日時
平成31年3月14日(木曜日)午後7時~午後8時10分
会場
羽村市役所4階特別会議室
出席者
委員 松本多加志、近藤弘、池田文子、松尾紀子、原島陽子、小山紗和子、中野良次、高橋知津子、吉田美鈴、山﨑亮、小林浩一、関口英代
事務局 子ども家庭部長、子育て支援課長、保育・幼稚園係主査
欠席者
小山夏樹、堀川芳江、鈴木香奈子
議題
1.議事
(1)羽村市子ども・子育て支援事業計画「施策の方向」(案)について
(2)利用者負担額等について
(3)その他
2.その他
傍聴者
0人
配布資料
平成30年度第6回羽村市子ども・子育て会議次第
資料1 羽村市子ども・子育て支援事業計画「施策の方向」(案)
資料2 現行利用者負担額と改定後の比較
資料3 東京都における多子世帯に対する新たな支援について
参考資料 利用者負担額表(案)
参考資料 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案について(子ども・子育て支援新制度説明会 資料2-1)
参考資料 食材料費の取り扱いについて(子ども・子育て支援新制度説明会 資料2-6)
会議の内容
1.会長あいさつ
2.議事
(1) 羽村市子ども・子育て支援事業計画「施策の方向」(案)について
(事務局) 羽村市子ども・子育て支援事業計画「施策の方向」(案)について説明
(会長) 事務局からの説明が終わりました。この件につきまして、ご質問等はございますか。
(小林委員) 基本目標2の施策の方向(1)「子育て家庭を地域で支える仕組みの充実」は、現行計画の「地域における子育て支援事業の充実」から東京都の計画を参考に変更したとのことですが、言葉の意味合いが変わってくると思います。
基本目標2は、次期計画で「地域における子育て支援の充実」としていますので、基本目標と施策の方向のニュアンスが違う気がするので、わかりやすくした方が良いのではないでしょうか。
(子育て支援課長) 現行計画の「地域における子育て支援事業の充実」にぶら下がっている事業をみると「地域で子育て家庭を支える仕組み」に関する施策も多くありますので、施策の方向の内容がより伝わるよう検討したいと思います。
(関口委員) 外国人の労働者の受入れが拡大する中で、外国人のお子さんへの子育て支援策は、計画の中にどのように盛り込まれているのでしょうか。
(子育て支援課長) 現在の計画では、外国人のお子さんへの支援という視点はあまり多くありませんでした。ここで法改正も行われ外国人の受け入れが増加することも想定されますので、保育の現場や市からの支援というのは、項目建てしたほうが良いと思いますので、どのように入れ込むか検討させていただき、改めて提示させていただきたいと思います。
(会長) ほかにございますか。よろしいですか。今後、現行の計画に掲載している事業がどの施策の方向にぶら下がっていくのか、また新たに掲載する必要のある事業が施策の方向のどこにぶら下がっていくのかを検討していく中で、必要に応じて、施策の方向については、見直しを図っていくとのことです。
それでは、(2)利用者負担額等についてを議題とします。事務局、説明をお願いします。
(2)利用者負担額等について
(事務局) 利用者負担額等について説明
(会長) 事務局からの説明が終わりました。利用者負担額の改定案については、前回の子ども・子育て会議で委員の皆さんに基本的には事務局案を承認いただきましたが、今回、事務局より改定による具体的な影響等について示していただきました。
この件について、ご意見、ご質問等はありますか。
特になし
(会長) ご異議がないようであれば、利用者負担額(保育料)については、事務局案に沿って答申案をまとめていきたいと思いますが、ご異議ありませんか。
異議なし
(子育て支援課長) 利用者負担額の改定については、7月に諮問させていただき、子ども・子育て会議から答申をいただくこととなります。
今回、承認をいただきましたので、後日、答申案を提示いたしますので、審議していただき、最終的な答申をまとめていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
(会長) 諮問事項としては、もう一点、学童クラブ育成料がありましたが、学童クラブ育成料については、どのような状況にありますか。
(子ども家庭部長) 学童クラブの育成料については、他自治体の動向も確認し、来年度も引き続き審議をいただければと考えております。
(会長) 学童クラブ育成料については、引き続き審議をしていくということですが、ご意見、ご質問等はありますか。
特になし
(3)その他
(会長) つづきまして、(3)「その他」ですが、事務局からその他の議事はありますか。
(事務局) 幼児教育・保育の無償化の現在の状況について報告
