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    令和2年第7回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2020年7月1日]
    • ID:13802

    令和2年第7回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    日時 令和2年5月19日(火)午後3時00分~

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名 教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴人 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第31号 令和2年度羽村市一般会計補正予算(第3号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第5 議案第32号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命について

    日程第6 報告事項 ①令和3年度使用羽村市立中学校並びに羽村市立小・中学校特別支援学級教科用図書の採択事務について

    ②教育委員会へ提出された陳情等について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は5名です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第7回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において永井英義委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 教育長報告を行います。

    お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    4月24日に東京都教育委員会藤田教育長と各地区教育長によるオンライン会議を実施しました。東京都の教育長と特別区の教育長会会長の江戸川区の教育長、また東京都市教育長会会長の稲城市の教育長と、私が副会長として参加させていただき、また西多摩地区町村の教育長会会長の奥多摩町の教育長、島しょ教育長会会長の八丈町の教育長のメンバーでオンラインによる会議を実施したところです。オンライン会議というのはこういうものかという初めての経験でした。

    今回の会議のテーマは、GIGAスクール構想による各区市町村立学校におけるICT環境整備について、まず東京都教育委員会からの説明を受けました。それに対してオンラインで各教育長から意見をいただきたいということで、基本的には児童・生徒一人一台の端末整備について、当初は令和2年度から令和5年度において全学年に整備するということでしたけれども、国が補正予算を計上しまして、令和2年度中に全学年分を整備する方向で前倒しになっております。その補助制度については従前と変わらず、国が3分の2、区市町村が3分の1を負担し交付税措置といった形で、一般財源を使った整備になり、Wi-Fi環境を整えて、タブレットやパソコン等の整備と、校内LANの整備も併せて令和2年度中に整備していくもので、東京都としてもそれを推進したいということです。併せて、新型コロナウイルスの影響でスマートスクールプロジェクトの一環として、学習支援のクラウドサービスの利用や、オンライン教育のためのウェブカメラの整備、家庭で学習する際のモバイルルーターの貸出しについても東京都が予算化したのでぜひ活用してくださいという説明でした。

    各教育長からの意見としては、ICTの環境整備について財政的な問題があり、全国的にも自治体ごとに環境の格差が出ているのではないかということ、またそれに対して東京都としてしっかりと支援していただきたいとの意見が多かったです。
    奥多摩町では、全児童・生徒にタブレットを配布し既に使えるようになっていて、オンライン学習に取り組んでいますという話もあり、小さな規模の町だからこそ、現実に対応が図れているという報告がありました。
    この新型コロナウイルス対策の中で、タブレット端末自体が品薄になっているという企業の状況もあり、東京都では各自治体に、早めに手を挙げて環境整備に取り組んでくださいという説明でございました。羽村市としても対応を図っていかなければなりませんので内部で検討しているところです。

    次に、4月30日と、5月7日に庁内の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれ、まず4月30日の会議では、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金が国や都から交付されるということで、交付金の対象事業の研究が挙げられており、教育関係では学校の臨時休業の影響を受ける児童・生徒への対応に要する経費や、オンライン学習システムの構築経費などが具体案として示されています。
    羽村市として、交付税等も一定の充当する経費を決定していきたいと財務部担当から報告があったところです。
    また、5月7日の会議では、教育委員会として学校の臨時休業を5月7日から5月31日までとし、5月11日からは週1回の連絡相談日を設けて、児童・生徒へ学校からのお知らせや自宅での学習課題の配布、また、健康観察の実施などについて報告し、学習課題の説明等について動画配信に取り組むことなどを各校に通知したことを報告しました。
    緊急事態宣言の解除と、それに伴う学校の再開が今一番の教育委員会としての関心事であります。

    教育委員会事務局内部では、学校との調整や意見の聴取を行いながら、学校再開に向けて、再開の方法や、給食の提供など、どのように対応していくかを検討するとともに、その後の学校行事の実施についての方向性を決めていく作業にも着手したところです。

