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    令和3年度第1回羽村市下水道総合計画策定懇談会の会議会議録

    • 初版公開日:[2021年09月21日]
    • 更新日:[2021年12月10日]
    • ID:15478

    令和3年度羽村市下水道総合計画策定懇談会の会議会議録

    日時

    令和3年7月20日(火曜日)

    会場

    新型コロナウィルス感染症対策のため書面会議とした。

    出席者(書面会議回答者)

    石川順一委員、土井浩委員、遠藤広臣委員、梅津潔委員、ディアッロ亜紀委員、小野澤正博委員

    欠席者(書面会議未回答者)

    なし

    議題

    1.協議事項

    (1) 会長・副会長の選出について【資料1】

    (2) 策定懇談会の運営等について【資料2-1】、【資料2-2】、【資料2-3】

    (3) スケジュール(案)・検討項目について【資料3】

    (4) 羽村市下水道事業の現状について【資料4】、【資料5】

    (5) 羽村市下水道総合計画の改定について【資料6】、【資料7】

    2.その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・令和3年度第1回羽村市下水道総合計画策定懇談会の会議次第

    ・【資料1】羽村市下水道総合計画策定懇談会委員等名簿

    ・【資料2-1】羽村市下水道総合計画策定懇談会設置要綱

    ・【資料2-2】羽村市水道ビジョン及び羽村市下水道総合計画策定懇談会傍聴に関する定め(案)

    ・【資料2-3】羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準

    ・【資料3】下水道総合計画策定スケジュール(案)

    ・【資料4】羽村市の下水道事業の現状について

    ・【資料5】令和2年度下水道事業会計決算見込の概要

    ・【資料6】下水道総合計画改定について

    ・【資料7】下水道総合計画の概要

    ・【資料8】羽村市下水道総合計画(平成22年3月)

    ・ 第1回羽村市下水道総合計画策定懇談会 各資料概要説明

    ・ 防災マップはむら・洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ

    ・ 多摩地域の下水道

    ・ 多摩川上流雨水幹線流域 浸水予想区域図

    ・ 下水道の役割

    会議の内容

    事前に送付した議案等の会議資料を各委員が確認し、意見書等に記入をした。

    1.議案事項

    (1) 会長・副会長の選出

    羽村市下水道総合計画策定懇談会の会議の会長、副会長の選出について事務局から推薦案を提示し、委員の皆さんに賛否を 諮った結果、満場一致で会長に石川委員、副会長に遠藤委員に決定した。

    (2) 策定懇談会の運営などについて

    ア 羽村市水道ビジョン及び羽村市下水道総合計画策定懇談会傍聴に関する定め(案)について

    特に意見がなかったので、事務局案のとおり決定した。

    イ羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について

     次の意見に関する修正として、第8条中の「委員長」を「懇談会の会長」と修正し、第9条と第10条中の「委員長」を 「会長」と修正したうえで  会議録は原則公開、記録方法は「要点筆記」とし、発言者は「会長、委員、事務局」と記載することに決定した。(別に開催した水道ビジョン策定懇談会においても同内容で決定した。)

    委員から1点の意見があった。

    (委員)【資料2-1】羽村市下水道総合計画策定懇談会設置要綱の第5条には、懇談会には会長及び副会長を置くとなっていますが、【資料2-2】羽村市水道ビジョン及び羽村市下水道総合計画策定懇談会傍聴に関する定め(案)第8条から第10条では、委員長と記載されているので、統一的な表現に修正するべきではないでしょうか。

    (事務局)羽村市水道ビジョン及び羽村市下水道総合計画策定懇談会傍聴に関する定め(案)第8条から第10条までの委員長の表記を会長に改め、必要な修正をさせていただき、次回の懇談会会議の席で修正及び(案)を消した内容の書類をお渡ししたいと思います。

    (3) スケジュール(案)・検討項目について

    委員から4点の意見、質問があった。

    (委員)【資料2-1】羽村市下水道総合計画策定懇談会設置要綱の第2条の所管事務の内容と、【資料3】下水道総合計画策定スケジュール(案)の中の検討項目の内容がどう関係しているのか分かりにくいので、説明をお願いします。

    (委員)懇談会で議論するのは、素案(前半)①、② 素案(全体)審議とありますが、【資料2-1】羽村市下水道総合計画策定懇談会設置要綱の第2条の全てが含まれていますか。

    (委員)懇談会の報告に基づき、下水道総合計画が策定されるという理解でよろしいでしょうか。

    (事務局)以上の3点については関連がありますので、あわせてお答えいたします。

    懇談会設置要綱第2条により、懇談会においては、計画の改定に関し、必要な事項について懇談いただき、その結果を最終的に市長に報告していただくことになっています。市では、この報告の内容を最大限尊重するかたちで、下水道総合計画を見直すものと考えております。正確な表現ではありませんが、市の計画書の素案として報告をいただければと思っております。

