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    令和5年度第3回羽村市子ども・子育て会議 会議録

    • 初版公開日:[2023年11月21日]
    • 更新日:[2023年11月21日]
    • ID:18188

    令和5年度第3回羽村市子ども・子育て会議 会議録

    日時

    令和5年10月25日(水曜日)午後6時から午後8時25分

    会場

    羽村市役所4階特別会議室

    出席者

    【会長】近藤弘【副会長】市野繁子【委員】池田文子、市川晃司、渡邉智美、松尾紀子、藤井杏子、勝山智現、村井未帆、下田明子、阿部光子、滝島由美、宮川夏実

    【事務局】山本子ども家庭部長、中野子育て支援課長、関谷子育て相談課長、田中子育て相談課主幹、児童青少年係長、保育・幼稚園係長、保育・幼稚園係主査、保育・幼稚園係主事

    欠席者

    【委員】竹中雪与、成田炳博

    議題

    1.会長あいさつ

    2.議事

    (1)(仮称)羽村市こども計画の策定に向けたニーズ調査について

    (2)(仮称)羽村市こども計画の策定に向けた子ども・若者の意見聴取

    について

    (3)利用者負担額等について

    3.その他

    傍聴者

    0人

    配布資料

    • (資料1-1)ニーズ調査票表紙・サービス一覧【就学前児童】
    • (資料1-2)ニーズ調査票【就学前児童】
    • (資料1-3)ニーズ調査票表紙・サービス一覧【就学児童】 
    • (資料1-4)ニーズ調査票【就学児童】
    • (資料2-1)子ども・若者の意見聴取について
    • (資料2-2)子ども・若者の意見聴取項目案について
    • (資料3-1)私立保育園運営費負担内訳推移
    • (資料3-2)保育委託料の推移
    • (資料3-3)国基準に対する利用者負担額の徴収割合 26市一覧
    • (資料3-4)施設型給付費の科目別内訳推移
    •  

    会議の内容

    1.会長あいさつ


    2.議事

    (1) (仮称)羽村市こども計画の策定に向けたニーズ調査について

    (事務局) 羽村市こども計画の策定に向けたニーズ調査について(資料1-1から1-4)に基づいて説明

    (会長) 事務局からの説明が終わりました。この件について、ご意見、ご質問などございますか。

    (渡邉委員) 「登校について」の設問の最後に、「どのようにしたら登校できると思いますか」というような設問があるとよいと感じました。

    (事務局) 追加について検討させて頂きます。

    (池田委員) 「登校について」の設問に関して、不登校については、学校の先生や教育委員会が実態や対策も含めて把握・実施していると思いますが、今回の設問と学校・教育委員会が行っている対策等との関連性について教えてください。

    (事務局) 教育委員会や先生が把握していない部分や登校の程度についての認識を把握する項目であります。学校の取組だけではなく、本人や家族が相談できる窓口の設置や家族の支援といった事業やサービスを今後増やしていく必要があるのか、そういったニーズを把握するための項目であります。

    (池田委員) そうであれば、そのような内容を説明したうえで、調査を実施した方がよろしいのではないでしょうか。別の質問になりますが、羽村市の子育てに関する強みと弱みを聞く設問の中で、選択肢の中に「子供が安全に遊べる場所が少ない」があります。例年、幼稚園の保護者からは子どもが安全に遊べる場所が必要という声は多く聞かれます。例えば、「子供が安全に遊べる場所が少ない」という回答が多かった場合、その対応はどのようなことを想定しているのでしょうか。

    (中野子育て支援課長) 市としましても子ども・子育て施策として、充実していきたいことは多数あります。要望もたくさんいただいている状況でありますが、限りある予算のなかで、優先順位をつけて、具現化に向けて取り組んでいきたいと考えています。

    (市川委員) 今回の「登校について」の設問は小中学生だけではなく、18歳以上の年代を見越した設問と感じました。不登校については、毎年実施している調査があり、学校から教育委員会に細かい調査報告をあげています。今回の調査はそのような不登校の調査とは趣旨が違う調査だと感じました。また、別の質問になるのですが、今回の対象者の1,600人について、算出根拠を教えてください。

    (事務局) 対象者数から、回収率も踏まえ、統計上有効な割合である全体の30から40%となるように設定しています。

    (池田委員) 未就学児の全体の対象者数は何人でしょうか。

    (事務局) 約2,140人です。

    (村井委員) 「登校について」の設問について、自分の子どものこととして答えるか、周りにいる子どもについて答えるのか、例えば外出頻度などを聞く設問など、設問毎にニュアンスが変わってしまっていないでしょうか。設問のなかで明確化するなどを工夫した方がよいのではないでしょうか。

