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    令和3年第7回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • 初版公開日:[2021年07月30日]
    • 更新日:[2021年7月30日]
    • ID:15784

    令和3年第7回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    日時 令和3年6月16日(水)午後3時01分から4時02分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴人 1人

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第20号 令和3年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第5 議案第21号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任について

    日程第6 議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱について

    日程第7 議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱について

    日程第8 議案第24号 羽村市図書館協議会委員の委嘱について

    日程第9 報告事項  第5回・第6回羽村市生涯学習審議会について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第7回羽村市教育委員会定例会を開会いたします。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 日程第1、会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において永井英義委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 日程第2、教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    前回の定例会後、本来であれば5月31日をもって終了すると言われていた緊急事態宣言が6月20日まで延長になり、宣言が解除されない状況の中、学校のGIGAスクール構想による1人1台端末の授業等での活用を見に行ってきました。5月19日羽村西小学校、24日松林小学校、6月4日羽村東小学校の授業参観として訪問してきました。

    それぞれの学校で端末を使った授業が行われており、一例として紹介させていただきます。羽村東小学校の6年生社会科の授業では、東日本大震災からの復興についてをテーマとして、児童は端末を使って気仙沼市を調べて、思い思いに復興の方策を考え、画像と文字でプレゼンテーションの画面を作っていました。そして、グループで前に出て、大型モニターに、それぞれ端末で作成した情報を映し出して、その画面をクラスのほかの児童に見せながら一人ずつ発表していました。そして、それを見て聞いたほかの児童は、この発表内容やプレゼンの仕方について、自分の端末に感想を入力する。そうすると、みんなの意見が、それぞれに届けられて、意見の集約もされるという仕組みで活用されていました。子どもたちが主体的に検索して情報を調べて、気仙沼市はカツオの産地で水揚げ日本一だという情報を得て、こういうものを復興に使えないかということを考えるなどして、深い学びにつながっていくものだと捉えたところです。

    先生が児童に「次の授業では、これどうする」などと呼びかけをして、児童の意見を教員が引き出す形で気仙沼市の特色を使って復興応援ポスターを作ろうという目当てができた授業展開でした。まさに、子どもたちの思考力や判断力、表現力を育てる授業になっていたと感じました。6年生は、軽々と端末を使っています。我々よりもはるかに順応性がある印象です。

    学校への授業参観の中で、休み時間にも端末を開いて何か作業をしている児童の姿も見られましたので、子どもたちには、どんどん端末を使っていこうという指導をしていってほしいと思ったところです。

    教育長報告事項に学校授業参観と書かせていただきましたが、その中で印象に残った授業について報告させていただきました。

    また、この報告事項にありませんけれど、5月27日に全国学力・学習状況調査が小学校6年生と中学校3年生対象に行われ、出題された問題を見させていただいて、少し解いてみました。国語は、長文の文章構成の中で、どういうことがこの文章に書かれているかということの把握や、記述されている内容を理解しないとならないものは、算数の問題にも、共通して出てきます。それは、文章問題を解く力で、例えば「1,000+1,000=2,000」という足し算ができれば回答できる問題なのですが、自宅から、Aコースでは、図書館から博物館に行き、そこから回って帰ってくると、どこからどこまでが1,000メートル、どこからどこまでが1,600メートルです。Bコースでは、図書館から会館に行き、こう回ると1,000メートルの1,200メートルの何メートルです。AとBでは、どちらが長いでしょうか短いでしょうか。というような設問があり、この道を行けば、これとこれを足すと、この距離になるというようなところも、図を見ながら理解していくということも含めて、こういった問題を見ると、やはり、文章の読解力が必要ではないか、読解力や図解、グラフを理解する力、そういったものが問われています。

    先日の校長会でも先生方に学力をつけるためには読解力、理解力の指導が大切ではないか、重点的に取り組むべきではないかという話をさせていただきました。全国学力・学習状況調査ですが、ただ単に、そこで点数がとれたとかということではなくて、今求められている力を、どのような形で評価しているのかが、この学力調査ではないかと思ったところです。

