ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    令和5年度第2回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • 初版公開日:[2022年06月23日]
    • 更新日:[2024年3月31日]
    • ID:17785

    日時

    令和5年5月24日(水曜日) 午後7時00分から午後9時5分

    会場

    生涯学習センターゆとろぎ2階 会議室

    出席者

    議長 川津紘順、副議長 江上真一、委員 市野明、本田文栄、石川千寿、中野菊枝、浦野雅文、田中希美子、荻原稔

    欠席者 

    委員 小山夏樹

    議題

    1.あいさつ

    2.報告事項

    (1)令和4年度社会教育関係団体補助金交付実績について【資料1】

    (2)令和5年度社会教育関係団体活動費への一部補助について【資料2】

    3.協議事項

    (1)答申内容について 【資料3】

    4.その他

    (1)令和5年度第1回社会教育委員の会議会議録について

    (2)今後の会議等の日程について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・令和5年度第2回羽村市社会教育委員の会議次第

    ・【資料1】令和4年度 社会教育関係団体補助金 実績関係書類

    ・【資料2】令和5年度 社会教育関係団体補助金」説明用冊子

    ・【資料3】福生市・日野市・小平市・立川市の放課後子ども教室資料

    ・都社連協ニュースレター 

    会議の内容

    (事務局) 定刻になりましたので、令和5年度第2回羽村市社会教育委員の会議を開催いたします。本日の傍聴者はおりません。次第に沿って会議を進めさせていただきます。

     

    1. あいさつ

    (議長) こんばんは。先日は放課後子ども教室の視察はお疲れさまでした。後ほど、委員の皆さんから、感想などお聞きしたいと思います。

    2. 報告事項

    (1)令和4年度社会教育関係団体補助金の実績報告について

    (事務局) <資料1-1、資料1-2により説明>

    (議長) 事務局から社会教育関係団体補助金実績報告のうち、青少年団体と成人団体について報告がありました。1団体ごとに意見を聞きたいと思います。何かご意見、ご質問等ありますか。

    (委員) 社会教育関係団体青少年団体、成人団体の補助金実績はわかりました。令和4年度の補助金の予算総額はいくらだったのでしょうか?

    (事務局) 令和4年度は、217,000円を予算措置していました。

    (議長) 初めに「はむらプレーパークの会」について、何か意見がありますか。私も活動を見たことありますが、子どもたちに素晴らしい体験をさせていると思います。

    (委員)一日プレーパークだけでなく、月に一度の放課後プレーパークを羽加美緑地公園、夏場は美原団地幼児遊園で行っていますが、子どもたちが、段ボールに絵をかいたり、水遊びをしたり、親子だけでは体験できない遊びを、子どもたち誘い合って参加しています。スタッフに見守られるなかで、本当にいきいきと活動しています。子ども対象の事業に補助金を出すことは、必要なことと思います。

    (議長) 他にありませんか。無いようなら「ボーイスカウト羽村第1団」について何か質問ありますか?

    (各委員) 特になし。

    (議長) 無いようなら次の「羽村市子ども日本舞踊サークルさくらの舞」について何か質問ありますか?

    (事務局) 繰越金額が多い理由は、浴衣を作成する予定でいたが、年度内に作成できなかったことと説明がありました。令和5年度の補助金交付申請書を受付けた際に、既に繰越金で浴衣を発注済みと確認を取っています。

    (議長) 「羽村市子ども日本舞踊サークルさくらの舞」は、ゆとろぎが行っている伝統文化にかかる事業がもとになっている団体ですか。

    (委員)でこれは、最初に日本伝統文化教室で習った子どもたちの団体です。独立してサークルを作って11月13日の子どもフェスティバルに参加したりしています。

    (議長) 他に何かありますか。無いようなら次の「コールリラ」について何か質問ありますか?

    (副議長) 補助金の交付年数の制限ですが、「コールリラ」の場合は、あと何年申請ができますか?

