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    令和2年第15回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2020年12月15日]
    • ID:14455

    令和2年第15回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    日時 令和2年11月17日(火)午後3時00分~3時48分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴人 1人

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第43号 令和2年度羽村市一般会計補正予算(第8号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第5 報告事項 第1回羽村市生涯学習審議会について

    会議経過

    教育長 定例会の開会の前に、報告をさせていただきます。

    本日の会議に際しまして、傍聴人から傍聴したい旨の申出がございましたので、羽村市教育委員会会議規則第35条の規定に基づき、これを許可します。よろしいですか。

    (異議なし)

    (傍聴人入室)

    それでは、定刻になりましたので始めさせていただきます。

    ただいまの出席者は、5名です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第15回羽村市教育委員会定例会を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において永井英義委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 教育長報告を行います。

    お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    10月20日、前回の教育委員会定例会からの活動につきまして、報告させていただきます。

    まず、10月24日土曜日には、羽村東小学校、羽村西小学校、小作台小学校の運動会が開催されまして、教育委員会事務局職員とともに見させていただきました。

    各学校において、時間帯や、学年を分けて実施するなどの工夫を凝らしてコロナ対策が講じられ、実施されました。子どもたちは、一生懸命走るなど大きく体を動かすことに喜びに満ちた様子で運動会に臨んでいた感想です。日常の生活の中で、コロナ対策等を講じながら、非常に良い運動会でした。

    富士見小学校では、今年、創立50周年を迎えまして、学年を分けて実施した運動会でしたけれども、学年ごとに演技や競技が終わりますと、みんなでメッセージを書いた風船を一斉に飛ばして、創立50周年の記念とした思い出づくりのイベントも実施されたところです。子どもたちは、空高く飛んでいく風船を見上げ、大きな歓声を上げていました。

    次に、教育委員会の学校訪問を10月28日の松林小学校から、小作台小学校、羽村東小学校、羽村西小学校の4校実施しました。子どもたちにはコロナ対策を講じつつの学校生活であり、制約も多い中ですけれども、授業に集中した様子を見ることができました。授業参観が終わっての懇談会では、子どもたちの心のケアはもちろん、教職員の心身の疲労も心配であり、この時期いろいろな学校行事も重なっていますし、教員の心身のケアについても配慮していただくとありがたいという話をさせていただきました。

    11月3日です。羽村市図書館において、読書手帳表彰式を行いました。小学生においては、自分の読んだ本を読書手帳にシールを貼ったり、そこに書いたりして、500冊たまった7人の子どもたちに、私から表彰状と記念品を差し上げました。読書手帳の表彰については、毎年少しずつ表彰人数が増えており、春と秋の2回実施していますが、今年はコロナの関係で、今回に集約して行いまして、人数的にも多かった表彰式でした。

    11月2日ですが、羽村・瑞穂地区学校給食組合の学校給食に関するポスターコンクールの表彰式が行われました。子どもたちの描いた最優秀作品4点を給食の配送車にあしらって、羽村市と瑞穂町を配送車が走ります。子どもたちにとって、うれしい表彰だったのではないかと思います。最優秀賞の4点は、羽村東小学校の3年生の作品、羽村第一中学校2年生の作品、羽村第三中学校2年生の作品が羽村市の入選で、もう1点は瑞穂町の児童の作品でした。給食組合管理者である並木市長から表彰させていただきました。

    応募作品は、小学校が羽村市から89点、瑞穂町から95点、中学校が羽村市から82点の全部で266点でした。最優秀賞4点、優秀賞4点を含めた入賞作品29点は、ゆとろぎの地下において11月23日月曜日まで展示されておりますので、ゆとろぎに行かれるようなことがありましたら、是非ご覧ください。

    また、11月14日は、栄小学校と武蔵野小学校の運動会が実施され、その後、ゆとろぎへ行きまして、歴史講座「日本の蚕業発展と下田伊左衛門」のタイトルで、郷土博物館の文化財保護審議会委員をされております、坂上先生の講演が開催されました。ゆとろぎのさまざまな事業の中で、講座については少しずつ開催できるようになってきています。

    11月15日のチューリップの球根植えは、羽村市観光協会が主体となっていますけれど、今回は小・中学校の子どもたちにチラシを配り、参加を呼びかけまして、私も一列だけ球根を植えましたけれど、親子連れなど大勢の人たちが参加していました。稲作体験もそうですが、チューリップの球根植えに羽村の子どもたちが参加して、身近なところで自然体験ができるという、とても良い取組みでした。

