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    平成31年第4回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2019年4月26日]
    • ID:12470

    平成31年第4回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    日時 平成31年3月26日(火)午後3時00分~4時13分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名 教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第8号 専決処分の承認を求めることについて〔羽村市立中学校管理職の人事について〕

    日程第5 議案第9号 羽村市公立学校教職員の職務に専念する義務の免除に関する規則等の一部を改正する規則

    日程第6 議案第10号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱について

    日程第7 議案第11号 教育委員会職員等の人事について

    日程第8 議案第12号 羽村市立学校における働き方改革推進プランについて

    日程第9 報告事項  ①平成30年度羽村市スポーツセンター外部評価について

    ②羽村市図書館が実施した2017(平成29)年度分図書館実績に対する評価について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は、4名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成31年第4回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において永井英義委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    毎年2月の後半から3月末まで、各小・中学校の金管バンドや吹奏楽部の定期演奏会が行われます。2月23日(土曜日)の武蔵野小学校吹奏楽団の定期演奏会から3月23日(土曜日)に行われた羽村第一中学校吹奏楽部の定期演奏会まで、8校の定期演奏会を鑑賞させてもらいました。羽村市では音楽のあるまちづくりを30年間取り組んできているところですが、教員や部活動の顧問、地域、保護者の皆さんの理解と支援の中で、羽村市の学校教育に着実に根づいてきた成果を感じています。

    この音楽活動は、羽村市の特色ある教育活動であり、決して絶やしてはならないものであるということを定期演奏会での子どもたちの様子や保護者の皆さんの様子などを見ながら、改めて感じたところです。楽器の購入費や維持するための修繕費、また大会参加に要する旅費など、予算上の課題も多々ありますし、教員の働き方改革や部活動の在り方の方針等々、見直しをしたらどうかという意見や、社会的な環境の変化もあるとは思いますけれども、羽村市が音楽のあるまちづくりを30年間続けてきたことは、羽村の財産であると思うところであります。音楽のあるまちづくりは、多くの皆さんのご理解を得る中で続けていきたい大切な羽村の教育の特色であると思ったところです。

    広報紙「はむらの教育」の永井委員の教育随想には、羽村市における音楽教育についての歴史とその大切さについて書かれており、時宜を得た内容だと思っています。ありがとうございます。

    3月2日(土曜日)は、多摩子ども詩集の会の表彰式が行われました。昭和33年から続く多摩地区の伝統である詩集の発行ですけれども、教員の編集作業等への参加について、各学校で、また学校同士のつながりの中で、担当教員の参加が課題となっていることを聞いています。こういった伝統を守っていくために、そして、それを実際に実施していくというのはなかなか大変であると感じています。この詩集の会は西多摩の8市町村で構成されていますが、ある自治体から今後、抜けるという話まで出ている状況もあるので、これらをどのようにまとめていくか、西多摩で今まで培ってきたものを継続していきたいと一生懸命になっていらっしゃる校長先生や教員もいるので、課題については教育委員会としても支援していきたいと感じているところです。

    3月18日には、今年度初めての総合教育会議が開催されました。委員の皆さんにもご出席をいただきまして、ありがとうございました。1点目に働き改革のプランが議題とされましたけれども、この会議のいろいろな話の中で、市長からは、働き方改革という名のもとに、これまで継続してきたよき伝統や取り組みといったものが、その大切さについての議論がないまま廃止されてしまうなど、またそれらをないがしろにしてしまうようなことが危惧されないかという心配をしているような発言もありました。働き方を改革することと、今まで培ってきた羽村の教育や学校教育の中での内容は、短絡的に、教員の働く時間を短くするためにやめましょうということにはつながらないと私は理解しているし、そういう考え方で各学校も取り組んでもらえると思っているのですけれども、そこに、市長の感覚では、そういう方向に流されてしまうのではないかというところに非常に危機感を持っているようにうかがえます。そういった危惧されるような点があるのであれば、市長部局と教育委員会という関係の中で合意形成を図る必要もありますし、改革推進プランについても、そういった合意を得た上で今後公表していきたいと考えているところです。

