております。

    次に、防犯カメラ等設置工事です。平成18年度に各校に設置しました防犯カメラの老朽化に伴いまして、平成28年度から平成30年度の3カ年事業として機器の交換工事を行うものです。平成29年度は松林小学校、小作台小学校、羽村第一中学校の防犯カメラの機器の交換を行いまして、この工事の契約差金分としまして、小学校が144万8,000円、中学校72万1,000円をそれぞれ減額するものです。このほか、中学校につきましては、窓ガラスの清掃委託の契約差金分として33万8,000円、学校放送設備機器使用料として、羽村第三中学校音声調整卓使用料57万円をそれぞれ減額するものです。

    これらを合計いたしまして、小学校分1,105万1,000円、中学校分1,303万6,000円をそれぞれ減額補正するものです。

    次に、校外活動に要する経費ですが、移動教室付添看護師業務委託料37万2,000円、移動教室補助金102万9,000円を、中学校費につきましては移動教室補助金162万6,000円をそれぞれ実績に基づき減額するもので、小・中学校合わせて302万7,000円を減額します。

    次に、6番、準要保護児童扶助費小学校費についてですけれども、当初予算計上した対象者が大幅に上回る認定者が出る見込みとなりましたことから、305万円を増額補正するものです。

    次に、7番の羽村第一中学校防音機能復旧工事設計業務委託料につきましては、先ほど歳入でご説明したとおりですので省略させていただきます。

    続きまして、8番、生涯学習センターゆとろぎ総合コーディネーター報酬でございます。当初、年間の12カ月分の報酬額を計上しておりましたけれども、平成29年9月から勤務となりましたことから、実績に応じて143万5,000円を減額するものです。

    続きまして、ゆとろぎの電気料ですが、電気代の抑制に努めた結果、実績に基づきまして200万円を減額するものです。

    次に、郷土博物館施設維持補修修繕ですが、こちらも先ほど歳入でご説明したとおり、今回の補正にて全額を減額し、改めて平成30年度予算に事業費を計上し直すものです。

    最後に、11番、その他欄です。まず、羽村・瑞穂地区学校給食組合負担金は、負担金の確定に伴いまして27万1,000円の減、特別支援教育通学自動車借上料は、対象児童数の増加に伴い81万1,000円の増、特別支援学級児童扶助費は、小学校特別支援学級就学奨励費の対象人員増に伴いまして54万9,000円の増、要保護生徒扶助費につきましては、事業費の実績に基づき38万4,000円の減、特別支援学級生徒扶助費は、中学校特別支援学級就学奨励費の対象人員減によりまして54万5,000円の減、青少年スポーツ・文化活動等補助金は、実績に基づきまして50万円の減、ゆとろぎ、図書館、スイミングセンターの非構造部材耐震調査委託料は、契約差金として合計で194万3,000円の減、旧下田家住宅維持管理委託料につきましては、学校管理等委託料と同様に、管理委託方式の見直しに伴いまして36万9,000円の減、スポーツセンター清掃委託料につきましては、契約差金分70万3,000円の減、図書館電算関係消耗品につきましては、実績に基づきまして21万6,000円の減、以上合計いたしまして、357万1,000円を減額するものです。

    次のページをご覧ください。

    今回の補正で計上いたしました富士見小学校のトイレ改修工事の工事費用を繰越明許費として次年度に繰り越すものです。

    次に、地方債の補正ですが、この富士見小学校のトイレ改修工事費用につきまして、小学校トイレ改修事業債として追加するものです。次に、今年度実施いたしましたスポーツセンターのエレベーター改修工事費の事業債の金額につきまして、都の補助金が一部減額となりましたことから、これを補てんする事業債を100万円増額補正するものです。

    以上、平成29年度一般会計補正予算(第5号)のうち教育委員会に係る部分の説明を終わります。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第6号 平成29年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第6

    教育長 報告事項 平成30年度羽村市予算(案)について、生涯学習部長からの説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 それでは、平成30年度羽村市予算(案)説明書をご覧ください。

    まず、3ページの平成30年度の予算の概要でございますが、教育費を含む一般会計につきましては、全体で225億6,000万円、対前年比で1億円、0.4%の減となっております。特別会計、水道事業会計の30年度予算につきましては、ページ中段に記載のとおりとなっておりまして、特別会計と水道事業会計を含む全会計の単純合計では、対前年比で10億9,144万5,000円、2.8%の減となる372億3,053万1,000円となっております。

    次に、4ページをご覧ください。平成30年度の一般会計予算の予算規模につきましてはただいま申し上げたとおりです。予算額の推移の表をご覧いただきますと、対前年比で減となりますのは平成26年度以来4年ぶりとなっております。

    下段の歳入予算の円グラフをご覧ください。歳入のうち、最も大きな割合を占めておりますのが市税で、全体の45.8%となっておりまして、次に、国からの補助金である国庫支出金、都からの補助金である都支出金の順になっております。

