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    令和3年第4回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2021年4月30日]
    • ID:15163

    令和3年第4回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    日時 令和3年3月26日(金)午後3時00分~4時31分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第9号 羽村市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則

    日程第5 議案第10号 羽村市公立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則

    日程第6 議案第11号 羽村市教育委員会会計年度任用職員の任用に関する規程の一部を改正する規程

    日程第7 議案第12号 専決処分の承認を求めることについて

    〔令和2年度羽村市一般会計補正予算(第13号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について〕

    日程第8 議案第13号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱について

    日程第9 議案第14号 教育委員会職員等の人事について

    日程第10 報告事項

    ①羽村市学校施設長寿命化計画について

    ②羽村市立学校における働き方改革推進プランについて

    ③令和2年度羽村市スポーツセンター外部評価について

    ④令和元年度羽村市図書館評価について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は、5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第4回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 教育長報告を行います。

    お手元の報告事項をご覧ください。

    初めに、2月18日木曜日、羽村・瑞穂地区学校給食組合議会(定例会)において、高田和登議員から給食費の公会計化を導入すべきとの一般質問があり、これまで私費会計として扱ってきたので、特に公会計化の研究はしてまいりませんでしたと説明をさせていただきました。ただ、文部科学省では、公会計化の推進に関するガイドラインを出すなど、近年、公会計化への動きも出てきています。

    私からは、学校給食組合教育委員会において研究してまいりますとお答えしました。学校給食組合は、地方自治法上の一部事務組合ですので、単独自治体の会計処理とは異なること、また、例えば学校が収納に関与しなくなると、給食センターが直接保護者から給食費を集めることになり、児童・生徒や保護者の個人情報の扱いも検討が必要になるなど、課題となる部分も多いと捉えています。

    今後、学校給食組合で公会計化の手法や、それを導入することによる費用対効果など、導入の可否も含めて研究をしていくこととします。

    2月24日の市議会本会議で高田和登議員から、2月26日には梶正明議員から同様の質問があり、今後、学校給食組合教育委員会において研究する旨、答弁したところです。一定の研究がなされたところで、学校給食組合教育委員会で報告したいと思いますので、塩田委員、永井委員においては、学校給食組合教育委員会の委員という立場でありますので、よろしくお願いします。また、羽村市教育委員会でも研究の進捗に合わせて報告をさせていただきます。

    次に22日、栄小学校の英語リモート授業を参観してきました。栄小学校3年生の英語活動において、児童とALTがパソコンでの通信によるリモート授業を行うということで、ALT4人がそれぞれ在宅で通信を行い、子どもたちは各班に分かれてパソコンで通信を行いながら英語で会話をしました。会話の内容としては、自分たちであらかじめ考えておいたクイズをALTに出題して、ALTが答えるというもので、それぞれによく考えられたクイズを出していました。また逆にALTからもクイズが出され、各班で答えを探すやり取りがあり、英語での会話を楽しんでいました。この取組みは羽村西小学校でも同様に行われたと聞いています。コロナウイルスの感染状況によっては、横田基地から来ているALTの外出自粛もあり得ることから、昨年、外国語アドバイザーに、リモートでの英語活動を実施してみてはどうかと提案させてもらい、今回それが実現したという経緯もあります。今回はALTとの会話でしたが、1人1台端末とWi-Fi環境の整備により、海外との英会話授業も可能になるなど、可能性を広げる今回の試みであったと思います。海外との英会話通信については、現在、羽村西小学校で検討していると聞いています。またそうした授業観察の機会がありましたら、ぜひ委員の皆さんにお声かけしますので、よろしくお願いします。

    次に、議会関係で何点か報告させていただきます。議案審議ですが、初めに、前回の教育委員会で説明しました「八ヶ岳少年自然の家」の条例廃止について、議会に上程され、自然休暇村条例とともに廃止が決定しました。これにより、施設は4月1日から利用できなくなり、9月以降を目途に施設の解体、整地、植栽工事などを実施する方向で、そういった経費も盛り込んで新年度予算が成立しましたので、報告させていただきます。

    そうした状況となりましたので、令和3年度に予定していた羽村市の小学校・中学校の移動教室については、現在、各学校で候補地や宿泊先などの検討をしているところです。ちなみに、現在の検討先は、静岡県立朝霧野外活動センター、高尾山のわくわくビレッジ、三浦海岸、名栗げんきプラザ、小金井市清里山荘など、中学校では、清里にある、調布市の施設を検討しています。羽村市の自然休暇村が利用できなくなったことから、各学校の行先に統一感がなくなってしまいました。