    次に、6月10日からの市議会本会議ですが、今回も教育に関する一般質問があり、私から7人の議員の一般質問に対して答弁を行いました。1点目、コミュニティ・スクールについて、学校が多忙化している中で、さらに、コミュニティ・スクールという新しいことを導入するのかという趣旨での質問でした。確かに学校は多様な課題を抱えています。そうした課題の解決には、学校の教員だけで対応するには限りがありますし、これからの学校は、学校を支えて協力しますという、地域と協同して取り組んでいくことで、学校の多忙化も解消され、また逆に、学校を支援する地域の活動が地域にとっても学ぶ場となり、地域づくりやまちづくりへと広がっていく。コミュニティーの希薄化が言われて久しいですけれど、これからの地域づくり、まちづくりの視点で考えても、そこに学校が核となってコミュニティーが形成されていくことにつながり、そこで学ぶ子どもたちが大人になったときに地域というものを意識できる、そういった地域づくり、地域社会が大切な一つの教育ではないか、そういった視点でコミュニティ・スクールの検討を進めていきたいと答弁しました。

    そのほかに、未成年者による家庭での介護等が課題とされるヤングケアラーへの対応について、ヤングケアラーというものへの認知、周知、啓発をしていく中で、学校だけでなく、どう考えていくかということや、学校トイレの洋式化、水道の蛇口のセンサー方式への取替えを推進すべきではないか、また、今年の学校プールの運営をどうするのかという質問などもありました。それら、6月定例議会で学校教育関係の質問があったことを報告させていただきます。

    また、補正予算を議会に提出しておりますけれども、教育費の中で、学校に留守番電話機能の設置を予算計上させていただきました。平日夜間、また土曜日・日曜日などに留守番電話による対応に切り替えられ、学校からは働き方改革の一環として要望も高かったものです。

    最後に、オリンピック・パラリンピック学校連携観戦事業です。オリンピック・パラリンピックを児童・生徒が会場で観戦する事業ですが、これについては、令和元年に調査があり、羽村市としては、全小・中学生に観戦させたいとの申し出をしていたところですが、それ以降、東京都教育委員会から説明がなく、問い合わせてもなかなか答えが返ってこない状況がありました。他市の教育長からも要請があり、6月9日付で東京都市教育長会から東京都教育委員会に質問事項を提出したところです。各教育委員会では、現段階でまだ方針が定まっていない状況にあるところも多く、子どもたちを連れていくとして、どう対策を立てたらよいのか悩んでいるのが現状です。羽村市も、そのような状況で、コロナ対策、熱中症対策、公共交通機関の利用への不安も含めて、現時点では、東京都教育委員会からの回答待ちですけれども、現在の状況から、子どもたちの競技観戦は厳しいと捉えているところです。

    行事等の報告というよりも、今抱えている課題等について報告をさせていただき、教育長報告事項とさせていただきます。

    質疑等がございましたらお受けします。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 GIGAスクール構想について、授業参観でご覧になったとの報告ですが、授業自体が思い描いたとおりに進んでいるという印象で受け取らせていただいたのですが、実際には先生たちの仕事が増えるなど、大変なのだという話はありますか。何か聞いてらっしゃいますか。

    教育長 私のところには、具体的な話は届いていません。専門的な知識と使いこなしている経験がある先生の授業は、先ほど報告したような授業ができている印象で、全ての先生が、そういった授業を実践できているかというと、今の段階では難しいかもしれません。教員の皆さんに負担になっているかどうかというところでは、教育委員会としても、必ず端末を使って授業をしなさいと言っているわけではなく、事例集を作るなどして、こういう形で使いながら取り組んでほしいということです。教員の負担になっているかどうか、学校から何か聞いていますか。生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 働き方の観点から勤務時数が増えたかというと、正確には、個人の時間が何に使われているか把握しておりませんが、学校の状況としますと、端末を積極的に使ってみたいと思う先生方から取り組んでいただいている現状ではないかと思っています。例えば、今までパソコン教室で検索していたものを、各教室でインターネットにつなげて、その場で子どもたちが検索できますので、先生の事前の準備が必要なくなります。また、コロナの関係もあったので、Google Meetという、お互いが通じ合えるものだけは扱ってくださいという話をしました。1人1台端末を入れたことにより、教員の勤務時間が増えたということはなく、教材研究に時間を要しているという話は聞いております。

    永井委員 教育長。

    教育長 永井委員。

    永井委員 新しいことを始めるには、最初に手間取ったり、時間がかかったりすることがあると思い伺いました。GIGAスクールは、子どもたちの個性に合わせた深い学びの実現も当然あるのですけれども、教員の業務を支援し、働き方改革の一つのツールになると信じています。最初は大変かもしれませんが、最終的には、多方面で簡素化でき、働き方改革につながっていったという方向が必ず出てくると思い期待しています。

