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    令和5年度第4回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • 初版公開日:[2022年10月23日]
    • 更新日:[2024年3月31日]
    • ID:18284

    日時

    令和5年7月28日(金曜日) 午後7時から午後8時50分

    会場

    生涯学習センターゆとろぎ 会議室

    出席者

    議長 川津紘順、副議長 江上真一、委員 小山夏樹、市野 明、本田文栄、石川千寿、中野菊枝、浦野雅文、清水雅俊、荻原 稔

     

    欠席者 

    なし

    議題

    1.あいさつ

    2.報告事項

    (1)令和5年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会
    第1回理事会について【資料1】

    3.協議事項

    (1) 答申内容について【資料2】

    4.その他

    (1)社教情報No.89の講読について

    (2)令和5年度第4回社会教育委員の会議会議録について

    (3)今後の会議の日程について

    ・都市社連協関係行事日程

    ・第5回社会教育委員の会議

     

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・令和5年度第4回羽村市社会教育委員の会議次第

    ・【資料1】令和4年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1回理事会について

    ・【資料2】答申内容について

    ・団体サークルガイド(令和5年度版)

    ・まなびだよりvol16

    -以下2点、事前送付資料-

    ・令和5年度第3回社会教育委員の会議 会議録

    ・社教情報No.89の講読について

     

    会議の内容

    (生涯学習推進課長) ただいまから令和5年度第4回羽村市社会教育委員の会議を開催します。

    本日の傍聴者はなし。次第に沿って会議を進めます。

     

    1. あいさつ

    (議長) 暑い中お集まりいただきありがとうございます。本日は、今までの議論を踏まえて、正副議長と事務局でまとめた中間答申の案をご審議いただいて、9月中に中間答申を出したいと思っています。

     積極的な御発言をお願いします。

    2. 報告事項

    (1)令和5年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1回理事会について

    (事務局) <資料1により説明>

    (議長) 私が理事ですが、用事があって副議長に参加してもらいました。この件について何か質問がありますか。

    (委員) 来年のブロック幹事の説明の中で、11月9日にブロック研修会を予定していると、説明がありましたが、その日は「子どもフェスティバル」がありませんか。

    (事務局) 来年度の子どもフェスティバルについては、決まっていないと思います。12月の交流大会でブロック研修の内容を発表することを考えると、翌週の11月16日(土曜日)に開催すると、まとめや資料の提出がタイトになると思います。逆に第1週11月2日(土曜日)だと文化祭にかぶる可能性があるので、正副議長と相談してこの日を候補日にしました。

    (委員) 1週間後の11月16日になる可能性もあるのですか。

    (事務局) 16日開催した場合、交流大会の発表は社会教育委員の皆様にお願いするので、その準備ができるかが懸念されます。いずれにしましても1年以上先の予定なので、とりあえず来年はブロック幹事で、研修会を担当するということで御承知おきください。

    (議長) 他に何かありますか。無いようならば、報告事項(1)「令和5年度 東京都市町村社会教育委員連絡協議会 第1回理事会について」を終わりにします。次に、3協議事項(1)答申内容については、4その他が終了してから改めて、協議したいと思います。 それでよろしいでしょうか。

    (各委員) 異議なし

    (議長) 次に、4その他(1)社教情報No.89の講読についての説明をお願いします。

     

    4 その他 

    (1)社教情報No.89の講読について

    (事務局) ≪事前配布資料により説明≫

    (議長) 事務局からの説明が終わりました。参考になりますのでできるだけ購入をお願いします。この件について、何かありますか。無いようなら「その他(1)社教情報No.89の講読について」は終わりにします。次に、「その他(2)令和5年度 第3回社会教育委員の会議 会議録について」を議題にします。 

    (2)令和5年度第3回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (議長) 事前に配布されていますので、何かありますか。