    (事務局) 今回の調査は自身の子どもについて答えるのではなく、周りの子どもについて答えていただくことを想定しています。設問の表現方法は検討させて頂きます。

    (中野子育て支援課長) 国のひきこもりに関する調査でも外出頻度については聞いており、国のデータとも比較するため聞いていきたいと考えておりますが、自分の子どもについて答えるのか、周りの子どもについて答えるのかについては、明確化できるよう、文言は工夫していきたいと思います。

    (会長) 設問の最初の部分に自分の子どものことで答えるのではなく、一般的なこととして聞くことを明記した方が誤解を生まないと思いますが、いかがでしょうか。

    (事務局) 設問の表現方法について、検討させていただきます。

    (滝島委員) 資料1-4の6ページ問19について、学童クラブに関する設問がありますが、通っている人以外は答えれられない設問になっていないでしょうか。4年生以上については、夏休み期間中の学童クラブ利用に対するニーズがあると思いますが、それはどのように把握するのでしょうか。また、市に望む子育て支援策を聞く設問の選択肢で「子どもの居場所づくりの充実」とありますが、具体的にどのような場所を想定しているのでしょうか。

    (事務局) 学童クラブに関する設問については、利用希望の状態でも記入できますので、そこでニーズを把握していきたいと考えております。居場所づくりについては、今後、取り組んでいく課題と認識しており、どこが居場所なのか、利便性も含めて考えていきたいと考えております。

    (中野子育て支援課長) 居場所については、現在、国が居場所づくりに関する指針を策定している状況です。その中で、居場所については、「場所・時間・人との関係性すべてが子ども・若者にとっての居場所」になり、「居場所と感じるかどうかはこども本人が決めること」とされています。つきましては、今回は具体的な場所は提示できませんが、居場所づくりに関するニーズがどのくらいあるのか把握したいと考えています。具体的な部分については、今後検討していきます。

    (勝山委員) 「登校について」の中で外出頻度を聞く設問がありますが、他の家庭のお子さんの外出頻度まではわからないのではないでしょうか。

    (事務局) 選択肢の中に「わからない」を入れて答えてもらえるようにしていきます。

    (松尾委員) 同じく外出頻度を聞く設問について、他の家庭のお子さんのことについて書けないと思いますので、この項目は削除してもいいのではないでしょうか。

    (事務局) 今回の設問は、具体的な実態を把握する質問ではなく、傾向や認識を聞くことを目的に入れた項目となります。設問の削除については、検討させていただきます。

    (藤井委員) 「登校について」の設問の中で登校を渋り、常態として通学していないお子さんが「いる」「いない」を聞くことについて、漠然と把握することを目的としているならば、設問自体を削除するか、設問を入れ替えたりしてもよいのではないでしょうか。

    (中野子育て支援課長) 今回策定する「こども計画」はひきこもり対策など、子ども・子育てに関する幅広い内容を組み込んで策定する必要があり、今回はそのためのニーズの把握を目的とした調査となっております。可能な限り具体的なニーズを把握していきたいと考えておりますが、正確な実数の把握は難しいのではないかと考えています。委員の皆様のご意見を踏まえ、この設問は削除する方向で検討させていただきます。

    (副会長) このような調査は回答者個人のプライバシーを暴くためでも、傷つけるものでもなく、手を差し伸べるための機会をつくるものであると認識しています。また、何かのきっかけから気持ちが楽になるような計画にしていくべきだと思います。ポジティブな内容となるように、調査票も検討が必要だと思います。

    (阿部委員) 回答するのは保護者であり、忙しい家庭が多いと思います。そう考えたときに、調査項目数が多いのではないでしょうか。調査方法や設問項目を見直すなど、設問数を減らした方がよいと思いますがいかがでしょうか。また、子育て世帯全家庭への送付が理想ではないでしょうか。

    (事務局) こども計画に包含する予定である「第3期子ども・子育て支援事業計画」については、各事業に関する量の見込みを算出しなくてはならず、調査数を減らすことができません。保護者の負担は承知しておりますが、今回はこのような内容で送付する予定です。全数調査については、事務量や経費の問題もあり、難しい状況であるのと、統計の考え方で、必要なサンプル数が確保できれば、全体の傾向は把握できますので、今回の調査数で調査設計を考えています。

    (勝山委員) 電子アンケートにすれば全体数を把握できるのではないでしょうか。

    (事務局) 電子媒体を活用したアンケートの実施については、委託事業者にも確認しましたが、今回の実施は難しいと判断しております。今回実施する、子ども・若者の意見聴取についてはインターネットフォームを使い、実施します。こうした調査を今後実施する際には、電子媒体の活用を検討させていただきます。