    同日、総合教育会議の前に青少年問題協議会が開催されましたので、少し報告をさせていただきます。今回のテーマは、ひきこもりについてお話がありました。NPO法人青少年自立援助センターの河野久忠常務理事による講演と意見交換が行われたところです。成人のひきこもりの要因の一つには、小・中学校からの不登校があるというお話もありました。小・中学校の不登校については、全国的に増加している中で、会議では、羽村市における不登校の出現率等について、生涯学習部参事から説明をしたところです。

    私も教育長就任以来ずっと、不登校をなくそうということで学校に話をしてきましたけれども、今後は、学校と連携を図りながら、より具体的に対策を強化していきたいと考えているところです。特に成人になってからのひきこもりというと、80歳の親が50歳のひきこもった息子を面倒見ているという、8050問題ということがあるのだそうです。ですから、小・中学校の中で不登校からひきこもりになってしまうように子どもたちを育てていくのではなく、まず、もし不登校がひきこもりにつながってしまうというような現実があるのであれば、そこは絶対にそうさせたくないと感じているところです。ですから、不登校対策というものも本当に真剣に取り組んでいかなければいけない課題だと捉えているところです。

    報告の最後として、3月24日に教育委員会主催で、ゆとろぎの小ホールで「二胡と朗読の奏で」を開演させていただきました。このタイトルのとおり、中国の二胡という弦を引く楽器と、ギターと朗読で、3人の方の共演でした。二胡奏者の村井鉄也さんの監修により、「音楽絵本」という絵本を出版されていまして、その絵本をスクリーンに映しながらの朗読と演奏や、また、芥川龍之介の作品の「杜子春」の朗読に合わせて、二胡の演奏とコラボレーションでした。羽村市にお住まいの山本寿実さんという方ですが、先日教育委員会表彰もさせていただきましたが、羽村市の声のボランティア「桑の実」という朗読ボランティアにも加入している方の朗読を聞かせていただきました。

    ゆとろぎでは以前にも、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」という作品をピアノとセロの楽器演奏と朗読という朗読劇のような形で公演も行いましたけれども、朗読は非常に素晴らしいです。今回も「杜子春」を聞きながら、朗読とはこんなに芸術性の高いものなのかと改めて感じたところです。この公演は有料でしたが、チケットは全部完売し、小ホールは満席になっていました。冒頭で山本寿実さんから、来場された方々には、こんな天気のいい日ですし、外にお出かけすることのほうが楽しかったと思われないように、ゆとろぎに来て本当によかったと思っていただけるような公演にしたいと思いますという挨拶がありましたけれども、そのとおりのすばらしい公演になったと思います。

    社会的には、いろいろなところで読書離れなどと言われていますけれども、これだけ人を引き込むような朗読に接したときに、本を読む、その一つのきっかけになって、教育施策としてもこういったところに力を入れていくことも、羽村の教育の中では非常に有効ではないかと感じます。自分で本を黙読しているだけでは味わえない、物語の中に引き込まれてしまうような気持ちになれるという点で、朗読は素晴らしいです。ですから、これを機に、今後、図書館やゆとろぎで、朗読をテーマにした事業を考えたらいいと感じたところです。

    以上で教育長報告事項とさせていただきます。

    報告に対して、何かご質問等ありましたらお願いします。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 教育長報告事項の3月14日に副校長会とありますが、副校長の業務が大変であるという話をよく聞くので、教員の働き方改革を意識して、各小学校、中学校の様子を伺いに訪問してみようと思っているところなのですが、定例の副校長会とはどのような会議なのか教えていただけますか。

    教育長 定例的には、副校長だけで会を開催しお互いに情報交換をしているようですが、教育委員会事務局が出席する定例副校長会は年4回のうち、私が出席するのは初回と最終回の2回です。今回の3月14日の会は、私から冒頭の挨拶と、今課題になっていることを事務局から連絡調整する会となっています。

    詳しくは、生涯学習部参事から説明してください。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 ただいま、教育長から話がありましたけれども、この定例副校長会は年間4回行っています。そのうち、1回目と4回目が教育長や生涯学習部長など、定例校長会と同じメンバーで参加しています。残りの2回につきましては、私以下、学校教育関係の指導主事ラインが出席する会でございます。