(会長) 現状の幼児教育・保育の無償化の状況について報告がありましたが、何か質問等はございますか。
(池田委員) 給食費について、幼児教育・保育の無償化を契機に実費徴収になるということですが、これまでも実費徴収となる費用について、徴収されていなかったという現状が保育園についてはあったと思いますが、幼児教育・保育の無償化実施後も同様に実費徴収をしないという考えもあるのでしょうか。
(子育て支援課長) 保育園の給食費については、主食費は、これまで保護者の方からいただいておりませんでしたが、幼児教育・保育の無償化実施後にどのようにするのかは、現時点では決定しておりません。
今後、子ども・子育て会議でもご意見をいただきながら、検討していきたいと考えております。
また、最終的には各自治体の判断とはなりますが、事業者や保護者の方が混乱しなくて済むよう近隣の自治体とも足並みをそろえていくことを検討していきたいと考えています。
(池田委員) 食材費は保育園や幼稚園に行っている、家庭で保育するということに関係なく同等にかかるものだと思いますので、子育て支援策を平等に実施するという視点に立ち検討していただければと思います。
(子育て支援課長) 現行制度とのバランス等を踏まえて、どのように平等性を担保していくのかを検討していきたいと考えております。
(小林委員) 保護者や施設には、どのように説明していくのでしょうか。
(子育て支援課長) 幼児教育・保育の無償化も非常に複雑な制度となっていますので、保護者の方に丁寧に説明していく必要があると認識しています。
まずは、4月15日号の広報はむらで制度の骨組みとなる部分について、説明をさせていただこうと考えております。
それに加えて、制度の概要がはっきりし、市の対応も決まった段階で、
保護者の方に対して説明会を開催したいと考えております。
(近藤委員) 制度がわかりにくいという点は、幼児教育・保育の無償化という言葉が、費用が一切かからないというイメージがあることも一つの要因だと思います。
実際には施設によってかかってくる費用があったり、食材費が実費となるので、言葉と制度とのギャップが出てくるのだと思います。
説明を丁寧にしていただくことは、大切ですが、どうしても疑問点は残ってしまうと思います。しかも幼児教育・保育の無償化を短期間で実施しようということなので、そこが現場や保護者の混乱を招く一つの要因だと思います。
子ども・子育て会議でも委員のみなさんで疑問点があれば、明らかにしていった方が良いのだと思います。
(小林委員) これから出産する方に向けた説明というのも実施していただければと思うのですが。
(子育て支援課長) 10月1日の幼児教育・保育の無償化の実施に向けて、国から情報が出ていない部分も多いので、事務の整理や事業者との調整等、かなり厳しいスケジュールが想定されます。まずは、対象となる方への説明を丁寧にしていこうと考えておりますが、制度がスタートして終わりということではないので、関係部署とも連携を図って、引き続き丁寧な説明に努めていきたいと考えています。
(会長) 他にご質問はありますか。よろしいですか。その他には、何かございますか。
(子育て支援課長) 今年度の子ども・子育て会議は本日の第6回会議をもって終了となります。4月以降の会議について、第3回までの日程をお知らせさせていただきます。
第1回が5月23日(木)、第2回が6月28日(金)、第3回が7月18日(木)となります。
開催通知は別途送付させていただきますが、ご予定いただきますようお願いいたします。
もう一点、4月から市内の日野自動車株式会社が企業主導型保育事業を開始するとのことですので、日野自動車株式会社から選出されております吉田委員から概要の説明をお願いします。
(吉田委員) 4月より富士見平一丁目に企業主導型保育所を開設いたします。古河市、日野市に続いて3件目となります。
今後、子ども・子育て会議を通じて委員のみなさまにアドバイス等いただくこともあろうかと思いますので、よろしくお願いします。
(子育て支援課長) 補足をさせていただきますと、開設される企業主導型保育所につきましては地域枠を設けずに、従業員の方のみを対象とするとのことです。
(会長) それでは、以上をもちまして本日予定の議事はすべて終了しましたので、進行を事務局に戻します。ご協力ありがとうございました。
3.その他
(事務局) 最後に「その他」についてですが、本日の会議をもちまして、今年度の子ども・子育て会議は最後の開催となります。一年間ありがとうございました。来年度につきましては、本年度同様6回の会議を予定しております。
利用者負担額の答申の作成や子ども・子育て支援事業計画の改訂作業を進めてまいりますので、引き続きご協力をお願いします。
それでは、以上をもちまして平成30年度第6回子ども・子育て会議を終了させていただきます。
配布資料