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    平成30年第5回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:11271

    平成30年第5回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成30年4月17日(火)午後3時00分~3時33分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第15号 専決処分の承認を求めることについて[羽村市スポーツ推進委員の委嘱について]

    日程第5 報告事項  平成29年度羽村市スポーツセンター外部評価について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第5回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において塩田真紀子委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    年度末から年度初めというのは何かと忙しい時期ですけれども、学校関係の教職員人事異動があり、羽村市の学校を去られた教職員、新たに羽村市にお迎えした教職員の辞令伝達を行わせていただきました。初任また転入の教員の皆さんに私から訓示をさせていただく機会があり、まずは羽村市に早く慣れていただくとともに、羽村市に愛着を持ってもらいたいということに加え、教師に求めるものということで次の3点について話をさせていただいたところです。

    1つ目は、教師として教育への熱意と使命感を持って励んでいってほしいということ。2つ目は、人間力を高めていってほしいということ。3つ目が、教師として常に学んでいってほしいということです。この3点について、新たに羽村市に来られた教員の皆さんに話をさせていただきました。

    よい教育のためにはすぐれた教師が不可欠ですということ、また、すぐれた教師になるよう、いつまでも学び、成長していってほしいと思ったところです。

    さて、新たに羽村市に配属となった副校長や初任の教員においては、この2週間、非常に慌ただしく過ぎていったのではないかと思っております。羽村市採用の市の事務職、また学習サポーターや特別支援教育の支援員など、嘱託職員等も人事異動がかなりありました。全ての教職員や嘱託職員の皆さんには、健康ではつらつと活躍していただきたいと思っているところです。

    また、小・中学校の入学式ですが、小学校が4月6日、中学校が4月9日に行われました。特に問題もなく予定どおり挙行されたという報告を受けています。教育委員の皆さんにも、それぞれ入学式にご出席をいただきましてありがとうございました。

    報告事項にありますように、先週は羽村市教育委員会が委嘱している社会教育委員、またスポーツ推進審議会委員及びスポーツ推進委員の任期が平成30年3月をもって満了となりましたことから、改めまして、平成32年3月までの任期となる委員の委嘱状交付式を執り行わせていただき、私から委員の皆さんに委嘱状を交付させていただいたところです。それぞれの委員につきましては、前回の教育委員会定例会でご審議いただいたとおりでございます。

    学校教育における平成30年度は、次期学習指導要領の施行に向けた変革の年になると捉えているところです。「特別の教科 道徳」の実施、英語の教科化の先行実施、主体的・対話的で深い学びを念頭に置いた授業改善への取り組み、また、学校の働き方改革など、課題が山積していると捉えています。学校現場での対応はもちろんですが、教育委員会との連携という視点も大切である中で、教育委員会としてできる限りの対応を図っていきたいと思いますので、平成30年度もよろしくお願い申し上げまして、教育長報告といたします。

    何かご質問、ご意見等ございましたらお願いいたします。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 教育長の報告事項にはありませんでしたけれども、羽村第三中学校のパラシュート落下事故について、その後どのような対応をされているでしょうか。

    教育長 4月10日、羽村第三中学校の敷地内のテニスコートに落下しているパラシュートが見つかりました。まず学校からテニスコートにパラシュートのようなものがあるという第一報を受け、拾得物として福生警察署に学校から届け出をしました。横田基地が近くにありますので、米軍のパラシュートであろうということで、基地対策を担当している企画総務部に報告し、担当から北関東防衛局へ連絡を入れました。米軍への問い合わせ等々をしている間に報道機関からこのニュースが流れ、各社いろいろな取材が学校に来てしまったのですけれども、基本的には基地対策担当の企画総務部で報道機関への対応も行いました。

    パラシュートは、サブとメインの2つが開いてしまい、両方が絡まってしまうと墜落してしまうので、どちらかを切り離さなければならず、メインのパラシュートを切り離した。その一部の小さい部分のパラシュートが風に乗って羽村第三中学校の校庭に落ちてきたということのようです。目撃者の話など、いろいろな情報が報道されていますけれども、教育委員会また学校としては、そのものがテニスコートで見つかったという事実だけであります。