    生涯学習部参事 教育長。

    教育長 生涯学習部参事。

    生涯学習部参事 例えば、羽村東小学校では、授業の最後に、来週はどう授業展開していくかアンケート機能を使って、子どもたちが回答する機能を使っています。今まで教員は、授業が終わってからプリントやノートでチェックしていたものが、端末を使ってその場で確認でき、そういった使い勝手がよくて効果的なものをこちらから学校へ紹介していくことを進めていきたいと思います。

    教育長 教育委員会学校訪問については、6月20日をもって緊急事態宣言が解除になるであろうと思いますので、6月25日には、羽村西小学校の学校訪問が実施できて、授業参観の中で、端末を使った授業を見させてもらい、学校の状況も聞いてみるなど説明も受けたいと思っています。よろしくお願いします。

    ほかにありますか。

    (質疑なし)

    それでは、私からの報告は以上とさせていただきます。

    教育長報告は、以上で終了します。

    〔日程第3〕

    教育長 日程第3、教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の5月17日から6月15日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    委員の皆さんから、活動報告の中で、説明またご意見等あればお願いします。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 5月25日に羽村市長期総合計画審議会に出席させていただきました。第7回目ということで、長期総合計画を審議会として中間答申をまとめる形で羽村市の基本構想が、ほぼ決定しました。各委員から意見が出された中で、令和4年度から令和13年度までの10年間の市政の基本構想の将来像決まってまいりました。私たちのまち羽村の将来像として決まった言葉として、「まちに広がる笑顔と活気」「もっと暮らしやすいまち羽村」という将来像のキャッチフレーズも決定したところです。それに基づいて、私たちが大切にする思いや、未来を築く五つのコンセプト、そういった大まかな構想が決まったところで、中間答申として、本日、会長・副会長から市長に答申するという報告も受けております。

    この審議会の会長になられたのが、以前教育委員会委員として一緒に仕事をさせていただいた島田哲一郎さんで、羽村市商工会会長の立場で、この審議会の会長として承認されましたので、併せてご報告します。

    この中間答申を踏まえて、今後、もう少し細かい部分の施策についての話し合いが行われます。

    以上、報告です。

    教育長 ありがとうございます。

    ほかにありますか。

    (質疑なし)

    それでは、以上で、教育委員会委員活動報告は終了します。

    〔日程第4〕

    教育長 日程第4 議案第20号 令和3年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち、教育費に係る部分の意見聴取についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第20号 令和3年度羽村市一般会員補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、令和3年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し意見を求めるものです。

    細部につきましては、別紙概要書をご覧いただきながらご説明させていただきます。

    まず、歳出からご説明します。

    今回の教育費補正予算につきましては、補正額合計で2,012万7,000円となっており、上から順にご説明します。

    1、GIGAスクールサポーター配置支援事業委託料です。GIGAスクール構想の取組みを進めるにあたり、国庫補助金や、地方創生臨時交付金を活用して、昨年度に引き続き、システムのトラブルに対応するため、またマニュアルの見直しをしていくために、ICTの技術者を配置するための予算措置です。

    続きまして、2、施設管理用備品ですが、東京都の緊急対策特別交付金基金を活用して、教育相談室のエアコンを更新し、換気環境の改善を図るものです。

    次に、3と4、学校管理運営に要する経費ですが、先ほど教育長から報告がありましたが、小・中学校の電話に留守番電話機能を設定するための経費として予算措置するものです。

    続いて、5、過年度分使用料還付金の185万円ですが、こちちは、生涯学習センターゆとろぎの運営に要する経費で、新型コロナウイルス感染症の影響により、ゆとろぎを休館することにより、使用料の過年度分の還付金が必要となり、地方創生臨時交付金を充当して対応するものです。

    6、生涯学習施設施設修繕料の413万5,000円ですが、ゆとろぎの非常用照明などに必要な蓄電池が経年劣化による電圧低下により、交換をするものです。

    7、伝統文化交流事業委託料のマイナス200万円です。6月19日に予定しておりました、おわら風の盆の公演中止に伴う減額です。

    8、図書館の維持管理に要する経費の1,356万7,000円ですが、地方創生臨時交付金及び東京都の臨時対策特別交付金を活用して、感染症対策として図書館の備品の整備や、換気設備の改修を行うものです。

    続きまして、歳入ですが、国庫支出金の1、公立学校情報機器整備費補助金85万5,000円です。先ほど歳出で説明いたしましたGIGAスクールサポーター配置支援事業に対する補助金です。