    <加筆・修正等なし>

    次に、「その他(3)今後の会議等の日程について」を、事務局から説明をお願いします。

    (3) 今後の会議等の日程について

    (事務局) 都市社連協関係行事日程の2件は、先程理事会の報告の中で説明いたしましたので割愛させていただきます。次回の会議は、この次の中間答申の内容次第で8月に開催するかどうかになると思いますので、日程の調整は後にさせていただければと思います。

    (議長) 事務局からの説明が終わりました。都市社連協の日程は確保をお願いします。

     次回の会議は、中間答申の協議後に決めたいと思います。この件について、ほかに何かありますか。無いようならば、協議事項の(1)中間答申(案)について事務局からの説明をお願いします。 

    3 協議事項 

    (1) 中間答申(案)について

    (議長) 今までの協議を踏まえて、先日、正副議長と事務局で中間答申の(案)のたたき台を作成し、本日、御提示しています。1ページ目から 1はじめに、2現状と課題など、項目ごとに意見を聞いていきたいと思います。資料2 1ページの前段 「1はじめに」を読み上げてください。

    1はじめに

    (事務局)  ≪1はじめに 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (各委員) 特になし

    (議長) 無いようですので、「1はじめに」は終わります。次に、 「2現状と課題」をお願いします。

     

    2現状と課題

    (事務局)  ≪2現状と課題 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (各委員) 特になし

    (議長) 無いようですので、「2現状と課題」は終わります。次に、 「(1)放課後子ども教室の現在の状況」をお願いします。

     

    (1)放課後子ども教室の現在の状況

    (事務局)  ≪(1)放課後子ども教室の現在の状況 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) 確認ですが、児童数が減っているので、教室は余剰が出てきていないのですか。

    (事務局) 前回の会議で、部長から今後児童数は減ってきても、35人学級に移行していくと、余剰教室は出てこないという状況であることの説明がありましたが、児童数が減っても余剰教室は増えていかないのが現状と認識しています。

    (議長) よろしいですか。他にありますか。

    (委員) 2ページの上から4行目の「放課後子ども教室の登録申し込みは増加傾向にあり保護者のニーズも増してきており」とありますが根拠は何かあるのでしょうか。

    (事務局) 登録者数については平成24年度からの統計があり、数字的には増加傾向が見られます。今回は中間答申ですので文章での表現になりますが、最終答申では他の根拠も含めて資料として付けたいと思っています。

    (議長) よろしいですか。他にありますか。無いようならば次に「(2)学童クラブとの一体的な運営」をお願いします。

     

    (2)学童クラブとの一体的な運営

    (事務局)  ≪(2) 学童クラブとの一体的な運営 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) 放課後子ども教室の所管替えや学童クラブ所管の組織改編などの理由は記載されていませんが、そのことによって課題を創ってしまったようにも感じます。何か必然性があったならば、それを書いたほうがいいと思うし、国が示すから一体的運営をしなければならないということではないと思いますが、羽村市の独特の事情があるなら今後のことを考えるのに書いてあったほうがいいと思います。

    (事務局) 昨年の4月の所管変更は、教育施設を使う施策なので、学校とより連携を図るために行われたと承知しています。新・放課後子ども総合プランでは、放課後子ども教室と学童クラブを一体的な運営で行うことが掲げられていることを踏まえても、羽村市は学童クラブが学校の外にあるので、放課後子ども教室と同じ所管であったとしても一体的な運営は難しいのが現実でした。今回は、令和6年度から富士見小学校内に学童クラブが設置されることを受けて、放課後子ども教室の運営にも影響が出てきますので、何らかの形で課題として挙げて、今後の方向性に一体的な運営のモデルケースとして富士見小学校での運営形態(外部委託等)に結び付ける端緒とするために切り出しました。そのため、所管課が変更になった理由や学童クラブが学校外に設置され続けている経緯等を記載しませんでした。あくまでも新・放課後子ども総合プランで掲げられている放課後子ども教室と学童クラブの一体的な運営を将来的に各学校で実現するためのきっかけなればと思って課題としましたので、この程度の内容にさせていただければと思っています。