    定例校長会と同じく、全体的には、そのときの教育課題を中心に、また、連絡事項も含めて、9時半からおおむね1時間から1時間半ぐらいを目安に終えたいと思っています。その副校長会が終わった後は、副校長だけでその会場で、いわゆる連絡会というような、例えば次の行事の役割分担を確認するなど、また、その準備のためのやり方をお互いに教え合うなど、いろいろな連絡調整を図っているところです。

    ほかの自治体などを見ますと、月に1回開催している自治体もあるようですけれども、本市では、年間4回の開催ですから、永井委員がおっしゃったように、働き方改革の議論が始まる前から、回数としてはそのぐらいに絞ってあるのではないかと認識しています。

    学校の中で、少なくとも午前中に副校長が外に出て不在になることは、なかなか大変な部分がありますので、学校を出たからには有意義な会議にしていく必要がありますし、そういう中でお互いに支え合うなど、副校長間のコミュニケーションも図る中で、ひいては羽村の教育に資するような有意義な会議にしていきたいと考えております。

    以上です。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 私も副校長時代がありましたが、この副校長会の集まりが非常に支えでした。つまり、横とのつながりを保って、情報交換をしながら、校長には聞きづらい、ましてや部下には聞けないような、わからないところをお互いに情報交換するなど、横のつながりを深めておいて、悩みを打ち明け合うなどということもできました。

    それから、年間に副校長会の課題を一つ決めておいて、例えば、学力向上についてや、教員の労務管理というような、何か一つ年間のテーマを決めて、それについて、副校長のときにみんなで意見を出し合って、1年間かけてその課題について答えを見つけていくようなこともしておりましたので、なかなか副校長先生が学校から出るのは大変だと思いますけれども、月に1回ぐらいは出してあげてもいいのかなという気はしております。

    以上です。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 わかりました。副校長先生は、大変忙しいという話を聞きます。となると、校長先生よりも現場サイドの要望なども副校長先生に上がって来やすいと思うのです。ただ、校長先生を抜きにして教育委員会事務局へ報告するようなことはないと思うのですけれども、そういった現場からの要望を聞く機会も副校長会で設けられているということですね。忙しい中で集まるのも大変でしょうけれども、ぜひ副校長先生から意見や要望を事務局で吸い上げていだきたいと思います。ありがとうございます。

    教育長 ほかに何かありますか。

    (質疑なし)

    教育長 ないようですので、教育長報告は、以上で終了させていただきます。

    日程第3

    教育長 日程第3、教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の2月19日から3月25日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    質疑またご報告等ありましたら、お願いします。委員の皆さんからの報告はよろしいですか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    教育委員会委員活動報告は以上で終了といたします。

    日程第4

    教育長 議案第8号 専決処分の承認を求めることについて〔羽村市立中学校管理職の人事について〕を議題とします。

    本議案につきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項のただし書きの規定により、非公開としたいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 それでは、本議案については非公開といたします。

    非公開審議開始

    非公開審議終了

    教育長 以上で非公開の審議を終了いたします。

    日程第5

    教育長 議案第9号 羽村市公立学校教職員の職務に専念する義務の免除に関する規則等の一部を改正する規則を議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第9号 羽村市公立学校教職員の職務に専念する義務の免除に関する規則等の一部を改正する規則について、ご説明いたします。

    本議案は、5月の改元に伴い、関係する教育委員会規則の様式について改正する必要が生じたため提出するものです。

    細部につきましては、別紙をご覧ください。

    まず、第1条、羽村市公立学校教職員の職務に専念する義務の免除に関する規則の一部改正について、ご説明いたします。

    こちらの別紙様式に記載されていた「平成」の記述を削除し、次のページの記載のとおりに様式を改めるものです。

    なお、この3つの規則につきましては、様式の変更ですので、新旧対照表は省略させていただいております。

    続きまして、第2条関係です。第2条、羽村市自然休暇村少年自然の家条例施行規則の一部改正につきましては、様式第1号から第5号までに記載されていた「平成」の記述を削除し、次に記載のとおり様式を改めるものです。

