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    第12期 第3回羽村市男女共同参画推進会議 会議録

    • 初版公開日:[2023年03月28日]
    • 更新日:[2023年3月28日]
    • ID:17375

    第12期 第3回羽村市男女共同参画推進会議 会議録

    開催日時 令和5年1月12日(木曜日)午後6時から午後7時50分


    出席者

    【委員】 神子島健、田村留美子、勝山真澄、古田泰則、小林錠、中山暢子、渋谷清、関塚孝司、小林浩一、井上肇彦、渡辺祐治、佐生秀之(敬省略)

    【事務局】総務課長、総務課総務係主査、総務課総務係主任

    欠席者 高橋幸、小野塚覚、

    議題

    1 開会

    2 会長あいさつ

    3 議事

    (1)第12期第2回羽村市男女共同参画推進会議 会議録(案)について

    (2)男女共同参画施策についての意見交換

     ・パートナーシップ宣誓制度について

     ・生理の貧困の問題について

    (3)第4次羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(令和3年度)実績(案)について

    4  その他

    5 閉会

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・次第

    ・第12期第2回羽村市男女共同参画推進会議 会議録(案)   【資料1】

    ・令和4年度生理用品の無償配布事業について             【資料2】

    ・第4次羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書令和3年度実績(案)   【資料3】


    会議内容

    1 開会

    (事務局)ただいまから第3回羽村市男女共同参画推進会議を開会する。

    本日、傍聴を希望される方はいないことを報告する。


    2 会長あいさつ

    (会長)これまで2回会議を行ってきた。前回はパートナーシップ宣誓制度に関して、性の多様性なども含め多くのご意見をいただいた。皆さんが活発にご議論いただくことで、市民のよりよい生活に繋がっていくものだと思っている。引き続きよろしくお願いしたい。


    3 議事

    (1)第12期第2回羽村市男女共同参画推進会議 会議録(案)について

    (会長)これより議事に入る。議事を円滑に進行するため、発言する際には挙手し、指名されたら手元のマイクの電源を入れて発言し、発言終了後はマイクの電源を切っていただくようお願いする。

    ーこれまで欠席であった委員を紹介ー

    それでは、議事の1項目め、「第12期第2回羽村市男女共同参画推進会議会議録(案)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料1に基づき説明

    (会長)事務局からの説明が終了した。この件について、意見、質問等はあるか。

     一点、2ページの「修練」という言葉について、発言者は「収斂」という意味で発言していたと思うので、「収斂」に漢字を修正するか、わかりやすい言葉として「収束」に言葉を修正するのが良いと思うがいかがか。

      -意義なし-

    (会長)わかりやすい表現ということで、「収束」に修正をしていただくようにお願いする。その他に意見が無いようなので、質疑を終了し、第2回会議の議事録は確定とする。


    (2)男女共同参画施策についての意見交換

    (会長)続いて、議事の2項目め、「男女共同参画施策についての意見交換」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局)これまでの取組みと今後の方向性について説明

    (会長)市としては、多様な性への理解を深める取組みや、パートナーシップを宣誓した方が利用できる行政サービスの開始を検討している他、パンフレット等の作成を検討している。市民に多様な性のあり方を理解していただくにあたり、どういう情報や伝え方が良いか、前回会議の資料等を参考にしながら、皆様からご意見をいただきたいと思う。

    (委員)今週末に、市民向けに多様な性についての講演会が行われる。また、前回会議の資料2は非常にわかりやすくまとめられているため、市公式サイトなどに動画等で公開していくのも面白いかと思った。ゼロから理解していくことは難しい部分があるとしても、市がこうした取組みを行っているということを発信していくだけで、当事者の方は心強い面もあるかと思う。動画やプレゼンテーションのようなものを市公式サイトで見ることができると、理解の促進につながるのではないか。

    (会長)この資料を活用して、動画等でPRしてはどうかという意見であった。皆さんいかがか。

    (委員)パートナーシップ宣誓制度について、市民に東京都広報が届いているが、羽村市の広報ではまだ周知されていないと思う。市民への周知の手段としては、広報紙が基本だと思う。

