日時
令和8年2月25日(水曜日)午後6時から午後7時30分
会場
羽村市役所4階特別会議室
出席者
【会長】近藤弘【副会長】市野繁子【委員】渡邉智美、辰田雄一、村松沙紀、川野泰子、清水治彦、村井未帆、鈴木由希、水野義裕、林田俊夫、小作優太郎、小林貴純、雨宮南月、関口由貴
【事務局】山本子ども家庭部長、細谷子ども政策課長、中野子育て支援課長、関谷こども家庭センター長、子ども政策係主査、保育・幼稚園係主査、子ども政策係主事
欠席者
0人
議題
1.会長あいさつ
2.議事
(1)乳児等通園支援事業の実施に伴う保育所等の認可・確認について
(2)「羽村市こども計画」の一部変更について
(3)保育提供体制の確保のための実施計画について
3.その他
傍聴者
0人
配布資料
(資料1-1)こども誰でも通園制度のリーフレット
(資料1-2)乳児等通園支援事業 認可・確認申請園一覧
(資料2-1)16.乳児等通園支援事業
(資料2-2)乳児等通園支援事業 量の見込みと確保方策 算定資料
(資料2-3)量の見込みと確保方策
(資料3)保育提供体制確保のための実施計画
会議の内容
1.会長あいさつ
2.議事
(1)乳児等通園支援事業の実施に伴う保育所等の認可・確認について
(会長)五ノ神幼稚園に係る議題となりますので、同園の園長であります川野委員におかれましては、お手数ですが一度御退室をお願いいたします。
(事務局)こども誰でも通園制度のリーフレット(資料1-1)及び乳児等通園支援事業 認可・確認申請園一覧
(資料1-2)に基づいて説明
(会長)事務局からの説明が終わりました。この件に関し、質問等はありますか。
(水野委員)定員の空き状況は保護者の方にどのような方法で周知するのでしょうか。
(事務局)空き状況につきましては、保護者が申請で使用するシステムで確認できるようになっています。事業所も同じシステムで空き状況を随時入力することが可能です。
(水野委員)一般型だとこども誰でも通園制度利用の専用室があり、制度を利用して預かる子供が1人の場合は、年齢に近い子供との関わりがなく、成長発達に資する豊かな経験をもたらす目的が損なわれる場合があるのではないでしょうか。制度利用者が少ない場合は、専用室だけで保育サービスを行うのでしょうか。もしくは、通所している別室の子供と交流する機会があるのでしょうか。
(中野子育て支援課長)資料1-1の2ページを御覧ください。保護者とは違う大人と関わることもこの事業の趣旨の中にあります。保育士などと触れ合う時間も意義があると考えています。当然子供同士の関わりがあることは望ましいため、多くの保護者に制度を利用いただき、子供同士で関わりを持つことはとても重要なことです。広報などを行い、利用促進に努めていきたいと考えています。
(村井委員)制度の利用料はどうなりますか。
(中野子育て支援課長)国の基準では1時間当たり300円の利用料が設定されています。しかし、東京都が国の制度に上乗せして、独自の事業を実施することも示されております。本日は国の事業で説明をしていますが、実際に令和8年4月1日から運用を開始する時点では、東京都の制度を活用して月160時間までの利用で、利用料も無償化されることを予定しております。羽村市での制度開始段階では、1人当たりの月160時間までの利用ができて、費用もかからず、利用ができる形で進めていくことを考えています。
(村井委員)一時預かりの料金等と違いがありますでしょうか。また、一時預かり制度とこども誰でも通園制度のどちらの申込みをするかは自己申告になるのでしょうか。どのように棲み分けを行いますか。
(中野子育て支援課長)資料1-2で一時預かり事業とこども誰でも通園制度事業との併用が考えられるのは、太陽の子保育園になります。本事業に取り組む上では、こども誰でも通園制度の利用を促していくことを考えています。市内には他の認可保育所でも一時預かり事業を行っている保育園がございます。現に一時預かり事業を実施している園を利用する場合にはそのまま一時預かり事業を利用することができます。
(村井委員)保護者にとっては、一時預かり制度とこども誰でも通園制度の違いや利用料の違いを理解して、選択することは難しいと感じました。また社会福祉協議会ではファミリーサポート事業を行っています。利用者の自己負担があり、子供のお預かりや送迎を行うサービスです。制度によって料金が違うなど公平になる仕組みができれば良いのではないかと思っています。
(中野子育て支援課長)市としても利用者に制度の違いを説明して理解をしていただくことの難しさを感じています。同じように全国の自治体また保育園や幼稚園においても、制度の開始時点でさまざまな意見が出ています。特に、東京都では保育料の無償化の取組を進めていただいております。そのため、定期利用保育事業なども無償化の対象になっており、一時預かり事業だけが費用負担がある形となっています。多くの自治体がこうした違いを改善して欲しいと国や東京都に対して伝えているところであります。分かりやすく周知を行い、多くの方に御利用いただけるよう取り組むことが必要だと考えています。今回いただいた御意見を踏まえながら市として取組を進めたいと思っています。