    続きまして、第3条、羽村市教育委員会傍聴規則の一部改正についてですが、こちらも様式第1号及び第2号に記載されていた「平成」の記述を削除し、次に記載のとおり様式を改めるものです。

    この3つの規則改正について、通常、規則等において様式を定める場合には、元号は様式に記載をせず、「年度」あるいは「年」との表記をしておりますけれども、これらの規則には、規則制定の際に様式の中に「平成」という元号を表記しておりましたことから、今回の改元に合わせて削除するものす。

    1例を申し上げますと、職務専念義務の免除の申請につきましては、表の一番上の部分の「年度 職務専念義務免除申請簿兼給与減額免除申請簿」の頭に「平成」と記載をされておりますけれども、今回の改正により、この「平成」を削除した改正の内容になっております。

    以下の様式につきましても同様に、申請期日のところに、年、月、日と書いてあるその前に「平成」という文字が記載されていたものを削除する改正を行うものです。

    この規則につきましては、公布の日から施行しようとするものです。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    本件に関して何か質問がありますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第9号 羽村市公立学校教職員の職務に専念する義務の免除に関する規則等の一部を改正する規則は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    日程第6

    教育長 議案第10号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第10号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、学校保健安全法第23条の規定に基づき委嘱している羽村市立学校の学校医・学校歯科医・学校薬剤師について、平成31年3月31日に任期満了となるため、新たに委嘱しようとするものです。

    内容につきましては、別紙名簿に記載のとおりとなります。

    また、任期につきましては、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間となります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第10号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第7

    教育長 議案第11号 教育委員会職員等の人事についてを議題とします。

    本案につきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項のただし書きの規定により、非公開としたいが、ご異議ございませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 それでは、本案については非公開といたします。

    非公開審議開始

    非公開審議終了

    教育長 以上で非公開の審議が終了いたしました。

    日程第8

    教育長 議案第12号 羽村市立学校における働き方改革推進プランについてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第12号 羽村市立学校における働き方改革推進プランについて、ご説明いたします。

    本議案は、東京都教育委員会の学校における働き方改革推進プランに基づき、羽村市立学校における働き方改革推進プランを定めることから提出するものです。

    細部の内容につきましては、先日の総合教育会議でご説明させていただきまして、さまざまなご意見をいただきながら議論いただいたところです。

    本日は、内容の説明等は省略させていただきますが、特に大きな修正は行っておりません。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    先般行いました総合教育会議の席上で幾つかご意見等もあったわけですけれども、それ以降、何かこの原案についてご意見等がありましたら、いただければと思います。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 このプランを決定した後、具体的な取組内容について、細部を決めていくと思うのですけれども、それは各学校が独自でやっていくのか、それとも、細部にわたるロードマップのようなものを教育委員会から示して、それに則って進めていくのでしたか。決定した後はどうなるのか伺います。

    学校教育課長 教育長。

    教育長 学校教育課長。

    学校教育課長 東京都のプランに基づいて、それぞれ、この計画の中で進めていく形になりますけれども、2ページの下段になりますが、5つの柱を立てまして、その中で、羽村市で今後できることを検討しながら、それぞれの柱に、現状を踏まえた取組みを挙げさせていただいております。

    今後の取組みにつきましては、このプランを、いわゆる根拠というか、裏づけにしていきながら、予算が必要なものについては、財政担当に予算要望していきながら事業に取り組んでいくものもあれば、このプランを校長会等でも周知をしていき示すことで、学校がやるべきものは学校で取り組んでいただく。また、地域や保護者などにもこのプランについて周知していくところでは、教育委員会と学校が両輪で協力し、理解をしていただく取組みは必要だと思っております。

    以上です。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 総合教育会議の場で少し話をさせていただいた今後の具体的な1つの例としては、学校の管理職が、自己申告書に1年間でこんなことを頑張っていきますという目標を立てるわけですけれども、その中に校長や副校長として、自校の働き方改革について年間を通した計画を立てて取り組んでいきますということになりますので、それに向けて、教育委員会としても指導や、助言を進めて、より実効性のある取組みになるよう働きかけをしていきたいと考えております。