    次に、諸収入の1、芸術公演チケット等売上金のマイナス30万円、2、芸術文化振興基金助成金のマイナス40万円は、おわら風の盆の中止に伴う減額と連動するものです。

    以上、令和3年度羽村市一般会員補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の説明となります。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    ないようですので、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第20号 令和3年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    教育長 日程第5 議案第21号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第21号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任について、ご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づき実施する教育委員会の点検及び評価について、学識経験者の知見の活用を図るものとしており、羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する要綱第5条に基づき、有識者2人を選任するものです。

    有識者として、金子秀夫氏と田邊靖夫氏を選任しようとするもので、任期につきましては、本日より令和5年3月31日までとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。質疑ございますか。

    (質疑なし)

    ないようですので、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第21号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第6〕

    教育長 日程第6 議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市立公立学校の管理運営に関する規則第29条及び羽村市立小・中学校評議員会設置要綱第3条第2項の規定に基づき委嘱している、羽村市立小・中学校評議員会の委員について、同要綱第3条第1項の規定に基づき、学校長より推薦があったため、新たに委嘱しようとするものです。

    各校の委員構成につきましては、別紙名簿に記載のとおりとなります。

    任期につきましては、本日より令和4年3月31日までとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これより質疑をお受けします。何か質疑ございますか。

    塩田委員 教育長。

    教育長 塩田委員。

    塩田委員 羽村第一中学校の名簿の上から4番目の下田さんは、正確には元人権擁護委員になります。現在、委員ではありません。

    もう一点、羽村第二中学校の名簿で、PTAの前会長、元会長、都立羽村高校の元PTA会長、皆さん羽村第二中学校の元会長だと思いますが、元会長が委員の半分を占めるのは、少し偏っている印象があります。例えば、学区でいうと、神明台地区に住んでいる方を入れていただくなどいかがか、また、富士見小学校では、町内会長が大勢いるので、二中学区でもありますから、うまく平均的にならなかったのかということを思いました。

    以上です。

    教育長 それでは、羽村第一中学校の人権擁護委員さんは現職なのか、元職なのか事務局で確認をお願いします。また、羽村第二中学校と富士見小学校の委員の選任について、ご質問に対して事務局から説明がありますか。

    学校教育課長 教育長。

    教育長 学校教育課長。

    学校教育課長 1点目の役職の部分ですが、ご指摘をいただきありがとうございます。この学校評議員の皆さんについては、要綱に基づきまして、学校長から推薦をただいておりますので、修正した役職を学校に改めて共有させていただきます。

    また、2点目の委員の構成については、塩田委員がおっしゃるように、比較させていただくと、偏りがあるように思いますけれども、これも学校長のお考えや、地域の方とのかかわりの中でお願いしているところがあり、確かに富士見小学校においては町内会長が多く構成しております。いただいたご意見はどこかの機会で学校にお伝えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。

    教育長 ご質問に対する説明が終わりましたけれども、塩田委員、よろしいでしょうか。今のご意見も参考にさせていただき、次期に取り組むことにさせていただきます。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 この学校評議員会制度が東京都で導入されてから、恐らく20年くらい経っていると思います。学校長の立場からすると、人選は非常に難しく苦労するところであると思います。毎年、こうして名簿を見させていただくと、各学校で上手に入れ替えをして、再任は妨げないということもありますし、なくてはならない方も当然いらっしゃるので、上手に入れ替えをしていきながら、この会の活性化を図っていくことを心がけていく必要があります。

    議会の一般質問にもありましたが、コミュニティ・スクールと、この評議員会との違いは何なのだということを言われたときに、学校評議員会は、学校にとってプラスになっていることを対外的にしっかり説明ができるようにするために、メンバーの上手な入れ替えはとても大事なことと思います。塩田委員のご意見も伺いながら感じたところです。感想を述べさせていただきました。

    以上です。

    教育長 ありがとうございます。ほかにございますか。

    (質疑なし)

    それでは、質疑を終了します。

    お諮りします。議案第22号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第7〕

    教育長 日程第7 議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、社会教育法第15条第2項及び羽村市社会教育委員会議規則第2条の規定に基づき委嘱している羽村市社会教育委員のうち、家庭教育の向上に資する活動を行う者として、小・中学校PTA連合会の推薦により、新たに臼井和希氏を委嘱するものです。

    任期につきましては、本日より令和4年3月31日までとなります。

    なお、この委嘱により、羽村市社会教育委員の構成は、別紙、名簿に記載のとおりとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第23号 羽村市社会教育委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第8〕