    (委員) 記載しない趣旨は理解しました。

    (議長) よろしいですか。他にありますか。無いようならば「2現状と課題」は終わりにします。 次に、「3放課後子ども教室(はむらっ子広場)における取り組むべき方向性」をお願いします。

    3放課後子ども教室(はむらっ子広場)における取り組むべき方向性

    (事務局)  ≪3放課後子ども教室(はむらっ子広場)における取り組むべき方向性 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (各委員) 特になし

    (議長) 無いようなので、「3放課後子ども教室における取り組むべき方向性」は終わります。次に、「(1)放課後子ども教室の内容についての①学校施設のさらなる活用」をお願いします。

    (1)放課後子ども教室の内容について

    ①学校施設のさらなる活用

    (事務局)  ≪①学校施設のさらなる活用 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) 前回話題になった内容がまとまっていると思います。

    (議長) よろしいですか。それでは次に、「②開室日数の増加の検討」をお願いします。

     

    ②開室日数の増加の検討

    (事務局)  ≪②開室日数の増加の検討 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (各委員) 特になし

    (議長) よろしいですか。それでは次に、「③活動内容の充実」をお願いします。

     

    ③活動内容の充実

    (事務局)  ≪③活動内容の充実 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) 活動内容の充実のために、「子育て・教育支援に関わる NPO、習い事や学習塾等の民間教育事業者の参画を促進していく必要がある」と書かれていますが、それに対する予算をどう考えていくか、この後に出てくるのでしょうか。

    (事務局) 予算については、諮問の内容では、令和6年度当初予算に反映させる必要な事項については中間答申で示すように求められていますが、数字的なものは載せておりません。中間答申を受けて、教育委員会、実際には生涯学習推進課が、令和6年度当初予算を積算する中で、民間事業者やNPO法人に人材を派遣してもらったら1回あたりいくらになるか見積もり等を取って予算要求をしていきます。今回の中間答申では、具体的な金額を示して予算を要求してくださいという記述は行いません。中間答申として受けた内容を具体的に実施するとしたら予算がこのくらい必要だから、生涯学習推進課として令和6年度当初予算を要求する際の根拠として活用していくものになります。但し今、協議いただいている内容の全てが中間答申に盛り込まれても予算要求の対象になるかと言えば、限られた予算の中で優先順位を考えていかなければならないのも現実です。答申を受けても予算要求しないものや令和7年度に要求するものなど取捨選択を行うこともあることをご承知おきください。

    (議長) よろしいですか。それでは次に、「方向性のうち(2)放課後子ども教室の運営についての「①スタッフ人材確保の促進」」をお願いします。

    (2)放課後子ども教室の運営について

    ①スタッフ人材確保の促進

    (事務局)  ≪①スタッフ人材確保の促進 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) 2行目の「若い層のスタッフをいかにリクルートできるか」という記述がありますが、「リクルート」という言葉の使い方がどうかと思いました。

    (事務局) カタカナでないと、「採用とか雇用」とかと思いますが、修正したいと思います。

    (委員) 羽村市の表記便覧を確認していませんが「子ども達」の「たち」は漢字ですか。

    (事務局) 子どもの「ども」は表記が分かれますが、「達」は確認します。

    (委員) 学校だと「達」はひらがなだと思います。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) この項目では、いわゆる給与が支払われるスタッフと無償のボランティアスタッフについて書かれていますが、そのことについて説明はありません。現在の運営は、有償の指導員と無償のボランティアで行われていることを明示してから、スタッフの現状につなげたほうがいいと思いますがいかがでしょうか。

