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    令和元年第11回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:12853

    令和元年第11回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    日時 令和元年10月15日(火)午後3時02分~3時32分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名 教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴人 なし

    議事日程

    日程第1 仮議席の指定について

    日程第2 議席の指定について

    日程第3 会議録署名委員の指名について

    日程第4 教育長報告

    日程第5 教育委員会委員活動報告

    会議経過

    教育長 みなさん、こんにちは。会議に先立ちまして、報告事項がございます。

    令和元年第4回羽村市議会定例会において、羽村章さんを教育委員会委員として任命することに議会の同意をいただきまして、10月1日付で、並木市長から教育委員会委員に羽村氏が任命されましたのでご報告させていただきます。

    それでは、ここで再任にあたり、羽村委員から一言ご挨拶をお願いいたします。

    羽村委員 改めまして、3期目になりますけれども、教育委員会委員として4年間務めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

    教育長 ありがとうございました。

    それでは、会議を開会いたします。

    ただいまの出席者は、5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和元年第11回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめ、お手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 仮議席の指定を行います。仮議席は、ただいまご着席の議席とします。

    〔日程第2〕

    教育長 議席の指定を行います。羽村市教育委員会会議規則第6条により、委員の議席は委員の任命があったつど、教育長が会議に諮ってこれを指定すると規定されています。

    議席につきましては、ただいまご着席の議席としますが、ご異議ございませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、議席につきましては、ただいまご着席の議席に指定します。

    〔日程第3〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において塩田真紀子委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第4〕

    教育長 教育長報告を行います。

    お手元の教育長報告事項をごらんください。

    前回の定例会以降の主な項目について報告させていただきます。

    まず、学校関係行事です。9月26日富士見小学校、10月10日小作台小学校の学校訪問を実施しました。ご出席ありがとうございました。各学校によって教育活動の取組内容や状況等も異なりますが、訪問の中で委員の皆さんからご意見やご指摘等をいただきまして、学校では改善等に向けて努力していただけると思っています。

    9月28日には、天候に恵まれ、中学校3校の体育大会が無事に実施できました。

    また、29日には田んぼ体験の稲刈りを根がらみ前水田で実施したところです。

    10月5日、第29回小中学生音楽フェスティバルが開催されました。第50回羽村市文化祭の一環として行われております。

    次に、市の行事では、9月21日22日に、はむらふるさと祭りが行われ、特に21日の土曜日には小作駅東口のステージで各小学校のよさこいソーランの踊りが会場の雰囲気を盛り上げてくれました。また、中学生については吹奏楽部が出演し演奏を聴かせてくれました。

    10月11日には、羽村市文化祭開会式が行われ、委員の皆さんにもご出席をいただき開会ができました。約1カ月にわたって第50回羽村市文化祭が動き始めたところです。

    10月11日の文化祭オープニングパーティ以降、文化祭指導者展が14日まで行われたということでございます。

    ここで今回の台風19号の教育委員会の対応について、報告をさせていただきます。

    1点目に、10月13日日曜日に開催予定でありました羽村市市民体育祭につきましては、翌日の14日月曜日の予備日も合わせて中止とさせていただきました。中止を決定した理由としては、まず、台風19号の勢力が大変大きく、東京地方を直撃すると予想されていたこと、また、羽村市にも被害が発生する可能性があったという判断をし、台風が通過してもしも市内に被害が起きた場合に、予備日を使って実施することも難しいであろうということ、また被害がない状況でも、町内会・自治会など関係機関も対応できないという話が事前にありましたので、それらを総合して、早目に中止の判断をさせていただきました。

    市民の皆さんには、結果として、早期に中止決定の判断をさせていただいたことについて、よい選択であったと捉えています。

    また、学校を避難所として開設しました。これまで、総合防災訓練においては、羽村市及び教育委員会、学校関係者、地域の自主防災組織などで避難所の開設や運営訓練をしてきましたけれども、今回は、自主避難所の開設から、避難指示が出た後の避難所としての指定という形での対応、また、台風の大きさから、避難勧告を全地域に出したことにより、青梅線の東側にある学校の体育館も全て避難所として開設しました。

    教育委員会の内部でも対応策を検討しながら、戸惑った点もありましたけれども、市または教育委員会の職員が一生懸命対応してくれたことによって、無事に任務を果たすことができたと思っています。今回のこうした経験を今後の避難所運営に生かしていきたいと思っているところです。