    (会長)現時点において、広報に関連するものについて検討しているか。

    (事務局)現在は、東京都の制度を活用するという方向性のもと、庁内で調整を図っている段階であるため、市民に対する広報等は現時点では行っていない。具体的な内容や開始時期などが確定した時点で、作成予定のリーフレットの周知もあわせて、市民の皆さんにお知らせをしたいと考えている。

    (会長)市が新たな取組みを開始する場合は、広報紙の活用を含め、周知を徹底していくこととなると思う。他に皆様いかがか。

    (委員)多様な性をテーマとしたフォーラムを行うことは、とても良いことだと思うが、「男女」の間には法律で定められた以外の高い壁がある。2019年に住民票とマイナンバーカードに旧姓と戸籍の名前を併記できるようになったが、それまでは旧姓を証明することにとても苦労をした。「女の子には赤い服、男の子には青い服」というアンコンシャスバイアスやジェンダーバイアスなど、生活の中では、「男女の差」についてさまざまな課題がある。そういった部分についても取り上げていただけると良いと思う。

    (委員)私達はある程度関心を持って勉強しているが、市民の方たちはそういう感覚がまだあまりないかと思う。私たちは無意識に男女で差をつけているということを、市民の方にお知らせすることが必要だと思う。

    (会長)男女共同参画にはさまざまな課題があるため、今後取り上げていくことができれば良いと思う。他にいかがか。

    (委員)同性を好きになるということは昔からあったと思うが、恥ずかしい、おかしく思われるのではないかという思いから、隠されてきた部分であると感じる。個性が認められる社会になれば、男も女も関係なくなるだろうと思うため、パートナーシップ制度を考えるときに、性の問題というよりは個性の問題として考えていくのが良いのではないかと思う。

    (会長)私の理解では、「ジェンダー」とは、個人の自己決定を重視するということだが、それがなかなか重視されず、男女で区切られるから、どちらとも言い難い人の居場所がなくなるといった問題が出てきてしまう。今回は、多様な性について周知・啓発を行うためにリーフレットを作ろうと考えていることから、具体的にどういうものが良いのかという意見を伺いたい。

    例えば、今の大学生はLGBTQの方に対して、性別に関係なく好きな人と一緒になるということ、パートナーシップ関係といったことに違和感がない人がかなり多く、若い世代にはある程度浸透していると考えられる。ただ、こういった言葉が出てきたのは比較的最近であることから、ターゲットとする年齢層や必要な内容などについて、ご意見があれば出していただきたい。事務局として現時点でのイメージなどはあるか。

    (事務局)東京都において制度が開始されたことに伴い、羽村市の取組みを周知するため、今回、リーフレットを作ろうと考えている。他自治体で作成している周知・啓発用のリーフレットでは、「LGBTQ+」や「アライ」という存在のこと、当事者の方の日々の困りごとの事例などを掲載している。市では、「男女」というより、多様性や個性、アンコンシャスバイアスといった内容について、広く皆さんに知っていただくことを目的として、考える入り口となるようなものを作成したいと考えている。後々は小中学校等、対象を絞った周知・啓発にも取り組んでいければ良いと考えるが、まずは第一歩として、理解につながるものにしたいと考えている。

    (会長)他にいかがか。

    (委員)1月14日に多様な性に関する講演会があるが、良い機会なので、アンケートに意識調査のような項目を入れてみてはどうか。

    (会長)参考として、来場者に聞いてみるのも良いと思う。他にいかがか。

    (委員)パートナーシップについて重要なことの一つとして、多くの方に理解をしてもらうことがあると思う。社会全体で理解が進まないと、例えば、病院では当事者の方たちを家族として認めるという雰囲気にならない。それを後押しするのは、一般の人たちの意識の高まりだと思う。市では、周知と当事者の方々が自分らしく生きていけるように、さまざまな業界などと協力しながら取組みを進めていくことが必要かと思う。

    (会長)前回の会議で、「アライ」という言葉を知ることができて良かったという方が結構いらっしゃったようなので、この内容をうまく入れていただけると良いと思う。この件について、他にないか。

    -なし-

    (会長)それでは1項目めは以上とする。2項目め、「生理の貧困の問題について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料2に基づき説明

    (会長)「生理の貧困」という言葉で、ここ数年で注目されるようになってきた問題である。「生理」という、女性が抱える生活の中で直面することであるが、なかなか言い出せなかった問題が可視化されるようになってきたということかと思う。今年度、市では資料にあるようなことに取り組んできている。これについて質問・意見等があればお願いする。

    (委員)生理は12歳ぐらいから50歳ぐらいの長期間に渡るもので、一生で考えると450回ぐらいある。十分な手当ができなければ、子どもの場合は学校へ行けなくなり、学ぶ機会を失うし、大人であれば出勤することができない、職を失うことに繋がる問題にもなると言われている。女性が人間らしく尊厳を持って生きる権利が、経済的なことで侵害されているという大きな問題だと改めて思う。財政的に可能ならば、市が手厚く支援をしてほしいと思う。一部の自治体や大学などでは、希望者が生理用品を手に取れるよう、個室に機器が設置されているところもある。スコットランドでは無償化することが世界で初めて法律で可決されていたり、アメリカのカリフォルニアでは小中高の学生たちに無償配布していたり、ニュージーランドも6月から全部の学校に無償配布するということで、世界ではそこまで進んでいるところがある。経済的な困窮が将来的なハンデにつながらないように取り組んでいけると良いと思う。

    (会長)その他いかがか。

    (委員)小・中学校の女子トイレに、トイレットペーパーのように常にその生理用品を置くというのはいかがか。

    (会長)検討は可能だとは思うが、事務局から情報等があればお願いする。

    (事務局)この事業については、昨年度、東京都の災害用の備蓄品であった生理用品の入れ替えにあたり寄付を受けて、それを活用していくといったことから始まった取組みである。小・中学校では既に保健室に準備があり、ご指導とともに活用されている中で、昨年度は寄付の一部を学校にもお渡ししたと聞いている。本来、経済的に困窮している状況にあるのであれば、配布するだけでなくその環境をどうしていくかという支援に繋げていきたい。学校では、経済的な理由で購入ができないのか、または家庭の状況で欲しいということが言いづらいのかといった、さまざまな事情を、対面でお渡ししながら聞き取り、指導をしていただいていると聞いている。学校のトイレに準備してはどうかというご意見を伺うこともあるが、現在、市ではそうした認識のもとに、今年度は予算化して購入したものを一般に無償配布している。

    (会長)他にいかがか。

    (委員)指導しながら配布することは、とても大切なことだと思う。以前、学生のうち5人に1人が生理用品を買うのに苦労しているというアンケート結果が国会で取り上げられたことがあり、これは2割くらいの人たちは経済的に厳しいという状況があるということである。羽村市でも子供たちの2割くらいが同様な事情にあると捉えて、取り組んでもらえると良いと思う。

    (事務局)今年度、本事業を行うにあたり、担当でもトイレの個室に生理用品を設置することを検討したが、衛生面での不安要素もあるため、今回は対面で配布することにした。トイレの個室に機器を設置し、アプリを使って生理用品を手に入れられるような仕組みもあり、先進自治体の取組みなどを研究しながら、取組みを進めていきたい。

    (会長)取組み自体が始まってそれほど経っていないため、情報を収集しながら取り組んでいけると良いかと思う。他に意見はないか。

    -なし-

    (3)第4次羽村市男女共同参画基本計画進ちょく状況調査報告書(令和3年度)実績(案)について

    (会長)それでは、議事の3項目め「第4次羽村市男女共同参画基本計画進捗状況調査報告書令和3年度実績(案)について」を議題とする。

    -会長より机上配布資料について説明-

    (会長)事務局から説明をお願いする。

    -事務局より資料3について説明-

    (会長)事務局から説明があった。お気づきの点等あれば、ご意見・ご質問いただきたい。

    一点、聞きたいが、事務局から説明があった新規事業のうち、「多様なニーズに対応した保育事業の実施」について、補足説明や情報提供があればお願いしたい。

    (委員)入園されてから医療的ケアが必要であることがわかることもあり、入園後に看護師を探すなど、保育園では本当に大変な思いをされていると思う。さらに、医療的ケア対象児が、途中で医療的ケアが必要なくなったとなると、補助の対象ではなくなるため、雇用している看護師をどうするかという問題にもなる。また、専門的には状態も良くなり医療的ケアは必要ないと言われたとしても、実際はその後もケアは必要であるため、現場では医療的ケア児を預かることに悩んでしまう部分がある。