    議会での、新年度予算審査について、1点だけ報告いたします。コミュニティスクールについて質問がありました。質問の主旨は、「地域や保護者への説明もなくコミュニティスクールを導入するのか、学校評議員制度との関連についても説明がなされていない。教育委員会だけで勝手に決めて導入するのか」という内容でした。現在、検討しているところであり、意見を聞く機会や説明なども順次実施していく考えであると説明しました。

    また、コミュニティスクールを単に学校運営協議会を設置している学校という国の定義だけでなく、学習指導要領で言っている「社会に開かれた教育課程」という考え方を前進させるとともに、「地域とともにある学校」をつくっていこうという高い目標を示し、それに合わせて、学校を地域コミュニティの核とすること、生涯学習の視点においても、コミュニティスクールと地域学校協働本部をあわせて位置づけていきたいという趣旨の説明をしたところです。

    特に、近年、町内会・自治会の加入率が低下する中、地域の教育力が低下しているとの評価も聞かれ、地域コミュニティが学校との連携を進めて、地域の力で学校を支援するなど、地域人材が学校での活動を通じて逆に自己実現を図る機会となれば、地域の教育力も向上するのではないかと考えます。このことは、学校という枠を超えたまちづくりの市民協働施策となるものです。志を高くもって、「地域とともにある学校づくり」に丁寧に取り組んでいきたいと思います。

    次に、3月12日には、教育委員会表彰・ほう賞の授与式を開催しました。緊急事態宣言が発出されている中での式の開催ということで、実施の可否について内部で検討したところですが、日ごろの活動が制限される日々を過ごす中でも一所懸命頑張ってきた子どもたちに表彰の場を設けてあげたい、また激励したいという思いで、感染症予防対策を徹底した上で開催しました。委員の皆さんにもご出席をいただきましてありがとうございました。

    3月14日には、伝統文化交流事業inゆとろぎ「やさしい歌舞伎公演」が開催されました。演者の方からオープニングに際し、私たちは、こうしてステージで演技ができるのは本当に久しぶりです。この機会を設けていただいたことが大変ありがたいという話がありました。コロナウイルスの影響は歌舞伎の世界にも大きく影を落としているのだと思ったところです。やさしい歌舞伎の内容としては、ステージの上で役者さんが歌舞伎の顔づくり、化粧で真っ白に塗るところから解説をして、衣装の着つけも含めて始まり、演目としては三番叟の演技を主に鑑賞する形でした。親しみやすく、文字どおり、やさしい歌舞伎公演で、歌舞伎の基礎基本を教えてもらえたという感想でした。

    23日の、町内会連合会との市民体育祭打合せ会議。昨年12月に1回目の会議をもちました。そこでは、市民体育祭への選手集めの苦労や、対抗種目の在り方など町内会が抱える課題をあげていただきましたので、今回は、それらの意見をもとに、実施要項や種目の内容の素案を検討して提示させていただきました。全市をあげて市民体育祭を行っているのは非常に珍しく、羽村市の特色でもある。また、大会を通じて人と触れ合い、地域コミュニティを醸成する機会にもなっていることから、継続する方針で行ったらいいのではないかという意見で集約を図ることになりました。ただし、コロナウイルスの感染状況を見ながら、今年の市民体育祭については、今後検討すべきとの結果となりました。

    具体的には対抗種目の縮小や、全体のプログラムの変更について、おおむね了承いただきました。今後は、町内会連合会の全体会で、39の町内会長に説明するとともに、意見をいただきながら関係団体や実行委員会において検討し、方針を決定していきます。

    報告事項一覧にはありませんが、小・中学校の卒業式は無事に終えることができましたので報告させていただきます。

    さて、春休みが明けると新年度を迎えます。学校教育ではGIGAスクール構想による1人1台端末を活用した教育が大きな取組みとなります。現在、端末等に関するルールや、ICT活用教育カリキュラム、スタートカリキュラム、活用事例集などを研究し取りまとめを行っています。新年度のパソコン端末の利用のための仕組みをつくっています。

    令和3年度は、新学習指導要領の内容を具体化し、それに伴う授業スタイルの構築や、社会に開かれた教育課程、カリキュラムマネジメントの実践、また教科化となった小学校英語の授業実践と教科担任制の導入、プログラミング的思考の育成をはじめ、教員の働き方改革、部活動の在り方など、取り組まなければならないことがあり、さまざまな改革の年になります。変革や改革は意識の変化を伴います。これまで刷り込まれ、刷り込んできた意識を変えていくことが、実は一番難しい問題だと思っています。