    5ページをご覧いただきたいと思います。歳入の45.8%を占める市税収入についてでございますが、30年度の市税収入は、全体で103億2,502万円となっております。前年度比較で3億7,778万円、3.5%の減を見込んでおります。

    中段の、市税の当初予算額の推移をご覧ください。市民税個人分は所得の改善が見られるものの、所得控除や税額控除の増加による減収を見込みまして、前年度と比較し2.2%減の35億4,754万円としております。市民税法人分は、市内法人数の推移や大手企業の税収の見通しなどから、前年度と比較して19.4%の減となります7億4,629万円としております。

    固定資産税につきましては、評価替えに伴う在来分家屋の減価分などの影響を見込みまして、全体で、対前年比で1.6%減の47億712万円としております。このほか、市たばこ税は売上本数の減少を見込みまして、前年度と比較して10.1%減の4億745万円としております。

    この表をご覧いただきますとおわかりになると思いますけれども、市税の各税目におきまして、対前年比で大幅な減額となっておりまして、平成30年度予算は大変厳しい財政状況の中での編成となっていることがおわかりいただけると思います。

    こうした市税の減収分につきましては、市債の発行と基金からの繰入金などで補うこととなりますけれども、市債、繰入金の状況につきましては6ページから7ページにかけて記載しておりますので、後ほどご覧ください。

    8ページです。こちらは、基金充当事業の内訳の表となっておりまして、表の中段、特定目的基金のうち教育振興基金につきましては、平成30年度、5,400万円を一般会計の教育費に繰り入れることとしております。特色ある学校づくり交付金、校務支援システム機器等使用料、教育用コンピュータ保守管理委託料、機器等使用料などの各事業に記載の金額を充当することとしておりますので、ご確認をお願いいたします。

    続きまして、歳出です。

    12ページには、目的別の歳出予算額と構成比が記載されております。ページ下段の円グラフをご覧いただくとおわかりになると思いますが、教育費の歳出額は24億1,433万円、歳出予算に占める割合は、民生費、土木費に次いで10.7%となっております。

    16ページ、17ページをお開きください。歳出目的別予算の対前年比較と増減額及び増減率並びに主要増減要因を記載したものとなっております。

    17ページの教育費の欄には先ほど申し上げましたとおり、平成30年度の教育費は24億1,433万円で、対前年比で10.9%、額にして2億3,798万円の増となっております。対前年比較で、主要増減要因のうち増となった主な要因としましては、羽村第一中学校防音機能復旧(機器取替)工事2億2,559万円、小学校トイレ改修工事4,823万円、博物館施設維持補修修繕1,833万円などがございまして、減となりました主な要因としましては、今年度実施しましたスポーツセンターエレベーター改修工事分が対前年比で2,000万円の減、学校施設修繕料が1,575万円の減、トイレ改修工事設計業務委託料1,477万円の減といったところが挙げられております。

    続きまして、25ページをご覧ください。ここからは、羽村市長期総合計画の基本目標別の平成30年度の主要事業を記載したものとなっております。「◎」が新規事業、「○」がレベルアップ事業となっております。表には、事業費とその財源内訳が記載してございますので、事業内容とあわせてご覧ください。

    なお、この内容につきましては、2月13日に開催しました教育委員会臨時会において承認いただきました平成30年度羽村市一般会計予算のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明した事業と一部重複いたしますけれども、ご了承ください。

    まず、「基本目標1 生涯を通じて学び育つまち【子ども・生涯学習の分野】」のうち、「子育て支援と保育・幼児教育の充実」に関する事業では、一番下の欄に、レベルアップ事業として「発達支援体制の充実」を挙げております。乳幼児期から成人期まで切れ目のない発達支援を行うため、保健・医療・福祉・教育などの各分野が連携し、組織横断的な体制の充実を図るもので、教育費関係では、教育支援課における臨床心理士による就学等に係る相談の実施、教育相談における臨床心理士による教育相談、小学校の巡回相談の実施に要する経費を挙げております。

    27ページをご覧ください。「学校教育の充実と次代を担う子ども・若者の育成」に係る事業についてです。まず、「富士見小学校トイレ改修工事の実施」ですが、こちらは新規事業となっておりまして、平成29年度に設計を行いました富士見小学校のトイレ改修について、平成30年度は3系統ございますうち、1系統について改修工事を行うものです。

    次に、「羽村西小学校特別支援学級整備工事の実施」ですが、こちらも新規事業となっておりまして、羽村西小学校のくすのき学級の児童数の増加に伴い、教室の整備工事を行うものです。

    続きまして、「羽村第一中学校防音機能復旧(機器取替)工事の実施」で、先ほどご説明を申し上げたとおりです。平成29年度に設計を行っておりまして、平成30年度、平成31年度に改修工事を行う計画となっております。

    続きまして、「学力向上のための取組みの推進」です。こちらはレベルアップ事業となっておりまして、小・中学校で児童・生徒の基礎的な学力向上を図るため、学習サポーター、授業力向上アドバイザーの配置を行うものです。