    (事務局) 資料2の「8補助金の交付年数の制限」をご覧ください。成人団体は、継続して補助金を受けることのできる年数は通算3年(3回)と規定があります。当該団体は、令和4年度、令和3年度に事業No.1日常活動で補助金の交付を受けていますので、通算3年(3回)が限度ですので、あと1回(1年)になります。

    また、経過措置の令和元年度までに事業内容No.1、日常活動で補助金の交付を受けていれば、事業内容No.1(日常活動)の交付は通算5年(5回)が限度という規定を適用しても、当該団体は、令和元年度、平成30年度に補助金の交付を受けていますので、通算4回交付を受けていますので、あと1回(1年)になります。また、新規の成人団体が、令和2年度以降申請があった場合は、通算3回(3年)になります。

    (議長) 他に何かありますか。無いようですので、「社会教育団体」については終了します。

    次に、「羽村市文化協会補助金の実績について」説明をお願いします。なお、当該団体に関係する委員については、意見聴取が終了するまで退室を求めます。

    (事務局) <資料1-3により説明>

    (議長) 事務局から説明がありました。何かご意見、ご質問等ありましたらお願いします。

    (各委員) 特になし。

    (議長) それでは関係委員の入室を許可します。次に「羽村市小・中学校PTA連合会活動費補助金について」説明をお願いします。

    (事務局) <資料1-4により説明>

    (議長) 事務局から説明がありました。何かご意見、ご質問等ありましたらお願いします。

    (各委員) 特になし。

    (議長)報告事項(1)「令和4年度社会教育関係団体補助金の実績報告について」は、以上とします。

    次に、報告事項(2)「令和5年度社会教育関係団体活動費への一部補助について」、事務局から報告をお願いします。

     

    (2)令和5年度社会教育関係団体活動費への一部補助について

    (事務局) <資料2により説明>

    (議長)令和5年度の羽村市社会教育関係団体活動費の一部補助について説明がおわりました。何か意見、質問がありますか。

    (議長)青少年団体の野外活動は、補助金の交付対象になりますか。スポーツ・レクリエーションだから、スポーツセンターに申請に行けばいいのですか。

    (事務局)青少年団体の活動に対する補助金は、学習・文化活動でもスポーツ・レクリエーション活動でも申請様式は同じです。説明書の「6補助金交付の対象となる経費」に該当して、活動内容が次項の☆青少年団体のNo.1からNo.4に該当すれば、審査の対象になりますが、同じ団体がスポーツセンターと、生涯学習推進課に申請はしないでください。

    (議長)同じ団体が、学習・文化活動とスポーツ・レクリエーション活動で申請することはどうですか。

    (事務局)説明書の「5補助金交付対象となる事業数」に書かれていますが、「1団体当たり2事業を限度とする」ので、2事業以内なら異なる分野でも大丈夫と解釈します。スポーツ推進課とは締切後に申請団体について情報交換は行いますので、重複して支払うことは無いと思います。

    (副議長) 現在、何団体の申請がありますか。

    (事務局) 現在、令和4年度も申請をしていた青少年団体の「さくらの舞」1団体が、日常活動で申請をしてきています。

    (副議長) 交付年数の制限ですが、コールリラさんは、今年度で終了ですか。

    (事務局)成人団体ですので、申請してくれば、今年度で3回になるので終了です。青少年団体は、制限がありませんので、何回でも申請が可能です。

    (副議長) 申請団体が減ってきたのは、申請手続きが煩雑で、その割に補助金の額が少ないからかもしれませんが、市として公平公正を維持しながら団体数を増やすために、補助率や金額を見直すとか手続きを簡略化するなど制度の見直しをしないと、財政当局に予算を削減されてしまうかもしれない。

    (事務局)ご指摘の通り予算に対する執行率は40%前後で、今年度も劇的に増えないと思えます。

    (副議長) この制度は、社会教育関係団体の事業の要する経費の一部を補助することによって、団体の振興発展に寄与し、結果として社会教育を盛り上げていこうという趣旨と思います。補助金の額を見直せば、執行率は上がると思いますが、その際は、財政当局は、団体数で評価するのでしょうか。

    (事務局)令和2年度に制度の見直しを行った時の経緯を確認していませんが、他の補助制度と均衡を図るなど根拠があると思います。次回の会議までに確認をしていきます。

     前回の改正時に、社会教育委員の会議に諮っていると思いますが、補助率や限度額を見直すとなれば、スポーツ振興審議会へも諮らなければならないと思いますし、市の他の補助制度との均衡も諮る必要があります。

    いずれにしましても、前回の制度の見直しの経緯を確認して、次回に報告させていただきます。

     なお、予算額に対して不用額が多くなると、一般的に次年度以降の予算査定で、削減される可能性もありますので、制度の再度の見直しも必要かもしれません。

    (委員) 補助金の申請に行ったら「社会教育関係団体の登録がしていません」と言われました。文化協会に加盟(登録)していれば、社会教育関係団体へ登録できているものと思っていました。文化協会加盟団体でも社会教育団体に登録していない団体も多いと思います。社会教育関係団体に登録をしていれば、補助金の交付を受けられるということを知らせる必要があると思います。

