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    第12期 第1回羽村市男女共同参画推進会議 会議録

    • 初版公開日:[2023年02月17日]
    • 更新日:[2023年2月17日]
    • ID:17157

    第12期 第1回羽村市男女共同参画推進会議 会議録

    開催日時 令和4年8月22日(月曜日)午後6時から午後7時55分


    出席者

    【委員】神子島健、田村留美子、勝山真澄、古田泰則、中山暢子、渋谷清、関塚孝司、小林浩一、井上肇彦、渡辺祐治、小野塚覚、佐生秀之(敬称略)

    【事務局】市長、総務課長、総務課総務係主査

    欠席者 高橋幸、小林錠

    議題

    1 委嘱状交付

    2 市長あいさつ

    3 委員照会

    4 会長及び副会長の選任

    5 議事

    (1)羽村市男女共同参画推進会議の傍聴に関する定め(案)について

    (2)羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について 

    (3)第5次羽村市男女共同参画基本計画及び令和4年度実施計画について 

    (4)羽村市男女共同参画推進会議の役割について

    (5)令和4年度羽村市男女共同参画推進事業について

    6  その他

    (1)今後のスケジュールについて

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・次第

    ・第12期羽村市男女共同参画推進会議委員名簿       【資料1】

    ・羽村市男女共同参画推進条例                  【資料2-1】

    ・羽村市男女共同参画推進会議規則                 【資料2-2】

    ・羽村市男女共同参画推進会議の傍聴に関する定め(案)  【資料3-1】

    ・羽村市男女共同参画推進会議 傍聴人名簿          【資料3-2】

    ・羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準  【資料4】

    ・第5次羽村市男女共同参画基本計画              【資料5】

    ・第5次羽村市男女共同参画基本計画令和4年度実施計画  【資料6】

    ・第11期羽村市男女共同参画推進会議の開催状況      【資料7】

    ・令和4年度 男女共同参画推進事業                【資料8】

    ・第12期羽村市男女共同参画推進会議スケジュール       【資料9】

    会議内容

    1 委嘱状交付
    (事務局)はじめに、委嘱状の交付を行う。委嘱させていただく方々は、資料1、第12期 羽村市男女共同参画推進会議委員名簿のとおりである。本来であれば、市長からお一人ずつ委嘱状をお渡しすべきところであるが、本日は代表者お一人への交付とさせていただく。

    -市長から代表者1名(神子島委員)へ委嘱状交付-

    (事務局) 委員の皆様の委嘱状は机上に置かせていただいているので、確認をお願いしたい。

    2 市長あいさつ

    (事務局)続いて、開会にあたり市長からご挨拶を申し上げる。

    (市長)今回14名に委嘱させていただいた。それぞれのお立場から、市の男女共同参画推進に関して建設的なご意見をいただくよう、よろしくお願いしたい。羽村市では平成9年に男女共同参画に関する都市宣言を行い、平成19年に羽村市男女共同参画推進条例を制定するなど、これまで男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めてきた。今後は、令和4年度を初年度とする第5次羽村市男女共同参画基本計画に基づき、困難を抱える女性に寄り添った支援や、多様な性の理解促進など、新たな視点を踏まえて、誰もが自分らしく生き生きと暮らせる男女共同参画社会を実現するための施策に取り組んでいきたいと考えている。委員の皆様には、お力添えをお願いしたい。

    3 委員紹介

    (事務局)資料1に基づき委員を紹介

    4 会長及び副会長の選任

    (事務局)続いて、会長及び副会長の選任に入る。

    -資料2-1に基づき選任方法、役割等について説明-

    羽村市男女共同参画推進会議規則第3条において、推進会議に会長及び副会長を置き、委員の互選よって定めることを規定している。会長及び副会長の選任について意見をお願いしたい。

    (委員)会長には、これまでもこの会議の委員、会長を務められ、知識・経験も豊富である神子島委員、副会長には日頃から民生児童委員として活動され、地域の実情を把握されている中山委員にお願いしたいと思う。

    (事務局)ただいま、会長に神子島委員、副会長に中山委員を推薦するとの意見をいただいた。ほかに意見はあるか。

    -意見なし-

    (事務局)意見が無いようなので、お諮りする。本推進会議の会長については、神子島委員、副会長については中山委員とすることにご異議ないか。

    -異議なし-

    (事務局)異議なしと認め、本推進会議として、会長については神子島委員を、副会長には中山委員を選任することとする。会長に選任された神子島委員、副会長に選任された中山委員から、就任のご挨拶をお願いする。