    最後に、1月26日には、国に対し、中教審から「令和の日本型学校教育」の構築を目指してという答申がなされましたので、概要だけ報告させていただきます。

    答申には、全ての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学び(個別最適な学びとは、学習指導要領における「個に応じた指導」を学習者の視点から整理した概念)と協働的な学びの実現というサブタイトルがつけられ、①幼児教育の質の向上、②9年間を見通した新時代の義務教育の在り方、③新時代に対応した高等学校教育等の在り方、④新時代の特別支援教育の在り方、⑤増加する外国人児童生徒等への教育の在り方、⑥遠隔・オンライン教育を含むICTを活用した学びの在り方、⑦新時代の学びを支える環境整備、⑧人口動態等を踏まえた学校運営や学校施設の在り方、⑨Society5.0時代における教師及び教職員組織の在り方の、9項目にわたる在り方の方向性が記述されています。

    令和3年度は、こうしたさまざまな教育改革のスタートとなる年であります。教育を取り巻く嵐の中、疾風のごとく駆け抜けていく一年になりそうです。

    「はむらの教育」3月号の教育随想で江本委員が述べられていたように、新しいものに果敢に取り込む「進取の気性」を発揮していきたいと思います。よろしくお願いします。

    以上で、教育長報告を終わります。

    幾つか、主要なところを報告させていただきました。委員の皆さんからご質問がありましたら、お願いします。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 栄小学校の英語リモート授業について、興味があります。羽村西小学校で海外との通信を考えているとのことですが、どうしても海外とは時差があるので、低学年の授業になると、ライブでの授業はストレスがあるように思います。向こうの時間にこちらが合わせるということになると、結構ストレスです。海外との通信を考えているならば、子どもたちは順応するかもしれませんが、負荷がないように、その時間内できちんと終わるように考えないといけないと思いました。

    教育長 ありがとうございます。

    外国語アドバイザーとも話をしたら、いわゆるマネジメントしてくれる組織が中間にあるようですが、もしかしたら、向こうの国は夜中なのかもしれない。例えばスウェーデンの子どもと羽村の子どもで話をするといったら、何時にするのか確かに課題でもあります。

    ありがとうございます。ほかに何かありますか。

    それでは、以上で質疑を終了して、教育長報告を終了いたします。

    〔日程第3〕

    教育長 日程第3 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の2月16日から3月25日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    何か、ご感想、ご意見がありましたら、お願いします。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 羽村市教育委員会表彰に出席しました。先ほど教育長から、式典を開催する際に感染対策を十分に行ったという報告がありました。効果があったか検証をすべきと思います。2週間後に発熱などの症状が全員なかったと、だから、このやり方で良かったのだという検証を積み上げていくと、少しずつ、いろいろな会が実施できるようになるのだと思います。今回、恐らく感染を防ぐという形で成功していますので、次に、もう少し多く集まって開催できるようになるのではないかと思います。ぜひお願いいたします。

    教育長 ありがとうございます。先日の緊急事態宣言の解除に伴い、各施設において対応を図っているところですが、緊急事態宣言が解除される前に表彰式を開催しましたので、羽村委員からご意見がありましたように、今回開催した内容で、反省があれば反省点も含めて残しておきたいと思います。

    ほかにございますか。よろしいですか。

    (質疑なし)

    それでは、教育委員会委員活動報告については、以上で終了とさせていただきます。

    〔日程第4〕

    教育長 日程第4 議案第9号 羽村市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則を議題とします。提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第9号 羽村市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市教育委員会事務局における事務分掌の変更に伴い、羽村市教育委員会事務局処務規則について、改正する必要が生じたため提出するものです。

    細部につきましては、生涯学習総務課長より、ご説明申し上げます。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    生涯学習総務課長 羽村市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の細部について、ご説明いたします。
    新旧対照表をご覧ください。
    別表第2につきましては、各課の事務分掌を規定しており、変更のあった箇所に下線を引いております。
    まず、生涯学習部学校教育課学務係の項の第6号「通学路に関すること」の後に、第7号「ICT環境の整備及び管理に関すること」を新たに加えます。これにより、各号が1号ずつ繰り下がります。
    次に、4ページです。学校教育課指導係の項の第10号「小中一貫教育に関すること」の次に、第11号「ICTを活用した教育に関すること」を加えます。これにより、次号以降の号数がそれぞれ繰下げとなります。
    付則としまして、この規則は、令和3年4月1日から施行するものです。