    (事務局) 見出しの「スタッフ」ですが、1ページの「現状と課題」の中で、指導員、ボランティア等(以下「スタッフ」という。)と記載させていただいていますので、ここでの「スタッフ人材」は、指導員とボランティアを含めています。委員ご指摘のように、一読してわかるようにするためには、その前段でスタッフの説明をすべきかもしれませんので検討してみたいと思います。

    (委員) スタッフに指導員とボランティアが含まれていることは、読んでいけばそういうことかなと思います。リクルートを「採用・雇用」に変えると、ボランティアには採用・雇用ではないし、私たちが視察に行った時に、指導員とボランティアの動き方が同じように見えて、区別がしにくかったので、この中間答申も区別して分かりやすくしたほうがいいと思いました。

    (事務局) スタッフのうち、会計年度任用職員の主任指導員と指導員は配置できる人数が決まっているので、その人材は確保ができています。現在のように参加児童数が増えると、運営における見守り等にボランティアの協力は欠かせなくなっていますので、ボランティアを増やしましょうということが主眼で○印で示しているように、保護者の協力を求めていき、どうしても集まらなければ民間委託も選択肢の一つとして掲げてあります。

    (委員) 教育委員会への答申ですが、市民にも公開するので、解りやすいほうが良いと思いました。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) ○の3つ目の内容は、2番目に来たほうが、内容的に適切と思います。

    (事務局) 順番を入れ替えます。

    (議長) よろしいですか。それでは次に、「②スタッフへの研修・支援の充実」をお願いします。

     

    ②スタッフへの研修・支援の充実

    (事務局)  ≪②スタッフへの研修・支援の充実 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) ここのスタッフは、指導員、ボランティア等でなくて、指導員ですか。

    (事務局) 両方を指しています。

    (委員) 両方にOJTやチューター制度を導入して大丈夫ですか。

    (事務局) OJT は職場内での教育訓練ですから新規採用の指導員でもボランティアの方にはOJTは必要だと思います。OFF-JTの職場外研修も指導員だけというより、運営は指導員とボランティア一体で行っておるので、受講を必須にするかどうかは別にして、研修を受ける機会は設けておく必要があると思っています。今まで研修ができていませんでしたので、学童クラブのスタッフ対象の研修にも参加させていただくことに併せて、放課後子ども教室のスタッフを対象にした研修を行っていきたいと思っています。

    (委員) 研修の機会を設ける、対象者は指導員、ボランティアであることは理解できますが、順序としては、会計年度任用職員の指導員の方が研修をしっかり受けて、次にボランティアの方というようなことでないと、研修を受講する必然性が曖昧になって、見守りだけのボランティアの方はそこまでしないと登録されないなら、応募に対して敷居が高いと感じるのではないかと思います。指導員とボランティアの研修体系を別々に示したほうが分かりやすいのではないかと思います。

    (事務局) 例えばですが、指導員は必修で、ボランティアの研修内容は選択で、興味があったら受講していただくような方法もあると思います。2時間の研修なら前半の1時間は必修で、休憩後の後半部分はボランティアの方は選択制にするなどやり方で工夫したいと思います。今回の中間答申は、いままでスタッフ対象の独自の研修が無かったので、来年度からは研修を実施したい旨を載せて、内容は、学童クラブの放課後児童支援員の資格取得に準じた内容を示し、必修と選択できる内容として、年2回程度から始めたいと考えています。それに加えて学童クラブ所管課が行う研修も内容によっては紹介することもしていきたいと思っています。そして、スタッフのスキルを底上げしていきたいと思っています。

    (委員) 研修のはじめの一歩として了解しました。

    (議長) よろしいですか。それでは次に、「③円滑な教室運営に向けた日常的・定期的な意見交換会の開催」をお願いします。

     

    ③円滑な教室運営に向けた日常的・定期的な意見交換会の開催

    (事務局)  ≪③日常的・定期的な意見交換会の開催 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (各委員) 特になし

    (議長) 無いようですので、「④民間事業者による運営の検討」をお願いします。

     