    翌日には報道関係者から撮影や取材をさせてほしいという依頼や、校長にインタビューをさせていただきたいなどの依頼がありましたけれども、学校長は翌日、生徒に対してそういった依頼があったとしても動揺しないで、いつもどおり学校生活を送るようにと話をし、取材等に関しては、生徒の動揺等もあるのでお断りするという対応を図りました。

    その後、市へ北関東防衛局、また米軍が謝罪に来庁し、私のところにも、北関東防衛局の担当の方が謝罪にお見えになり、話をさせていただきました。

    概要は以上でございます。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 メインの大きなニュースがあった後は、何もメディアで報告されないので、その後一体どうなったのかと思い、お聞きしました。ありがとうございました。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 テレビのニュースで気になったのが、羽村第三中学校の生徒なのか、インタビューに答えた子どもが映っていまして、顔も完全に出た状態でしたが、そういったことについて誰がオーケーするのか、本人がいいと言って出ているのかもしれませんが、その後、ツイッターで、インタビューに答えた内容と放送された内容が若干違うという内容で、やや炎上していました。報道機関がきちんと考えて、せめて顔を出さないで放送してくれればいいのにと思いました。そういう話はありましたか。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 私も当該のテレビのニュース情報を見ました。私が見たのは私服の2人組で、テロップでは羽村第三中学校の生徒であるというイメージを持ちました。一方で、その後、保護者と思われる大人がインタビューに答えている映像では、首から下の映像で、確かに委員がおっしゃるように、子どもの映像は名前は出ていませんが、顔がはっきり映っている状態でした。

    恐らく、これは想像ですけれども、子どもたちにとっては、あまり深く考えずにそのままインタビューを受けたということだと思います。ただ、大人は、インタビューを受けるにあたり顔があまり映るのは嫌だという制限をみずから申し出て、結果的にあのような放送になったのではないかと思います。個人情報や、子どものプライバシーについては、本来どの学校でも守られておりますけれども、こういった突発的なときには学校の許可を得てからというインタビューではないものですから、このような事態になったと捉えています。

    なお、その後のツイッターの炎上ということについては認識しておりませんが、一つの事例として、いわゆるマスコミ報道や、SNSの効果も、悪い意味での効果だろうと思うのですが、そういったことについては、校長会をはじめ学校とも事態の共有化をしていきたいと思います。完全に防ぐということは無理かもしれませんが、一つの教訓として生かしていければと考えております。

    教育長 ほかにございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    教育長報告は以上で終了いたしました。

    日程第3

    教育長 日程第3、教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の3月27日から4月16日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    これから質疑、ご意見等をいただきたいと思います。感想等でも結構ですので、ご報告ありましたらお願いします。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 4月6日に富士見小学校の入学式に出席させていただきました。毎年、担任の紹介がありますけれども、1年生の担任ではありませんでしたが、1クラス、先生の配置がなく、担任が決まっていないという、入学式の場で校長先生から保護者に対して説明があり、謝罪がありました。入学式という晴れの場で、校長先生に謝らせてしまうということが、私も教育委員として申しわけない気持ちでした。これは通常の職員の人事異動というよりも、産休、育休などの要因で配置ができなかったのでしょうか。実態がわかれば教えてください。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 今年度、教員採用にあたって、いわゆる採用候補者の正規採用名簿登載者は早々となくなってしまい、その後、期限付任用も90人程度必要なところ、わずか名簿登載者が5人程度しか残っていないという状態であり、全都的に期限付任用の教員が4月当初に配置ができないという事態に陥っています。

    期限付任用については、いわゆる小学校1年生や2年生の35人学級、あるいはそれ以上の40人といったぎりぎりのボーダーの学級で学級増があったために、正規の異動では対応できずに、ぎりぎりまで人数の査定をしていた結果、最終的に学級増になったために、本来でしたらそれでも期限付任用教員を配置するわけですけれども、そのもととなる期限付任用教員のカードが枯渇していたことから、このような事態になりました。

    なお、この事態に関しては、東京都が全面的に、見込み違いをしていたということもあるのですけれども、実は教員候補者の辞退が相次いだということもあり、大変申しわけないということで、先日の指導室課長会で東京都の人事部から説明があったところです。

    年度当初、市内では2校がそのような状態でしたが、2校とも現在は配置される教員が決まっておりますので、報告させていただきます。

    教育長 ほかに何かございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    教育委員会委員活動報告は以上で終了させていただきます。

    日程第4

    教育長 議案第15号 専決処分の承認を求めることについて[羽村市スポーツ推進委員の委嘱について]を議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第15号 専決処分の承認を求めることについて[羽村市スポーツ推進委員の委嘱について]、ご説明いたします。

    本件は、教育委員会の議決事項である羽村市スポーツ推進委員の委嘱について、4月1日付で発令することとなったため、教育委員会の議決すべき事件について急を要し、かつ教育委員会を招集する時間的余裕がないことが明らかであったことにより、教育長に対する事務委任規則第4条第1項の規定に基づき、羽村市スポーツ推進委員の委嘱について専決処分をさせていただいたもので、同条第2項の規定に基づき教育委員会に報告し、承認を求めるものです。

    本議案は、平成30年3月27日開催の第4回羽村市教育委員会定例会において決定いただきました羽村市スポーツ推進委員について、新たに久野俊也氏を委嘱するものです。任期につきましては、平成30年4月1日から平成32年3月31日までとなります。

    なお、この委嘱により、羽村市スポーツ推進委員の構成は別紙の名簿のとおりとなります。

    スポーツ推進委員の定数は18人以内とすると規定しておりまして、現在16人を委嘱しておりますので、あと2人足りない状況でございます。現在、声をかけさせていただき、鋭意選考中でございます。候補者が決まり次第ご審議をいただきたいと考えております。

    以上、羽村市スポーツ推進委員の委嘱について、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了いたします。

    お諮りします。議案第15号 専決処分の承認を求めることについて[羽村市スポーツ推進委員の委嘱について]は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第5

    教育長 報告事項 平成29年度羽村市スポーツセンター外部評価について、スポーツ推進課長からの説明を求めます。

    スポーツ推進課長 教育長。

    教育長 スポーツ推進課長。

    スポーツ推進課長 それでは、平成29年度羽村市スポーツセンター外部評価について、ご説明申し上げます。

    まず、1ページをご覧ください。

    冒頭の「はじめに」にございますように、第5次羽村市長期総合計画において、「生涯学習関連施設における運営状況に関する評価の実施」について掲げておりまして、第5次羽村市長期総合計画実施計画(平成28年度から平成30年度)においては、生涯学習関連施設における運営状況に関する評価の実施事業については、平成28年度にスポーツセンターで試行的に外部の視点で運営条項に関する評価を行い、平成29年度以降実施することになっています。より効率的な運営を目指すこととなっており、平成27年度から調査、検討を重ねてまいりました。

    評価概要をご覧ください。評価施設は羽村市スポーツセンターです。

    評価機関につきましては、羽村市スポーツ推進審議会にお願いしまして、10名の委員の中から3名を評価委員として任命させていただきまして、評価をいただいたものです。その3名の評価を得て、スポーツ推進審議会などで報告し、そこでも審議をいただいて、今回、教育委員会に報告させていただいています。

    評価期間につきましては、平成29年1月1日から12月31日までの1年間としております。

    評価日程は、平成30年2月13日に実施したものです。

    評価方法ですが、評価項目につきましては、大きく3つに分けて項目立てし、管理運営体制、施設の維持管理、利用者サービスについての3項目です。

    評価基準は、S特に優れている、A優れている、B一般的な水準、C改善が必要の4項目です。

    続いて、2ページの目次をご覧ください。

    判断結果の総括の後に、1、管理運営体制の7項目、2、施設・設備の維持管理の3項目、3、利用者サービスの4項目について、それぞれ詳しくチェックしていただきました。全部で14項目の評価をしていただいたものです。

    今回の結果において、改善が必要というものが3項目ありましたので説明させていただきます。

    6ページをご覧ください。

    1、管理運営体制の⑥事故の防止・対応についての項目です。事故防止のチェックリストや事故防止のマニュアルがあるか、事故発生時の連絡体制が確立されているかなどについて評価していただいたものですが、マニュアルがないという部分について改善が必要であると自己評価をし、スポーツ推進審議会でも改善が必要という評価です。

    7ページです。2、施設・設備の維持管理の①施設・設備の保守点検の項目ですが、利用者が常に安全に利用できる状況に保たれているか、安全点検のための年間計画を立てているかなどについての項目を評価していただきました。

    こちらは、施設の不具合について早急に対応できていない部分があるという点と、点検計画の作成がないという点で改善が必要と評価し、スポーツ推進審議会の評価も改善が必要であるとのことです。

    8ページです。②備品の管理につきましても、備品台帳が整備されているか、備品が安全に利用できる状態に保たれているかという点を評価いただきまして、備品の管理台帳ができていないという部分で改善が必要であり、スポーツ推進審議会でも改善が必要という評価をいただいたものです。

    11ページです。4、まとめ(指摘事項)・総合評価です。

    おおむね一般的な水準を維持できているという評価をいただいておりますが、先ほどの改善が必要な項目が3項目ございますので、引き続き改善を図ってまいります。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 この各項目の中に、あるいは詳しくはの評価記述の中にも障害者に関することが一切ないのですけれども、オリンピック・パラリンピック競技大会開催が近いということもあり、スポーツの場合は、障害者目線での障害者スポーツというのは、あまり一般的には言われていないのでしょうか。

    スポーツ推進課長 教育長。

    教育長 スポーツ推進課長。

    スポーツ推進課長 障害者スポーツに関してはもちろん話題になっています。また、スポーツ推進計画の中でも障害者スポーツを推進していくとしていますので、施設の改善という部分はチェックをしていかなければいけないと捉えています。

    今回の評価項目は、現在、指定管理者で運営しておりますスイミングセンターや、弓道場の外部評価を参考に項目立てしており、その視点につきましては、認識不足でしたので、今後、評価項目に入れていきたいと考えております。

    教育長 ほかに何かございますか。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 この報告書のタイトルが、羽村市スポーツセンター外部評価シートとなっていますが、外部評価だけではなく内部評価もされているので、評価シートでよろしいかと思います。

    もう1点、まとめ(指摘事項)・総合評価のところで、管理運営体制の評価結果が一般的な水準であり、次の施設・設備の維持管理も一般的な水準で、利用者サービスがAの優れているということで、総合的な評価は良かったと思います。

    施設・設備の維持管理では、評価機関からの指摘事項に、冷房の設置を願いたいとありますが、評価項目を見ても、冷房に関する記述はなく、突然この総合評価に冷房のことが出てきているので違和感がありますけれども、冷房に関して評価がされるとなると、環境保護への取組み項目になりますか。

    スポーツ推進課長 教育長。

    教育長 スポーツ推進課長。

    スポーツ推進課長 報告書の表題については、ご指摘のとおり変更します。

    最後のまとめ・総合評価につきましては、少し指摘事項を入れてくださいという意見もございましたので、冷房の設置につきまして入れていただいたところです。冷房設備に関しては、③の環境保護への取組みではなく、①施設・整備の保守点検の項目になると思います。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 確かに、③の環境保護への取組みではないですね。改善が必要なチェック項目に記述があるとよりいいのではないかと思いました。まとめ・総合評価では、チェックができない全体的な記述ということもあるので、それ以外の項目という形にしてもいいのではないかと思います。

    教育長 貴重なご意見いただきまして、ありがとうございました。

    それでは、以上で質疑を終了いたします。

    これをもちまして平成30年第5回羽村市教育委員会定例会を閉会します。ありがとうございました。


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