    以上で、教育長報告を終了します。

    何かご意見や、ご質問等がございますか。

    (質疑なし)

    学校訪問等、委員の活動報告の中で、ご感想をいただきたいと思います。教育長報告は以上で終了します。

    〔日程第3〕

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の10月20日から11月16日までの活動については、別紙に記載のとおりです。ご報告や、ご意見等がありましたら、お願いします。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 10月28日の武蔵村山市教育委員会への訪問ですが、急な所用で出席できませんでした。どのような内容でしたか伺います。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 コミュニティスクールについて、先進的に取り組まれている武蔵村山市への訪問でしたけれども、まず、武蔵村山市の教育長とご挨拶をさせていただきまして、お話を伺いました。

    内容については、コミュニティの方々と一緒に学校をつくっていくために委員会を組織するなど、その形態自体は、羽村市で実施している町内会長の皆さんや、地区委員の皆さん、PTAの方々と一緒に学校をつくり上げるという全く同じ取組みだと感じました。それをきちんと文書化して、契約をして行っているとのことですので、羽村市でもこれからコミュニティスクールを推進していく中で、土台はできていると感じました。

    契約をするということになると、各地区で取組みの差が出た場合どうするのだと質問したところ、今のところは学校の特色の中でとどまっていて、地区ごとに差をつけるものではないということでしたが、コミュニティスクールが推進され、各学校の特色が出てくると、子どもや保護者から学校を選択したいというような要望が出てくるのではないかとの疑問もありましたけれども、それは解消せずに今に至っているということであります。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 羽村市でも地域ごとの活動が熱心にされている部分もありますので、比較的、武蔵村山市と地域性が似ているような感想を持ちましたが、各学校における評議員会の取組みが、もう少し踏み込んだ形で、町内会等地域全体を巻き込んで、学校運営に直接関わっていただくという、きちんと系統化されている印象でした。羽村市の場合は、まだ、それぞれが進めている状況ですので、きちんと系統化して、契約という形を取れば良いと思います。実際に、実質上はもう進めている部分もあるという印象を受けました。

    コミュニティスクールというと、その地域の方々が学校の人事等に対しても、干渉されるのではないかということを危惧したことがあって、そのことを質問させていただいたのですが、今までのところ、そういった心配事は一切ないというお話を聞いて安心したところです。

    教育長 ほかにございますか。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 10月29日に、東京都市町村教育委員会連合会第1ブロック研修会が五日市地域交流センターで行われて出席しました。ICTを活用したこれからの学習活動について、非常に興味深い講演でありました。

    今のwithコロナの授業形態が、まさにICTを活用したというところで置換されていくのだろうと思うところでありますけれども、小学校・中学校だけではなくて、日本の教育全体がそうなってきている中で、多摩教育事務所の指導課長と指導主事の講演でしたけれども、ICTを使って講義等をしたときの著作権や、個人情報についてもお話ししてくださって、疑問が解消されたということと、ICTを使った教育方法について、地域の人たちも巻き込むことが一番だということがあって、その前に、先ほど永井委員の質問にあった、コミュニティスクールの説明も実際に聞いて、コミュニティの方々を巻き込んだICT教育をしなければいけないということと、視覚教材で画像等を作るときに、人の顔が写ってくるわけで、地域の人たちが写ったときに、きちんと許可を得ていただきたいという、お話がありました。

    例えば、コミュニティスクールの構築は、Webでつくっていくのですけれど、そこで著作権や個人情報について包括的な許可をもらっておけば良いのか、それとも個別に対応しなければいけないのか、やはり我々が決めていかなければいけないのです。非常に有意義な講演でありました。

    これから先生方が一番苦労されて、学習活動の内容を構築していかないといけないと思うのですけれど、東京都教育委員会で、教育のプラットフォームをもう少しきちんとつくり各市町村に示さないのかということを不思議に思います。GIGAスクール構想で、ハード面が整備されても、実際に大事なのはソフト面であるにもかかわらず、そのソフトの部分に関しては、各市町村に任されているというところで、先ほど地域の格差のお話をしましたけれども、東京都の中でも格差が出てくるでしょうし、もう既にあるというお話もあります。日本全国でもその格差が出てくるだろうという、少し不安な気持ちにもなったところでありますけれども、少なくとも羽村市内の小・中学校では、同じ教育のプラットフォームを使って、進めていかなければならないだろうと思っています。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 先ほど教育長がおっしゃられたように、この1か月の間に、4回の小学校の学校訪問がありまして、そして、松林小学校の校内研究にも参加させていただいて、短い期間に小学校を訪れる機会が多くありました。