    宮の下運動公園が冠水するなどの被害はありましたけれども、人的被害がなかったことはよかったと思います。テレビの報道等で、日本各地の災害の様子を見ましたけれども、羽村市においては最低限の被害で済んだと思っています。 

    被災された地域には、心からお見舞いを申し上げるとともに、早期に復旧が進むことをお祈りするばかりでございます。

    私からの報告は以上でございます。教育長報告に関しまして、何かご意見、ご質問等がありましたらお願いします。

    塩田委員 教育長。

    教育長 塩田委員。

    塩田委員 今回の台風や、西日本の大雨被害、また東日本大震災など、今まで想定しなかった大きな災害が起きている中で、学校では火災の避難訓練や不審者に対応した訓練などを実施していると思います。今回のような台風でしたら前もって学校を休校するなどの対策が取れると思うのですけれど、子どもたちが学校にいる時間帯に、地震など突然の災害が起きた場合を考えて、例えば、松林小学校は隣接する都立羽村特別支援学校の子どもたちと合同で訓練をするというような取組みがありましたら教えていただきたいです。また、地域の町内会等も含めての訓練について伺います。

    教育長 今年の羽村市総合防災訓練は、松林小学校をメイン会場として実施しており、都立羽村特別支援学校も一緒に訓練に参加していただきました。そこでは地域の町内会の皆さんと学校で避難者の受入れの対応等も訓練したようですが、子どもたちが合同で訓練することはできなかったと思います。生涯学習部参事から何かありましたらお願いします。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 ご質問の松林小学校と都立羽村特別支援学校との関係の中で、合同の避難訓練の実施についてですけれども、平成29年度だったと思いますが、当時、私が校長として着任しておりまして、不審者対応については、学校間で交流して避難訓練を実施しておりました。松林小学校に不審者が侵入したと想定したときに、校庭にいた子どもたちが、どこへ逃げるのかといった場合に、校舎の中に逃げるのは不審者がいるわけですから、迷わず羽村特別支援学校のほうに逃げていくべきだろうということも含めて、そういった想定をいろいろ考えて避難訓練を計画し実施いたしました。

    質問にあった台風や災害についての合同訓練というのは、先ほど教育長が話をした市の総合防災訓練になるのでしょうけれども、実際に今回の大規模な災害が起きたことを踏まえれば、今後、何らかの形でお互いに対応を協議するなど必要があるかと感じたところです。

    あわせて、羽村特別支援学校はいわゆる一般的な避難所ではなく、福祉避難所的な要素もありますので、避難所としてのあり方を近隣の小中学校だけではなく、市民にもしっかり伝えていく必要があると考えています。

    以上です。

    塩田委員 教育長。

    教育長 塩田委員。

    塩田委員 実は、私の親戚に重度の自閉症の子どもを持つ人がいるのですが、大阪に住んでおりまして、大阪で台風や地震が発生したときに避難したけれども、避難所では、どうしても障害のある子は、自閉症だと特に大勢の人がいるところが苦手で、その場にいられないということなのです。奇声を発してしまうなどして、避難所から出て行けというようなことを言われたようなのです。できれば、そういった対応を訓練して、障害のある子も経験してほしいし、地域の人にも理解してもらうように、訓練は必要だと思います。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 都立羽村特別支援学校につきましては、福祉避難所として羽村市と協定を結んでおります。福祉避難所の開設に関しては、今回はそれに至らなかったのですけれども、市内の10カ所の小学校とスポーツセンターとコミュニティセンターを避難所として開設し、その中で障害者や高齢者等の避難所での生活が著しく困難であると判断される災害時要援護者は、福祉避難所を開設するという2段構えの地域防災計画があります。その地域防災計画で福祉避難所の指定というのは、市内の3カ所の児童館、いこいの里、福祉センターの5カ所を指定しておりますが、そのほかに羽村特別支援学校からの申し出によりまして協定を結び、こちらから依頼をすれば災害時要援護者を受け入れていただけることになっております。実際に私が防災を担当していたときに、羽村特別支援学校との協定を締結しました。災害時には体育館や多目的室をお貸しいただけることになっております。