    教育長 日程第8 議案第24号 羽村市図書館協議会委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長。

    教育長 生涯学習部長。

    生涯学習部長 議案第24号 羽村市図書館協議会委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市図書館協議会規則第2条の規定に基づき委嘱している羽村市図書館協議会委員について、任期満了により新たに委嘱しようとするものです。

    委員構成につきましては、別紙、委員名簿に記載のとおりとなります。

    任期につきましては、令和3年7月1日より令和5年6月30日までとなっております。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    特にないようですので、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第24号 羽村市図書館協議会委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (異議なし)

    ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第9〕

    教育長 日程第9 報告事項 第5回・第6回羽村市生涯学習審議会について、生涯学習基本計画担当主幹からの説明を求めます。

    生涯学習基本計画担当主幹 それでは、生涯学習審議会について報告をさせていただきます。

    まず、第5回会議につきましては、5月21日の開催を予定しておりましたが、緊急事態宣言の期間中ということであり、書面会議にて開催させていただきました。

    会議の内容につきましては、第二次羽村市生涯学習基本計画における理念的なものとして掲げる「羽村市が目指す生涯学習の姿」について、委員のご意見を求めるというものでありました。事務局案に対しまして、委員全員から、おおむねよくできているとのご意見を頂き、抜本的な修正についてのご意見は、ほとんどありませんでしたが、見せ方や、仕立て方についてのご意見を頂いたところです。

    事務局において、これらのご意見を踏まえて修正し、6月7日午後7時から、第6回会議にお諮りしました。

    第6回会議につきましては、やはり緊急事態宣言下であったため、委員にご参集いただいての会議が難しかったものの、今回は、この羽村市が目指す生涯学習の姿を最終的に固めなければならなかったので、ウェブ会議にて実施しました。20人の委員の中から18人にご出席をいただきました。

    第二次羽村市生涯学習基本計画における羽村市が目指す生涯学習の姿については、この会議において、今、お示ししております資料のとおり固めることができました。

    具体的には、羽村市が目指す生涯学習の姿として、「人とつながる 豊かな心を育む 未来にひろがる はむらの学び」とさせていただきます。これは、「人とつながるはむらの学び」「豊かな心を育むはむらの学び」「未来にひろがるはむらの学び」という学びの姿を示しております。この姿の説明といいますか、リードとしまして、学びはさまざまに関連し、連携し、受け継がれ、それが地域の伝統や文化となっていきます。学びを通じて感じる羽村らしさ、地域を思う気持ちが「ふるさと意識」を醸成し、自分を認めることにもつながります。先人たちが築いてきた「わがまち 羽村」を、これからの時代を生きる今の子どもたちへとつないでいきます。そして、市民が自ら楽しく学ぶことができる生涯学習を推進します。

    「人とつながる はむらの学び」としては、多様な市民が共に学び合い、学びを通じて人と人、人と地域がつながり、また、今の世代から次の世代へと学びがつながる生涯学習を目指します。

    「豊かな心を育む はむらの学び」としては、自らが自らを認める思い、他者を認める思いが育まれることで、多様な価値観を受け入れることのできる豊かな心が醸成されていきます。市民一人ひとりがさまざまな学習活動や社会参加活動などを通じて楽しさを実感できるとともに、自己肯定感を高め、心の豊かさを育むことができる生涯学習を目指します。

    「未来にひろがる はむらの学び」としては、新しい技術や社会を背景にした学びの環境を整備し、市民1人1人が、それぞれの学びを実現できるようにするとともに、主体的な活動により、その学びが地域に大きく広がり、ヒトやモノが大きく成長し、未来に広がるような生涯学習を目指します。

    また、人とつながり、豊かな心を育み、それが未来につながっていくというストーリー性も意識しているところであります。

    この目指す姿は第二次計画の計画期間であります令和4年度から令和13年度までの10年間を通貫するものとして掲げさせていただきます。今回は、前期基本計画として令和4年度から令和8年度までの5年間の具体的な施策も策定いたしますので、この会議においては、この前期基本計画の基本方針についてもご意見を頂いたところです。この基本方針につきましては、審議会として、まだ固まっておりませんので、また時期を見まして報告させていただきます。