    その中で、まずは、コロナ対応で、学校の先生方が子どもたちの衛生管理、安全管理に対して細心の注意を払ってくださっていることがよく分かりましたし、子どもたちもそれにきちんと慣れて、安心して学校生活を送っている様子を見て、一安心したところです。

    それぞれ学校長から経営方針について説明を受けた中で、このような大変な時期ですけれども、例年どおり、校内研究などは先生方が主体的に行ってくださっていて、先生たちが例年より更に深く校内研究に取り組んで頑張っておられる姿を拝見し、安心したと同時に、先生たちのご苦労に対して敬意を表したところです。

    各学校のいろいろな校内研究のテーマを聞いてみましても、新しい指導要領に沿ったSDGs関連の内容が研究テーマになっているなど、明らかに今までとは違うテーマを設定するなどして、先生たちがよく勉強をして、校内研究の成果を自分たちの資質向上だけではなく、子どもたちの学力向上のために役立てていくのだという姿勢が大変よく見えましたので、大変な時期ではありますけれども、粛々と校内研究を進めてくださっていることに対して、感謝したところです。

    教育長 ありがとうございました。

    10月29日には午後7時から羽村市長期総合計画審議会が行われました。教育委員会を代表して江本委員に審議会の委員として出席いただいております。初めの会議でしたので、特に教育分野に関する審議はございませんでしたけれども、これからそういった機会も増えていくと思います。ぜひ、江本委員から教育委員会を代表されて、ご発言等いただければありがたいと思っております。

    あわせて生涯学習審議会についても、11月9日に第1回目が開催されました。後ほど担当主幹から報告があると思います。よろしくお願いします。

    以上で、教育委員会委員活動報告を終了します。

    〔日程第4〕

    教育長 日程第4 議案第43号 令和2年度羽村市一般会計補正予算(第8号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題といたします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第43号 令和2年度羽村市一般会計補正予算(第8号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について、ご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、令和2年度羽村市一般会計補正予算のうち教育費に係る部分について、教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し意見を求めるものです。細部につきましては、別紙の概要書をご覧ください。

    令和2年度一般会計補正予算(第8号)概要説明書により、今回の補正予算の教育委員会に関する部分の細部について、ご説明いたします。

    初めに、今回の一般会計補正予算についてですが、予算現額294億780万円に、歳入歳出それぞれ2億2,750万円を増額し、296億3,530万円とするものです。

    まず、歳入については、全て歳出連動項目となっておりますことから、歳出の説明の中で併せてご説明させていただきます。

    歳出の欄をご覧ください。

    1、羽村・瑞穂地区学校給食組合負担金につきましては、各年度の5月1日現在の児童・生徒数による按分により負担金の額を確定させることとなっており、羽村市の児童・生徒数については、年度当初見込数を4,230人としておりましたところ、5月1日の実数では、4,204人と見込数を26人下回ったことから54万円を減額し、2億4,932万9,000円とするものです。

    次に、2、家庭学習用端末について、新型コロナウイルス感染症対策として、家庭学習用に貸出を想定したパソコン端末200台の購入契約額が確定したことから減額するもので、予算現額900万円から152万円を減額し、748万円とするものです。

    次に、3、家庭学習用通信機器については、家庭学習用に貸出を想定したモバイルルーターの購入契約金額が確定したことから、予算現額352万円を165万円減額し、187万円とするものです。こちらは、概要欄に記載のとおり、歳入連動10分の10となっております。

    歳入の国庫支出金の4、公立学校情報機器整備費補助金及び都支出金の1、家庭学習通信環境整備支援事業補助金の欄をご覧ください。

    このモバイルルーターの購入に際しては、当初、東京都の家庭学習通信環境整備支援事業補助金の活用を見込んで200万円の都補助金を計上しておりましたが、その後、家庭学習用モバイルルーターの購入に係る国の補助制度が創設されたことから、これを適用するため、都の補助金200万円を減額し、改めて国庫支出金の中で公立学校情報機器整備費補助金として187万円を計上するものです。なお、この補助金は、歳出連動10分の10とありますとおり、家庭学習用通信機器の購入契約金額187万円は、国の補助金により充当されることになります。