    以上です。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 特に(2)の業務改善の推進ですけれども、冒頭、教育長の報告事項から総合教育会議での市長の話がありましたが、働き方改革によって、今まで羽村としてよかったものが失われてはいけないという思いは当然あって、この(2)の部分は業務改善なので、いかに作業効率をよくして時短するか、無駄な時間をいかに削除していくか、そのためには効率のいい、ICT活用や、ペーパーレスというところになりますけれども、実際に、この案を策定するときにもそういう意見がたくさん出たのではないかと思うのですが、今使っている校務システムをより便利に使っていくために何が必要かということは、予算があればクリアできるところだと思うのです。もちろん経費がかかることなので、簡単にはできないと思いますけれども、先生たちが今までと同じ成果を上げているものに対して、時間だけ短縮できる取組みについては優先したほうが当然いいと思います。そのあいた時間は、もちろん子どもたちに向けてくれると思うので、できるだけ無駄なところを見つけて時間を短縮していくことを、もう少し細部にわたって検討して、実現していけるようにしていただければ、いいのかなと思っております。

    以上です。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 実は、先日、別件で市内の副校長と話す機会があったのですが、そこで、やはり永井委員がおっしゃるように、副校長の立場として、例えば少しICTを活用することによって、仕事が削減でき、効率よくなるという、そういう話をする中で私からその副校長に言ったのは、ICTを活用したいということであれば、具体的にどうしてほしいのかということです。すぐそのとおりになるかどうかというのは、なかなか難しい問題があるのですが、使い勝手として、このような機能があるといいとか、現場の声を副校長がしっかりまとめて上げてほしいという話をさせていただきました。

    ですから、そのICTを活用して業務の効率化を図るというのは、お題目としてはそのとおりなのです。それをいかに具体化するかというところで、さらに一歩踏み込んで、当事者たち、副校長だけではなくて現場の教員も、どういう機能があればいいのか、どういうシステムになっていると仕事がしやすいのか、例えば、どういうメールの送り方をすると楽なのか、そういったより具体的なものをしっかりこれから事務局で吸い上げて、その中でどうしていくかをまた改めて、全体で考えていきたいと捉えております。

    以上です。

    教育長 ほかにご意見ありますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    お諮りします。議案第12号 羽村市立学校における働き方改革推進プランについては、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  

    日程第9

    教育長 報告事項の①平成30年度羽村市スポーツセンター外部評価について、説明を求めます。

    スポーツ推進課長 教育長。

    教育長 スポーツ推進課長。

    スポーツ推進課長 それでは、平成30年度羽村市スポーツセンター外部評価について、ご報告させていただきます。

    報告事項①の資料をご覧ください。

    スポーツ推進課の事務事業や、スポーツイベント等は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づきまして、毎年、有識者の点検・評価を受けているところですが、スポーツセンターの維持管理や運営状況に関する項目は含まれておりませんので、スポーツセンターの管理運営をより効率的なものにしていくために、外部の視点による評価を行って、評価結果をこの定例会で報告させていただくことになっています。

    平成29年度につきましては、平成30年4月に報告をさせていただいておりまして、今回が平成30年度分の報告となります。

    それでは、資料の1ページ目です。評価概要につきまして、評価施設は、羽村市スポーツセンターです。評価機関は、羽村市スポーツ推進審議会の方に依頼をしているところです。審議会の中から4名を選出して、評価のヒアリング等を行い、それを評価した結果を審議会の中で報告をして、意見をいただき、報告をしたものです。評価委員は以下の4人になっています。評価期間につきましては、平成30年1月1日か12月31日までの間で、ヒアリングにつきましては、評価日程の1月22日に実施をさせていただきました。

    評価方法ですが、2ページの目次のところにもありますが、評価項目を、管理運営体制を7項目、施設の維持管理を4項目、利用者のサービスを4項目に分けて、全体で3項目に分けて、全部で15項目の評価をしていただいています。

    評価基準につきましては、1ページに戻りまして、Sの特に優れているから、A、B、Cという形で、Cの改善が必要というところまで、4段階で評価をしていただきました。

    3ページにつきましては、評価結果の総括ということで、管理運営体制、施設・設備の維持管理、利用者サービスについて自己評価をするとともに、スポーツ審議会の中でも評価をいただいて、全体的に評価をいただいています。

    4ページ目以降につきましては、各項目についてどういう評価になっているか記載しています。各項目の評価につきましては、改善が必要であることや、私どもスポーツ推進課が自己評価したものとスポーツ推進審議会、評価機関が評価したものが違うものについて、ご説明させていただきます。

    6ページ目をご覧ください。管理運営方法についての⑥事故の防止・対応について、自己評価も評価機関の評価も改善が必要となっていますので、今後改善していくところになろうかと思います。事故防止につきましては、チェックリストやマニュアル等が記載しているものがないというか、口頭でやっているものになってしまっている状況がありますので、誰が見てもわかるようにチェックリストをつくるというところが改善として挙げられているものです。

    7ページ、⑦防災・防犯対策についてです。自己評価は一般的な水準となっていますが、評価機関のチェックについては改善が必要ということで、Cになっています。こちらは、防災訓練等を年2回実施しなければいけないところを、スポーツ推進課の、スポーツセンターの中では年2回のものを一日で行ってしまっていたというところは、やはり年2回やるべきだというところで、改善が必要なのではないかというC評価になっています。

    続きまして、8ページ目です。施設・設備の維持管理についての①施設・設備の保守点検についてと、その下の②備品の管理につきましては、自己評価につきましても、機関の評価につきましても、両方とも改善が必要であるとなっています。施設・設備、備品等の日々のチェックは、朝、職員が見回りをして、実施しているところではありますが、朝の見回りの中では詳しくできていないのではないかというところと、備品の管理については、台帳があるものとないものとが散見されるという部分や、見回り点検の中で、点検計画を作成したほうがいいのではないかというところで改善が必要という評価になっております。こちらも、スポーツ推進課としまして改善していきたいと思っているところです。

    ほかのものについては、一般的な水準で優れているという評価をいただいています。

    12ページの最後から2番目のところ、4番の評価結果表をご覧ください。評価をまとめたものになります。ほぼ同じような評価というところで、先ほど言った事故のところ、1項目めの7番のところだけ評価が変わっているという形になってございますが、ほぼ同じような評価になっているというところと、総合評価としては、1の管理運営体制がB、2の施設・設備の維持管理についてはC、3の利用者サービスについては、スポーツ推進審議会のところではAという評価をいただいているところです。

    最後の13ページの評価のところは、その評価の結果を踏まえて、今後、改善してほしいという部分の指摘事項です。こちらにつきましては、管理運営という部分ではなくて、施設の維持管理というところの今後の計画の部分であり、あとは設備をもう少しよくしたほうがいいのではないかというようなことや、事業を少しふやしたほうがいいのではないかということも含めて評価をいただいたものです。管理運営だけではなく、事業も含めて改善していけるものはしていきたいと思っているところです。

    こちらは、平成29年から2年間にわたって実施したものでございますが、スポーツセンターの窓口マニュアルが8年間更新していなかったのですが、平成30年度に更新をするなど、これを受けた上で改善を図っているものもございます。今後もこういう形で評価をしていただきながら、改善できるものはしていくという形をとりたいと思っております。

    以上、報告させていただきます。

    教育長 以上で説明を終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 改善するよう評価があったところについては、努力して改善をしていってもらえればと思いますので、よろしくお願いします。

    以上で質疑を終了します。

    次に、報告事項の②羽村市図書館が実施した2017(平成29)年度分図書館実績に対する評価について、説明を求めます。

    図書館長 教育長。

    教育長 図書館長。

    図書館長 図書館の評価についてご報告をさせていただきます。この評価については、毎年度、教育委員会に報告をさせていただいているものです。

    報告事項②という資料をご覧ください。この評価については、図書館法第7条の3の規定により、図書館の運営について、その運営の状況を評価するという一文があり、こちらに基づいて、毎年、評価を行っています。

    資料を1枚めくっていただきますと、チェックリストがございます。こちらは、日本図書館協会で作成したチェックリストですが、このチェックリストを用いて評価を行っております。

    個々の評価の変更したところについて、説明させていただきます。まず、7ページをお開きいただきますと、7.職員について、赤字でaになっているところがあり、図書館の専門職員の比率ですが、司書の資格を有する者が、平成28年の運営から平成29年になったときに1名ふえておりまして、今まで50%以上のb評価だったものが、70%以上のa評価に上がりました。

    また、図書館評価の報告につきまして、この教育委員会で昨年報告させていただいたときに、羽村委員から、評価のチェック項目が現状に即さない設問はチェック項目から除外すべきではないかというご意見をいただきました。その意見を受けまして、図書館協議会で協議した結果、チェック項目には含めないという考えにすることにまとめました。チェックリストの1ページのところの1.基本的事項(2)図書館整備計画の中のア、イ、ウの3項が斜線になっております。こちらは、設問を除外しまして、設問文の分母の数を減らしております。

    また、5ページの3.相互協力のところで、地域内の大学・短大図書館との間で相互協力を確率しているかの設問ですが、羽村市には大学・短大がございませんので相互協力制度というものは、大学そのものがないということで、この設問については斜線となって設問の分母から外させていただきました。

    8ページです。集計表の黒い表と赤い表の2つがあります。黒い表は、従来の設問を加えた分母の数として集計したものですが、赤いほうは今回そういう設問を分母から外したというところでの計算とさせていただいたものです。a評価については、この黒い表から赤い表に分母を削ったことによりまして、評価のパーセントが上がります。評価については、73.6%から赤い表の76.1%になりました。今後、この考えに基づいて評価を行っていきたいと考えております。

    次に、一番前のページに戻りまして、図書館協議会から付された意見を報告させていただきます。

    昨年度、図書館協議会の会長でありました塚原博先生が、評価結果に対する私見をまとめたものを評価結果に付しておりましたけれども、塚原先生がお亡くなりになったため、図書館協議会で図書館学をもっている専門的な意見を申し上げることができなくなりました。そのために、この評価の審議において、協議会の中の委員さんの考えに基づいたまとめのものを参考にしていただきたく、報告させていただくものです。

    まず、「当市に該当しない設問への対応について」につきましては、今申し上げたとおりでございます。

    次の、「移動図書館サービスはあるか」については、移動図書館車、モビル図書館というのでしょうか、その図書館車がある、なしということを考えるよりも、図書館のサービスをほかの施設で、アウトリーチがどうかというところの考え方はどうなのかというところに立って、今後も考えていきます。

    次に、「初めて登録するとき、証明書類がなくても受付することができるか」については、書類の軽減について、現行の制度の条例等のギャップを埋めることが困難ですので、次年度以降、また改めて協議をするということになっております。

    次に、「フロアワークをしているか」です。これは、市役所でいうフロアマネジャーのようなものですが、常時行っているものではないので、やはり改めて、来年度以降、確認をするということです。

    次に、「子どもの予約に制限を設けていないか」ということですけれども、こちらは、大方、委員の中からはa評価でよいのではないかという意見がありましたが、一部、図書館でも子どもの成長に影響があるような本については、予約の制限を設けている事例がありますので、次年度以降、改めて、委員の中でコンセンサスを得て、この評価をどうするかということを考えていきたいということでございます。

    次に、多文化サービスの「外国人向けのサービスの広報をしているか」については、外国語表記などの多文化サービスに取り組んでいるところですけれども、日常的に外国語での対応をしていないなど、発展途中であることから、現段階ではa評価は時期尚早という考えに至っております。

    最後です。図書館職員の「週休二日制を土曜日・日曜日以外の曜日にとることに対して何らかの補償を行っているか」という設問でございますが、羽村市の職員の勤務規則では、現状、図書館の職員が土曜日・日曜日に休めなくても問題とはなっておりませんし、補償の概念が設問とは乖離しています。この件については、次年度、改めて協議することといたしました。

    以上で説明を終わります。今後も図書館の運営が各項目でa評価に高められるよう、引き続き改善努力を図ってまいります。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、質疑を終了させていただきます。

    これをもちまして、平成31年第4回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。

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