    (会長)前期からの継続性等も踏まえ、「引き続き会長に」という声をいただいた。力を尽くしていくので、委員の皆さんのご協力をよろしくお願いしたい。

    (副会長)以前から男女共同参画に関心があったことから、今回新たに委員となり、副会長を受けることとなった。皆さんと議論を交わしていきたいと思う。よろしくお願いしたい。

    (事務局)ありがとうございました。橋本市長は別の公務があるため、ここで退席させていただく。

    -市長退席-

    (事務局)神子島会長、中山副会長に席の移動をお願いする。

    (事務局)それでは、これより議事に移るが、羽村市男女共同参画推進会議規則第3条の規定により、会長が会務を総理することとされている。以降は会長に議事進行をお願いする。


    5 議事
    (1)羽村市男女共同参画推進会議の傍聴に関する定め(案)について

    (会長)それでは、これより議事に入る。議事を円滑に進行するため、発言する際には挙手し、指名されたら手元のマイクの電源を入れて発言し、発言終了後はマイクの電源を切っていただくようお願いする。

    それでは、議事の1項目め、「羽村市男女共同参画推進会議の傍聴に関する定め(案)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料3-1に基づき説明。

    (会長)事務局からの説明が終了した。この件について、意見、質問等はあるか。

    -意見なし-

    (会長)意見がないようなので、質疑を終了し、お諮りする。「羽村市男女共同参画推進会議の傍聴に関する定め(案)」について、原案に賛成の方の挙手をお願いする。

    -挙手多数-

    (会長)挙手多数であるので、原案の通りとし、この定めにより運営することとする。資料の題名にある「(案)」を消してください。

     事務局に確認するが、本日は傍聴希望者はいるか。

    (事務局)本日は、傍聴を希望する方はいない。

    (会長)傍聴希望者はいないとのことなので、議事を進めていく。


    (2)羽村市審議会等の会議録の作成及び公表に関する基準について

    (会長)続いて、議事の2項目め、「羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料4に基づき説明

    (会長)事務局からの説明が終わった。前期の会議録は要点筆記、発言者については「会長」「委員」「事務局」と表記していたとのことである。意見等はあるか。

    -意見なし-

    (会長)意見が無いようなので、質疑を終了し、お諮りする。これまでの会議と同様、要点筆記、発言者氏名については記載しないことでよろしいか。賛成の方の挙手をお願いする。

    -挙手多数-

    (会長)挙手多数である。「羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について」は原案のとおり承認された。


    (3)第5次羽村市男女共同参画基本計画及び令和4年度実施計画について

    (会長)続いて議事の3項目め、「第5次羽村市男女共同参画基本計画及び令和4年度実施計画について」を議題とする。事務局より説明をお願いする。

    (事務局)資料5・6に基づき説明

    (会長)事務局からの説明が終了した。整理すると、条例に基づき基本計画が策定されており、これに基づき今年度実施する事業についてまとめたものが実施計画である。資料の内容が膨大であり、特に新任の委員の方は目を通す時間が必要であると思う。ここでは、基本的な考え方に関して、質問や意見等を伺いたい。

    (委員)計画8ページの図表3「合計特殊出生率の推移」について、羽村市と国、東京都、市部の動きを比較すると、羽村市の変動が大きいことに疑問を持った。要因として何が考えられるか。

    (会長)国等と比較して、羽村市の場合は人口が約5万人と小規模である。母数の違いから変動が大きく出て、母数が多いほど数字は均されると考えていただければ良いと思う。その他、質問はあるか。

    -意見なし-

    (会長)意見が無いようなので、質疑を終了する。


    (4)羽村市男女共同参画推進会議の役割について

    (会長)続いて議事の4項目め、「羽村市男女共同参画推進会議の役割について」を議題とする。事務局より説明をお願いする。

    (事務局)資料2-1、7に基づき説明

    (会長)事務局からの説明が終了した。この会議では、条例第18条にある3項目について議論していくが、男女共同参画はあらゆる施策に関連しており、市の施策の全てがテーマとなり得るため、この会議の中で、どこに焦点を当てて議論を行うかについて、意見をいただきたい。例として、事務局から説明があった「パートナーシップ宣誓制度」がある。11月から東京都が開始するにあたり、羽村市における今後の対応についての意見交換等が考えられるか。