    ④民間事業者による運営の検討

    (事務局)  ≪④民間事業者による運営の検討 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) 来年度、富士見小学校内に学童クラブが設置され、外部委託で運営を予定されているので、放課後子ども教室も同じ事業者による一体的運営をしていったらどうかという内容が書かれていますが、現在、各事業の所管課が別ですけど、一体的運営は具体的にどんなイメージで進んでいるのですか。

    (事務局) 学童クラブの所管課と一体的な運営について意見交換を行っていませんが、福生市、立川市、調布市等いくつかの自治体では学童クラブと放課後子ども教室を外部委託による一体的運営を行っています。そういう先進的自治体から情報を参考にしていきたいと思っています。予算は所管課ごとに按分して計上することになると思います。いずれにしましても令和6年度予算の計上の仕方は予算要求までには、整理したいと思いますが、事業の運営の管理監督は所管課が責任をもって行っていくことになります。

    (委員) 同じ業者に委託をしても事業ごとに管理監督は責任をもって所管課が連携して行っていくというイメージは分かりました。

    (委員) 「今年度、富士見小学校への学童クラブ設置」の記述は、富士見小学校内に学童クラブが設置されるのは令和6年度ですね。

    (事務局) 学童クラブの専用の場所を設ける工事が行われるという意味で記載しました。

    (委員) 「設置」と書かれているので、これだと令和5年度中に学童クラブが富士見小学校内にできて、スタートすると思ってしまう。「来年度から富士見小学校内で・・・」とかにしたほうがよい。

    (事務局) 開設時期に誤解を与えないように修正し、その際の運営が外部委託を検討しているという流れでまとめます。

    (委員) 来年度から富士見小学校内で学童クラブが始まることがわかるように修正してもらえればと思います。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) 学童クラブや放課後子ども教室の運営の民間委託のことが記載されていますが、ここでいう民間委託のイメージがつかめないのですが、具体的にはどういうことなのでしょうか。

    (事務局) 民間委託は、子どもたちの自主的な活動が安心・安全に行われることを前提に、現在の会計年度職員の主任指導員や指導員に代わり、子供に係る事業の実績を持つ民間事業者に運営を委託し、教室の開始から終了までの運営全般を行います。

    (委員) 教室の運営を行うことができる株式会社やNPO法人があるということですね。

    (事務局) その通りです。例えば福生市は学童クラブと放課後子ども教室を同じ民間事業者が運営を行っています。立川市、調布市も民間事業者に運営を委託しています。学童クラブはすでに多くの自治体で運営を民間委託で実施しているのでその延長線上で放課後子ども教室も運営の委託が進んでいくのではないかと思います。

    (委員) メリット、デメリットはどんなことがありますか。

    (事務局) メリットは、子どもに関する事業のノウハウの蓄積があり専門性を有するスタッフによる対応ができる。また、スタッフに欠員が生じても補充が容易にできる等があると思います。デメリットは、直営より費用が掛かるということが挙げられると思います。

    (委員) 委託業者を決める場合、その選定方法はどのような形式で行われるのですか。民間会社では、補助金対象の事業だと競争入札にしなさいとか言われますが、入札で行うのでしょうか。

    (事務局) 一般論で言わせていただければ、このような案件は価格を優先する一般競争入札でなく、提案内容とともに、方針、特色、実施体制、実績等を総合的に評価して選定するプロポーザル方式が適していると思います。

    (委員) 提案内容は良かったけど、価格が高かったから別の安い事業者なってしまったということにはならないでほしい。

    (事務局) 予算もありますが、基本的には、プロポーザルで行うのが適していると思います。

    (議長) 他にありますか。

    (副議長) 民間事業者に運営を委託していく場合にメリット、デメリットをここでも少し議論して、最終報告に載せるのか自分でも整理ができていない。特に、民間事業者に運営を委託した場合に、放課後子ども教室の本来の趣旨の地域の大人たちが子供たちに関わるという目的が無視されてしまうのではないかということがデメリットとしてあると思います。最終報告を見据えてここで議論したほうがいいのでしょうか。