    分散登校についても、緊急事態宣言の解除が未定であることなど不透明でありますので、それらの動向を注視しながら、ある程度の方針を教育委員会で早めに決めて学校に示さなくてはなりませんし、また、学校からもそのような要求があります。

    教育委員会としては、同じく生涯学習センターゆとろぎ、スポーツセンター、図書館などの施設や、屋外スポーツ施設などの運用についても東京都の緊急事態宣言の方向性や、特定警戒都道府県ということもありますので、近隣の自治体などの動きなども注視しながら検討しているところです。

    各学校では、児童・生徒や家庭に対して必要な事項について、学習プリントの配布などは連絡相談日を設けて実施しているところですけれども、学校のホームページを利用したお知らせや、自宅学習の取組みに動画を作成して、YouTubeを使ったオンライン授業を配信するなど、学校としてできるところから実施しており、自宅での学習の動機づけになる部分では非常に有効的であると思っておりますし、文科省の学習サイトやNHKなど、民間でも視聴できる動画がつくられていますので、そういったものを児童・生徒に情報提供しているところです。

    新型コロナウイルスの対策では、自宅での学習の動機づけや、ICTなど教育環境整備が学校や行政にとって必要でありますので、ピンチをチャンスに変えて考えていくのも方向性としてはあるのではないかと思っています。

    日本全体の経済の落ち込みは極めて厳しい状況であります。今やらなければならないことはまず経済対策と感染拡大を防止しながらの新しい日常の取戻しだと感じています。学校のこれまでの常識も再度見つめ直すことも含めて、出口の光を見出していければと思っています。

    12日には、定例校長会もあり、学校長にお集まりいただいて、学校の再開に向けての意見交換などもしております。

    子どもたちの健康を第一に考え、学習面においても心配がありますが学校がしっかりと動き出せればいいと思っておりますので、ご意見等をいただければと思います。

    教育長報告は以上で終了します。

    委員の皆さんから何かご質問、ご意見等はございますか。

    (質疑なし)
     教育長報告は以上で終了といたします。

    〔日程第3〕

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の4月17日から5月18日までの活動について、この他に何かご報告ございますか。よろしいですか。

    それでは教育委員会委員活動報告は以上で終了とさせていただきます。

    〔日程第4〕

    教育長 議案第31号 令和2年度羽村市一般会計補正予算第3号のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題といたします。

    提案理由の説明を求めます。 

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第31号 令和2年度羽村市一般会計補正予算第3号のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明いたします。

    本議案は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定に基づき、令和2年度羽村市一般会計補正予算のうち、教育費に係る部分について、教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求めるものです。

    別紙、令和2年度一般会計補正予算(第3号)概要説明書をご覧ください。

    はじめに、今回の一般会計補正予算ですが、予算現額276億9,450万円から、歳入歳出それぞれ2,610万円を減額し、276億6,840万円とするものです。

    まず、歳入について、国庫支出金の1、学校施設環境改善交付金ですが、令和2年度の当初予算に計上していた富士見小学校トイレ改修工事の補助金について、令和元年度の国庫補助金の採択により、令和元年度予算に措置し、繰り越しを行ったことから、令和2年度当初予算に計上した1,130万円を減額するものです。

    また、この補助金とあわせ、市債の欄の1、学校トイレ改修事業債についても同様の理由によりまして3,350万円を減額するものです。

    これらは、歳出連動となっておりまして、歳出の教育費の4、学校維持管理に要する経費(小学校)に計上しておりました、トイレ改修工事監理業務委託料274万3,000円、トイレ改修工事費5,101万1,000円につきましても歳入同様に国庫補助金の採択により、令和元年度の補正予算にて措置したことから、令和2年度当初予算に計上していたこれらの合計額の5,375万4,000円を減額するものです。

    次に、歳入の都支出金についてです。1、特別支援学校等の臨時休業に伴う放課後等デイサービス支援事業費補助金については、収入見込額を317万円増額するもので、この補助金は子ども家庭部の所管となっております。次に2、学校マネジメント強化モデル事業補助金ですが、学校の副校長の多忙な状況の解消に向け、副校長業務の支援に当たる会計年度任用職員を配置する事業が採択されたことから、補助金154万7,000円を新たに計上するものです。

    この補助金につきましても歳出連動10分の10となっており、歳出に新たに計上いたしました、2、学校マネジメント強化モデル事業の事業費135万2,000円に充当されます。

    次に、歳入の都支出金の3、文化プログラム・学校連携事業委託金ですが、東京都の委託事業の決定に伴い、30万円を増額するもので、これにつきましても歳出連動となっておりまして、歳出の教育費の3、文化プログラム・学校連携事業に計上した30万円に充当されるものです。

    この委託金により、東京都のオリンピック・パラリンピック文化プログラムのTokyo  Tokyo FESTIVALや、オリパラ教育推進事業における教育支援プログラムを活用して、子どもたちの芸術・文化の鑑賞や体験を行うこととしております。

    次に、諸収入の1、学校臨時休業対策費補助金ですが、これは新型コロナウイルス感染症対策特別交付金により、東京都から交付されるもので、こちらも歳出連動となっており、歳出の教育費の1、学校臨時休業対策費補助金に記載のとおり、学校臨時休業に伴う学校給食のキャンセルにより発生した食材費違約金に対する給食組合への補助金として計上した260万8,000円の4分の3が補填されることから、計上するものです。

    以上が概要説明書の内容となります。

    次に、別紙令和2年度一般会計補正予算(第3号)保留項目をご覧ください。

    こちらは、保留項目としておりますが、国の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金、また東京都の新型コロナウイルス緊急対策特別交付金などの財源を活用した緊急対策として、現在市全体の中で補正予算の編成作業を行っているものに含まれるものでございまして、現段階では未定のものとなっておりますが、教育委員会として予算要求を行っている段階のものでございます。

    新型コロナウイルス感染症対策の一環として、ICTを活用した学習を推進するため、国ではGIGAスクール構想を前倒しで実施することが決定され、また、東京都ではこれに併せてインターネット環境の整っていない家庭への環境整備に係る支援策を講じることとしています。

    現在、羽村市としてのGIGAスクール構想への取組をまとめているところであり、後ほど委員協議会で生涯学習部参事よりご説明するところですが、国や都の動きに合わせて、補助金を活用しながら、ICTの機器や、環境の整備に鋭意取り組んでいくこととしております。この歳出4項目に挙げました事案については現段階における国及び東京都の補助金を活用したインターネット環境整備と機器の整備にかかる費用を計上したものです。歳入では、国庫支出金のGIGAスクールサポーター配置支援事業補助金171万円、都支出金の家庭学習通信環境整備支援事業補助金800万円を計上し、歳出では、インターネット接続環境のない家庭へのインターネット通信料200台6カ月分の600万円、学校におけるICT技術者を配置するためのGIGAスクールサポーター配置支援事業委託料342万円、インターネット環境のない家庭のモバイルルーターの整備費を360万円、同じくパソコン端末購入費900万円を計上しています。

    なお、これらにつきましてはこれから査定となりますことから、今後変更となることも想定されます。また、国の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金、東京都の新型コロナウイルス緊急対策特別交付金につきましては、市全体での新型コロナウイルス対策に要するさまざまな経費に対して充当されるものであり、教育費においてもただいま申し上げましたICT環境の整備のみならず、ここに記載以外の学校及び児童・生徒、また各施設における感染症対策に必要な機器・物品の購入に要する経費や、修学旅行の中止、延期等に伴う経費負担などについて補正予算を計上しているところです。現在、財務部にて査定調整作業を行っておりますことから、本日内容についてお示ししておりませんけれども、査定終了後、先ほどご説明いたしました令和2年度一般会計補正予算第3号の概要説明書に記載の事案と併せて補正予算第3号として6月議会に上程されます。