    羽村市として、今、男女共同参画についてどういうことを議論する必要があるか、男女共同参画に関することで知りたいことなどについて、意見をいただきたい。

    (委員)この会議は「男女共同参画推進会議」であるが、女性委員が少ないことに驚いた。この会議に限らず、市民公募委員を募集する段階で、性別の平等性を図って募集するなど、男女共同参画を念頭に置いた委員の募集方法を考えていただいたら良いかと思う。

    (会長)非常に重要な指摘であり、審議会の男女比については、どの自治体も偏りがあるということが問題に挙げられているところだと思う。事務局から説明等あればお願いする。

    (事務局)今回、市民公募委員は6人以内ということで募集した。応募者が全員男性であったという点では、男性が男女共同参画への意識を高く持っているという面もあるかと思う。市の審議会等においては、いずれも女性が少ないことは傾向としてあるが、性別に関わらずに募集しているという面もある。今後、性別に偏りなく審議会が運営できるような取組みという点でも意見をいただきたい。

    (会長)この会議においても、過去には市民公募委員の男女比が同程度だった時期もあったが、前期、今期と減ってきてしまったということは、確かに何か考えなければいけないことがあるかもしれない。

    (委員)できるだけ多くの女性に参加してもらい、多くの意見を聞くことが大事である。次回は募集方法等について工夫して、本来ならば男女比が半々ぐらいになるよう、改善していただければと思う。

    (会長)事務局にも考えてもらう必要があるが、我々からも知恵を出していくことで進めていければと思う。

    (委員)今の話から2点考える。1点目は女性の社会進出が進んだことで、仕事が忙しくなり参加できなくなっているのではないかということ。2点目は、LGBTといった多様性という面から考えると、男女という性別だけでは捉えられないのではないかということがある。

    (会長)大事な視点である。LGBTといった視点を踏まえると性別だけでは捉えられないが、ジェンダーギャップ指数では日本は非常に遅れていることを考えると、男女の立場は平等ではないと考えられるため、取組みを進めていかなければいけない。多様性という面も合わせて、考え方や表現についてもなかなか答えは無いが、考えなければいけない点であると思う。他に意見はあるか。

    (委員)これまでの会議では、計画策定のために全体的な評価、提言を行ってきた。もう少し具体策の議論があると良かったと感じていたため、今回の会議ではぜひ具体策を取り上げてほしい。

    (会長)前期では、基本計画全体に関しての提言を求められていたこともあり、具体的な施策についての検討がそれほどできなかった。今期は第5次計画の始期であるため、具体的な施策について我々として何が言えるのかというところを考えて進めてみてもいいかと思う。事務局から提案はあるか。

    (事務局)資料9「第12期羽村市男女共同参画推進会議スケジュール(予定)」に記載のとおり、今年度は10月、12月、2月に開催を予定している。第2回、第3回については、現在、新たな課題として捉えている2点の内容を「案」として記載している。1点目はパートナーシップ宣誓制度について、2点目は生理の貧困に関する問題である。生理の貧困に関しては、既に試行として無償配布を実施しているが、いずれも今後どのように展開、推進していくことが良いかといった、皆さんの率直なご意見等をいただきたいと思い、「案」として記載している。

    (会長)事務局より説明があったが、ほかに議論を行いたいことはあるか。

    (委員)推進会議で議論されていることが、市民には難しく捉えられており、それが結果としてミスマッチを起こし、市民公募委員への女性の応募が減少している要因と考える。一方で、意識を浸透させるために強制することもできず、仕方のないことでもあると思う。男女共同参画は行政の施策に幅広く関わってくることだが、市民はそう捉えていないのではないか。

    (会長)これまで市民公募委員は、子育てやご自身の都合等もあって中には1期で退任された方もいるが、多くの場合は2期4年を勤められていた。推進会議としては、議論や検討を重ねて「提言」を行い、行政が施策・事業の実施等に向け検討、判断してくこととなる。実現可能かどうかは別として、市民としての立場から、さまざまな意見を出すことが望ましいし、言わなければいけないことである。しかし、実現が難しいことばかりを提言していても状況は変わらない。そうした点も踏まえ、皆で議論していくことが必要である。

