日時
平成31年2月26日(火曜日)午後7時~午後8時30分
会場
市役所東庁舎4階特別会議室
出席者
【委員】神子島健、小川妙子、松尾紀子、武藤清美、橋本庸明、岡前克之、安保文美子、高松孝子、井上恵子、石黒武、渋谷清、関塚孝司、大久保孝
【事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主任欠席者
【委員】中村千依、志村雅巳
議題
1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成29年度(2017年度)実績における評価・提言について【資料1】
(2)第4次羽村市男女共同参画基本計画(平成31年度)実施計画(案)について【資料2】
4 その他
5 閉会
傍聴者
なし
配布資料
・次第
・羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成29年度(2017年度)における施策の評価・提言について【資料1】
・第4次羽村市男女共同参画基本計画平成31(2019)年度実施計画(案)【資料2】
・男女共同参画に関するミニコラムVol.7、8会議の内容
1 開会
2 会長あいさつ
本日は今年度最後の会議である。4月には市議会議員選挙が羽村市でも行われる。三多摩地区は全国の中では女性議員の比率が高い方ではあるが、それでも20%~30%程度である。ベストの人を選んだ結果ではあるが、候補者も男性が多いという背景が考えられる。全国的に行われる今回の選挙は、そういった部分も気に留めながら、報道等を見ていただきたいと思う。
3 議事
(1)第4次羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成29年度(2017年度)実績における評価・提言について
(会長)議事の1項目め、「羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(案)平成29年度(2017年度)実績における評価・提言について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
【事務局より説明】
(会長)文言が評価・提言として適当かどうかを審議する。1項目めから審議していく。文言や内容で修正したい点等はあるか。
(委員)意見なし
(会長)意見等がなかったため、1項目めの評価・提言については確定とする。続いて2項目めについて審議を行う。意見等はあるか。
(委員)提言の2点目について、社会的に弱い立場にある方たちが見守り見守られ安心して生活できることを前提として、それらの方たちが地域の中で自ら関わりを持ち、コミュニティの中で役割を担っていくといった内容を追加できると良いと感じる。
(会長)さまざまな困難を抱える人達が見守られるだけでなく、地域の主体として関われるような環境や社会を作るといった内容の文言を追加するという方向性でよろしいか。
(委員)了承
(副会長)例えば、提言の1点目の文言を「市としてもサポートを行って欲しい」ではなく、「市と地域の取組みの施策を作って欲しい」などに変更し、提言に具体性を持たせるのはいかがか。
(会長)表現を強め、市としても施策を積極的に進めてほしいという内容に変更することとし、提言の1点目の文言について、「市としてもサポートを行ってほしい」を「市としても施策を積極的に進めて欲しい」に変更することでよろしいか。
(委員)了承
(会長)提言の2点目について、先ほど意見のあった「より積極的な表現」と、困難を抱える人たちが主体的に地域に関わり役割を担っていくという方向性を踏まえ、これらをどのように提言に反映させていくか意見はあるか。
(委員)誰もが安心して生活できることを基本として、更に障害者等の困難を抱えている人も、積極的に社会参画・地域参画できるような社会にしていくための内容の提言であると良いと思う。
(副会長)「地域住民を主体とした~」を「地域住民の多様性を主体とした~」に変更すると、上段の部分のさまざまな人たちが含まれる表現になるのではないか。
(会長)「多様性のある地域住民を主体とした~」に変更、多様性の中に困難を抱えた人等を含めることとするのはいかがか。
(委員)「多様な」という言葉にすると対象が広くなるため、提言の内容がぼやけるのではないか。
(委員)男女共同参画の中では、自由度が低いこともあり障害者の分野は参画が遅れている。そのため、3点目として障害者の参画に関する具体的な提言を入れるのも1つの方法ではないか。