    (勝山委員) 回答者に対するなにかしらのインセンティブがあると回収率があがると思います。

    (事務局) 予算の関係もありますが、今後、検討させていただきます。

    (下田委員) 子育てに関して、日頃悩んでいること、または気になることを聞く設問がありますが、悩みなどをどのように解決したかを聞く設問があった方がいいのではないでしょうか。また、そのあとに「市にどのような支援策を期待しますか。」という設問がありますが、こちらの設問を調査票の後ろの方にある大項目の「羽村市についてうかがいます」に入れた方がわかりやすいと思いますがいかがでしょうか。

    (事務局) ページ数の問題や予算の関係もありますが、検討させていただきます。

    (会長) このような調査で比較すると、前回の調査における回収率は高い傾向にありますので、非常に関心が高いことがうかがえます。できるだけ回答しやすいように実施していくべきだと思います。今回の調査の目的はこども計画の策定のためであります。具体的な計画の内容については、今後の会議の中で検討していきますので、委員の皆様からの積極的な意見交換をお願い致します。

    (渡邊委員) 居場所づくりに関連しまして、居場所はこどもが決めるものであると思います。居場所づくりの施策を検討するにあたり、小学校の高学年に直接聞くことが有効だと思います。

    (中野子育て支援課長) 内容については検討中ですが、小・中学生を対象としたアンケートについては、来年度実施する予定です。インターネットを使用した調査も実施していきたいと考えております。

    (会長) 他に質問等はありますでしょうか。


    ―特になし―


    (会長) それでは、羽村市こども計画の策定に向けたニーズ調査について、本日出た意見を踏まえ、事務局が修正を行ったうえで実施するということでよろしいでしょうか。


    ―異議なし―


    (会長) それでは、調査結果が出ましたら事務局は子ども・子育て会議への報告をお願いいたします。


    (2) (仮称)羽村市こども計画の策定に向けた子ども・若者の意見聴取について

    (事務局) (仮称)羽村市こども計画の策定に向けた子ども・若者の意見聴取について(資料2-1から2-2)に基づいて説明

    (会長) 事務局からの説明が終わりました。この件について、ご意見、ご質問などございますか。

    (松尾委員) 設問に追加が可能であれば、「将来、羽村市で子育てしたいと思いますか」や「子育てについてご意見はありますか」などがあると、「羽村市っていいな」と思ってもらえるのかなと思いましたがいかがでしょうか。

    (事務局) 15歳、16歳がどの程度、「子育て」に関してイメージがつくかというのはありますが、設問の追加については、検討させていただきます。

    (渡邉委員) 今回の意見聴取は中学生も対象でしょうか。子育てのイメージがつかなくても、「羽村市に将来も住み続けたいですか」などの設問は夢があっていいなと思いました。

    (事務局) 今回の意見聴取については、中学生は対象外となります。中学生を対象にした意見聴取については、次年度の実施を考えております。調査項目の追加は検討させていただきます。

    (中野子育て支援課長) 補足にはなりますが、今回の意見聴取は、年齢で正確に絞ることが難しい状況ですので、中学生が回答したとしても、広く意見を聴取していきたいと考えております。次年度に行う意見聴取については、市内の学校に在籍する小・中学生を対象に行う予定ですので、私立の学校に通うお子さんには、今回の調査で回答いただけるものと考えています。今回の意見聴取の反省点等を踏まえながら、当事者の声を聞くことについては、今後も継続的に取り組んでいきます。

    (渡邉委員) 保育園は卒園児もいますので、ポスターを貼って周知することもできます。子ども自身が“自分達も役に立てる”と思えるようなキャッチコピーがあればいいと思いました。

    (勝山委員) 次年度予定されている、小・中学生のアンケートとは授業の一コマを使うのでしょうか。

    (市川委員) 現在は、小・中学生に対して一人一台タブレットが配布されておりますので、設問数にもよりますが、10分程度あればタブレットを使いこなし、回答も完了すると思います。

    (中野子育て支援課長) 小・中学生のアンケートについては、タブレットも活用していきたいと考えています。教育委員会ではすでに授業の中でアンケートを行っていると聞いおりますので、実施方法等も含めて教育委員会と相談していきます。

    (宮川委員) 周知方法の広報はむら、市公式サイト、公式X(元twitter)については、自分から見ないと伝わらないものですので、駅のポスター掲示などの方が有効だと思いました。一番有効なのは、自分の家に案内が届くことだと感じました。また、イベントでの周知とありますが、具体的にはどのようなイベントがあるのか教えてください。また、質問の中で、15歳や16歳だと小・中学生の時の記憶があると思いますので、「小・中学生の時に自分自身で困ったことはありませんでしたか」という設問を追加してもいいのではないでしょうか。