    説明は以上です。

    教育長 説明が終わりました。

    何か質問はございますか。

    教育委員会事務局の事務分掌にGIGAスクールの関係が加わります。ICT環境の整備及び管理と、ICTを活用した教育に関する内容の所管を規定するものです。よろしいでしょうか。

    (質疑なし)

    以上で質疑を終了します。

    お諮りします。

    議案第9号 羽村市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    教育長 日程第5 議案第10号 羽村市公立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則を議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第10号 羽村市公立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則について、ご説明いたします。

    本議案は、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部改正とともに、教育職員の業務量の適切な管理等に関する方針が定められたことに伴い、各教育委員会における勤務時間の上限方針が求められることから、羽村市公立学校の管理運営に関する規則の一部を改正しようとするものです。

    細部につきましては、学校教育課長より、ご説明申し上げます。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    学校教育課長 お手元の資料の新旧対照表をご覧ください。第31条の教育職員の業務量の適切な管理について、新たに条を追加し、現行の規則第31条を第32条に繰り下げるものです。

    第31条第1項、委員会は、学校職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例第4条の2の規定に基づき、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法第2条に規定する教育職員が業務を行う時間から所定の勤務時間を除いた時間を次の各号に掲げる基準の範囲内とするため、教育職員の業務量の適切な管理を行うものとする。

    これは、教育職員の学校に在校している時間から所定の勤務時間を除いた時間を以下のとおりの範囲とすることを規定します。

    第1号、1月について45時間。

    第2号、1年について360時間。

    第2項、前項の規定にかかわらず、児童または生徒に係る通常予見することのできない業務量の大幅な増加等に伴い、教育職員が一時的または突発的に所定の勤務時間外に業務を行う必要があると委員会が認める場合には、委員会は、教育職員が業務を行う時間から所定の勤務時間を除いた時間を次の各号に掲げる基準の範囲内とするため、教育職員の業務量の適切な管理を行うものとする。

    第1号、1月について100時間未満。

    第2号、1年について7午後8時間。

    第3号、1月ごとに区分した各期間に当該各期間の直前の1月、2月、3月、4月及び5月の期間を加えたそれぞれの期間において1月あたりの平均時間について80時間。

    第4号、1年のうち、1月において45時間を超える月数について6月。

    第3項、前2項に定めるもののほか、教育職員の業務量の適切な管理その他教育職員の健康及び福祉の確保を図るために必要な事項については、委員会が別に定める。と規定させていただきます。

    説明は以上です。

    教育長 説明が終わりました。

    何か質疑はございますか。

    (質疑なし)

    以上で質疑を終了します。

    お諮りします。

    議案第10号 羽村市公立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第6〕

    教育長 日程第6 議案第11号 羽村市教育委員会会計年度任用職員の任用に関する規程の一部を改正する規程を議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第11号 羽村市教育委員会会計年度任用職員の任用に関する規程の一部を改正する規程について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市教育委員会会計年度任用職員の新たな職名の設置及び資格の変更に伴い、羽村市教育委員会会計年度任用職員の任用に関する規程について、改正する必要が生じたため提出するものです。

    細部につきましては、生涯学習総務課長より、ご説明申し上げます。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    生涯学習総務課長 それでは、新旧対照表でご説明をさせていただきます。

    こちらの別表につきましては、会計年度任用職員の職名及び資格等を規定しておりまして、別表中、「授業力向上アドバイザー」の次に、職名「部活動指導員」、所属「公立学校」所属長「学校長」を新たに加えます。

    また、「教育相談員」の項中「若しくは、」を「、臨床発達心理士または」に改めます。

    次に、「学校適応指導教室指導員」の次の項に、職名「教育委員会総合コーディネーター」、所属「生涯学習センターゆとろぎ」、所属長「生涯学習センターゆとろぎセンター長」を新たに加えるものです。

    なお、この規程は、令和3年4月1日から施行するものです。

    説明は以上です。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 生涯学習センターゆとろぎ所属の「教育委員会総合コーディネーター」の具体的な職務内容について教えてください。

    ゆとろぎセンター長 教育長。

    教育長 ゆとろぎセンター長。

    ゆとろぎセンター長 教育委員会総合コーディネーターにつきましては、令和2年度までは特別職として、ゆとろぎで勤務をお願いしていましたが、令和3年度からは、会計年度任用職員として、ゆとろぎで行う主な事業の、講座、芸術鑑賞事業など、教育委員会全般の事業等の企画や、講師などをご紹介いただくなどしています。また、講座や芸術鑑賞事業のお手伝いにも携わっていただいています。