    確か、私が直接の担当から外れた後に、羽村安全ネットワークでは一回合同で防災訓練を実施した記憶があります。

    以上です。

    教育長 今回の台風では、妊産婦さんで臨月を迎えている方が避難してきて、体育館ではなく校舎内の保健室を避難場所として開放し対応したとの報告も受けております。高齢者や障害者、乳幼児等一人ひとりに対する配慮も必要になってくるかと思いますので、今回の教訓を活かして、避難所生活をどのように捉えるか今後検討していく必要性を感じます。

    学校の休業日に災害等が発生したときに、果たして羽村特別支援学校が開設できるのかどうかというところも含めると、いろいろと課題はあると思いますけれど、実際に塩田委員の近くにそういった体験をしたというお話を聞きましたので、参考にさせていただきます。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 台風に関連しまして、羽村市全体で1,000人前後の避難者があったと伺いましたけれども、避難者が一番多かった学校でどのくらいの人数だったのか伺います。また、体育館だけで収容できたのかどうか、わかる範囲で結構です。あわせて教えていただければと思います。

    また、今回は土曜日だったのですが、教員には招集がかかったのでしょうか。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 一番避難者が多く集まりました避難所は羽村東小学校です。最大で220人を超える人数の受け入れを行いました。体育館だけでは収用しきれずに、校舎を7教室開放した状況です。避難所の開設につきましては、市の災害対策本部の決定に基づきまして、災害本部の設置に先立って避難場所として開設を行ったわけですけれども、校長先生にお越しいただいた学校もございましたが、基本的には市の職員で対応したというのが実態でございます。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 避難人数が多くなった場合、当然教室も開放するのだろうと思っていたのですけれども、その場合は教員や管理職等がいたほうがスムーズに避難所開設ができるのではないかと思います。平日であれば問題はないと思いますが、学校が休みのときの避難所開設について、学校管理職の招集などに関してマニュアルのような、ある程度の規定があると、学校も混乱せずにスムーズに対応できると感じました。遠方にお住まいの管理職は、今回は公共交通機関が運休しておりましたので、当然学校に来られないわけですけれども、マニュアルがあれば安心です。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習参事。

    生涯学習部参事 今回は事前に台風の進路や時間など、ある程度は見通しが立つ状態でございました。土曜日に最接近するということに関して、事前にわかっておりましたので、羽村市としても避難所開設にあたってあらかじめ役割分担をしている職員を中心に避難所開設に至ったところでございます。

    その中で、先ほど報告がありましたけれども、羽村東小学校においては、徐々に避難者が100人を超え、150人を超え、この状態では体育館だけでなく教室を避難所として開放しなければならないという判断で、急遽電話連絡で校長と確認をしながら教室の活用に至ったところです。

    実際の避難者の中に小中学生の数は少なかったです。つまり、地震等で自宅が壊れてしまうなど、危険でいられないという避難者が増えてくれば、これは体育館だけでは済まず、教室も開放するという想定ができますので、速やかに避難所開設ができるように、今回のことを教訓にしながら決めていく必要があるであろうと考えております。

    いずれにしても、いろいろな課題について感じている部分が大いにありますので、改善策、あるいはさらに充実した取組みになるように活かしていきたいと思います。

    教育長 台風が上陸する情報の中で、まず学校は当然休校にしますが、その場合、子どもは学校にいないわけですから、先生は学校に来る必要はないのではないかと考えるのか、子どもたちも含めて地域の皆さんが体育館に避難してくるわけですから、学校管理職や教員の対応をどうするか、また、校舎や体育館の鍵を開けて避難所を開設するわけですが、マニュアルどおりに行えなかったなど、いろいろなことが今回課題として上がってきていると思います。

    近隣でも道路が陥没するなどの被害があり、檜原村などではまだ避難所生活をされている方がいると聞いております。そういったところの対応等について情報を得ながら、今後に活かしていければと思います。

    ほかにご質問、ご意見等はございますか。

    (質疑なし)

    教育長報告は、以上で終了します。

    〔日程第5〕

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の9月20日から10月14日までの活動について、別紙に記載のとおりです。活動報告やご感想、またはご意見等がありましたら、お願いします。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    教育委員会委員活動報告は、以上で終了しました。

    これをもちまして、令和元年第11回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。ありがとうございま


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