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あしあと

    羽村の水でうまい!櫓(やぐら)のこだわり石臼手打ちそば!!

    • 初版公開日:[2023年09月22日]
    • ID:17737

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    こちらは令和3年4月に掲載した記事です。店舗について詳しく知りたい方は、最新の情報をご確認ください。

    木下 智実(市民記者:きのぴー)

    櫓の店員さん

    「うまい!うまい!うまぁーーーーーい!」
    こんなにおいしいそばが羽村で食べられるなんて!驚き以外のなにものでもありません!
    そばに透明感があるんですよ!

    手打ちそば

    私が頂いたのは、「石臼自家製粉 手打ちそば 〜YAGURA〜 櫓」のそば。今回は、極上のそば体験をお伝えします。

    羽村で見つけたうまいそば

    櫓は、かつてボリューミーなピザで有名だったバンビーノがあった場所にあります。(羽村市民の方々なら、「あそこか!」と思うかもしれませんね。)
    櫓のご主人、佐藤正彦さんに、うまいそばの秘密を聞いてみました。

    櫓のご主人の佐藤さん

    きのぴー(市民記者) どうして羽村でお店を開いたんですか?正直、こんなにお洒落でおいしいそばのお店というと、都心にしかないイメージなんですが・・・。

    佐藤さん 高校を卒業して、20年以上、小作で寿司屋をやっていました。その後、一度、料理から離れた仕事をしていたのですが、やっぱりもう一度料理を勉強したくて。
    立川のそば懐石屋で修行している時、そばが面白くなって、中目黒の土山人(どさんじん)に修行に出ました。3年で地元、西多摩に自分の店を開くという目標とともに、朝から晩まで働きました。当時は、睡眠時間は3〜4時間、そば打ちで立ちっぱなし。足がむくみ、靴が履けない時なんかもありましたね。

    和の雰囲気が素敵な店内

    きのぴー ご主人の厳しい修行を経てのおいしいそばなんですね。とはいえ、開業されたのが新型コロナウイルス影響下の真っ只中ですよね。かなり苦労されたのではないでしょうか?

    佐藤さん 開店したのは、令和2年5月1日。非常に厳しかったですね。前年度の売り上げがなかったので、給付金などももらえず、とにかく最初は大変でしたが、地域情報番組「西多摩マルかじり」に取り上げてもらうなどして、少しずつ軌道に乗ってきました。

    おいしさにつながる羽村の水!

    櫓のそば、季節限定ランチメニュー

    きのぴー ずばり、おいしいそばの秘密は?あ、企業秘密に触れない程度でお願いします。

    佐藤さん うちはそばの産地にもこだわってます。北海道摩周産のものをお店の石臼でひいて、手で打ちます。ひき方は、風味が出るように甘皮を入れ粗くひき、練るときには、小麦が強く出ないように練りすぎないようにします。そばの、のどごしと歯切れを大切にしています。
    それと水ですかね。羽村の水は本当にいい。温度も低いし、おいしいので、そのままそばに使っています。そばは、水の良し悪しで決まる。浄水器をつけているお店も多いけど、うちはそのままの羽村の水を使っています。

    きのぴー おお!やはり羽村の水がおいしさにつながっていましたか!!
    佐藤さんのこだわりと羽村の水。良いもの同士がそばの味を高めているのですね。その中でも、これはおすすめというメニューはありますか?

    佐藤さん 5月から9月末にかけて出している「すだちそば」です。関西風のだしをベースに、全体の味のバランスも調整、ここらではなかなか食べられない味だと思います。また、季節ごとに、さまざまなメニューも出しているので、そちらもおすすめです。

    おすすめの「すだちそば」

    こだわりのアンティークで、さらに引き立つそば!!

    きのぴー お話をきいていると、とにかく佐藤さんのこだわりばかり感じますね!
    こだわりといえば店内、めっちゃくちゃお洒落ですよね。アンティークというか、このへんについても教えてください。

    佐藤さん 立川で修行していたお店の影響で骨董品が好きになりました。うちで使っている食器は、江戸中期のものであったり、メニュー表に使っている、妻が手作りしたカバーの生地は明治ぐらいのもの。仲良しの骨董品屋さんに、店を開く3年前からキープしてもらいました。
    卓上メニュー表

    佐藤さんこだわりのアンティーク、香時計(手前)

    きのぴー 本日は、何から何まで丁寧にお話していただき、本当にありがとうございました!最後にみなさんにメッセージを頂けますか?

    佐藤さん 羽村に店を開いて思ったことは、本当にいい人がたくさんいるまちだということ。開店するにあたって、本当に多くの人に助けられました。そんな羽村のみなさんには、櫓の料理を食べて、ゆっくりしてほしい。櫓は、そばだけでなく、他の料理にもこだわっています。例えば、鴨の肉。蔵王鴨を使っています。普通のそば屋では考えられないほどの料理の数を揃えているので、女性にもおすすめです。

    蔵王鴨のロースト・テリーヌ

    羽村の水が櫓のそばの味を引き立てていることに違いはありません(笑)が、それ以上に佐藤さんのこだわりが櫓の料理に溢れているのだと強く感じました。今度は、ぜひお酒とともに櫓の素敵な料理の数々を頂戴したいと思っています!

    そばを食べる記者(きのぴー)

    櫓のようなこだわり店主が開いているお店の中で、ゆっくりと流れる至福の時間を過ごしてはいかがでしょうか?

    INFORMATION

    石臼自家製粉手打ちそばからYAGURAから櫓

    櫓の外観

    所在地

    羽村市神明台3-6-8

    連絡先

    050-5488-8224

    ウェブサイト

    佐藤さんの羽村市おすすめスポット

    メロディーフェア

    メロディーフェアの外観

    所在地

    羽村市五ノ神1-13-2リオ羽村壱番館105

    おすすめ理由

    店主の人柄が素敵で、いつも丁寧にお花を用意してくれます。母の日におすすめです。

    インフォメーション

    きのぴーイメージ画像

    木下 智実(きのぴー) 2012年から妻と小学生の男の子2人の4人家族で、はむらぐらし。現在、小学校の教員をしながら、羽村市魅力発信市民記者として活動中。趣味は、インテリアと家電、舞台演劇を少々。「水」をテーマに羽村市の魅力を発信していきたいと思います。

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