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    令和3年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2021年11月11日]
    • 更新日:[2021年11月16日]
    • ID:15714

    令和3年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    令和3年10月11日(月曜日) 午後2時から午後3時30分

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    (会長)小野田弘士、(副会長)市川二三男、(委員)中野晋二、中村洋子、金子由美子、菱田和子、伊藤保久、雨宮奈々、小嶋はるか、下田壯、佐々木美之、矢部要、古谷浩明、荒井和誠

    欠席者

    (委員)和栗宝師

    議題

    1. 第6章 生活排水処理基本計画について
    2. 第7章 羽村市災害廃棄物処理計画について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 令和3年度第1回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第1章から第3章まで【資料2】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第5章から第6章まで【資料3】

    議題

    1 開会 

     

    2 会長あいさつ 

     

    3 報告事項(議事進行:小野田会長)  

    (1)第1回審議会会議録について

    事務局より配布資料「令和3年度第1回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    <質疑なし>

     

    (2)第1章から第3章までの修正事項について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第1章から第3章まで【資料2】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (古谷委員) 28ページ2.共同処理している焼却施設に関する課題の下から2項目目について、「検討していく必要があります。」とありますが、西多摩衛生組合は焼却施設であり、そこに仮置場を設置することで、直ちに焼却できるというメリットがあるため、「確保していく必要があります。」という文言に修正をお願いします。

    (事務局) ご指摘のとおり、修正します。

     

    4 議題

    (1)第6章 生活排水処理基本計画について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第6章から第7章まで【資料3】」に基づき、第6章について説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (金子委員) 55ページ表6-1-1について、下水道に接続していない数が22人との説明がありましたが、トイレの数ではなく人数のことでしょうか。また、下水道接続率100%を目指しているとのことですが、工事現場などで使われる仮設トイレを含めると難しいのではないでしょうか。最後に、青梅市し尿処理場の耐用年数を教えてください。

    (事務局) 22人はトイレの数ではなく、接続していない人数のことを指しています。この22人が下水道に接続すれば、接続率は100%となり、仮設トイレについては、接続率に含めていません。青梅市し尿処理場については、平成8年に竣工したものを施設の基幹的設備改良工事を経て、平成31年から羽村市のし尿を受け入れてもらっており、今後、20年程度は使えると考えています。

    (荒井委員) 58ページ表6-1-1について、単独処理浄化槽の人口と非水洗化人口は、下水道計画区域内で下水道に接続していない人口という理解でよろしいでしょうか。家を建て替える際は、建築基準法上は新たに浄化槽を設置することはできないため、下水道に接続されることになると思います。本計画の60ページ表6-2-1の推計結果では、まだ単独処理浄化槽の人口が残っている推計になっていますが、東京都においても浄化槽については、保守点検業者等に対して指導を行っており、羽村市と東京都が連携して下水道接続を進めていけば、下水道接続率100%を達成できると思います。羽村市では今後どのようなお考えがあるのか教えてください。また、先ほどの青梅市し尿処理場の説明の補足として、事務局より基幹的設備改良工事という話がありましたが、簡単にいうと延命化工事のことであり、老朽化した施設の延命化を図ることで継続して使っていくことができます。基本的には今ある施設を延命化により有効に利用していくというのが青梅市し尿処理場の搬入団体の考えではないかと思います。

    (事務局) ご指摘いただいたとおり、新たに浄化槽などを設置することはできないため、今後、下水道に接続していない22人に対して、積極的な呼びかけを進めるとともに、東京都とも連携を図っていきたいと思います。

    (荒井委員) 単独処理浄化槽では、公共水域に処理排水が流されるため、悪臭や水質汚染などの問題が発生する恐れがあります。東京都には、浄化槽担当の職員もおり、現地へ同行することも可能ですので、連携して下水道接続を進めていければよいのではないかと思います。

    (小野田会長) 下水道接続率と水洗化率という二つの文言が使われていますが、何か違いはあるのでしょうか。同じ意味であれば、統一した方がよいのではないでしょうか。

    (事務局) 確認して、使い分けがなければ、統一します。

     

    (2)第7章 羽村市災害廃棄物処理基本計画について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第6章から第7章まで【資料3】」に基づき、第7章について説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (古谷委員) 84ページ3)仮置場の候補地について、羽村市の地域防災計画には、候補地という文言は入っていなかったと記憶していますが、候補地を入れた理由を教えてください。特に理由がないようでしたら、地域防災計画の記載内容と統一した方がよいのではないでしょうか。また、84ページ4)災害廃棄物合同処理本部(仮称)について、「二次仮置場内で中間処理(破砕処理)を行い、西多摩衛生組合環境センターで焼却処理することも検討します。」とありますが、破砕処理しているものであれば、西多摩衛生組合で焼却処理をするので、「焼却処理を行います。」と言い切ってしまった方がよいと思います。