    以前、杏林大学や八王子の純心大学に勤めていた経験もある方ですから、大学との連携のパイプ役として、さまざまな人材を紹介してくれるなど、非常に頼もしい人材です。

    以上です。

    教育長 よろしいですか。ほかに質疑はございますか。

    (質疑なし)

    それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。

    議案第11号 羽村市教育委員会会計年度任用職員の任用に関する規程の一部を改正する規程は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第7〕

    教育長 日程第7 議案第12号 専決処分の承認を求めることについて、令和2年度羽村市一般会計補正予算(第13号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第12号 専決処分の承認を求めることについて、令和2年度羽村市一般会計補正予算(第13号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について、ご説明いたします。

    歳入歳出予算のうち教育費に係る部分については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、教育委員会の意見を聴取すべき事項と定められていますが、令和2年度羽村市一般会計補正予算(第13号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について、急を要し、かつ教育委員会を招集する時間的余裕がないことが明らかであったことにより、教育長に対する事務委任規則第4条第1項の規定に基づき専決処分したもので、同規則第4条第2項の規定に基づき、教育委員会に報告し、承認を求めるものです。

    別紙概要書をご覧ください。

    令和2年度一般会計補正予算(第13号)概要説明書(教育委員会用)により、教育委員会に関する部分の細部について、ご説明いたします。

    初めに、今回の一般会計補正予算について、予算現額、295億7,970万円から、歳入歳出それぞれ、2億1,130万円を増額し、297億9,100万円とするものです。

    歳入の欄をご覧ください。

    国庫支出金の1、学校保健対策事業費補助金(小学校)及び2、学校保健対策事業費補助金(中学校)については、国の補正予算により、学校における感染症対策や児童・生徒の学習保障をするための取組等に対する補助金が交付されるもので、小学校費420万円、中学校費180万円をそれぞれ増額補正するものです。

    次に、歳出をご覧ください。

    歳出の1、学校保健衛生に要する経費(小学校)及び2、学校保健衛生に要する経費(中学校)について、歳入でご説明した国庫補助金の交付を受けて、感染症対策等の学校教育活動継続支援事業として、保健衛生用消耗品及び保健衛生用備品を購入するもので、小学校費840万円、中学校費360万円を増額するものです。この感染症対策等の学校教育活動継続支援事業については、歳入でご説明した国庫補助金の補助率が2分の1となっていることから、小学校費、中学校費それぞれ増額補正する事業費の2分の1にこの補助金を充当し、残りの2分の1については、国からの地方創生臨時交付金を充当するものとなっております。

    また、これらの支出額については、繰越明許費に記載がありますとおり、補正予算を令和3年度に繰り越して執行することとしております。

    以上で、令和2年度羽村市一般会計補正予算(第13号)のうち教育費に係る部分についての説明を終わります。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

    (質疑なし)

    それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。

    議案第12号 専決処分の承認を求めることについて、令和2年度羽村市一般会計補正予算(第13号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。(異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第8〕

    教育長 日程第8 議案第13号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第13号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、学校保健安全法第23条の規定に基づき委嘱している、羽村市立学校の学校医・学校歯科医・学校薬剤師について、令和3年3月31日をもって任期満了となるため、新たに委嘱しようとするものです。

    内容につきましては、別紙名簿に記載のとおりです。

    任期につきましては、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間となります。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で、説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

    (質疑なし)

    以上で、質疑を終了します。

    お諮りします。

    議案第13号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第9〕

    教育長 日程第9 議案第14号 教育委員会職員等の人事についてを議題とします。

    本案につきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項のただし書の規定により、非公開としたいが、ご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

    それでは、本案については、非公開とします。

    (非公開審議)

    (非公開審議終了)

    〔日程第10〕

    教育長 日程第10 報告事項1 羽村市学校施設長寿命化計画について、生涯学習総務課長からの説明を求めます。

    生涯学習総務課長 それでは、羽村市学校施設長寿命化計画について、ご報告申し上げます。

    市内の学校施設につきましては、昭和39年度に建築した羽村第一中学校の築年数56年をはじめとして、昭和40年度の羽村東小学校、昭和44年度の富士見小学校など、昭和57年に建築した羽村第三中学校までの間に、小学校7校、中学校3校が整備されましたが、現在、老朽化が進んでいる状況となっています。それらの学校施設が一斉に更新時期を迎えつつありまして、厳しい財政状況の中、今後、多額の費用が必要となってまいります。