    以上が、第6回会議の内容になります。

    また、第7回会議につきましては、今後の社会情勢によって流動的なところはありますが、現時点では6月30日水曜日の午後7時から、対面での会議を予定しております。

    以上で、第5回・第6回の羽村市生涯学習審議会の報告とさせていただきます。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 「未来にひろがる」の最後の部分で、「ヒトやモノが大きく成長し」とあり、「ヒト」と「モノ」が片仮名表記なのですが、漢字で表現したり片仮名にしたりすることが、何か、意味を持っているのか伺います。

    生涯学習基本計画担当主幹 教育長。

    教育長 生涯学習基本計画担当主幹。

    生涯学習基本計画担当主幹 ご質問ありがとうございます。

    意味があります。片仮名は、「ヒトとモノ」と意識しているところで、お互い漢字にしてしまうと、何か硬くなってしまうので、人、羽村で育った子どもたちや、羽村で学んだ成果、羽村で学んだものや、羽村で学んだ人が作る、そういった創造していく物というところを意識して、この最後の部分は「ヒトとモノ」を片仮名にさせていただいています。

    そういったイメージ、ニュアンスというところです。

    以上です。

    羽村委員 教育長。

    教育長 羽村委員。

    羽村委員 今の説明ですと、「人とつながる」も全部片仮名にしておいたほうがいいのではないかと思ってしまいます。人とつながる、人と人、人と地域がつながり、と、少し気になりました。

    教育長 羽村委員から「ヒトやモノ」の、「ヒト」「モノ」が片仮名であることが気になるというご意見です。これについては、審議会の中でも、この形で了承いただいているところもありますので、この片仮名の「ヒト」が何を表すか、「モノ」というのは何を表すか、表現や見せ方を工夫したということでの説明でしたけれども、明確に説明できるようにさせていただきます。ありがとうございます。

    ほかに何かございますか。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 羽村市長期総合計画の審議会に出席している手前、どうしても、それと比べて見てしまうのですけれども、長期総合計画の案の中で、未来を築く五つのコンセプトがあり、その中の一つに成長を育むというコンセプトがありまして、そこが、この生涯学習の姿とリンクすると思っています。それぞれを見比べた場合、大きく違っている部分は当然なく、整合性が取れていて、明らかに長期総合計画と、この生涯学習基本計画がリンクして、その上で成り立っていることがはっきりわかるような見せ方があると良いです。例えば、このキーワードを一緒にするとか、誰が見ても長期総合計画の下に、この生涯学習基本計画があることを意識できると、もっとすばらしい計画になるということを感じます。

    以上です。

    教育長 長期総合計画の基本構想が、本日、審議会の会長から市長に中間答申する形になっておりまして、先行しているところもあります。この後、長期総合計画は、5年間の基本計画に入っていきます。そういった中で、「人とつながる 豊かな心を育む 未来にひろがる はむらの学び」という生涯学習基本計画は、羽村市として長期総合計画が最上位の計画だという位置づけで考えている中で、その下につながる生涯学習分野の個別計画と位置づけております。その中で、まちづくりとしての長期総合計画の将来像と文言を合わせた形ではなくても、その意味合いを踏襲し、その求めるものの中で、この教育の分野との文言の整合性は、なくてもいいと思うところもあるので、下位の計画の部分でありますけれども、この生涯学習基本計画で表している考え方が、長期総合計画における成長を育む分野の視点で、ある意味生かされていると思っています。そこは所管同士が、計画を作る段階で内容や方向性の整合性を意識しながら、審議会委員の皆さんからご意見をいただき、作り上げていると認識しています。

    羽村市生涯学習基本条例に基づいて、この基本計画を立てていますが、それらも含めて検討材料として調整させていただこうと思います。

    江本委員 教育長。

    教育長 江本委員。

    江本委員 経緯は、よく分かります。ただ、両方見比べて、例えば「つながる」や、「育む」、「未来にひろがる」というキーワードがリンクしていれば、市民の皆さんも羽村の目指す教育像がはっきり見えて、特に「つながる」は、羽村独自の表現で、大事にしている部分だと思いますので、やはり、こういうところをより鮮明に打ち出していくことがとても大事なことと思います。

    長期総合計画も、これから具体的な策定に入っていきますから、この生涯学習基本計画のうたっているところを審議会委員として伝えていきたいと思っています。

    以上です。

    教育長 ありがとうございます。生涯学習の審議会においてもただいまの意見を伝えていきたいと思います。

    ほかにご意見等はありますか。

    (質疑なし)

    以上で質疑を終了します。

    日程は全て終了しました。

    これをもちまして、令和3年第7回羽村市教育委員会定例会を閉会します。

    ありがとうございました。

    午後4時02分 閉会


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