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    平成30年第7回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:11351

    平成30年第7回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成30年6月19日(火)午後3時~3時30分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名 教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱について

    日程第5 議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第7回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    初めに、5月16日から5月18日まで、岩手県一関市で開催された全国都市教育長協議会定期総会と研究大会に出席してまいりました。通常の定期総会の後、研究大会には、学校教育の分野に出席し、秋田県大館市の教育長と、岩手県陸前高田市の教育長の発表が心に残りましたので、報告させていただきます。まず、大館市の教育長からは、ふるさとキャリア教育についての報告で、ふるさととしての大館市に育つ子どもたちに地元秋田県で活躍してもらいたい、そういう人材を育てたいというお話です。そして、ふるさとづくりの教育の柱として、ふるさと教育、キャリア教育という2つの柱があって、羽村市でも、小中一貫教育の柱が人間学と羽村学であり、郷土学習やキャリア教育の施策と似ているというようなところも感じたところです。

    また、陸前高田市の教育長からは、震災と子どもの心、そして学校の再開について、津波で1,000人以上の方が亡くなった東日本大震災の後、どのように学校を再開して子どもたちを受け入れたかというお話がありました。市の庁舎の隣にある市民センターの3階に教育委員会の事務局があり、教育委員会の職員を含め市全体で61人程の職員が亡くなったとのことで、教育委員会は機能停止状態だったそうです。子どもたちにとって、お父さんお母さん、一番大切な人が一遍に、一瞬にして亡くなってしまった、いなくなってしまった、そういった心のケアをどうしたらいいのかということで、非常に心打たれる講演を聞かせていただきました。研究発表では、そういったところが心に残ったところです。

    また、文部科学省からは、これからの教育の内容等について説明があり、今回の研究大会は非常に有意義なものとして捉え、出席してまいりました。

    次に5月19日と26日に、各小学校の運動会が行われまして、委員の皆さんにも各学校を回っていただきました。お疲れさまでございました。

    幾つか報告事項にありますように、体育協会、商工会、文化協会、観光協会、いろいろなところで定期総会が開催されまして、それぞれの団体で、やはり子どもたちとのかかわりがあるわけで、出席をさせていただいているところですが、懇親の場でもいろいろなお話をさせていただきました。例えば商工会では中学生の職場体験の受け入れをしていただくことなど、感謝を申し上げご挨拶をさせていただいたところです。

    6月2日には環境フェスティバルが開催され、武蔵野小学校の吹奏楽団が、オープニングと、開会式が終わった後の演奏等で出演をしてくれました。

    同じ日の10時45分、スーパーアクティブスクール指定校の研究発表が羽村第一中学校でありました。これは、東京都の指定の研究で、平成28年度、29年度、30年度の3カ年にわたるスーパーアクティブスクールの研究の発表でした。主な内容としては、走ること、走力を向上することを1つのテーマとして、ランニングのトレーニングの仕方等々の発表があったところです。全国の体力調査結果を見ても、羽村の子どもたちは、走力、特に持久力等では課題もあるように思いますが、羽村一中でのこうした研究発表の内容等は、二中や三中へ成果還元しながら、ぜひ小学校でも、発達段階に応じたスーパーアクティブスクールの研究を広めていっていただければありがたいと感じているところです。

    6月5日ですが、スケアードストレイトという中学校交通安全教室が羽村二中で実施されました。自転車の乗り方の教室でしたけれども、スタントマンが実際の事故を再現するような非常に迫力のある形で、自転車の乗り方や交通安全指導が実施されました。

    6月9日の小・中学校PTA連合会定期総会につきましては、委員の皆さんもご出席いただきまして、ありがとうございました。

    最後に、6月17日に、わんぱく相撲東京大会がスポーツセンターで開催されました。区部、多摩地区を合わせて、福生青年会議所がこちらのほうの主管で実施し、区部からもかなりの人数の選手や、また、お父さんお母さんも一緒に来られて、人数的には、41地区のチームで小学4年生、5年生、6年生の男女230人ぐらいの力士がスポーツセンターに集まりました。ここでの上位の選手は、両国国技館で行われる全国わんぱく相撲大会に東京代表として出場するということで、かなり大がかりな大会でした。私は、開会式に出席をさせていただきまして、閉会式では、市長から表彰状の授与等々を行わせていただいたところです。

    以上で教育長報告とさせていただきます。

    教育長報告の中で何か質問等がありましたらお願いします。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、質疑を終了します。教育長報告は以上で終了とさせていただきます。

    日程第3

    教育長 日程第3、教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の5月15日から6月18日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行います。何かご質問またはご意見等がございましたら発言をお願いします。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 6月11日に、羽村二中で震災に関する道徳の授業がありました。震災について教育長の報告にもありましたが、教育長がお話を聞かれた陸前高田市のお隣の大船渡市の先生がゲストティーチャーとして二中に来られて、1時間の授業をされたので聞いてまいりました。授業は体育館で行われ、子どもたちが教室へ戻った後、そこへ居合わせた大人だけが残って、もう少し詳しい話を聞くことができまして、そういう機会に恵まれました。

    大船渡市では、学校に来ていた子どもは犠牲者がいなかったということで、その点に関しては非常に自信を持って、ゲストティーチャーの先生も、学校にいれば必ず子どもは助ける、守るということをはっきりとおっしゃっていましたけれども、常日頃の訓練を重ねてきた成果だとおっしゃっていました。大船渡市では何十年もの間、津波は来なかったけれども、地震が来たら山へ逃げる、という訓練を毎回実施し、ここで初めてその訓練が生きて、避難するよう放送等は一切入らなかったけれども、とにかくみんなが、子ども一人ひとりが全員、山へ逃げて、誰一人欠けることなく助かったという経験談を話してくださいました。やはり訓練の大切さということと、根拠のない安全神話に頼らないこと、今まで何十年も津波が来なかったので、地震で揺れても津波は来ないだろうという気持ちがかすめるけれども、それは根拠のない情報であって、いつかは来るかもしれないという意識を持って訓練を続けてきたことがよかったというお話でした。

    また、過去の経験に頼らないということもおっしゃっていまして、お年寄りが、何メートルを超すような津波は来るはずがないというようなことを言っていても、もしかしたら来るかもしれないという気持ちがあったので助かったのではないかということもおっしゃっていまして、全ての安全管理につながるお話ではないかということを感じて聞いてまいりました。

    昨日、大阪北部を震源とした大きな地震がありまして、私の地元でしたので、朝からずっとテレビにくぎづけになり、また、実家との電話のやりとり等で感じたことですけれども、今回一番痛ましかったのは、学校のプールのブロック塀が倒れて9歳の女の子が犠牲になったというニュースでした。子どもの命を守るべき学校の施設が子どもの命を奪ったという結果になってしまったことが非常にショックな出来事でした。

    本日の午前中、少し時間があったので、学校にブロック塀があるのかどうか意識して見たことがなかったものですから、羽村市内の小中学校を見て回りました。羽村市の学校はフェンスで囲まれ、長いブロック塀は見受けられず安全でよかったと思ったのですが、通用門を支えている部分がブロックのように見えました。先生たちの駐車場の出入り口や、通用門のところにブロック塀があるようです。子どもが出入りする場合もあるので、安全対策がされているとは思いますけれども、むき出しのブロック塀を見ると、怖いなという感覚を持ちました。

    また、もう1点、門の装飾としてアーチ型になっているところがありまして、今この時期に防災の観点で見ると、大きな揺れのときに落ちてこないかと心配です。

    その2点が心配に思ったところですが、あとは手入れされた生け垣やフェンスでしたので、安心して帰ってまいりました。

    以上です。

    教育長 学校施設の再点検ということで、今回の大阪の地震災害を受けて、教育委員会では各学校と連絡を取り合いながら、学校施設の再点検を指示し、学校でも気になるところがあれば報告をいただくということで、現在、集計をさせているところです。子どもたちにとって何が凶器になるかわからないので、ふだんからの訓練も大変大切ですけれども、ふだんからの危機管理というところも大切であると実感しております。

    ありがとうございます。

    ほかの委員から、活動報告はございますか。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 6月10日の稲作体験の田植えに参加してまいりました。恥ずかしながら、私の息子たち2人がお世話になっているにもかかわらず、初めて参加して、初めて足を田んぼに入れさせていただきました。子どものころの泥遊びのときの久しぶりの感触を思い出し、小動物があまり好きではないのですけれども、久しぶりにカエルを見るなど、非常に貴重な体験をさせていただきました。準備されている農家の皆さん等々に感謝の気持ちでいっぱいでした。上の子の体験のときは雨天で中止になったようですけれども、下の子は昨年体験したようで、1年たっても、楽しかった様子などを話してくれました。ぜひ、羽村の子どもたちのために続けていっていただきたい体験だと思いました。

    もう1点、ただ今、江本委員から報告のあった関係ですけれども、議会でも通学路に関する一般質問があったようですけれども、PTAでも通学路の見回りをされるなど、交通安全ベースで通学路を見ていると思うのです。今回、通学路の最後のプールのブロック塀が倒れてきて大阪のお子さんが亡くなられたということなので、通学路全体も、地震災害等の観点から見るということも必要なのではないかと思います。我が家でも子どもに、ブロック塀のあるところがどこかわかるかと聞いたところ、ふだん、気を付けて見て歩いていないようで、わからない様子でした。やはり大人がきちんと見ていかないといけないと思いました。