    そこで、屋上の防水工事や外壁の塗装などの予防保全型の施設管理により、施設の目標使用年数を85年と定めて長寿命化を図り、トータルコストの縮減や、平準化を図ろうとするものです。

    この計画の策定の理由としましては、国は平成25年11月に、国及び地方公共団体が管理する、あらゆるインフラを対象とした「インフラ長寿命化基本計画」を策定いたしました。

    また、平成26年4月「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進について」を全国の地方公共団体に通知し、その中で、各インフラの管理者は国のインフラ長寿命化基本計画を参考にインフラ長寿命化計画の「行動計画」を平成27年度までに策定し、その行動計画に基づいた個別施設ごとの長寿命化計画である「個別施設計画」を令和2年度までに策定するように定めたところです。

    これを受けまして、羽村市においては、平成28年3月にインフラの長寿命化基本計画の行動計画にあたる「羽村市公共施設等総合管理計画」を策定いたしました。

    そこで、学校施設の個別施設計画となる「羽村市学校施設長寿命化計画」を策定したところでございます。

    また、文部科学省からは、令和3年度以降の文部科学省所管の全交付金事業の採択にあたっては、本個別施設計画の策定状況を勘案するということになっておりますので、令和3年度以降の交付金事業につきましては、個別施設計画の策定が事業申請の前提条件とするとの通知があったところです。

    羽村市内の小・中学校については、雨漏りや外壁の劣化など、老朽化が著しい状況でありまして、財政が厳しい中においても改修工事等を実施していく必要があるために、今後も文部科学省の学校施設等環境改善交付金を活用するため、本計画を策定したものです。

    詳細につきましては、後ほどご覧いただきたいと存じます。

    簡単ではございますが、以上で説明を終わります。

    教育長 以上で、説明が終わりました。

    何かご質問はありますか。

    (質疑なし)

    羽村市立小中学校は、耐震化がなされており、その躯体をもって、幾つかの改修工事をすることによって、少しでも長く校舎を使っていく形で、長くは85年ぐらい学校をもたせましょうというものです。国でも長寿命化を計画し、実施していくことによって、85年、また100年も使えるということも言われてきています。今回は85年ぐらいを目標に使用年数を長寿命化していく計画でございます。

    以上で、羽村市学校施設長寿命化計画についての報告は終わります。

    報告事項の2に移ります。羽村市立学校における働き方改革推進プランについて、学校教育課長からの説明を求めます。

    学校教育課長 お手元の、羽村市立学校における働き方改革推進プランをご覧ください。

    初版の平成31年3月に策定したプランから2年ほどが経過することもあり、また、先ほどご承認いただきました議案の教育職員の在校等時間の関係規則の改正について、その部分の改正と整合を図るという観点から、令和3年3月の改訂版としてプランの見直しを図ったところです。
    大きなところでご説明させていただきますと、目次の2番、教員の勤務実態について、こちらは平成31年に策定したプランから更新して、なるべく直近のところまでの、各副校長または教員の、それぞれを比較する表をここに掲載させていただいております。今年度はコロナの影響で学校の臨時休業があるなど、それまでの年度とは大きく学校運営や、先生方の勤務実態が変わってしまいましたので、タイムレコーダーを導入してからの統計が取りづらく、ここ何年かの数字となっていますが、そういった中でも、なるべく数値化することで、令和3年度以降もタイムレコーダーを活用して、先生方の労働時間、勤務時間を継続的に観察していきたい。そういった意味で、コロナの影響がありましたけれども、勤務実態を表にして示しております。

    次に「3、働き方改革の目標」として、先ほどご審議いただきご承認をいただきました教員の在校等時間の目標として、改めて規則に基づいた時間をここに示させていただいています。実際、先生方は、まだこの目標値に届いていない現実はございますが、こういった形で目標を改めて設定させていただき、先生方の意識も含めた取組みや、教育委員会としてやるべきこと、また連携していくことも含めて、この目標値に少しでも近づけていく意識改革を含めた取組みが必要という視点で、改めてプランの改訂に合わせて目標時間等を設定させていただいております。