    (事務局) 民間委託した場合の地域の大人とのかかわる機会が無くならないように、立川市では教室の特別プログラムの中に地域の日を設け、地域の人々との交流の機会を設けています。大人たちのかかわりは放課後子ども教室での必須項目ですので、例え運営が民間委託になってもなくすことはできないことと思っています。民間委託については、メリット、デメリットがあると思いますが、今回の中間答申では、富士見小学校の内に学童クラブが設置されて、運営が民間委託になることを前提に記載しています。富士見小学校で放課後子ども教室と学童クラブの一体的運営を行うためには、運営主体は同じでなくては難しいので、そのために民間委託の項目を方向性に入れて、そのメリット、デメリットを検証して、将来につながればいいと思っています。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) 富士見小学校で一体的な運営を行うにしても、学童クラブと放課後子ども教室の部屋は別々ですね。学童クラブは午後1時から7時で、放課後子ども教室は午後4時30分までで、その間の運営を民間事業者が別に行う。民間事業者のスタッフが一緒に同じ部屋で見守りながら、4時30分になると放課後子ども教室参加の児童は帰ってください。学童クラブの参加の児童は残ってください。というようなことではなく、別の部屋でそれぞれの内容に沿った運営を行うということですね。

    (事務局) 一体型の運営の視察をしていないのではっきりしたことは言えませんが、同じ運営主体ならスタッフの行き来もできるだろうし、放課後子ども教室が終わった児童が学童クラブに参加するということも同じ施設内なので可能と思います。現在、放課後子ども教室は午後4時30分までですが、時間の延長についても学童クラブは育成料がかかりますが放課後子ども教室は6年生まで無料で受け入れていますから子供の居場所として東京都等では検討を始めたようです。

    (委員) 学童クラブに参加している児童が遊んでいるところに、放課後子ども教室参加の児童が入って一緒に遊ぶこともかまわないということですか。

    (事務局) 民間事業者それぞれの運営スタイルにもよると思いますが、現在でも4時30分で放課後子ども教室が終わった児童は、保護者の方の連絡が前提になりますが、学童クラブに登録があれば、学童クラブに行って一緒に活動してから帰宅することは行っています。同じ敷地内に学童クラブと放課後子ども教室があれば、連携してより円滑な運営は可能と思います。

    (議長) 他にありますか。無いようならば、「⑤事務局体制の充実」をお願いします。

    ⑤事務局体制の充実

    (事務局)  ≪⑤事務局体制の充実 読み上げ≫

    (議長) 何か意見がありますか。

    (委員) この項目は、重要なことだと思います。スタッフに欠勤が発生した時に、事務局の職員が現場に補充に入るのは好ましいこととは思えません。本来のマネジメントに集中できる体制を構築するためにも項目出ししておく必要があると思います。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) 下から2行目の「教室のレベルの底上げ」は「活動内容の充実」としたほうが、3ページの項目と整合性が取れると思います。

    (委員) 最後の行の「事務量がはるかに増大することが見込まれる」とは、開室日数が増えると現在の職員体制では難しいということだと思うのですが、どんな状況なのでしょうか。

    (事務局) 昨年の4月に放課後子ども教室の事務が、児童青少年課から生涯学習推進課に移管され、併せて生涯学習総務課生涯学習推進係の事務のほとんども生涯学習推進課に移管されてきました。もともと生涯学習センターゆとろぎの事業運営と維持管理が中心の職員体制に生涯学習推進課という生涯学習施策を推進する業務が加わりました。また、令和5年から放課後子ども教室の開室日数も増えましたが、現在の職員体制は増加した事務量にぎりぎりの状況だと思います。今後、開室日数が増加するとなると必然的に関連事務量が増えることが見込まれますから現在の事務局体制ではきめ細やかな対応は難しいと考えます。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) 中間答申は、令和6年度の予算化を目指していると思いますが、予算化のことが載っていないのですが、どうしてですか。