    次に、歳出の4、校内ネットワークシステム構築業務委託料(小学校)及び5、校内ネットワーク構築業務委託料(中学校)についてですが、これらはいずれもGIGAスクール構想による校内ネットワークシステム構築業務委託料の契約金額が確定したことに伴い減額するもので、小学校分が予算現額1億2,621万7,000円から4,991万円を減額し、7,630万7,000円に、中学校分が、予算現額5,409万4,000円から2,139万1,000円を減額し、3,270万3,000円にそれぞれ減額補正するものです。

    次に、6、学習・指導用端末(小学校)及び7、学習・指導用端末(中学校)については、GIGAスクール構想による一人1台の端末購入の契約金額の確定により減額するもので、小学校分が予算現額1億3,428万円から2,205万1,000円を減額し、1億1,222万9,000円に、中学校分が予算現額6,277万5,000円から1,033万3,000円を減額し、5,244万2,000円に減額補正するものです。これらの端末購入費用につきましては、歳入連動となっておりますので、歳入の欄をご覧ください。この端末購入に係る費用については、国庫支出金の1、公立学校情報機器整備費補助金(小学校)及び3、公立学校情報機器整備費補助金(中学校)により、購入金額の3分の2が国の補助金として交付されることとなっています。この補助金についても、端末機器購入契約金額の確定により、歳出の減額分に合わせて歳入も減額する必要があることから、小学校分では予算現額8,730万円から1,436万6,000円を減額し、7,293万4,000円に、中学校分では予算現額4,086万円から672万4,000円を減額し、3,413万6,000円とするものです。

    次に、歳出の8、学校施設修繕料(小学校)については、消防法に基づく消防設備点検及び建築基準法に基づく建築設備点検により指摘を受けた箇所の修繕を行うもので、避難器具取替修繕を行うのが、羽村西小、富士見小、小作台小の3校、非常用照明器具取替修繕を行うのが羽村東小、火災受信機交換修繕を行うのが羽村西小、松林小の2校となっており、これらの修繕を行うために、合計で1,115万8,000円を増額するものです。各修繕費の内訳については、概要欄に記載のとおりです。

    次に、9、給食用備品(小学校)については、小作台小の牛乳保冷庫が老朽化により使用に耐えなくなったため買い替えるもので、購入費用29万5,000円を増額補正するものです。

    次に、10、通学自動車借上料(小学校)ですが、通学にタクシーを利用している特別支援学級に通う児童の数が増加したことにより、自動車借上料に不足が生じたため増額補正するもので、予算現額592万5,000円から370万4,000円を増額し、962万9,000円とするものです。この自動車借上料は、歳入連動4分の1となっております。歳入の国庫支出金の2、特別支援教育就学奨励費をご覧ください。通学自動車借上料は、国の特別支援教育就学奨励費の対象事業となっており、費用の4分の1が国からの補助金として交付されることから、自動車借上料の増額補正に伴い、その4分の1に当たる92万6,000円を増額するものです。

    次に、歳出の11、図書館修繕料及び13、スポーツセンター修繕料についてですが、先ほどの8、学校施設修繕料と同様、消防設備点検及び建築設備点検で指摘を受けた箇所の修繕を行うもので、いずれも非常用照明器具の取替修繕料として、図書館が30万4,000円、スポーツセンターが21万5,000円、それぞれ増額補正するものです。

    次に、12、少年自然の家指定管理者事業継続支援金についてですが、新型コロナウイルス感染症対策の実施に伴い、清里自然休暇村については、本年4月から6月にかけて休業いたしましたが、この期間中の支援金を指定管理者に支払うもので、少年自然の家に係る分として189万6,000円を新たに計上するものです。なお、この支援金については、国の新型コロナウイルス緊急対策特別交付金を充当することとしています。

    以上で、令和2年度羽村市一般会計補正予算(第8号)のうち、教育費に係る部分についての説明を終わります。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

    GIGAスクールの関係では、端末を当初1台4万5,000円という単価で予算計上したのですけれども、ここにあります金額で契約が結べたということです。

    また、ネットワークシステムの構築についてもこれから工事に入っていくわけですけれど、競争入札の中で、この金額で契約できるということでございます。

    よろしいですか。

    (質疑なし)