(渡邊委員)こども誰でも通園制度事業の対象である0歳6か月から満3歳未満ですと、幼稚園で預かる対象児童より年齢が低くなると思います。幼稚園教諭免許を持つ幼稚園教諭だけの御対応になるのでしょうか。あるいは一般型のため、こども誰でも通園制度で受け入れをする専用室には保育士資格を持つ保育士を配置するなど決まりはあるのでしょうか。
(中野子育て支援課長)資料1-2の五ノ神幼稚園、富士学院幼稚園については、先行的に東京都の多様な他者との関わりの機会の創出事業で既にこども誰でも通園制度に先駆けた事業を実施しており、保育士資格を有する方を配置しております。国のこども誰でも通園制度を始める上でも、認可の基準の中で保育士の配置が求められています。
(水野委員)資料1-2に載っていない保育園や幼稚園の中で一時預かり保育を行っている施設は何ヶ所ありますか。また一時預かり保育を実施している施設でこども誰でも通園制度にどのような理由で申請しなかったのでしょうか。
(中野子育て支援課長)本日お示しした園以外では、現在6園が一時預かり事業を実施しています。市内の全ての園に事業の実施意向を確認し、幼稚園・保育園・認証保育園など11園から実施意向の回答をいただいています。認可・確認申請が出ているのが8園となっています。手を挙げていない園においても乳児等通園支援事業にどのように対応していくのがよいか職員体制を含めて実施できるか判断をしている段階であると推測しています。
(水野委員)乳児等通園支援事業の定員の合計が56人となっていますが、市内の制度対象年齢の子供に対して比率はどのくらいになるのでしょうか。また幼稚園や保育園に通園している子供以外でこども誰でも通園制度を受ける可能性のある子供の人数は何人で、定員との比率はどのくらいになりますでしょうか。
(中野子育て支援課長)次の議題で説明しますが、資料2-2を御覧ください。令和7年4月1日時点で0歳から2歳の子供が市内では734人います。その中で令和7年4月時点での入所児童数は518人となっています。よって、所属していない子供はおよそ216人となります。そのうち、6割程度の利用を想定し、約130人のニーズがあると見込んでいます。現在は、実施園全体で、利用定員が56人となっています。全員が毎日預けることはないと思いますので、利用者のニーズには十分応えていくことができると考えています。今後手を挙げていない園からも希望があれば認可の手続きを進めていきます。
(会長)御意見、御質問等無いようですので、これで質疑を終了し、「乳児等通園支援事業の実施に伴う保育所等の認可確認について」の議事を終了します。それでは川野委員の入室をお願いします。
(2)「羽村市こども計画」の一部変更について
(事務局)16.乳児等通園支援事業(資料2-1)、乳児等通園支援事業 量の見込みと確保方策 算定資料(資料2-2)、量の見込みと確保方策(資料2-3)に基づいて説明
(会長)事務局からの説明が終わりました。この件に関して御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。
(川野委員)資料2-1に記載の確認を受けない幼稚園とはどのような幼稚園ですか。
(事務局)幼稚園には、子ども・子育て支援新制度に移行した幼稚園とこれまでと同じ形で運営している従来型の幼稚園があります。新制度に移った幼稚園につきましては、特定教育・保育施設という一つ上の段に入っています。一方、今まで通り運営している園については、確認を受けない幼稚園となっています。そのため、認可ができていないというようなことではなく、運営形態の違いで分かれています。
(会長)御意見、御質問等無いようですので、これで質疑を終了し、「乳児等通園支援事業の実施に伴う保育所等の認可確認について」の議事を終了します。
(3)保育提供体制の確保のための実施計画について
(事務局)保育提供体制確保のための実施計画(資料3)に基づいて説明
(会長)事務局からの説明が終わりました。この件について、御意見、御質問などございますか。
-特になし-
(会長)御意見、御質問等無いようですので、これで質疑を終了し、「保育提供体制の確保のための実施計画について」の議事を終了します。
3.その他
(会長)最後に3.その他について、何か皆様から御連絡事項等ございますか。
-特になし-
(会長)前回委員の皆様から御自分の立場についてお話いただきました。
引き続き現在の御自身の考えや思いを特に羽村市の子供政策に関わることで、御発言をお願いいたします。
(渡邊委員)保育園では今就学に向けた新1年生の聞き取りを行っており、各小学校の校長先生と打合せしています。各園の勉強会で話に挙がるのが、丁寧に1人1人みんな違っていいと子供の個性を伸ばすような保育から小学校に上がると一斉に見て比べる教育に移っていくため、スタートカリキュラムの保育園でいう架け橋プログラムをどのように行うかということです。羽村市では幼保小の連携に取り組んでいて、その取組は良いと思っています。しかし、幼保小だけではあまり前に進んでいない気がします。スタートカリキュラム1個を取るにしても、幼保小中ぐらいまでの学校長や園長が一気に集まれる会があると話がよりスムーズに現場に下りていくと思っています。また幼保小では主任クラスの現場の職員が出席されています。しかし、決定権がない職員の参加であることが、一番進まない理由ではないかと考えています。現場の先生が出る会議も必要ですが、より良く円滑・迅速に変えていくことを市として推奨されるのであれば、各学校長・園長が集まって話し合う会議が必要ではないかと思っています。教育改革の部分において各園の先生は乗り気であり、何かできることがあれば力になりたいと思っています。
(会長)羽村市小学校校長会 清水委員に御参加していただいています。清水委員は今の御意見について何か御意見ございますでしょうか。
(清水委員)現在、学校でも個別的な学びと協働的な学びを両輪でやっていくことが教育理念のベースになっています。小学校に入ってから一斉指導一辺倒になることはありません。その上で、やはり連携を深めるためには、対話が必要です。それは教員レベルでも管理職レベルでも、それぞれ行っていけると良いと思っています。ただ羽村市では、儘田教育長が羽村の教育方針を明確に打ち出していますので、方針をもとに議論していく会をおこなうことが一番望ましいと考えています
(渡邊委員)より良い教育を進めるためには、幼稚園・保育園と小学校で連携が必要だと思っています。より迅速に行うために各学校長・園長が集まる会を年に1、2回開くことができれば、情報交換の場になると思っています。ぜひよろしくお願いいたします。
(中野子育て支援課長)幼保小の連携を担当させていただいています。市としても、子ども家庭部と生涯学習部が連携して幼保小の会議の運営に取り組んでいます。一昨年から体制を変えて取組を進めているところです。内部で打合せを行う中でも、各学校長・園長が集まる場は必要であると話をしているところでありますが、まずは現場で子供たちと関わる職員が相互に意見交換・情報交換を行うことから始めていこうということで今の取組を進めています。現状は、各保育園・幼稚園から年長児の担任の先生を中心に御出席いただいています。小学校からは1年生・2年生の担任の先生・主幹教諭に委員として御参加いただいており、保育園・幼稚園から小学校への接続の部分をできるだけ円滑に進めていくために、保育園・幼稚園でできることや考えるべきこと、受け入れを行う小学校で検討すべきことについて各グループに分かれて、いろいろな形で意見交換をしていただいています。参加している委員からは、情報共有できる場の重要性、情報共有・意見交換ができていることへの好意的な意見を多くいただいております。会議内容についてはそれぞれの所属に戻って必ずフィードバックするようお願いしています。最終的には、学校長や園長同士での話し合いを進めていけるように段階的に進めていきたいと考えています。市としても協議を進めていきますが、市が主導で行うだけでなく、各園や学校相互の交流もぜひ進めていただきたいと思っています。
(川野委員)五ノ神幼稚園の川野です。先ほどのお話を伺い、やはり連携する場はとても大事だと思っています。決定権はありませんが、実際、子供たちと携わる現場の先生同士の意見交換の場は大事だと思っています。意見交換会から共有された話については私達も聞くことができます。そのため、現在行っている架け橋期プログラムの会議も大事に思っています。また、その上で園長や校長先生が集まって情報を共有する場も大切だと思いました。機会がありましたら、参加したいと思っています。
(村松委員)羽村市の富士見小学校学童クラブと富士見学童クラブの委託を受けています。先ほど伺った情報交換の場に、学童クラブの現場の職員を参加させていただければと思っています。
(小作委員)普段このような会議に出席することがなく、とても勉強になりました。自分の子供が9月に生まれて、今5か月になります。現在、保育園への入園を考えています。どんなふうに子供を育てていくか考えているところなので、夫婦で話したいと思っています。
(鈴木委員)民生委員の子育て支援部会の部会長になったばかりで、まだ何もわからない状態です。民生委員としては、コロナで皆さんとの交流がほとんど途絶えてしまいました。今後、以前やっていたひよこサロンなどで繋がりができればと思っています。子育ての手伝いでも構いませんので参加できたらと思っています。本日の午前に出席した会議は、東京都民生委員の子育て支援部会でした。他の地域の民生委員の活動を伺いましたので、そのことも踏まえて、今後何かできればと聞いていました。
(小林委員)資料1-2にこども誰でも通園制度の申請園の開所時間が9時から午後2時までと記載がありますが、昼食は出るのでしょうか。
(事務局)給食については提供予定になっています。ただルーテル羽村幼稚園は昼食の時間をまたがない時間設定になっていますので、給食は出ません。給食の有無は園ごとに設定することができます。給食が出る場合は、各園にてアレルギー対応も行います。
(小林委員)給食の料金はどうなりますか。
(事務局)国の方では利用料が1時間で給食費も別途徴収するとされていますが、東京都では利用料が無償化で給食費も含むとしていおり、保護者の負担はない予定でございます。
(雨宮委員)羽村市にとって子供は何歳までなのか疑問に思いました。私はもう子供ではなく、保育園、幼稚園、小学校低学年が子供の対象になっているのではないかと思いました。中高生に向けての政策として何が行われているのか気になりました。今ではなくてもいいので、次の機会に教えていただければと思っています。
(関口委員)アレルギーの対応はこども誰でも通園制度でいろんな子供が出入りする中で、保育士や幼稚園の先生は子供全員を把握して動く必要があると思います。そのため、先生の数を増やすなど対策は講じるのでしょうか。人数を変えず、対応していくのでしょうか。
(事務局)職員の配置につきましては、今回一般型で実施する事業所は専用部屋で職員を配置することにしていますので、担当の職員に対応していただくと考えています。しかし、先行で実施している自治体の状況を確認すると、やはり初めて来る子供の対応は対処すべきことも多く、ベテランの職員が対応していると聞いています。職員の配置としては基本的に事業実施には最低2人の職員が必要となっています。各園では、それ以外にもフリーの先生など関わりながら運営を行っていくと考えております。
(細谷子ども政策課長)先ほど羽村市の子供は何歳までを指しているのかと御意見がありましたので、回答いたします。委員に配布しています「こども計画」の6ページに子供若者の区分を記載しています。まずこども基本法においては、子供は心身の発達の過程にあるものということで、年齢の区分はありません。またそれぞれの法律に基づく子供の年齢などが記載されていますので、そちらを御覧ください。また羽村市においても青少年や子供若者の居場所づくりの施策を進めていこうと考えています。今後御協力いただければ幸いです。
(辰田委員)児童相談所は措置・一時保護の権限を持つが、在宅サービスは以外何も持っていません。市町村がそれぞれ地域性があるサービスメニューを利用者のニーズに合わせて充実させていくことが必要だと思っています。そして、今回こども誰でも通園制度事業は国からの実施の呼びかけでしたが、実施するだけでなく子供や乳児が同年齢の子と家庭の中ではできない経験ができることを目的としていて良いと思いました。また保護者にとって地域のさまざまな社会施設と繋がる機会になり、利用した父母に対して困っていることを聞き出したり、事業の紹介をしたりする必要があると思います。加えて、アンケート調査を行って充実させることを考えていただきたいと思っています。
(林田委員)この会議で知らなかったことをいろいろと知ることができて良かったです。会議に参加できて光栄です。
(市野副会長)国の制度が煩雑化していき、自治体にいろいろなことを求められて、さまざまな制度を促す状況であり、一般の方に理解していただくことはとても難しいと思っています。しかし、市自治体として取り組まなければいけないため、具体的に詰めて、子ども・子育て会議の委員に周知することで、どういう形で実施まで持っていくか御意見をいただきながら検討していると思っています。分かりにくいことを今すぐに理解して欲しいわけではなく、少し興味を持って耳を傾けていただき、市の今後の方向性を把握していただきたいと思っています。現在、保育制度は多様化・煩雑化しています。子育て支援の部分と、今まで既存の幼稚園・保育園の部分と、こども家庭庁の設立によって一元化するかと思いながら、さまざまな細かいことを実施するよう国から呼びかけられています。保育士等の養成学校も高校生に保育に興味を持ってもらいにくくなっているため、小中学生から保育体験をしてもらうことや幼稚園・保育園・小学校との連携などさまざまな自治体で考えられています。こども計画では、産み育てるまでの間の人や子供たちのことを皆で考えていくことを想定しています。皆さんの御意見がさまざまな形で反映されると思っています。市と子ども・子育て会議の委員の皆さんと協力して考えていきたいと思っています。
(会長)これで第3回の会議を閉会とさせていただきます。
それでは、事務局に進行を戻します。
(事務局)以上をもちまして令和7年度第3回子ども・子育て会議を終了させていただきます。