    (事務局) 今回の中間答申には、予算化すべき数字は載せていません。先程も説明いたしましたが、教育委員会が中間答申を受けて、その内容をどうするかを教育委員会で内容を吟味し、優先順位を決め、例えば研修を実施しようとなれば、令和6年度当初予算に放課後子ども教室所管課の生涯学習推進課で見積もりを徴取して研修に必要な予算を要求していく。その際、予算要求の根拠は、社会教育委員の会議の中間答申であるから予算化に最大限配慮してくださいということを、財政当局に示していくことになります。

    (委員) 個別の金額ではなくて、中間答申の実施に予算化が必要な項目を明示しておいたほうがいいと思います。

    (事務局) 捉え方にもよりますが、中間答申の各項目は、予算が必要とは思っています。

    (議長) 市が財政的に厳しいから全部は難しいと思うけど、中間答申を尊重して予算化できればと思います。

    (事務局) 具体的な金額は、掲載しませんが正副議長から教育長に中間答申を渡してもらう時に「本中間答申は、予算が確保されれば実現可能な項目をまとめました。最大限の努力をお願いします」みたいに口頭で言ってもらえればと思っています。

    (議長) よろしいですか、「⑤事務局体制の充実」を終わりにします。それでは、全体を通して何かありますか。

    (委員) 1ページ下から3行目「さまざまな状況です」は、「さまざまな状況である」のである調に統一したほうがよいと思います。

    (事務局) 修正します。

    (委員)1ページ上から6行目の「放課後子供教室」の「供」は「ひらがな」では。

    (事務局) ここの「放課後子供教室」は国の新・放課後子ども総合プラン」で言っている施策名なので漢字で表記することになります。

    (委員) (以下「放課後子供教室」という。)だから、以下は全て漢字にしないと。

    (事務局) はじめにの最後に、放課後児童健全育成事業の国と羽村市の施策の表記について注釈をつけて、内容は同じですよとわかるようにしています。

    (委員) 国と東京都は放課後子供教室の子供の「ども」は漢字で、羽村市は、表記便覧では漢字だけど、事業名はひらがなを使っている。

    (副議長) 国、都、市も子供の「ども」はひらがなでしたが、都は漢字に統一した経緯がありました。市はひらがな表記で国は漢字やひらがながあってわかりにくい。以下と入れているのでどうするか。

    (委員) かっこ書きの(以下「○○」という。)を削除してしまっても文脈は通ると思います。

    (副議長・委員) かっこ書きは削除しても注釈があるからわかると思います。

    (事務局) かっこ書きは削除します。

    (議長) よろしいですか、皆さんから貴重な意見をいただきましたので、内容の修正を正副議長と事務局で行っていきたいと思います。本来なら、加筆・修正した中間答申案を皆様にお諮りするために、8月に会議の開催が必要になりますが、正副議長と事務局に一任をいただければ、8月の会議は無しにしたいと思いますがいかがですか。

    (各委員) 異議なし、お任せします。

    (議長) ありがとうございます。修正は、事務局と正副議長で行いたいと思います。次回の会議は、9月に開催したいと思います。

    次第の(3)今後の会議等の日程についての②会議日程をご覧ください

    (3) 今後の会議等の日程について

    ②会議日程

    (議長) 次第に候補日が記載されていますので、9月26日から皆様の御都合の悪い日を確認していきます。

    ≪各候補日の都合の悪い人数確認≫

     次回の第5回社会教育委員の会議の日程

     ・令和5年9月28日(木曜日) 午後7時から

     ・ゆとろぎ2階 会議室

    他に何かありますか。無いようなら本日の会議はこれで終了します。

    お疲れ様でした。

    終了:午後8時50分


    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

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