    (会長)字面を見るだけでも大変だろうと思う。他にご質問やご意見等はあるか。

    (委員)No.75「地域活動への支援」について、私は阪神淡路大震災で被災した経験があるが、それまで隣近所の方と一度も話したことがなかった人でも、非常時では助け合いが見られた。その時に、町内会のつながりは大事であるということを非常に感じたため、転入時に町内会に加入した。町内会活動は餅つき大会や盆踊りなどのイベントの他に、もう少し機能があれば良いと思う。地域の防災や安全・安心、共生といった面で、役立つことがあると感じているため、発展した取組みを検討してほしいと思っている。

    (会長)資料にあるように、新型コロナウイルス感染症で、付き合うことが難しくなってしまっているという現状もあると思う。これについていかがか。

    (事務局)新型コロナウイルスの影響は大きいが、町内会の活性化、加入率の向上というのは市としても非常に大きな課題として考えている。第4次男女共同参画基本計画の期間が昨年度で終了していることから、進捗状況は「完了」としているが、担当課でも必要な取組みであると捉えており、新型コロナウイルスの状況にも注視しながら、引き続き取り組んでいくといった意味で捉えていただきたいと考える。

    (会長)報告書にもあるように、女性役員のなり手が少ないという現状がある。先ほど委員から「災害時」という視点で意見があったが、避難所運営において女性の視点がないと、女性が生活しにくい避難所になってしまうということもあるため、日常から「男女ともに」という状況を作っていくことが、非常に重要になってくると思う。皆様、他にいかがか。

    (委員)町内会の加入率は年々下がっている。私の町内会を見ても、以前は加入率が50から60%台であったのが、今では40%台になっている。昔から住んでいる人は加入している人が多いが、高齢になってきて体が動かなくなるとやめてしまったり、若い人たちに加入を勧めると、地域との関わりを持つまでの余裕がないという意見を多く聞く。そのため、関心を高められるよう、盆踊りや子ども向けの行事を行っている。防犯・防災関係では毎週1回、子どもが帰る時間に合わせて役員が町内をパトロールしている他、市の防災訓練には、防災備蓄品の確認や、実際に消火器を使った訓練や救命講習を行っている。取組みが進んでいるところでは、役員が学校に宿泊する体験をしたり、パーテーションを使用して、実際避難した際を想定するなどといったことを行っていると聞いている。これまでは幸いにも大きな災害が発生していないため、町内会の必要性があまり感じられていないのが現状かと思う。普段の日常生活においては、あまり期待されていない気がする。

    (会長)皆様いかがか。

    (委員)今、町内会の話が出たが、PTAにも共通する部分があると思う。富士見小学校のPTAは任意加入であり、会員数が減っている。PTAに入っていない人は町内会にも大体入っていない。この会議の場では町内会が話題となるが、PTAも同様の状況で、町内会だけが加入率が低いということではないのかと思った。若い人の感覚や考え方が変わってきているのではないかと感じている。

    (会長)おっしゃる通り、町内会に限らず、地域への関わりという意識が薄くなっているというところはあるかと思う。

    (委員)この実績報告は令和3年度の結果であるが、今後も新型コロナウイルスの影響が想定される中で、事業の中止等について新型コロナウイルスの影響だと言いづらくなってくると思う。これに対し、市ではどのようなことに取り組んでいるか教えてほしい。

    (事務局)令和2年度、3年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、先の見通しが立たない状況があり、事業を中止したり、施設を休館にするといった対応があった。ただ、令和4年度ぐらいからは、コロナ禍にありながら、社会経済活動との両立を目指すという視点で、それぞれが工夫をしながら事業に取り組んでいる。令和3年度については感染症対策で中止とした事業もあったが、ウィズコロナという視点で工夫し少しずつ改善して取り組んでいると捉えている。