    (事務局)毎年、7月に社会教育関係団体に登録している文化・学習団体、スポーツ・レクリエーション団体に登録している団体・サークルガイドを作成して配布や公式サイトで公表を行っています。また、3年に1度各団体に更新の手続きをお願いしています。 文化協会に加盟していると、ゆとろぎの施設使用料が25%減免になっているので、そのことで、社会教育関係団体に登録できていると思っている団体があるかもしれません。文化協会が設立される前から補助金の交付制度はあり、交付申請をしようとする団体は、社会教育関係団体への登録を事前に行って補助金の交付申請を行っています。来年の3月31日で現在の登録の期限が来ますので、更新の手続きを各団体へはお知らせする予定です。また、ゆとろぎを利用している団体で、社会教育関係団体に登録していない団体へは、受付に施設の使用申請に来た時に、お知らせするとかする必要があるかもしれません。

    (委員) 私は、ゆとろぎの予約システムが利用できる登録証が発行されて、施設使用料が25%減免になっているので、そのことで、社会教育関係団体に登録できていると思ってしまいました。申請から登録まで時間がかかるので、今年度の補助金の交付申請をあきらめました。このようなことが今後起こらないように周知に努めていただければと思います。

    (事務局) 社会教育関係団体の補助金の申請は、冊子や市公式サイトで周知をしています。補助金申請をする団体は、社会教育関係団体への登録が前提ですので、登録をしていない不特定多数の団体に社会教育関係団体の登録を呼びかける手段は限られてしまうと思います。例えば、文化協会加盟団体で、社会教育関係団体に登録していない団体へは、総会とかで資料を提供してもらうとか今後検討していきたいと思います。

    (議長)PTAの補助金についてですが、PTA連合会でなくても各学校のPTA(単P)でも申請はできるということでいいですか。

    (事務局) 要綱上は第1条に「羽村市立小・中学校の各PTA 及びPTA連合会が行う事業に対し、経費の一部を補助することについて、必要な事項を定めるものとする」とあるので、申請は可能です。申請があれば、社会教育委員の会議で意見を徴取して交付の可否を決定する流れになります。

    (副議長)今後、各学校のPTAがコミュニティ・スクール(学校運営協議会)に替わっていっても補助金が交付できるように要綱の見直しを含めて事務局には対応を検討してもらいたいと思います。

    (委員) 昨年の会議で、「日本語ボランティア翼の会・夜の部」が、コロナの関係で、対面での活動ができなかったため、結果として返金が発生してしまったので、今後は、補助対象経費について検討していくような話があったと思いますがどうなりましたか。

    (事務局)翼の会さんは、パソコンなどの機器の購入や、オンライン通信費が、補助対象外経費となって、返還金が発生しました。パソコンなどの購入は備品購入費になるので、今回も対象外です。オンライン通信費については、補助対象経費の通信費に含まれますが、経費を明確に算出することが難しいので、相談があれば、検討課題と捉えています。

    (委員) 補助対象経費の内容を見て、これでは申請しないという団体もあるのかもしれません。補助金の限度額を見直すのとは別に、活動の内容も多岐にわたっているので、経費内容の項目を増やす見直しを行えば、申請が増えるかもしれないと思いました。

    (事務局) 新しいやり方を探して活動している団体について、事務局としても支援していく立場であり、今後、検討していく余地はあると思います。。

    (議長)他にないようでしたら次に進みたいと思います。

    (各委員) 特になし。

    (議長)それでは報告事項(2)令和5年度の羽村市社会教育関係団体活動費の一部補助については、以上とします。

    3 協議事項

    (1)「答申内容について」

    (議長)次に、3 協議事項(1)「答申内容について」は、4その他(1)「令和5年度第1回社会教育委員の会議会議録について」及び(2)「今後の会議等の日程について」が終了してから協議したいと思いますが、皆さんいかがでしょうか。

    (各委員) 異議なし

    (議長)それでは、3協議事項は、4その他の後に議題といたします。事務局から4 その他(1)「令和5年度第1回社会教育委員の会議会議録についての説明をお願いします。

     

    4 その他

    (1)令和5年度第1回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (事務局) ≪説明≫

    (議長)事務局から説明がありました。何かご意見、修正等がありますか。

    (各委員) 特になし。

    (議長)それでは、4その他(1)令和5年度第1回社会教育委員の会議会議録については、以上とします。

     

    (2)今後の会議等の日程について

    (事務局) ≪説明≫

    (議長)第3回会議は、6月30日(金曜日) 午後7時から

        第4回会議は、7月28日(金曜日) 午後7時から

          注意会場は、いずれもゆとろぎ2階会議室

    (議長)その他、何か意見がありますか?

