クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどの樹木に寄生して枯らしてしまう外来のカミキリムシです。
被害にあった樹木は内部を食い荒らされ、やがて枯死や倒木の恐れがあります。
近隣では、あきる野市、福生市で多くの被害が確認されており、羽村市でも成虫が確認されました。
クビアカツヤカミキリを発見したら、その場で駆除するか、環境保全課へご連絡ください。
日本に入り込んだ外来生物の中で、農林水産業、人の生命、身体、生態系へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるもので、外来生物法により指定された生物のことを言います。
特定外来生物は、飼育、保管、運搬(持ち出し)が法律により原則禁止され、違反した場合には罰せられます。
成虫の特徴
体 長 25から40ミリメートル
発生時期 6月から8月
被害にあった樹木の根元や幹肌には、幼虫が排出する木くずと糞が混ざったフラスと呼ばれるものが見られます。
所有する樹木にフラスがないか確認をお願いします。
成虫(左がオス、右がメス)
首の赤い部分が特徴
フラス(食べた木屑と糞の混合物です)
(出典:クビアカツヤカミキリ防除指針第2版(東京都環境局))