    (中野子育て支援課長) 市としましても、高校生・大学生世代に対してアプローチが難しいと感じております。対象者全員への郵送については、予算を確保しておりませんので、実施は難しいです。イベントで対象年代の保護者にチラシを配布したり、11月に行われる子どもフェスティバルも活用していきたいと考えております。

    (村井委員) 対象は、市内在住・在勤・在学とありますが、羽村市とのかかわりを聞く設問で「羽村市に住んでおらず、住んだこともない」があり、設問と選択肢がリンクしていないのではないでしょうか。羽村市にあまり関わりのない高校生・大学生世代まで聴取するのであれば、市外の高校など幅広く周知する必要があるのではないでしょうか。また、設問6の「居場所に求めること」について、単一選択となっていますが、子ども・若者はいろいろなことを居場所に求めていると思いますので、一つに限定せず、複数選択でよいのではないでしょうか。

    (事務局) 設問6については、複数選択に修正いたします。今回の意見聴取については、羽村に関わりのある人を中心に回答してもらいたいと考えておりますが、一方幅広く意見を聴取したい考えもあります。市内在住の人がどのようなことを望んでいるのか、関わりの少ない人がどのようなことを望んでいるのかなどクロス集計するため、選択肢の「羽村市に住んでおらず、住んだこともない」を入れております。

    (村井委員) 繰り返しになりますが、幅広く回答を得たいのであれば、市内の施設に限ることなく周知した方がよいと思います。また、高校生・大学生世代をお子さんに持つ保護者をターゲットにしたPRも有効だと感じました。

    (阿部委員) はむら市民と産業のまつり2023もあるので、そこでチラシなどを配布してもよいのではないでしょうか。

    (副会長) 郵送が難しければ、チラシなどを手に取ってもらうなど二次元コードを読み取りやい状況を作ることが必要だと思います。チラシやポスターの作成などは予算の関係上可能なのでしょうか。

    (事務局) カードサイズのものやチラシなどを作成し、対象者が集まる場所に設置依頼をかけていきたいと思います。

    (池田委員) アンケートの目的が不明確だと回答率は下がってしまう可能性が高くなると思います。目的を明記するなど、調査方法を工夫して実施した方がよいと思います。近隣の高校や大学もターゲットにした方がいいのではないでしょうか。

    (勝山委員) 対象の年代については、アプローチできたとしても回答まで結びつかないケースが多いと思います。回答者にクーポン券を配布すると回答率はあがるのではないでしょうか。

    (事務局) 調査の周知方法・実施方法については、頂いた意見を踏まえ検討させていただきます。

    (会長) 他に質問等はありますでしょうか。


    ―特になし―


    (会長) それでは、羽村市こども計画の策定に向けた子ども・若者の意見聴取について、本日出た意見を踏まえ、事務局が修正を行ったうえで実施するということでよろしいでしょうか。


    ―異議なし―


    (会長) それでは意見聴取の結果が出ましたら事務局は子ども・子育て会議に報告をお願いいたします。


    (3) 利用者負担額等について

    (事務局) 利用者負担額等について(資料3-1から3-4)に基づいて説明

    (会長) 事務局からの説明が終わりました。この件について、ご意見、ご質問などございますか。

    (池田委員) 資料3-1の国分の負担内訳がありますが、こちらの金額は13園分の年間のトータルの金額ということでよろしいでしょうか。

    (事務局) その通りです。

    (池田委員) 資料3-1に児童一人当たり年間約15万円と書いてありますが、こちらも一人あたりの金額という理解でよろしいでしょうか。幼稚園ですと、一人当たり年間で30万円以上かかる状況があります。

    (事務局) こちらについては、年間の延べ在籍児童数で計算をしている関係で、1か月の一人あたり金額となります。

    (会長) 他に、ご意見・ご質問はありますか。


    ―特になし―


    (会長) それでは、事務局は今後、さらに検討を深めたうえで利用者負担額を検討できるよう、資料の提示をお願い致します。利用者負担額については、子ども・子育て施策の充実という目的のもと、この会議で検討できればと思います。

    (会長)予定しておりました議事等はすべて終了しましたが、皆様から何かございますか。


    -特になし-


    (会長) 特に無いようですので、これで第3回の回議を閉会とさせて頂きます。それでは、事務局に進行を戻します。

    (事務局)以上をもちまして令和5年度第3回子ども・子育て会議を終了させていただきます。



    お問い合わせ

    羽村市役所 子ども家庭部 子育て支援課保育・幼稚園係
    電話: 042-555-1111 内線233