    (各委員) 特になし。

    (議長)それでは、4その他(2) 今後の会議等の日程については、以上とします。次に、3協議事項の(1)答申内容について事務局からの説明をお願いします。

    3 協議事項 

    (1)答申内容について

    (事務局)  先日は、お忙しいところ市内の放課後子ども教室の現状を確認するために、富士見小学校、小作台小学校のはむらっ子広場を視察していただきましてありがとうございました。資料3については、皆さんの視察の感想を聞かせていただいた後に説明をさせていただこうと思います。

    (議長)それでは、皆さんから視察した感想や課題と思われることを、ご発言いただければと思います。最初に、訪問記録と所感を提出してくださいました「荻原委員」からお願いします。  

    (委員) 5月12日に富士見小学校を訪問しました。スタッフは8人。就労した経緯は、ハローワークや子どもの親の紹介。コーディネーターの推薦や市の広報の募集記事などなど多様でした。児童の参加登録は45人、当日の参加は25人、1年生は6月から参加。教室の広さでやっていくのは、4階が使えても大変だと思った。学童クラブへ行く子もいる。2時半頃より順次やってくる。学校を一応終わらせてから参加している。連絡カード提出後、退出時刻を表す輪ゴムを手首につけて判別している。授業があると体育館や校庭は使えない。4時40分頃外の活動は終わりにして5時に送り出している。学校との情報交換は年1回、他の子ども関係の部署と1回連絡会がある。個別の児童のことについて意見を交換するところまではで難しいと理解しました。

    5月16日に小作台小学校を訪問しました。当日のスタッフは6人、登録児童数は90人で大変多いと思いました。コロナ前は、季節のイベントも行っていてそのための工作もあった。ボランティアによりバルーンアートやマジックショーも行っている。慢性的なスタッフ、ボランティア不足であり、他の教室のスタッフによる補充を行っているが、補充ができないときは市職員がスタッフとして手伝いに行っている。いろいろな特技を持った方が各校を順番に回ってもらえるようになれば、年間計画が立てられる。研修は制度が無いが、自主的に受講している指導員もいるとのこと。

    子どもたちは、「見守り付きの自由時間」といった意識でいることが多い様子。国の施策の「学童クラブと放課後子ども教室の連携」は現状ではほぼ行われていない様子。スタッフ不足は大きな問題と思う。民間事業者への委託も視野に入れてもいいのではないか。事業者に運営を任せることでスケールメリットなどが期待でき、市は運営状況の監督を行う立場になれるが、積極的に進める立場ではない。スタッフとボランティアがほぼ同じ業務を行っていて、今は問題が顕在化していないが、望ましいことなのかと思った。ボランティアの活用により、季節イベントなど行えれば望ましいが、放課後子ども教室が、平日に開催されているので、組織的に行うには課題も多いと感じた。以上です。49‘52“

    (委員) 富士見小学校を視察させていただきました。低学年の児童にとっては、このような安心安全な場所が有ることは大変いいことだと思います。特に感じたことは、指導員の課題があると感じました。聞き取りを行った中で、いろいろな指導員が混在していて、有償、無償のボランティアがいて、やることは同じということが疑問に感じました。人材不足ということを考えると、指導員の雇用のあり方を検討していけば、子供たちがより安心安全な場所つくり答えられるのではないかと思いました。加えて、あれだけ責任あることを任しているので、研修制度を設けて、指導員の質を高めてあげれば、働いてみたいという人が増えて、例えば過去に教育関係に携わっていた人が潜在的にはいる中で、新たな雇用が発掘できるのではないかと思いました。

    (委員)2か所視察させてもらいましたが、小作台小で特に指導員の人数が少ないと思いました。6人で運営していましたが、児童が外に行くと3人が外について行ってしまうと、室内は3人で運営することになる。ボランティアの方にも責任ある仕事を任せているので、運営を手伝ってくれている無償ボランティアの人に報酬を払う必要があると思います。無償であることが気になりました。