    そのため、懇談会では、資料6の⑶計画の構成(案)をもとに、策定委員会で作成した計画書の“たたき台”を、項目ごとに、順次ご意見等をお願いできればと考えています。

    (委員)異論はありませんが、策定懇談会では素案を10月の上旬と10月の下旬に検討するが、検討委員会では素案を10月に検討しないのは何故ですか。

    (事務局)懇談会では、事務局と検討委員会が作成した計画素案の“たたき台”をもとに、検討をお願いしたいと考えています。10月の2回の懇談会では、この“たたき台”を半分に分け、それぞれご検討いただきたいと考えています。   

    (4) 羽村市下水道事業の現状について

     委員から11点の意見、質問があった。

    (委員)第1回羽村市下水道総合計画策定懇談会 各資料概要説明のP5・1行目「なお、この不足額については、当該企業内に留保している資金(消費税及び地方消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金など)」と記載しているが、知識がない為、書面だけでは理解が難しいですが、異論はありません。

    (事務局)会計処理のご説明に関しては難しい部分も多くありますが、語句解説を掲載する等より分かり易い計画にしたいと思います。     会議においても、分かり易い資料を作成したいと思っております。不明な点等がありましたら、お問い合わせいただければ対応させていただきます。

    (委員)人口及び水量の増減動向については、令和2年度の数値だけではなく、前年度分の動向も整理された方が今後の課題等を整理する上で良いのではないでしょうか。

    (委員)【資料5】令和2年度下水道事業会計決算見込の概要のP4 収支概要において、汚水管渠と雨水管渠の維持管理費の内訳がわかると良いと思います。(表は合計でも問題ありませんが)今後、使用料の改定等を検討する必要がある場合、その内訳での整理が必修となるため。

    (事務局)各参考値については、ご意見いただきましたように、経年推移や将来推計、また、内訳等の記載について、改善していきます。

    (委員)【資料5】令和2年度下水道事業会計決算見込の概要のP10 経費回収率については、令和2年度が極端に下がっている理由は何でしょうか?汚水処理原価が上がっているので、コロナ等の影響で有収水量が減った事が原因かと思いましたが、P2の収入の表の下水道使用料は、前年と比べさほど変動していない為、疑問に感じました。

    (事務局)経費回収率とは、使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているかを表した指標です。算出式は、下水道使用料(税抜)÷汚水処理費(税抜)×100で計算します。

    (令和元年度)593,148千円 ÷ 517,441千円 × 100 = 111.28%

    (令和2年度)539,689千円 ÷ 638,376千円 × 100 =  84.54%

    令和2年度から公営企業会計に移行したことにより、令和元年度の収入と支出の会計は、3月で閉鎖をする決まりとなっております。(これを打切決算といいます。)この場合において、出納整理期間に収入・支出していたものは、令和2年度の特例的未収金・未払金として整理することとなります。この打切決算により、令和元年度の下水道使用料が、今年度に比べ120,935千円減となったことが要因です。

    (委員)【資料5】令和2年度下水道事業会計決算見込の概要のP7 不明水量について、現在、本会の都道府県委員会において、都ともこの問題解決に向けた検討を行っています。そこで、貴市分の不明水水量は、どのように算定されているのか(もしくは、都の提示数を貴市が承認する上での考え)。又、不明水軽減に向けた具体的な対策についてご教示ください。

    (事務局)市内で発生する汚水は、汚水管を通じ、東京都が管理する2箇所の水再生センターで処理されていますが、集中豪雨による雨水や地下水等の不明水が汚水管に流れ込み、水再生センターの処理機能や処理費用等に影響を及ぼしています。この不明水の処理費用については、それぞれの水再生センターで汚水処理を行う市町村が負担することになり、現時点では、市町村が報告する汚水量と、各センターでの総処理水量の差を不明水量として、各市町村の汚水量をもとに按分した金額をそれぞれの市町村が負担しています。また、市の不明水対策については、毎年、継続的に汚水管内の劣化状況等を調査し、必要な対策を施じています。しかし、台風などの大雨により、汚水幹線への大量の雨水の浸入に伴い、水再生センターにおいては処理能力を超えるなどの問題が発生していることから、管理している東京都より、計画的に雨天時浸入水対策を進めるように要請がきております。市では、引き続き、必要な対策を施じる中で、下水道管への浸入水の原因調査などを早急に実施する考えでおります。

    (委員)財政内容について簡単には理解できませんが不明な点として第1回羽村市下水道総合計画策定懇談会 各資料概要説明のP4・2行目「収入…約950,448の(ア)」とは何を指しているのでしょうか?

    (事務局)「約950,448千円(ア)」と記載すべきでした。また、この収入は、下の③収益的収支の事業収益、下水道施設の維持管理に係る収入を示し、具体的には下水道使用料や市からの繰入金を指していますが、その該当箇所の説明が不足しており、申し訳ありませんでした。また、P4 下の表のタイトル ②資本的収支を④資本的収支に修正をお願いします。

    (委員)【資料5】令和2年度下水道事業会計決算見込の概要のP3 資本的収支について、支出が収入を上回っていますが、今後の見通しは如何でしょうか?