    以上で令和2年度羽村市一般会計補正予算第3号のうち教育費一般部分の説明を終わります。

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。

    質疑はございますか。

    (質疑なし)

    以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第31号 令和2年度羽村市一般会計補正予算(第3号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については原案のとおり承認することにご異議ございませんか。

    (異議なし)

    異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    教育長 議案第32号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命についてを議題とします。
    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第32号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命についてご説明いたします。
    本議案は羽村市特別支援教育就学支援委員会条例第3条の規定に基づき、委嘱及び任命している羽村市特別支援教育就学支援委員会委員について、任期満了により新たに委嘱及び任命しようとするものです。
    委員の構成につきましては別紙名簿に記載のとおりです。また、任期につきましては、本日より令和3年3月31日までとなっております。
    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    別紙の名簿の所属欄や備考欄に役職等が記載されておりますので一読していただきまして、何かご質問等ございましたらお願いします。

    (質疑なし)
    それでは、質疑を終了します。
    お諮りします。議案第32号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)
    ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第6〕

    教育長 報告事項① 令和3年度使用羽村市立中学校並びに羽村市立小・中学校特別支援学級教科用図書の採択事務について、生涯学習部参事からの説明を求めます。

    生涯学習部参事 報告事項① 令和3年度使用羽村市立中学校並びに羽村市立小・中学校特別支援学級教科用図書の採択事務について報告いたします。
    中学校教科用図書採択については、令和3年度の改定学習指導要領の全面実施に伴う中学校の通常の学級における各教科の教科用図書と、例年行っている小・中学校特別支援学級の教科用図書の大きく分けて2種類の採択がございますので、併せてご説明いたします。
    初めに、採択にかかる組織が資料1枚目に図として載せておりますので、これを利用して採択の流れをご説明します。
    まず、1番下に記載してあります各学校の代表の教員で構成された教科用図書選定調査委員会が、教科用図書に関する調査、研究を行い、その結果を図の中央にある教科用図書選定協議会に報告します。
    選定協議会は提出された調査研究報告書を審査し、図の上部にある教育委員会に報告することとなります。教育委員会において選定協議会の報告を参考に、教科用図書採択を行う流れとなります。これらについては、昨年度までの採択の流れと同様です。
    次に、裏面の教科用図書採択事務日程に掲載してあります今後のスケジュールをご覧ください。教科用図書選定調査委員会は、6月15日、7月22日の2回を予定しております。
    なお、表に掲載されておりませんが、小・中学校特別支援学級の調査委員会は、第1回を5月11日に行いました。教育委員会委員の皆様には、資料2枚目以降にあります教科用図書採択に関する要綱、並びに同要領に基づき、7月14日に行われます、教育委員会定例会後の教科用図書研究会を経て、8月4日の教育委員会臨時会における採択をお願いいたします。
    その後、8月下旬に東京都教育委員会へ届出をいたします。
    なお、6月1日から7月2日にかけて羽村市役所分庁舎及び羽村市図書館において教科用図書の展示を行います。

    終わりに、教科用図書選定協議会委員及び教科用図書選定調査委員会委員については、お手元の資料、令和3年度使用羽村市立中学校教科用図書選定協議会要綱並びに令和3年度使用羽村市立小・中学校特別支援学級教科用図書選定協議会要綱に基づき、教育委員会が任命することとなっております。
    詳細につきましては後ほどそれぞれの要綱等をご覧ください。以上です。

    教育長 以上で報告が終わりました。

    昨年は小学校の教科書採択がありまして、同じような形でスケジュール的にも実施していく予定です。
    何かご質問、ご意見等はございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 7月14日の教育委員会定例会後の教科用図書の研究会において、ご指導いただけると思うのですけれど、そこから採択する8月4日の教育委員会臨時会まで、約3週間の研究期間ですが、例年に比べて時間的にタイトになった気がいたします。できればこの教科用図書研究会の前から教科書の閲覧をさせていただくとありがたいのですが可能でしょうか。事務局に無理のない範囲で結構ですが、特に中学校の教科用図書は読み込むのに時間がかかり難しいところもありますので、早めに閲覧させていただければ幸いです。