    (議長)スタッフの中に有償のボランティアはいません。運営を行っている指導員は報酬が支払われていて、ボランティアの方には報酬は支払われていません。放課後子ども教室はスタッフの人数が、コーディネーター何人、主任指導員が1人、指導員何人と基準が決まっています。その他にボランティアの人が見守りとかをしてもらっています。

    ボランティアの人は、例えば教室で折り紙習ったり、校庭での遊びを見守ってもらったりしています。指導員は、校庭の要所にいて、児童が安全に遊んでいるかを監視していて、児童は自由に遊んでいます。室内は、ボランティアの人で、今日は折り紙やろうとか、編み物やろうとか児童は一緒になってやっている感じです。

    (委員) ボランティアの人が集まらない場合の対応は、

    (議長) 富士見小の場合は、男性2人が必ず来てくれます。栄小学校は男性が3人来てくれて、小作台小学校は、男性が1人来てくれて、松林小学校は、女性の方が1人いて、武蔵野小学校も1人のボランティアの方が来てくれます。本当は地域のお年寄りとかが来て手伝ってもらうという予定で始まった教室でしたから、指導員の人数は少ないです。その人数でいいのかはありますが、東京都から指導員の人件費が補助金で交付されて来ています。

    (委員) 同じような業務内容に見えましたが、分けられているということですか。管理的業務は指導員がしていて、一緒に遊ぶなど見守り業務はボランティアの方が行っているということですね。

    (議長) その通り出す。

    (委員) 現在、教室を運営していく中で、スタッフについては、慢性的な人員不足が実際はあるのですか。

    (事務局) 週二回開室するにあたって、今までやってこられた指導員が急に辞めてしまったとかで、その補充をやっているのですが定員に満たない状況です。

    (委員) 何か理由があるのでしょうか。

    (事務局) 理由はわかりません。広報はむらやハローワークなどで、募集をしていますが、なかなか集まらない。採用してもしばらくすると、次の仕事を見つけて、それに行ってしまって、定着しない傾向が見られます。

    (議長) いろいろ聞いてみると、週2日の勤務より週4日の勤務や毎日勤務があったほうが、おそらく他の仕事と掛け持ちしないで済むので指導者は集まるかもしれない。

    (副議長) 指導員の就労の面で見ると、週2日の開室だと指導員は他の仕事を掛け持ちでやっているから定着できないのでしょうか。

    (議長) 週2日の就労だと、他の日も仕事に就いて生活費を確保していると思う。

    (副議長)週4日の開室になれば、他の仕事に就かないで済むという話は聞き取りの中にあった。

    (委員) 例えば、開室の曜日が違えば、一人の指導員が、月曜日、火曜日はA小学校、水曜日、木曜日はB小学校に勤務ということも可能ですか?

    (議長) 今はそれをやって指導員を廻している。それだとぎりぎりでやっているので、休暇を取ることができないなど不都合が発生してしまう。

    今は、開室日が火曜日に集中しているので、その日に休まれると、代わりがいなくて、私や他のコーディネーターや職員の人が補充に入ることになってしまう。

    今回の答申で、開室の日数を4日にして、安心して4日間働ける環境を整備すれば、指導者を希望する人も多く応募してくるかもしれない。働いている人に聞いてみても週4日働ければ、応募する人が増えるという指導員の話もあったので、答申の中に開室日数の増加を入れられればいいと思った。

    開室日数の増加と指導員の確保の関係の予算を来年度に反映するために中間答申に盛り込めればと思います。

    (委員) 短い時間の視察でしたからわからないところもあるとは思いますが、ボランティアを前提とした教室の運営では、無償できてくれる人を確保するのも大変に思える。

    (委員) 私が関わっていたころと実態は変わっていないと思いました。指導員とボランティアの違いが出ていましたが、指導員は仕事として来ていますから開室時間は拘束されますが、ボランティアは指導員に比べれば緩やかです。参加できる日も自分で選べる。ボランティアの方には当初、子どもと関わる、子どもと遊ぶ、見守ることができる地域の高齢者の方を想定して声をかけていましたが、子どもと接するのはかなりのエネルギーが必要で、見守るといっても、ついていけなくなってしまう。今、ボランティアで参加してくれている人たちは、それを楽しむだけのエネルギーをもっています。人を探すのは課題の一つと思います。児童がはむらっ子に参加したいと思う、異学年の子や親や先生以外の大人と接することができる、校庭を自由に使って遊べることを楽しみで、はむらっ子に参加している姿が見ることができた。その場をどうやって充実させていくか。人の確保だけでなくプログラムの充実もあると思います。どのような内容のプログラムがいいか、具体的内容を答申に入れることができたら一層充実した子どもの居場所になると思いました。