    (事務局)資本的収支は、施設の新設、改築など建設改良のための費用や企業債償還金などの支出と、その財源となる収入が対象となります。多くの施設は老朽化が進み、その維持管理費が増加しており、また、新たな施設整備も必要となりますので、支出が収入を上回る状況が当面続いていくものと推測しています。

    (委員)【資料4】羽村市の下水道事業の現状についての「雨水整備率54.8%」は、「雨水管市内整備率54.8%」と同じ意味でしょうか?

    (事務局)同じ内容を示したものとなります。市内の雨水管の整備割合を表す指標で、「整備完了面積/事業認可面積」で算出します。今後作成する資料については、標記を統一していきます。

    (委員)【資料4】羽村市の下水道事業の現状についての雨水の項目にある概要図の「浸水区域」は、具体的に何を意味しますか?「大雨の時に浸水(水没)するリスクの高い地形のエリア」でしょうか?防災マップにはない情報でしょうか?

    (事務局)都市の浸水には、都市に降った雨が河川等に排水できずに発生する「内水氾濫」と、河川から溢れて発生する「外水氾濫」があります。【資料4】は、内水氾濫の想定区域となります。また、防災マップはむらでは、外水氾濫の想定区域を掲載しているもので、内水氾濫の記載はありません。

    (委員)資料5〔第11表〕も〔第10表〕と同様に%(構成比)があると良い。

    (事務局)ご意見いただいたように、今後作成する資料については、記載をいたします。

    (5) 羽村市下水道総合計画の改定について

    委員から7点の意見、質問があった。

    (委員)ゲリラ豪雨や台風時に、五ノ神1丁目付近で浸水やマンホールから雨水の逆流などが発生していました。他にも同様の現象があると思いますが、市は把握されていますか?又、改善工事などはできるものなのでしょうか?

    (事務局) 市では、過去の台風等により被害が生じた五ノ神1丁目付近などの市内17箇所について、浸水対策が必要な巡回区域として設定しています。これらについては、周辺の雨水集水桝の清掃頻度を増やすとともに、雨水桝等の増設や雨水管の整備を進め、その対応を図っています。また、その周辺地域における民有地への浸水対策として、土嚢ステーションを設置するなどの対策を図っています。

    (委員)【資料8】羽村市下水道総合計画(平成22年3月)P35 浸水対策についてでは、公共施設の雨水浸透施設の設置が記載されています。例えば、歩道の整備工事に合わせて、歩道を浸透性の高い工法にするなども検討されては如何でしょうか。

    (事務局)市が管理する歩道の舗装については、原則、浸透性舗装とし、整備を進めています。

    (委員)平成31年度で下水道総合計画の前期が完了していることから、前期での成果や課題を整理した前期を総括したものがあると分かり易いのでないでしょうか。また、平成31年度に見直しを実施されなかったのは、どのような理由からなのでしょうか。

    (事務局)計画の改正について【資料6】P5⑶計画の構成(案)の中で、ご意見いただきました前期計画に対する評価、残る課題等についてご意見をいただきたいと考えています。また、平成31年度に見直しを行わなかった理由ですが、市の最上位計画である『羽村市長期総合計画』と、その下位計画で下水道事業との関連が高い『水道ビジョン』それぞれの次期計画が令和4年度を始期として策定(改定)されることになっていたことから、これらと計画期間を合わせるためとなります。

    (委員)情勢の変化等を踏まえ、5年程度を目安として内容を点検し、必要な見直しを行う予定とされていますが、点検がしやすい機能とすべきと考え、点検する内容は具体的にどのような内容を考えていられるのでしょうか。

    (事務局)現段階では、計画事業には、成果指標を設定する方向としており、その他、法令改正を始め、環境や災害等、社会経済環境の変化に応じた見直しを想定しています。

    (委員)【資料6】下水道総合計画改定についてP・5 3.10)SDGの取組みの項目は、どの組織でも、意識・注力している。「SDGS」を1つの指標・観点として、きちんと盛り込んであり、好印象です。「水ビジネス」が世界で取り沙汰される現代では、必須な視点であると思います。

    (委員)【資料7】下水道総合計画の概要の資料により、「知識の補強・整理」されたので、他の資料や全体図の理解に大変役立った。

    (委員)【資料8】羽村市下水道総合計画(平成22年3月)は、とても分かりやすく、市民目線で見ても良好の出来だと思う。次計画の書類も「分かりやすさ」を大切にし、よりレベルアップしたものを目指したい。

    (事務局)今後ともご協力をお願いいたします。

    2.その他

    第2回会議については、令和3年10月5日(火曜日)午後3時から、水道事務所301会議室で行うことを決定した。なお、開催方法については、会議の10日前頃(9月22日)に判断することとします。

    以上、議案事項、その他について、全委員が確認し、意見書等の提出があった。


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    羽村市上下水道部(水道事務所内)上下水道業務課

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