    (事務局) 候補地という表現については、地域防災計画と整合性を図るようにします。「検討します。」という表現についても、ご指摘のとおり修正します。

    (市川副会長) 焼却処理施設や仮置場周辺の住民に対して、そこが仮置場になることなどについて事前に周知するようにし、本計画上にもそのことを記載するように検討をお願いします。また、本計画には、組合構成市町の災害廃棄物の受け入れについては記載されていますが、組合構成市町以外の災害廃棄物の受け入れについては、何か検討されているのでしょうか。

    (事務局) 住民への周知については、本計画へ記載するように検討します。組合構成市町以外の災害廃棄物については、多摩地域では広域的にごみ処理を進めているため、災害の状況にもよりますが、他の組合や東京都と調整しながら、受け入れなどを行う場合もあります。

    (荒井委員) 補足となりますが、多摩地域内の災害廃棄物は、事務局から説明のあったとおり、相互支援協定を結んでいるため、連携して対応することが可能です。東京都以外については、東日本大震災の際に宮城県女川町から東京都へ災害廃棄物処理について依頼がありました。都内の処理施設を所持している各団体に対して引き受けを依頼し、各団体の判断で受け入れをしてもらいました。そのため、都内で被害が発生し、処理が困難な場合には、東京都を経由して、他県等へ依頼を行う流れになると思います。

    (荒井委員) 災害発生時は、平時のごみ出しのやり方と変わると思いますので、普段から配布しているごみ出しのカレンダーなどに災害発生時のごみの出し方を案内しておくとよいと思います。平時において、粗大ごみは有料だと思いますが、災害により発生した粗大ごみについては、災害廃棄物となり、国から9割以上の補助金が市へ交付されるため、市が無料で引き取ることとなります。そういった情報をしっかりと市民へ伝えることが重要だと思います。今後、災害廃棄物対策マニュアルを西多摩衛生組合構成市町でそれぞれ作成すると思いますが、合同処理本部の運用などに関する合同処理マニュアルも併せて作ってみてはいかがでしょうか。いざ災害が起きた際に、西多摩衛生組合と組合構成市町がどのように対応するのか共通認識を持っておくことが重要だと思います。東京都では、地震等大規模災害時における災害廃棄物の処理等の協力に関する協定を東京都資源循環協会と呼ばれる産業廃棄物に関する協会と締結しています。建設系の産業廃棄物については、民間の処理業者等に協力を要請することもできますので、連携して対応できればと思います。84ページに仮置場として江戸街道公園が指定されており、85ページにレイアウトの例が載っていますが、マニュアルを作る際は、鉄板を引くことや飛散防止用の囲いを設置することなどを記載し、地域住民へごみの飛散防止の措置が徹底されていることをしっかりと伝えることが必要だと思います。84ページ4)災害廃棄物合同処理本部(仮称)に「組合構成市町である青梅市、福生市、瑞穂町と共用する仮置場の設置についても検討します」とありますが、ここで示している仮置場とは、二次仮置場のことでしょうか。

    (事務局) ご指摘いただいた内容を踏まえ、合同処理マニュアルや災害廃棄物処理マニュアルの作成を西多摩衛生組合や組合構成市町とともに進めていきたいと思います。仮置場については、二次仮置場のことを示しています。

    (雨宮委員) 仮置場の候補地として、江戸街道公園が選ばれた理由を教えてください。また、選定された理由を計画に記載した方がよいのではないでしょうか。

    (事務局) 江戸街道公園については、市の地域防災計画により指定されています。選定理由としては、広さや西多摩衛生組合に近いことなどの理由が挙げられます。また、先ほど市川副会長よりご指摘がありましたが、近隣住民へ仮置場が指定されていることなどをしっかりとお知らせしていく必要があると思います。地域防災計画を策定する中で市民の方々にもお知らせはしていますが、今後、本計画を策定するにあたり、改めてお知らせするようにしたいと思います。

    (古谷委員) 福生市では、災害時における災害廃棄物処理等の協力に関する協定を今年の3月に収集運搬委託業者および中間処理委託業者と締結しています。これと同じような協定を羽村市でも検討してみてはいかがでしょうか。

