日時
令和3年11月
会場
書面開催
出席者
会長 近藤弘、副会長 市野繁子、委員 池田文子、鳥居夕子、堀川芳江、松尾紀子、清水美穂、勝山智現、中野良次、前田富美子、横森幸子、伊達三智子、成田炳博、石川侑
欠席者
なし
議題
1. 「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画」実施状況の点検・評価について
2. 「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画」量の見込みと確保方策について
傍聴者
なし
配布資料
【資料1】令和2年度羽村市子ども・子育て支援事業計画点検・評価結果について
【資料2】実施事業ごとの実績及び点検・評価一覧
【資料3】「子どものための教育・保育」及び「地域子ども・子育て支援事業」に係る令和2年度実績を踏まえた量の見込みと確保方策の見直し
【資料3別紙】教育・保育の量の見込みと確保方策
会議の内容
1. 「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画」実施状況の点検・評価について
(質問1)基本目標1 施策の方向1 ③妊婦健康診査について
子ども・子育て支援事業計画では、子どもの人口は毎年減少し、本事業の量の見込みと確保方策も当初の計画では年々減少していくと推計している。
見直し後の量の見込みと確保方策について、令和2年度よりも令和3年度以降の方が多くなり、また、令和3年度以降は毎年同じ数値であるとした理由はなにか。
(回答1) 妊娠届け出数の推移では、令和元年度は373件、令和2年度は306件と、コロナ禍による「妊娠控え」の影響を受け大きく減少しましたが、令和3年度第1四半期の実績を基にした推計では318件と増加が見込まれたことから、令和2年度の実績値よりも見込み量を増やしました。来年度以降もコロナの影響が続くと思われ、見込み量にも変動が見られることを勘案し、予測が難しいため横這いとしました。
(質問2)基本目標1 施策の方向1 ⑦乳児家庭全戸訪問事業・新生児訪問指導について
訪問件数293件のうち、支援を必要とする家庭に対して他の事業につなげたケース、件数の有無。
(回答2) 訪問件数293件中、何らかの支援を必要とする家庭は220件でした。支援の内容としては、保健師による訪問や面接などの個別支援のほか、産後ケア事業や養育支援訪問事業、産後メンタルヘルス相談等につなげました。
(質問3)基本目標1 施策の方向1 ➈産後ケア事業について
宿泊型の利用者が1名の理由。
コロナ禍の影響の有無。
事業の周知方法。
(回答3) 利用者が1名の理由は、ワクチン接種の実施など感染予防対策が確立される以前の時期であり、宿泊を控えたためではないかと考えます。
周知に関しては、新生児訪問時、育児相談時、市公式サイトで行っています。
(質問4)基本目標1 施策の方向2 ➈育児相談について
4月から8月は事業を中止しており、乳児検診も未実施の月があったが、この間、育児不安のある保護者はどのような方法で相談していたのか。
コロナ禍に特徴的な相談の傾向はあるか。
(回答4) 事業を中止した時期は、主に地区担当保健師による電話や面接、訪問等個別支援を中心に育児に関する相談に対応しました。
コロナ禍における相談の傾向としては、感染リスクへの心配、就労先の休業による経済面の問題、母子が長時間自宅にいることや身内に支援を頼めないこと等によるストレスなどがありました。
(質問5)基本目標2 施策の方向1 ⑤仲間づくりについて
コロナ禍における事業の中止、縮小等により、保護者同士の仲間づくりの場が減っているように思うが、今後、具体的にどのように仲間づくりの場を作っていくのか。
(回答5) 児童館や地域子育て支援センターでのひろば事業については、一部予約制の事業もあるが、事業の継続ができており、子育て中の親子の仲間づくりの場となっています。しかし、コロナ禍において人の集まる場に出ていくことに不安を感じる方もいることから、今後はオンラインを利用した交流の場など、不安なく仲間づくりができる方法についても検討していきます。
(意見1)見直し後の量の見込みと確保方策について
令和2年度の実績を踏まえた見直しが示されているが、5年後を見据えた数字とは思えない。過去10年間数字があるのだから、その減少幅に対し、もっと現実を直視し、厳しい見通しに立って方策を工夫すべきかと思う。
2. 「第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画」量の見込みと確保方策について
質問・意見なし。