    以上です。

    教育長 ありがとうございます。

    通学路に関しても、一般の道路としての安全・安心な部分というところでは、市全体での対応の中で、点検等をしていく必要があると、今日も庁議の中で話題に出させていただいたところです。

    ほかに何かございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、教育委員会委員活動報告は以上で終了とさせていただきます。

    日程第4

    教育長 議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市公立学校の管理運営に関する規則第29条及び羽村市立小・中学校評議員会設置要綱第3条第2項の規定に基づき委嘱している羽村市立小・中学校評議員会の委員について、同要綱第3条第1項の規定に基づき学校長より推薦があったため、新たに委嘱しようとするものです。

    各校の委員構成につきましては、別紙名簿に記載のとおりとなります。

    任期につきましては、本日より平成31年3月31日までとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 羽村西小学校ですが、現役のPTAの方が1人もメンバーに入っていないのですね。ほかの学校は、PTA会長もしくは副会長が入っているのですけれども、現役の保護者の代表が入っていないということに対して、特に問題はないでしょうか。

    学校教育課長 教育長。

    教育長 学校教育課長。

    学校教育課長 学校評議員の構成ですけれども、ただ今、部長の説明にもありました、根拠となります設置要綱では、PTAの役員も委員の構成としては、定められているところでございます。1号から8号まで具体的な役職を要綱に定めておりまして、各号に掲げる者のうちから学校長が教育委員会に推薦するものとするとしておりまして、ほかの学校も含め、必ずしも、全ての役職の方で構成しているという状況ではございません。

    昨年、学校によって構成人数に差があるというご意見をいただきましたので、今回は、各学校から推薦をいただく前に、全体の校長会の中で、要綱上10人程度としておりますけれども、10人のところもあれば、それに満たない学校もありましたので、人数をふやして、極力10人となるようご検討いただきたい旨の推薦依頼をしました。結果的には、地域柄や諸事情により、この構成人数になっております。

    その中で、羽村西小学校につきましては、学校評議員会と地区委員会育成部の方たちが合同で第1部として会議を開催し、そこで、学校についてのいろいろな意見をいただくなど議論をした上で、第2部として評議員の方たちが、学校評議員会としての会を開催しているということです。全体として、もっとたくさんの地域の方たちで学校について議論する場があるとのことで、そういった構成で運営していることをご理解願いたい旨、校長会の中で、羽村西小の校長から発言があったところです。各地域の特性を踏まえて、学校に携わっている方たちのご意見をいただいているというところでありますので、今回6人の構成で提案させていただいたところでございます。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 規定に準じていくのが原則なのだとは思いますけれども、現場の実情に合わせているというのもいたし方ないかと思います。人数についてもそうですし、できるだけ子どもたちのために、構成についてもPTAの役員が入って組織がきちんと整っていてほしいと思います。

    今の説明で、なるほどと納得しましたけれども、なかなか書類上は見えてこないところなので、逆に、人数が10人程度いれば、規定にそっているわけで、要綱に規定していることについてはきちんと守っていくということも必要なのではないかと思いました。

    教育長 校長会の中では、10人程度の推薦をお願いしたいと、事務局から話はしたところですけれども、今までの経緯の中で、今回も羽村西小と羽村三中については人数が少ないという現状です。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 武蔵野小と羽村三中については、小中一貫教育の関係で、人数を少なくしてもいいのではないかという意見が随分前に出て、10人の半分の5人程度でいいのではないかということで人数が少なくなった経緯があるように記憶しています。

    教育長 評議員の構成や人数について、委員から意見がありましたが、今回は学校長から推薦いただいたこの形でいかがでしょうか。皆さんからの意見をお聞きしたいと思いますけれども、ほかにご意見ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、お諮りします。議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ございませんでしょうか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    日程第5

    教育長 議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、社会教育法第15条第2項及び羽村市社会教育委員会議規則第2条の規定に基づき委嘱している羽村市社会教育委員のうち、家庭教育の向上に資する活動を行う者として委嘱しておりました折原伸司氏より、平成30年6月9日をもって辞任したい旨の申し出がありましたので、小・中学校PTA連合会の推薦により、新たに森康雄氏を委嘱するものです。

    任期につきましては、本日より平成32年3月31日までとなります。

    なお、この委嘱により、羽村市社会教育委員の構成は、別紙名簿に記載のとおりとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    以上です。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 質疑がないようですので、それでは、お諮りします。議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    これをもちまして平成30年第7回羽村市教育委員会定例会を閉会します。



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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

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