    (議長) 指導員の方は午後2時に来て、準備したりしなければならないけど、ボランティアの方は、子供たちが校庭で遊び始める午後3時頃に来るなど自由がある。

    (委員) 小作台小学校を視察した時に、参加人数に比べて部屋が狭いと感じました。宿題やってすぐに外に出ていった子供たちもいましたが、部屋の中に残っている児童もかなりいました。外に出ていく子供たちが多いとスタッフもそれに合わせて外に出ていくので、教室のスタッフは少なくなっている。一斉に戻ってくると、中に残っているスタhhで対応するのは大変にみえました。皆さんの感想にもありましたが、スタッフ不足の感じを受けました。スタッフ一人に対して、子供を何人見られるか考えると足りない。子供は動くので、何かあったときに対応するのは難しいと感じました。

    (議長) 富士見小学校、小作台小学校を視察してもらいましたが、武蔵野小はもっと児童数が多い。最初の指導の仕方が大切で、最初に緩やかにすると羽を伸ばしてしまって、事故が起こらないなと思うくらい収拾がつかなくなる。

    (委員) 武蔵野小学校は、児童の人数は何人でしたか。

    (議長) 90人です。

    (委員) 指導員は、何人でしたか。

    (議長) 他の学校と同じです、だから、私は、早く校庭に出してしまえばいいと思って、普通の休み時間と同じだから、見守ることができるけど、教室に残っているから大変なことになる。

    (副議長) 雨の日のことを考えて、活動できる場所を確保しないと運営に支障が出てしまう。

    (議長) 体育館が空いていたらそこを確保して遊ぶ。それが確保できないと、教室だけでは活動ができないので、放課後子ども教室を開室していない。体育館が確保できる時だけ開室している。

    (委員) 登録者数は、親の希望の人数ですか。

    (議長) そうです。だから全員教室に参加はしていない。参加者は登録者の3分の1ぐらいで、2分の1は参加していないと思う。

    (委員) 小作台小学校を視察に行きました。皆さんの感想を聞いて驚きました。私は子供たちが整然としていたと思えた。はじめ2年生が来ましたが、ワイワイしていたけど、受付などやるべきことをやって席について、宿題を始めて、終わると校庭に行っていた。スタッフの人に聞くと5年生になると自由な行動が増えるけど、教室を謳歌しているように感じた。私はスタッフの役割分担ができていると思いました。教室は少し狭いと思いましたが、私の年代からみると子供たちは恵まれていると思いました。大人が見守っている中の自由ということもあるけど、もっと自由に遊ばせてあげたいと思いました。働き方改革の観点で、教室を週4日開室の話が出ていますが、子供たちが週4日の開室を望んでいるのか、就労の機会が増えることはいいことだと思いますが、登録している子供は多いけど、実際に来る子供が少ないのは、習い事をしている子供たちも多いからなのか、教室の実働が週4日でいいのかと思いました。

    (議長) 今の週2回だとその曜日に習い事がある子どもは参加できない。週4日になれば全部参加しなくても習い事以外の自分の空いている時間に参加すればいいということなので、親たちは、福生は毎日やっていて習い事以外の日は参加できるから、羽村も日数を増やしてもらいたいといわれている。週4日開室すれば、習い事をしている子は空いている曜日に来られるし、何もしていない子は毎日参加できるし、指導員は就労先として選ぶことができるのでみんなうまくいくと思っています。

    (副議長) 今言われたことは、大体そう思いますが、研修のことは大事だと思います。聞き取りでは主任の方もスタッフの方も安全管理や子どもの接し方など不安がるそうです。特に安全管理については、放課後子ども教室にかかわるのは初めてで、素人だから子どもとの距離の取り方や気がかりな子供への対応などは研修を行わないといけないと思いました。それも勤務として研修を実施する必要があると思いました。もう一つは、学校との意見交換が年に1回という説明でしたが、少ないように思う。学校での子供たちの様子を情報交換する機会はあったほうが運営しやすいと思う。