    それでは、以上で質疑を終了いたします。

    お諮りします。

    議案第43号 令和2年度羽村市一般会計補正予算(第8号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおりとすることにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおりとすることに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    教育長 日程第5 報告事項 第1回羽村市生涯学習審議会について、生涯学習基本計画担当主幹からの説明を求めます。

    生涯学習基本計画担当主幹 それでは、第1回羽村市生涯学習審議会について、報告させていただきます。

    第1回会議は、去る令和2年11月9日午後7時から開催されました。初めに、各委員の方々へ令和2年11月9日から答申までを任期とする委嘱状を交付させていただきました。また、事務局から審議会委員と、教育長を委員長、また副市長を副委員長とした各部長で構成する庁内組織であります生涯学習推進委員の紹介をさせていただきました。

    次に、会長、副会長の選任につきましては、規則により両職とも委員の互選によるものとなっており、会長に古本委員、副会長に川津委員が選出されました。古本会長からは、審議会における活発な意見交換により、第二次計画をよりよいものにしていきたい、円滑な議事進行に努めるのでよろしくお願いしたい旨の挨拶があり、川津副会長からは、古本会長をサポートし、第二次計画の策定に協力していきたい旨の挨拶がありました。

    続いて、井上副市長から古本会長へ諮問書が手渡され、この後、古本会長に議事進行をお願いし、次第の6の議事が進められました。

    (1)生涯学習審議会につきましては、条例上の位置づけを事務局から説明させていただきました。

    (2)と(3)は、それぞれ審議会等の第1回目にその審議会として決めていただくもので、それぞれご審議いただき、事務局案のとおり決定いたしました。

    会議の傍聴に関する定めにつきましては、ほかの会議体とほぼ同様で、会議は原則公開、傍聴の定数は現在の状況を鑑みて5人とさせていただくものです。なお、当日は1人の傍聴希望者がいらっしゃいましたので、この決定に基づき会議に諮って許可いたしました。

    会議録の作成と公表等に関する基準につきましては、要点筆記と発言者明記の会議録を作成し、公表することとなりました。

    (4)は、資料の配布のみで、後ほどご確認いただくこととしました。

    次に、現在進行中であります後期基本計画の令和元年度までの取組状況について、第二次計画策定のためには、今次計画の実績の共通理解が必要なことから、これも資料をお配りし、後ほど確認していただくこととしました。

    次に、第二次計画の策定について、資料を基に説明させていただきました。報告事項の資料の2枚目をご覧ください。これは、審議会委員の皆さんに共通理解のために作成させていただいたものですが、策定の方向性が定まりましたので、教育委員会委員の皆さんにも改めて報告させていただきます。

    はじめに、生涯学習の理念につきましては、教育基本法で定められているものなのですが、羽村市生涯学習基本条例第3条においても共有されているため、ここで共通理解のために示させていただきました。

    そして、羽村市における生涯学習の考え方について説明させていただきました。羽村市の生涯学習は、いわゆる学校教育以外の学習にとどまるものではなく、学校教育の分野もさることながら、その他の社会生活、市民生活全般にわたっているもので、それぞれが関係を保ち連携しながら、それを行政や地域、企業や団体等が支えているという概念であるというお話をさせていただきました。

    また、これまでの取組みや、羽村市の生涯学習の特色などにつきましても、ポイントを絞って説明させていただきました。

    裏面に移りまして、計画の位置づけ、構成、計画期間などを説明させていただきました。計画の位置づけにつきましては、生涯学習基本条例に基づくものとして、第六次羽村市長期総合計画との整合性を図り、ほかの分野別個別計画とともに連携を図っていくものとしていきます。羽村市教育委員会の教育目標は、この第二次羽村市生涯学習基本計画に基づいて定められるものとしております。

    なお、特に記載はないのですが、今次の羽村市生涯学習基本計画は、羽村市教育振興基本計画を兼ねるものとしておりましたけれども、第二次計画につきましても、その内容を包含することとしております。

    また、羽村市教育大綱につきましては、第二次計画の策定の進捗により、この策定作業とは別に、総合教育会議において議論を進めてまいる予定です。

    計画の構成につきましては、今次計画と同様のピラミッド型の構成で進めてまいります。今回の審議会の審議につきましては、この頂点である基本理念と、それを端的に表す標語としてのスローガン、その基本理念を具体的にする前期基本計画の施策レベルまでの計画になります。

    今次の計画につきましては、特に前期計画の位置づけが不明瞭でしたが、第二次計画におきましては、現在の社会情勢から明確に前期と後期を分けて計画立てすべきとの考えにより、このような仕立てとさせていただきました。

    計画期間は、第六次羽村市長期総合計画と合わせる形で、令和4年度から令和13年度までとしています。そして、前期と後期を5年で区切り、第二次計画の基本理念は10年間通貫しますけれども、実際の基本施策などにつきましては、5年間で大きく見直すことができる仕立てとしております。

    そして、資料の下段におきまして、生涯学習審議会と生涯学習基本計画推進懇談会との役割分担や、今後の進め方、流れについて生涯学習推進委員会とのキャッチボールにより、計画案の煮詰め方などを説明させていただきました。

    2枚目に移りますが、第二次計画策定に取り組む必要性につきまして、国や都、羽村市の動きなどの背景を示しながら説明させていただきました。

    次の資料は、策定のスケジュールになります。審議会の方々には口頭で大まかなスケジュールをお示しして、会議の日程は資料化して調整させていただいているところですけれども、策定作業全体についてのこの資料については、お示ししておらず、今日の報告でも大まかになってしまいますが、スケジュールとしましては、来年9月下旬をめどに審議会での審議を終了して、答申を頂いて、それを羽村市の素案としてまとめた後に、令和3年12月までにパブリックコメントにかけ、年明けから計画書の印刷作業に入り、令和4年3月に策定、公表の予定で進めてまいります。

    会議中、委員からは審議会としてどこまでの計画を作るのかというご質問がございました。これに対しまして、個々の実施事業については、実施計画を立てて進めていくので、第二次計画としては、その事業の柱となるその部分をつくっていきたいと答えております。

    また、学校教育の部分についてどうするのかという質問に対しては、羽村市の生涯学習の考え方として、いわゆる教育の部分から子育てや社会生活全般にわたって、生涯学習の視点から体系立てる計画をつくっていくので、教育課程の部分は別として、小中一貫教育基本計画に掲げる事業なども包含した計画に仕立てていきたいと答えております。

    会議につきましては、最後に今後の日程について説明をさせていただき、終了いたしました。なお、第2回の会議につきましては、12月14日月曜日午後7時から開催することとし、知識経験者として審議会の委員をお願いしております聖心女子大学の澤野先生が、中教審の生涯学習分科会の臨時委員をなさっておられることから、9月にこの分科会から今後の生涯学習、社会教育に関する議論の整理が出されたこともありますので、澤野先生にこのレポートの内容を含めた国の動きなどをお話ししていただいて、キーワードの共通理解を図りたいと考えております。

    以上、第1回羽村市生涯学習審議会の報告とさせていただきます。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    委員の皆さんからご質問、ご意見等がございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 最後の資料の計画策定スケジュール表の中で、一番下段に、総合教育会議が示されており、令和3年度の開催となっているのですが、令和2年度につきましては総合教育会議の開催についての予定や、情報はありますか。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 総合教育会議につきましては、本年度4月に新型コロナウイルスの関係で1回開催させていただいた経緯がございます。このほかにも、時々に応じて、総合教育会議に諮る事案があれば、開催させていただきたいと考えておりますけれども、次期の生涯学習基本計画に関する開催につきましては、ある程度案がまとまってからと考えておりますので、令和3年度の開催を予定させていただいております。

    教育長 よろしいですか。

    審議会委員について、少し説明がありましたけれども、市内の小中学校の長として、羽村東小学校の西山校長先生、羽村第一中学校の新谷校長先生お二人が委員として出席しています。また、前回の今期基本計画を総合教育会議の中で、羽村市の教育大綱として定めるといった方向性を示しましたけれども、今後、この教育委員会でも議論させていただきながら、教育大綱をどのような形で定めるのかを含めて検討していきたいと思っております。ぜひ、よろしくお願いします。

    ほかに、ご意見等はございますか。

    (質疑なし)

    ご意見、質疑等がないようですので、以上で質疑を終了いたします。

    これをもちまして、令和2年第15回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。ありがとうございました。

    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

    電話: 042-555-1111 (総務係)内線352

    ファクス: 042-578-0131

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