    次に、「多様なニーズに応じた教育相談の充実」について、レベルアップ事業となっておりまして、スクールソーシャルワーカーや学校と家庭の連携推進事業における「家庭と子どもの支援員」を増員するなど、いじめ、不登校等の未然防止・早期対応に向けたきめ細かい教育相談体制の充実を図るものです。

    次に、「教育用コンピュータの更新」です。こちらは、平成24年度に導入した教育用コンピュータのリース期間満了に伴いまして、順次、機器の入れかえを行っているもので、平成30年度は羽村西小学校、栄小学校、武蔵野小学校、羽村第三中学校の計164台の入れかえを行うものです。

    次に、「学校放送設備の更新」ですが、こちらは小作台小学校の学校放送設備機器の更新を行うものです。

    次に、「防犯カメラの更新」について、こちらもレベルアップ事業で、平成18年度に各小・中学校に設置した防犯カメラの老朽化に伴いまして、平成28年度から平成30年度の3カ年計画で機器の入れ替えを行うもので、平成30年度は羽村東小学校、栄小学校、武蔵野小学校の更新を行うものです。

    次に、「オリンピック・パラリンピック教育の推進」です。小・中学校全校において、オリンピック・パラリンピック精神、スポーツ、文化、環境をテーマとした取り組みを展開し、ボランティアマインド、障害者理解、豊かな国際感覚などの資質を育成するものです。

    次に、「英語教育の充実」についてです。小学校英語教科化に向け、現在配置している英語教育外国人講師(ALT)等を活用しまして、指導体制や学習指導環境の整備、授業改善を行ってまいります。

    29ページ中段には、その他の平成30年度の主な事業予算として、中学校区ごとの特色ある教育活動の充実、多様なニーズに応じた特別支援体制の充実、音楽教育の充実、人間学(キャリア教育)の充実などを挙げておりまして、これらの事業にも取り組んでまいります。

    次に、「生涯学習の推進」に係る事業です。

    まず、「旧下田家住宅およびその生活用具の修復」です。こちらは新規事業となっておりまして、先ほどご説明させていただきました、旧下田家住宅の茅葺き屋根等の修復、住宅各部の造作等の修復、生活用具の修復を行うものです。

    次に、30ページ、「多摩川中上流域上総層群調査研究プロジェクト」です。こちらは、地域内の各自治体の連携によりまして、博物館などに蓄積された地理・地質情報を一元的に網羅することで、不明な点が多い上総層群の実態を明らかにし、防災・土木・教育など行政の各分野で活用できる情報として還元するというもので、平成29年度から31年度までの3カ年事業となっております。

    次に、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会成功に向けた取組みとスポーツの推進」です。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、市民のスポーツへの関心を高め、日常的にスポーツに親しむ取り組みを促すことで、市民のスポーツ習慣の定着を図ろうとするもので、多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業助成金を受けて、走り方教室、障害者のスポーツ教室などの事業を実施してまいります。

    次に、「スイミングセンターロッカーの一部更新」です。こちらは、鍵の破損や老朽化により使用不能となっておりますロッカーを、平成29年度、平成30年度の2カ年で更新するものです。

    次に、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラム関連事業の実施」ですが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、日本文化の魅力を発信する事業を実施し、市民の文化活動の発展・振興を図るというもので、伝統文化交流事業などを実施します。

    次に、「読書活動の推進」につきましては、乳幼児期から高齢期まで、ライフステージに応じた自主的な読書活動ができるよう、読書環境の整備を推進するとともに、読書手帳を活用した読書の推進を図るものです。

    その他平成30年度の主な事業予算として、生涯学習センターゆとろぎ市民協働事業の推進、大学との連携による講座の充実、社会教育関係団体の活動の充実に向けた支援などを挙げておりまして、これらの事業にも取り組んでまいります。

    以上、雑駁ではございますが、平成30年度羽村市予算(案)の説明とさせていただきます。他の事業等につきましては、説明書に記載のとおりですので、後ほどお目通しをいただければと思います。

    また、本予算(案)につきましては、2月28日から開催されます平成30年第1回羽村市議会定例会で審議の上、議決を経た後、4月から執行されるものです。

    以上で説明は終わります。

    教育長 説明が終わりました。

    何かご質問等ございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 8ページにあります教育振興基金ですが、特色ある学校づくり交付金が800万円と記されておりますけれども、これは今まではたしか1,000万円だったと思いますが、減額されたということでしょうか。

    教育長 予算としては1,000万円です。教育振興基金というのは、家庭で言えば貯金です。基金としてお金を積んで、1,000万円を使うのに当たって、その貯金の800万円だけ取り崩してここに充当しているということです。

    また、先ほど資料をご覧いただきましたように、非常に厳しい財政状況で、いろいろな予算が前年度から減額になっていますけれども、教育費についても個別的には減額になっているところもあり、羽村第一中学校の防音機能復旧工事という2億2,500万円ほどの大きな工事がありますので、辛うじて、前年度より10%の増額の予算を組んでいただきました。

    ほかに何かございますか。よろしいですか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、質疑を終了いたします。

    これをもちまして、平成30年第3回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。ありがとうございました。


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