    (議長) 前回は1回と説明しましたが、今までは2回か3回、学期ごとに、学校、児童館、地区委員会、学童の関係者で意見交換を行っていた。副校長も参加していたので、気になる児童について、情報共有をしていた。

    (副議長) スタッフの方からの聞き取りの時、学校で気がかりな子の情報がわかれば、接し方とか受け止め方が個別の対応ができるのにと言っていた、一方で個人情報の扱いの関係があるから難しくなってきているとも言っていた。そこらを含めて、今後検討する必要があると思いました。

    (議長) 皆さん、貴重な意見ありがとうございました。事務局から何かありますか。

    (事務局)多くのご意見をいただきましてありがとうございました。頂きました意見を大雑把に分けると、1つ目は、「安心・安全な活動の場所としてのはむらっ子の開室日数を増やす検討」についてです。放課後子ども教室の開室日数を増やせば、指導員の就労の場が確保され、スタッフの人員不足も解消が期待できるとともに、習い事とかで参加できない児童も空いている日に参加することができ、参加人数が増えるメリットが考えられるという意見があったと思います。

    2つ目は、「スタッフ対象の研修を実施していく必要がある」です。指導員やボランティアの業務は、単に児童を見守りするだけでなく、安全確保や宿題への対応、障がいのある児童への対応など多岐にわたるので、学童クラブの放課後児童指導員のような研修の機会を役所として提供して質の維持・向上を図っていく必要があるという意見があったと思います。

    3つ目として、「学習プログラムの充実」を図る必要についてです。現行の見守りをメインとした運営に加え、定期的に個性的なプログラムの提供することにより、放課後子ども教室の内容が充実できるのではないかという意見があったと思います。

    次回までに、もう少し体系的にまとめてご提示したいと思います。議長から補足意見等あればお願いします。

    (議長) 今回は、市内のはむらっ子を見ていただきました。はむらっ子は見守り中心の教室運営ですが、諮問にもあったように来年度の予算に反映したいもの、例えば、研修の実施やスタッフの増員などありますが、私は安全確保の面から思うところは、はむらっ子が行われている場所が、コンピューター教室が多く、パソコンは片付いているけど、他の物は片付いていない現状だからそれを昨年から片づけてほしいとお願いしているけど、予算が付かないのかそのままになっている。予算を確保してパソコン用の机を片づけて安全に使える場所にしてもらいたいと思っています。

    皆さんに、はむらっ子の現状を視察していただいた感想をお聞きしましたが、次に次回に向けて、先進的な教室を運営している自治体について、事務局から説明をお願いします。

    (事務局)  <資料3より、ふっさ子広場(福生市)、ひのっち(日野市)、こだいら放課後子ども教室(小平市)、放課後子ども教室くるプレ(立川市)について説明>

    (議長) 羽村市のように見守り中心のところは「広場」のイメージで、特別なイベントや行事が週に1回あるのが、「放課後子ども教室」というイメージです。そういう意味では、体育協会や文化協会に加盟している団体の子どもの好きそうな方に1か月に1回ぐらい来てもらって、イベントを開催してもらえると教室的な運営ができるのかと思います。

    その方向で皆さんの意見を聞いてまとめることができればと思います。

    この資料のように週に1回程度、特別なイベントやプログラムをやっていることがわかれば、視察に行くこともないように思います。羽村は羽村独自で、いろんな団体や個人の協力でどんなことができるか意見交換ができればと思います。他の自治体のイベントやプログラムは毎日行われていないので、日程の調整を事務局に任せますが、みんなで視察することは次回まででなくてもいいと思いますがどうでしょうか。

    (事務局) 他の自治体の視察については、全体をまとめる中で、機会があればと思います。また、皆さんの日程がまとまっても、その日に特別なイベントやプログラムが行われてないと、見守りの状況を視察することになってしまうことになってしまうので、6月の視察は延期とさせていただければと思います。

    (議長) 他になければこれで、「3協議事項(1)答申内容について」を終了とさせていただきます。

    最後に、羽村市小・中学校PTA連合会の総会が6月に書面開催で行われる予定です。市P連から選出されている田中委員が会長職を退任しますので、次回の社会教育委員の会議には後任の方が参加することになります。

     ここで、田中委員から一言いただきたいと思います。 田中委員お願いいたします。

     ≪挨拶≫

     ありがとうございました。

     社会教育委員は退任されても、今後ともよろしくお願いいたします。

    皆さん、本日はお疲れ様でした。

     

    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム