日時 令和6年4月23日(火)午後2時00分~2時21分
場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室
出氏席者の名 教育長 儘田文雄、教育長職務代理者 羽村章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義、委員 海東朝美
傍聴人 なし
議事日程
日程第1 会議録署名委員の指名について
日程第2 教育長報告
日程第3 教育委員会委員活動報告
日程第4 議案第19号 羽村市立学校における学校運営協議会委員の任命について
日程第5 議案第20号 羽村市スポーツ推進審議会委員の委嘱について
日程第6 報告事項① 教育委員会へ提出された陳情等について
報告事項② 社会教育委員の会議からの答申について
報告事項③ 羽村市教育委員会共催・後援申請事業について
会議経過
教育長 ただいまの出席者は、5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和6年第5回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。
〔日程第1〕
教育長 日程第1、会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において永井英義委員を指名します。どうぞよろしくお願いいたします。
〔日程第2〕
教育長 日程第2、教育長報告を行います。
それではお手元の教育長報告事項をご覧ください。
3月27日から4月20日までの報告事項、13項目を一覧にしてございます。
この間に羽村市では二つの包括連携協定式がありました。3月27日は、日本郵政株式会社、4月4日は西武信用金庫との連携協定であります。いずれも教育委員会からは、キャリア教育の一環として、中学生の職場体験等の受入れをお願いしたところでございます。
4月8日、9日は小・中学校の入学式。委員の皆さんにもご参列をいただき、告辞をお読みいただきました。ありがとうございました。おかげさまで市内10校とも無事に式を挙行することができました。
4月15日の羽村・瑞穂地区学校給食組合議会臨時会になりますが、ここでは瑞穂町の新しい教育長である大井克己さんが、議会の承認を得て、羽村・瑞穂地区学校給食組合教育委員として着任をされました。
4月20日には読書手帳表彰式を開催いたしました。今回の被表彰者は合計5人、内訳は小学生3人、中学生1人、社会人1人でございました。
以上で教育長報告を終わります。
これから質疑を行います。何かご質問ございますか。よろしいでしょうか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了いたします。
教育長報告は以上で終了しました。
〔日程第3〕
教育長 日程第3、教育委員会委員活動報告を行います。
教育委員会委員の3月26日から4月22日までの事務局で把握している活動については、別紙に記載のとおりです。
各委員からご意見やご質問等がありましたらお願いいたします。よろしいでしょうか。
(質疑なし)
以上で教育委員会委員活動報告は終了いたします。
〔日程第4〕
教育長 日程第4 議案第19号 羽村市立学校における学校運営協議会委員の任命についてを議題とします。
本件から日程第5 議案第20号までにつきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項のただし書の規定により非公開としたいが、ご意義ありませんか。
(異議なし)
それでは、本件から日程第5 議案第20号までについて非公開とします。
<非公開審議>
<非公開審議終了>
〔日程第6〕
教育長 日程第6 報告事項① 教育委員会へ提出された陳情等について、生涯学習部参事からの説明を求めます。
生涯学習部参事 教育長。
教育長 生涯学習部参事。
生涯学習部参事 令和6年3月12日に日本出版労働組合連合会教科書対策部から提出されました、件名、2024年度における公正な評価書採択のための陳情について概要を説明いたします。お手元の報告事項資料をご覧ください。
陳情の趣旨でございますが、1、教科書採択のあらゆる過程において、公開性を徹底すること。2、実際に教科書を使用する教員の意見を最大限尊重すること。3、調査研究委員会等に現場の教員を配置し、その意向を報告書に反映すること。4、採択は最終的に決定する教育委員の説明責任を明確にする方法で行うこと。5、法定展示以外にも、独自の展示会を開催し、保護者、住民等の意見を広く募集することとなっています。
これらについて説明をいたします。
まず、1の(1)(2)については、採択を行う教育委員会は公開で行っており、可能な限り傍聴席を用意し対応しています。
1の(3)については、教科書発行者は実名を出し、審議をしています。
1の(4)については、教科用図書選定協議会、教科用図書選定調査委員会は、公正確保のため、採択までの間、内容及び委員名簿などは非公開としていますが、採択後は公開を原則としています。
2の(1)については、見本本が送付された後、各校に1セット配布し、教科用図書選定調査委員会委員の研究資料として使用するとともに、委員以外の教員も供覧することができるようにしています。
2の(2)については、教員が展示会に行く場合、職免扱いにはしていませんが、各校に見本本を配布しているため、閲覧することは可能となっております。
2の(3)については、教員が採択を希望する教科書の明示は行っていませんが、学校現場で直接教科指導を行っている教員の目線で調査研究を行い、調査委員会が作成する調査研究報告書は採択の重要な資料として扱っています。
3の(1)(2)について、教科用図書選定調査委員会には、各教科、それぞれの学校から代表者1名を選出し、校長または副校長が委員長を務め、調査研究を行っています。
教科用図書選定協議会では、調査基準に則り、調査研究された教科用図書選定調査委員会の報告を基に、各教科書の特徴等をまとめた資料を作成し、教育委員会に報告しています。採択権限を持つ教育委員会が平等、公平な視点で採択できるよう、資料は各教科、教科書発行者ごとに同一の観点で記載しており、各教科書会社の優劣をつけるものではなく、学校の意向を記載するものではありません。
3の(3)については、教科用図書選定協議会の委員が、PTA連合会推薦の保護者様、校長経験のある学識経験者にお願いしています。
4の(1)(2)(3)について、教科用図書選定協議会では、調査基準に則り、調査研究された教科用図書選定調査委員会の報告を基に、各教科書の特徴等をまとめた資料を作成し、教育委員会に報告しています。採択権限を持つ教育委員会が、平等、公平な視点で採択できるよう、資料は各教科、教科書発行者ごとに同一の観点で記載しています。希望の教科書を選定推薦するものでありません。
採択は教科ごとに教育委員会、各委員の意思を確認しながら実施しています。
5の(1)①②について、法定展示会は、土、日、祝日も開館する図書館で午後8時まで実施しています。
5の(1)③については、会場にアンケートを設置し、記載いただいた意見は全てまとめ、教育委員会委員に情報提供をしています。
5の(2)①②については、法定展示期間の前後で、法定外展示会を実施しています。
5の(2)③については、採択後も図書館で教科用図書を展示しています。
説明は以上です。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいですか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了いたします。
報告事項② 羽村市教育社会教育委員の会議からの答申について、生涯学習推進課長からの説明を求めます。
生涯学習推進課長 教育長。
教育長 生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長 それでは社会教育委員の会議からの答申について説明をさせていただきます。
PDFの資料をご覧ください。概略をご報告させていただきます。
まず、社会教育委員の会議につきまして令和5年3月に教育委員会から諮問をいたしております、放課後子ども教室(はむらっ子広場)における取り組むべき方向性について、社会教育委員の会議に諮問をいたし、令和6年3月26日に教育委員会に対して答申をいただいたものです。
まず、諮問に至りました背景につきましては、1ページ2ページに記載をしております。概略についてお話ししますと、まず、羽村市では平成24年度に、羽村東小学校で放課後子ども教室を開室、当時は週1回の開室として開始いたしました。現在では全小学校で週2回の開室としております。
この間に国では、平成26年に放課後子ども総合プランを策定し、学童クラブと放課後子ども教室の一体的な実施に努めるということが示され、また平成30年には、令和5年度を期間とする新・放課後子ども総合プランとして、学童クラブと放課後子ども教室の一体的な実施、こちらの推進による全ての児童の安全安心な居場所の確保を図ること、こういったことが盛り込まれた新プランを策定しております。
これらを踏まえまして、教育委員会が所管する放課後子ども教室の役割、現状の課題、そして今後の取り組むべき方向性について整理をするために、社会教育委員の会議に諮問したものです。
会議では、令和5年度に8回の審議を終えて、3月に教育委員会に答申として取りまとめられたものが提出されました。
答申の内容は2ページ以降に記載をしております。まずは現状と課題の整理を行っています。学校によって、参加児童数や使用する教室が異なること、児童数自体は減少傾向にあるが、教室の登録者数は増加傾向にあること。また、保護者のニーズも増していること。一方で特別な配慮が必要な児童も増えているというところがあり、スタッフの確保が困難となっていること、こういったことの課題の整理も行われました。
また学童クラブの一体的運営につきましては、学童も放課後子ども教室も過ごす場所が分けられることなく行われるということがよいということで国のプランでは示されていますが、この諮問を行いました令和5年度の時点では、羽村市の学童クラブは全て学外で行われておりまして、一体的運営の環境づくりには課題があるということが整理をされております。
学童クラブにつきましては、今年度から富士見小学校で富士見学童が学校内での運営が始まっております。
また放課後子ども教室の今後の方向性についてですが、3ページ以降に答申がまとめられております。活動の内容、それから運営という点で大きく柱を立てて整理されております。
活動の内容については、学校関係者と連携して、学校内の施設をさらに活用していくこと、開室日数の増加を検討すること、地域の方の協力を得てプログラムを実施することなど充実していくことが示されております。
また、運営につきましては、スタッフの確保が困難という現状があるものの、地域の協力を得ること、特別な配慮が必要な児童への対応を推進する必要があるということ、また併せてスタッフへの育成研修、また学校と教室の関係者で情報共有などを密に行い連携を図ること、併せて学童クラブ関係者も含めた意見交換を行うこと、こういったことが答申の中に記載をされております。
また、令和6年度から富士見学童クラブは、富士見小学校内で行うということにも触れられ、民間事業者による運営について、放課後子ども教室についても研究検討をする必要がある、併せて事務局の体制の充実を図ることが必要だということが記載をされております。
答申の内容の説明、概略ですが以上となります。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいでしょうか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了いたします。
報告事項③ 羽村市教育委員会共催・後援申請事業について、生涯学習推進課長からの説明を求めます。
生涯学習推進課長 教育長。
教育長 生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長 教育委員会共催・後援事業について報告させていただきます。資料をご覧ください。
令和5年度羽村市教育委員会の共催・後援申請事業につきまして、まず、共済事業につきましては、17事業について申請をいただきまして、全て承認をしております。特に文化協会、それから青梅佐藤財団、こちらの事業の連携での共催事業というものが、多く申請をいただいております。
続きまして、後援事業につきましては、令和5年度は2ページにわたり、45件の事業について後援の申請をいただきました。
いただいた事業のうち2件不承認としているものがございますが、不承認の理由としましては申請期間が本来事業の実施の1か月前までに申請すべきところですが、期日が過ぎての申請となってしまったもの、他に営利目的の事業があり、そちらは規定に基づき不承認とさせていただいたものがございます。
共催・後援の申請事業につきまして、説明は以上です。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいでしょうか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了いたします。
これをもちまして、令和6年第5回羽村市教育委員会定例会を閉会とします。ありがとうございました。
午後2時21分 閉会