    (委員)項目が多く、いきなり細かいところを見ることが難しい。社会情勢の変化に伴って課題も変化している中で、今一番課題になっているということを教えてもらえると、それに対する解決策やアイディアを整理しやすいと思う。市民から見れば、一部の人たちが会議をしていて、実際何をやっているのだろうと思っているのではないか。これは会議で取り組んでいることの結果が市民の方々に届いておらず、うまく伝えることができていないために、自分とは関係ないことだと捉えられている気がする。意見を出しても反映されない、改善されないというようなことであれば、推進会議が遠い存在になってしまう。少しでも自分に身近な問題だと思う意識に変えられるような、更には、この推進会議に進んで参加したくなるような、そういう働きかけが必要と思う。

    (会長)我々が「何について議論しているか」ということを明確にし、それが「行政の施策にどう反映され、どう変化したか、していないか」ということをわかりやすく伝えるということは必要なことである。「今の時代はこういったことが求められている」ということを指摘した上で、具体的にどんなことができるかについては検討する必要がある。わかりやすい情報発信という意識は、推進会議として持つ必要がある。事務局にもお願いしたい。

    (委員)先ほど事務局の説明であった「パートナーシップ制度」の関係で、市では今までLGBTなどに関する市民向けの学習会等を行ったことはあるか。

    (事務局)今まで、おそらく実績はない。

    (会長)パートナーシップ宣誓制度のイメージとしては、羽村市も窓口になるというイメージで良いか。

    (事務局)市としてどう取り組んでいくかという視点でご意見をいただきたい。

    (会長)「パートナーシップ制度」については、渋谷区や世田谷区のような自治体が先行して導入し、その後、全国の自治体に広がり、東京都でも11月に導入されるが、羽村市としては現在制度を導入していないため、今後どのように取り組んでいくかについて、この推進会議において議論した意見を聞きたいということである。重要なテーマであるため、「パートナーシップ宣誓制度」や、それに直接関わるLGBTやLGBTQと言われる人たちの置かれている状況について議論する回を設けるのはいかがか。

    (委員)LGBTやLGBTQがどういうものか、我々も含めて理解する機会が必要だと思う。その中で、当事者からの意見が聞ければ一番良いが、私達も自分のこととして考えるために、また、市民の方にも理解いただくための機会を設けてもらいたい。

    (会長)当事者の方は現実的にはなかなか発言しにくいからこそ、こういった制度を作るという面もある。また、LGBTに限らず、法律上の「結婚」という制度を選択したくない方がパートナーシップ制度を選択する場合もある。制度設計によって違いもあるため、我々の学習も含めて次回はこのことについて情報提供してもらった上で、議論することが良いと思う。

    (委員)パートナーシップとLGBTがイコールでないということも含め、学ぶ必要があると思う。私自身は、選択的夫婦別姓の制度についても、「結婚」という個人的な行為によって、それまで名乗っていた名前を変えなければいけないのかという思いを持っており、制度が後から追い付いてきたという感じがしている。結婚することでさまざまなものが法律によって保護されるが、パートナーシップの場合は保護されることがすごく少ない。また、その後には、親子関係についてなど、複雑で付随することが多くある。パートナーシップについて学ぶことは必要であり、その他にLGBTQについても学んでいかなければならないと思う。差別はどこから起こるのかというと、結局は「知らない」ことから、さまざまなことが起こっていくように感じている。

    (会長)ほかにも、例えば生理の貧困の問題についても例として記載がある。この問題については、ここ数年で社会的課題として捉えられており、羽村市でも2年ぐらい取り組んでいるが、新しい試みであるので、そういったことについての意見交換もしたいと考えている。他に具体的に議論したいテーマがあれば出していただきたい。

    (委員)テーマは「パートナーシップ制度」で良いと思う。これに関連して、先程、知らないから差別が起こるのではないかという意見があったが、学校教育の中ではどのような取組みをされているか教えてほしい。

    (会長)現在の市内の学校での取組みなどについて、発言をお願いしたい。

    (委員)市内の学校での取組みとしては、例えば女子生徒の制服にスラックスが選べるようになっており、そのような点では、以前より理解が進んだのではないかと思う。また、児童生徒名簿について、以前は男子と女子が分かれていたが、現在は男女混合名簿になっていることもある。指導においても、アンコンシャスバイアスといった、男の子だから青色の画用紙、女の子だからピンク色の画用紙を配布するような、無意識の中における男女差別が、当事者にとっては違和感が生まれてくるということについての研修等があり、人権教育の指導において、そうした部分も配慮が進んできていると思う。LGBTQについても、実際に保健の授業等において指導が進められていると認識している。