    (事務局) 福生市などの例も研究しながら、協定について検討していきたいと思います。

    (中野委員) 災害廃棄物対策マニュアルの策定時期は、いつ頃を予定しているのでしょうか。

    (事務局) 来年度以降に西多摩衛生組合および組合構成市町と合同の部会を立ち上げ、時期も含めて検討していく予定です。

    (小野田会長) 65ページ表7-2-1で災害廃棄物が赤枠で示されていますが、後述にある被害の想定等の記載内容を踏まえて考えると表7-2-2にある災害廃棄物の種類だけでは網羅できていないと思います。67ページ3.被害の想定の記載内容は、このページのみで完結している内容なのか、それとも本計画の全体に関係している前提条件なのかが分かりにくいと思います。例えば、67ページ表7-2-3に示されている多摩直下型地震が発生した場合には、焼却施設や中間処理施設が被害を受ける可能性があり、そういったケースも想定した内容を計画中に盛り込む必要があると思います。また、71ページ図7-3-1にはし尿の内容が入っていますが、75ページの図7-4-1にはし尿の内容が入っていません。そのため、全体的に前提条件が揃っていない印象を受けました。熊本地震や東日本大震災などの災害を経験してきたことで、し尿処理や仮置場の安全管理の問題などさまざまな課題があることが分かってきたと思いますので、本計画上にどこまで記載するかよく整理した方がよいと思います。

    (事務局) 整合性が取れていない部分もありますので、記載内容について整理したいと思います。

    (荒井委員) 67ページ3.被害の想定について、68ページ表7-2-5に発生量の想定が記載されていますが、67ページの項目に入れてあげた方が、どの程度の被害を想定しているのかがより伝わりやすいのではないかと思います。被災施設の仮設トイレなどから出るし尿については、青梅市し尿処理場で処理するか、そこが被災した場合は、東京都の下水道処理施設に広域処理を依頼することになると思いますので、そういった内容も記載しておくとよりわかりやすくなると思います。

    (矢部委員) 73ページ(4)災害廃棄物収集運搬許可業者について、「一般財団法人東京都産業資源循環協会」となっていますが、「一般社団法人」の間違えではないでしょうか。

    (事務局) ご指摘のとおり、修正します。

    (下田委員) 災害時には本計画に沿って行動できるように、しっかりと市民に周知していただきたいと思います。

    (小嶋委員) 災害時のトイレの問題などについて不安に思っている声を多く聞きます。神明台地区では、開発により日々新しい家が建てられており、仮置場に使うための空き地等が少なくなっているように思います。

    (伊藤委員) 青梅市でし尿を処理してもらっているとのことでしたが、どれくらいの費用が掛かっているのか疑問に思いました。また、災害時に羽村市が他市から受け入れる廃棄物はあるのでしょうか。

    (古谷委員) 災害廃棄物については、平成23年の東日本大震災の際に、宮城県女川町から受け入れています。令和元年の台風19号では、宮城県大崎市から災害廃棄物として稲わらを受け入れました。災害廃棄物以外についても多摩地域においては広域支援がありますので、小平・村山・大和衛生組合の廃棄物を今年度受け入れています。

    (菱田委員) 自宅から災害廃棄物が発生した場合は、どこへ連絡すればよいのでしょうか。事前にマニュアルなどを準備していただけるとよいと思います。

    (事務局) 今後、災害廃棄物対策マニュアルなどを作成する予定ですので、ご意見いただいた内容についても検討していきたいと思います。

    (小野田会長) このような計画を作成する際は、記載内容が行政目線になりがちですので、市民目線に寄り添った内容に工夫するとより分かりやすいと思いますので、よく検討していただければと思います。

    (金子委員) マンホールトイレなどは整備する予定はありますか。

    (事務局) マンホールトイレについては、避難所である小中学校や福祉避難所はすべて設置済みです。所管課ではないため詳しいことまでは把握しておりませんが、今後、重要な公共施設については設置を検討していくと聞いております。

    (小野田委員) 本議題は災害廃棄物のことが中心ですが、市民からしてみれば防災全体の内容を知りたいという気持ちが強いと思います。市役所内の各部署とよく連携を図りながら計画の策定や防災全体の内容についての周知に努めていただければと思います。

    (事務局) 地域防災計画がここで改訂されますので、本計画についても整合性を図りつつ、所管部署と連携しながら進めていきたいと思います。

    (中村委員) 市民としては、災害廃棄物などをどのように処理すればよいのか不安に思っています。こういった計画を事前に策定しておくことは非常に重要なことだと思います。

    (小野田委員) その他全体をとおして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (市川副会長) 26ページ2.資源化に関する課題についての2項目目に「資源回収の回収量」との記載がありますが、言い回しが不自然だと思いますので、言葉を整理していただければと思います。

     

    5 その他

    (事務局) 次回については、第4章と第5章を審議させていただく予定です。

    第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会の日程について

    日時:令和3年11月9日(火曜日) 午後2時から 

     会場:羽村市役所東庁舎4階特別会議室

     

    6 閉会

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