(会長)特に男女共同参画が進んでいない分野として、提言の3点目に障害者に焦点を当てた提言を追加するという案が出たがいかがか。
(委員)障害者の男女共同参画に関する提言を行うことは、他に類をみないものになり刷新的な例になると感じる。
(委員)「障害者」という言葉を入れることで、障害者を特別扱いすることになると感じるため、「立場の弱い人、困難を抱える人」といった表現を使用する方が良いのではないか。
(委員)障害者だけでなく、高齢者・児童という例を入れるのも1つの方法であると考える。
(会長)提言の2点目の文言を「障害の有無に加えて立場の弱い人、困難を抱える人など」に修正し、3点目を追加することについては、方向性が固まらないため、次年度以降議論を深めていくこととし、今回は追加しないことでよろしいか。
(委員)了承
(会長)それでは、2項目めについて、提言の1点目、2点目の文言を修正することとする。なお、障害者の男女共同参画に関する提言については、このような問題意識が出てきたため、次年度以降議論していくことが出来れば良いと思う。
(2)第4次羽村市男女共同参画基本計画(平成31年度)実施計画(案)について
(会長)続いて、議事の2項目め、「第4次羽村市男女共同参画基本計画(平成31年度)実施計画(案)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。
【事務局より説明】
(会長)実施計画について意見や質問等はあるか。なければ私から一点質問させていただく。新規で追加されたNo47について、複数の課で行っていた既存の事業を統合したということだが、統合したことにより事業の回数が減ってしまうと思うが、内容について具体的に教えて欲しい。
(事務局)これまで子育て相談課で親子遊び、企画政策課で啓発事業、健康課で健康料理教室と個別に事業を行っていた。3課が連携して行うことで、参加者に複数のテーマを1度に触れていただくことや、PR面も連携して行うことで幅広く周知を図っていくことができるという観点から、平成30年度は試行的に実施した。その結果、参加者にも好評であり、継続して取り組んでいくことの意義があるものと捉え、引き続き平成31年度も継続して実施していくこととした。
(会長)他に意見等はあるか
(委員)どのような視点、数値目標で見ていくのかを聞きたい。
(事務局)第4次羽村市男女共同参画基本計画では、主な目標指標として、数値目標を掲げ、さまざまな取組みを推進している。今回お示しした実施計画は、これらの計画に掲げた目標指標を達成するために、各部署が取り組んでいく具体の事業を掲載したものである。
(会長)他に意見等あるか。
(委員)障害福祉の視点で今年度議論をしてきたため、今後それらの意見が実施事業に反映されていくと良いと思う。
(事務局)いろいろな角度から議論をしていただき、提言としていただいた内容については、全庁的に共有しそれぞれの取組みを行う上でその視点を大事にして、取り組んでいく。
(委員)虐待防止対策について、どのような体制で実施するのか。羽村市内での虐待件数はどれくらいあるのか。
(事務局)現在、子ども家庭支援センターが担当窓口となって、ワーカー2人体制で行っているが、平成31年度からは更に主任虐待対策ワーカーを1人置き、事実上3人体制で相談等の支援を行い対応の強化を図っていく。昨年度の実績は新規相談が約120件、年間述べ件数は約2500件。
さまざまなケースがある中で、個々の事情に寄り添いながらしっかりと対応していく。
(委員)地域のネットワークという部分で、どのような人が関わっているのか。
(事務局)要保護児童対策地域協議会という組織では、警察、行政、学校、医療機関等の幅広い立場の方に関わっていただきながら、年に数回、個々の事例も含めた対応を図っている。
(委員)実施計画の中に障害福祉に直接的に関係する事業は入っていないが、男女の中には障害を抱える人や困難を抱える人などさまざまな人がいて、各事業はこのような視点で実施していく必要があるということを、各担当が意識を持って取り組んでいくかが今後重要になっていくと感じる。
(会長)必要に応じて来年度も引き続き議論していく。
4 その他
事務局より男女共同参画に関するミニコラムVol.7、8について説明。
平成30年度最後の推進会議のため、各委員より1年間の感想をいただいた。
5 閉会
(会長)これで第5回羽村市男女共同参画推進会議を閉会とする。次年度以降も引き続きよろしくお願いしたい。
(事務局)次回の日程は調整を行った上で決定し、委員のみなさんに連絡させていただくこととする。以上で本日の会議を終了する。長時間に渡りご審議いただき感謝する。
午後8時30分終了