    (会長)この推進会議にはさまざまな立場の方が参加されているため、こうした情報交換を積極的にしていきたいと思っている。

    それでは、今年度に議論するテーマとして、まず「パートナーシップ制度」やLGBTQとし、生理の貧困やその他については、次回、話を進める中で考えることとしたいが、よろしいか。

    -異議なし-

    (5)令和4年度羽村市男女共同参画推進事業について

    (会長)続いて議事の5項目め、「令和4年度羽村市男女共同参画推進事業について」を議題とする。事務局より説明をお願いする。

    (事務局)資料8に基づき説明

    (会長)事務局からの説明が終了した。これについて質問等はあるか。

    (委員)生理用品の配布について、市内小中学校に配布したということだが、例えば友達に知られたら恥ずかしいとか、言えないとか、心配や不安を抱えている子どもはいると思う。そのあたりをどのようにケアしているか。

    (事務局)今のご質問は、3ページ、No.12についてである。本事業は令和3年度から始めた取組みであり、東京都の防災用備品の入替に伴い、廃棄するのではなく活用を検討するなかで、生理用品の無償配布と合わせて、市内小中学校に各8パック配布したもの。令和4年度については、市で購入予算を計上し、市民の方に向けた配布の効果的な配布方法を検討している。コロナ禍の影響による女性の経済的な負担軽減という点と、市内小中学校への配布という取組みは、目的が異なる点もあるが、小中学校においては各学校での活用効果があると思う。おそらく保健室などで養護教諭の先生により、指導と共に活用していただいているものと考えている。

    (会長)ありがとうございます。

    (委員)必要に応じて相談できる対応ができているかと思う。性に関する教育について、市内の小・中学校ではどのように行われているか。

    (委員)性教育については、学習指導要領に基づき指導を行っている。例えば、5年生で移動教室に行くことから、女子児童を対象に、移動教室中に生理が始まった場合は誰に相談すれば良いか、養護教員がそのことについて扱い方も含めて指導を行っている。精神的な面でも指導はかなり充実していると考えていただいて良いかと思う。

    (会長)事務局に質問である。資料2ページのNo.7「女性・SOGI悩みごと相談」について、「SOGI」の悩みごと相談はいつから始まったか。

    (事務局)これまで「女性悩みごと相談」として実施していたが、今年度から「女性・SOGI悩みごと相談」に名称を変更して実施している。

    (会長)これは福生市も同じ名称で実施しているか。

    (事務局)福生市は「女性等悩みごと相談」である。名称は異なるが、事業内容は同じである。

    (委員)「SOGI」とは何か。

    (会長)「SOGI」とは、SOが性的指向(Sexual Orientation:セクシャルオリエンテーション)という意味で、自分が男性を好きになるか、女性を好きになるか、また別の性の人を好きになるのかということ、GIが性自認(Gender Identity:ジェンダーアイデンティティ)という意味で、自分が女性であるか男性であるか、あるいは別の定義しがたい性であるかという自分の認識のことである。これらを合わせて「性的指向・性自認」となり、頭文字をとってこのよくSOGIという言葉を使っている。

     ほかに意見や質問はあるか。

    -意見なし-

    (会長)ご意見、ご質問等が無いようなので、これで質疑を終了する。

    以上で、本日の議事につきましては、全て終了した。


    6 その他
    (1) 今後のスケジュールについて

    (会長)続いて、その他として、今後のスケジュールについて、事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料9に基づいて説明

    (会長)この件について、何かご質問等はあるか。

    事務局の説明では、次回の会議は10月を予定しているとのことなので、後日、事務局より日程調整をしてもらい、次回会議の日程を決定するということでよろしいか。

     -意見なし-

    (会長)それでは、次回の開催日については、改めて事務局で日程調整をお願いする。


    7 閉会

    (会長)以上で第1回羽村市男女共同参画推進会議を閉会とする。皆様のご協力、ありがとうございました。次回も引き続きよろしくお願いしたい。

    (事務局)議事進行ありがとうございました。委員の皆様には長時間にわたりありがとうございました。次回については、日程調整をさせていただいた上で10月頃の開催とさせていただくこととする。ありがとうございました。

    午後7時55分終了