    (会長)次回の会議には、来年度の事業について情報提供されるか。

    (事務局)来年度の実施計画は、案という形になるかもしれないが、次回会議でお示しする予定である。ただし、あくまでも実施計画であるため、令和5年度に取り組む計画の事業をお示しするものである。

    (会長)他にいかがか。

    (委員)No.74「地域活動への参画促進」の中で、羽村高校で市の職員が講演を行ったとある。どのような話をしたか、どのような感想があったのかがわかれば教えてほしい。これからは若い人たちに地域に関心を持っていただかないと、地域活動がだんだん衰退していくだろうと思うので、大事な取組みの一つだと思い伺いたい。

    (会長)これについて情報はあるか。

    (事務局)昨年度は、長期総合計画の策定をした時期であったため、市の取組みを説明する他、市に対してどのような印象や関心を持っているか、どんなことを感じているかといったことについて、意見交換を行うなど交流を持ったと聞いている。

    (委員)この事業は継続されているか。

    (事務局)今年度については把握をしていないが、少なくても令和2年度、3年度については職員が高校に伺い、市の概要等を説明した上で、コミュニケーションを取りながら、今後の羽村市について意見交換を行うといった取組みを行っていると承知している。

    (会長)他にいかがか。

    (委員)現在、障害者就労が推進されており、来年度は週10時間となるかもしれないが、現在は週20時間以上というのがカウントの条件である。実は、週1回や週2回など、短時間就労を望む方は結構いる。私は仕事で障害者に携わっているが、高齢者の担当や引きこもり支援の担当からもそういった情報が欲しいという話を聞く。私は障害者の方の要望で担当している地域を回り、高齢者の施設で、週2回、1回2時間の仕事を見つけていた。ハローワークでは週1回や2回の短時間の仕事に関する情報はないため、そういう情報をいかに集めてマッチングするか、大きな仕組みの中で取り組むことが求められているのではないかと思う。男女共同参画の中でこういった話が入ることが適切かどうかは疑問があるが、もし可能であればこうした内容の取組みも入れて欲しいと思っている。

    (会長)ライフスタイルの多様化に伴い働き方のニーズも多様化しているため、対応するものがあれば、入れて欲しいという要望であった。他に意見等はあるか。

    (委員)No.75「地域活動への支援」で、「女性役員のなり手が少ない」との記載がある。民生委員もなり手がいないが、委員は女性ばかりとなっている。また、町内会の名簿では男性の名前になっているが、実際に参加されている方は奥様である女性であることが多い。結局、面倒で、やりにくいようなことは女性に押し付けているというのが現状ではないかと思う。女性役員のなり手が少ないというよりは、表向きは男性が役員等を担っているが、面倒くさくて嫌な仕事は女性が担っているというのが今の現実ではないかなと思う。地元に仕事が無く外へ稼ぎに行くような場所では、街には男性がおらず、市長や役職がある立場の人を選出できないため、女性が市長等を担っているということを聞くと、結局、どうしようもなくなると、女性が出ていくというのは現実としてある。そのため、女性役員のなり手がいないわけではなく、ジェンダーバイアスがあるのではないかと感じる。

    (会長)他になければ本日は以上とする。引き続き、活発な議論をしていきたい。それでは、本日の議題については以上である。


    4その他

    (会長)事務局から何かあればお願いする。

    (事務局)特になし。

    (会長)その他、ご意見等がなければ、これで第3回推進会議を閉会とさせていただく。多岐に渡る活発な議論により、皆さんの考えを伺うことができ、ありがたく思う。


    5閉会

    (会長)以上で第3回羽村市男女共同参画推進会議を閉会とする。皆様のご協力、ありがとうございました。今後も引き続きよろしくお願いしたい。

    (事務局)議事進行ありがとうございました。なお、次回会議については3月中の開催を予定しており、日程調整後に改めてお知らせする。委員の皆様には長時間にわたりありがとうございました。

    午後7時50分終了