    生涯学習参事 教育長。

    教育長 生涯学習参事。

    生涯学習部参事 教科書はいつでもご覧いただけるように準備しております。また必要であればご自宅へお届けさせていただきます。
    また、事務局で作成する事前資料についてもなるべく早くお渡ししたいと考えておりまして、教科書の特徴などを分かりやすくご説明させていただく予定でおります。

    教育長 ほかにご質疑ございますか。

    (質疑なし)

    以上で質疑を終了します。

    次に、事告事項② 教育委員会に提出された陳情等について、生涯学習部参事からの説明を求めます。

    生涯学習部参事 令和2年4月30日付け教育委員会に提出された、公立学校へのオンライン授業導入に関する陳情書について概要を説明いたします。
    陳情の趣旨は、このたびの新型コロナウイルス感染症対策における学校の休業期間が延長、長期化され、子どもたちの生活習慣の悪化や、学力の低下が懸念される中、学校は電話やメール等での発信はあるが、不十分である。そのために市内中学校3校に双方向のオンライン授業を早期に導入してほしいとの内容です。
    この内容について、今後の対応を含め、現状をご説明させていただきます。
    小・中学校全児童・生徒の家庭におけるインターネット、Wi-Fi環境について、実態調査を行い、その状況も踏まえ、東京都の緊急対策や国のGIGAスクール構想の事業を活用しながらWi-Fi環境が整っていない家庭への端末及びルーターの貸与に向け、準備を行っているところでございます。なお、現在双方向型の授業ではありませんが、児童・生徒へのメッセージや、学習課題の解説などをYouTubeで配信しております。ただし、現在インターネット環境が整っていない家庭もございますので、その対応として学校のパソコン室の活用などを促しております。

    今後も、羽村市の児童・生徒の学びの保証に向けて対応を図ってまいります。
    以上です。

    教育長 以上で説明が終わりました。質疑はございますか。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 各家庭のインターネット環境の調査を行ったということですが、結果について、割合など数字が出ていたら教えていただけますか。

    教育支援課長 教育長。

    教育長 教育支援課長。

    教育支援課長 緊急対応として、子どもたちにアンケート調査を行い、東京都のレンタル等も含めて、貸与が実際に必要な場合の詳細についてある程度見当をつけて保護者に再調査をしていく方向で考えています。該当する数字は、300人ほどです。ただ、低学年など実際には家庭の環境が明確でない子どもも含まれますので、今のところ概数として捉えております。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 家庭でインターネット関係が見られないお子さんが300人くらいいるということですけれど、先ほどの補正予算の概要説明で、保留項目にモバイルルーターの貸出し200台という数字がありましたけれども、根拠になる数字は把握できているということでよろしいですか。

    学校教育課長 教育長。

    教育長 学校教育課長。

    学校教育課長 学校の連絡相談日に子どもたちが登校してきた際に調査をしましたが、低学年のお子さんは家庭にルーターがあるかどうかその場では分からないということもあると思います。そういった数もあわせますと、持っていない、もしくは分からないという回答が300強の数であると、学校から報告をいただいています。その中で、先ほどの補正予算の関係ですが、200台の端末とルーターを予算計上する予定をしております。
    全くWi-Fi環境が整っていない家庭があると思いますので、今考えている200台というのは、まず、全く環境が整っていない家庭に配備し、次にWi-Fi環境は整っているけれども端末がない家庭について配備することとし、300台必要になった場合100台足りませんので、東京都教育委員会が一時的に貸し出す制度を活用し、家庭での学習に役立てていきたい。そういった方向で準備を進めております。

    教育長 よろしいですか。ほかに質疑はありますか。

    (質疑なし)

    それでは、以上で質疑を終了します。

    これをもちまして、令和2年第7回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。

    ありがとうございました。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

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