    次に「4、働き方改革の取組の方向性」では、大きく(1)から(5)までの方向性を示しておりますが、改訂前からこの五つの柱は変わりございません。基本的には、東京都のプランに基づいた柱立てをしています。
     次に「5、働き方改革の具体的な取組内容」では、これまでの、2か年弱の取組みについて、その柱ごとに明らかにしたところです。詳しくは、また改めてご覧いただければと思います。
    ページが変わりまして(2)、今後の取組みとしまして、令和3年度以降に取り組んでいくべきことを取組みの方向性の五つの視点から、それぞれ内容等を示しています。副校長で構成する働き方改革について検討する委員会でご意見等をいただき、そういった過程を踏んで、こちらの策定に至っております。来年度以降は、今後の取組みとして表にまとめた、予算の措置など必要な部分を学校に示しながら、引き続き、教員の働き方改革について取り組んでいきたいと考えております。

    この働き方改革推進プランにつきましては、今後、これまでの取組みや、次年度以降にどう取り組んでいくかというところを、先生方の意見も踏まえながら、毎年度、見直しを図り改善し、推進していきたいと考えております。

    説明は以上です。

    教育長 以上で、説明が終わりました。ご質問はございますか。

    (質疑なし)

    以上で、学校の働き方改革推進プランについての説明と質疑を終了します。

    報告事項3 令和2年度羽村市スポーツセンター外部評価シートについて、スポーツ推進課長からの説明を求めます。

    スポーツ推進課長 令和2年度羽村市スポーツセンター外部評価シートをご覧ください。

    スポーツ推進課における事務事業につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価において評価を行っているところですが、スポーツセンターの維持管理、体育館等の維持管理、運営状況に関しましては、この点検評価には含まれておりませんので、スポーツセンターの効率的な運営を資することを目的として、外部の視点を取り入れた外部評価をしていく形で行っております。法的な根拠はなく、独自で外部のご意見を取り入れながら管理運営状況を評価していただきまして、スポーツセンターがよりよい施設になっていくよう評価をしていただいているものです。

    この外部評価は、平成29年度から同じような形で行っており、4年目になりますが、同じ項目で実施しています。
    1ページ目の評価概要の2評価機関を見ていただきますと、羽村市スポーツ推進審議会とあり、この中で評価をしていただいているものです。昨年までは4名の委員の方にお集まりいただいて、評価していただいたものを審議会の中で報告いただいて、最終的に評価していただいておりましたが、今年度4回目ということもあり、従来の4名ではなく、最初から全員の委員の皆さんでご審議いただきながら評価していただいた結果がこちらの評価シートになっています。

    評価期間は、令和2年1月1日から12月31日までで、令和3年1月から3月にかけて評価して、実際に審議会を開催したのは3月6日です。

    評価項目につきましては、管理運営体制、施設の維持管理、利用者サービスの3項目に分けております。

    内容につきまして、昨年度との変更点等について、ご説明いたします。

    5ページをご覧ください。③の管理運営の基本体制につきまして、右側のスポーツ推進審議会のチェックに「改善が必要」となっています。昨年度は「一般的な水準」と評価いただいているのですが、経年劣化している備品の買換えが、財政的な理由から、なかなか進んでいないというところがあり、評価が下がっています。
    続きまして、7ページ、⑦の防災・防犯対策について、やはり「改善が必要」ということで、昨年度から評価が下がっています。消防法の規定のとおり訓練が実施されていなかったものが改善できたので、「一般的な水準」と評価いただいておりましたが、風水害の発生時の自主避難所にスポーツセンターが指定されたことに伴い、訓練についてもう少し、期待を込めて「改善が必要」だということがまず1点目と、夜間のシルバー人材センターの方が、緊急事態となった場合に、もう少し詳しいマニュアルをつくり、シルバーの方に研修するようなところまで実施できるようになれば良いとの、改善点のご意見があり、評価が下がっています。今後に期待する意味が込められていると認識しています。

    次に、8ページですが、②の備品の管理について、以前から「改善が必要」という評価になっています。一番の理由は、やはり財政的な面が大きな部分で、備品が老朽化しても整備できない状況は改善をしていく必要があるとご指摘いただいているものです。スポーツ推進課としても、改善が必要だと認識しておりますので、計画的に実施できるよう検討します。

    全体的な課題は、この外部評価は4年間実施しておりますが、1年ごとの報告を昨年度と比較して、どう変わったとかという評価方法であり、目標について数値化したものを評価していく形に変えたらどうかというご指摘もいただいております。そちらにつきましては、また研究を重ねて、今後の評価に反映させていきたいと思います。今回はこの形でご報告させていただきます。
    以上です。

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。

    何か質疑はございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 いろいろと課題等もあるようですが、改善に向けて、検討されていることをありがたく思います。
    最後のまとめの総合評価のところで、施設設備の維持管理に、冷房設備がないために夏季の利用に支障をきたしているという文章があります。コロナワクチンの接種もスポーツセンターの第二ホールを使うと聞いておりますし、その期間がいつぐらいまでになるか分かりませんが、当然、夏季にかかってくると思われます。また運動するにしても、この数年の夏の気温を考えますと、財政難とはいえ、冷房設備の整備については、喫緊の課題という気もいたします。特に、熱中症などを考えますと、生命に関わるところでもありますので、ぜひこれは前向きに、また継続して手段を講じていければいいと感じたところです。

    以上です。

    スポーツ推進課長 教育長。

    教育長 スポーツ推進課長。

    スポーツ推進課長 ご意見ありがとうございます。補助金の獲得など検討しているところではありますが、予算の中で実現できないのが現状です。

    ワクチンの接種会場につきましては、来年度末まで、第二ホールを確保しながら、ワクチンの供給状況に応じて今後変更していくというところですが、現状では、暑い日も寒い日もワクチンを接種することになります。会場内には、レンタルで冷房機を入れると聞いております。また、スポーツを行う際の暑さ対策については、冷房機のレンタルを延長することなどを検討していきます。

    体育館のホールだけが冷房が入らないので、廊下に出れば多少は涼しいという状況がありまして、廊下の空気を扇風機でホール内に入れるような対策は備えていますが、それは一時的なものですから、冷房設備の導入については、毎年のように考えているところです。

    以上です。

    教育長 ほかにありますか。

    (質疑なし)

    それでは、令和2年度羽村市スポーツセンター外部評価についての報告を終了します。

    報告事項4 令和元年度羽村市図書館評価について、図書館長からの説明を求めます。

    図書館長 令和元年度図書館評価のためのチェックリストをご覧ください。

    毎年、図書館評価を行い、教育委員会に報告させていただいております。

    図書館法第7条に、公立図書館では、図書館の運営を評価しその評価の内容について改善を図るように努めなければならないという規定がございますので、独自に評価を行っています。この図書館評価のためのチェックリストは、日本図書館協会が作成した全国統一様式のチェックリストを使っています。後ほど、集計のところで説明させていただくのに関連しますが、1ページ目の設問の一番上から3つ目から5つ目に斜線が引いてあります。図書館整備計画があるかの設問について、図書館の建て替えなど、個別に計画を策定しているかというところですが、羽村市においては、個別の図書館整備計画はございませんので、斜線を引いています。a評価、b評価、c評価の割合について、分母に含めるかどうか解釈について関係がありますので、先に説明させていただきました。

    変更点は1か所でございます。その下に黄色い部分で、図書館協議会の定例会は年間何回開催しているかの設問です。通常ですと、羽村市では3回行っており、bの3~4回となりますが、令和元年度3月に、コロナの影響で密を避けるということで休館の動きがあり、図書館協議会を急遽中止させていただいた関係で、c評価の「2回以下」に該当しました。この件につきましては、やむを得ない措置であることから、c評価にしなくてもいいという意見がある一方で、実際には2回開催したという現実的なものがあるのでc評価にすべきという意見もありまして、協議した結果、c評価に変更したものです。

    8ページをご覧ください。集計票の上と下と、赤字と黒字がございますが、先ほどご説明した斜線の設問について、割合の分母に入れないのが赤い表でございます。全てのチェックリストの設問を入れたのが黒い表です。黄色のアンダーラインのところが変更点ですが、6の「図書館資料」については変更ございませんでしたので、去年の消え残りがちょっと残ってしまいました。ここについては変更なしです。

    図書館としては、この割合のa評価、またb評価について増やすように努力を続けてきたところですが、先ほどの回数の関係で減になりましたので、令和元年度についてはc評価が増えた状況です。

    今まで、図書館協会のチェックリストで評価を行ってまいりましたが、全国統一のもので、細かい内容のものは羽村市の実態に合わない設問も幾つかございます。令和2年度分の来年度報告させていただきます図書館評価につきましては、図書館利用者のご意見や、満足度、また図書館協議会での意見や、図書館で実際に重点的に取り組んでいる業務などを複合的な視点を入れて評価を行っていきたいと考えており、評価を一部見直す考えでおります。

    以上で説明を終わります。

    教育長 以上で、説明が終わりました。

    何か質疑はございますか。よろしいですか。

    (質疑なし)

    それでは、質疑を終了します。

    ありがとうございました。

    これをもちまして、令和3年第4回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。

    午後4時31分 閉会