安全で安定した下水道事業を継続していくために、下水道使用料を改定します。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
下水道事業は、下水道を使用した人が支払う使用料で経費を賄う「受益者負担」を原則としています。市では、業務の効率化を図るなど経営努力に努め、18年間にわたり現行使用料を維持してきました。
将来にわたって安定的かつ持続的に下水道事業を運営し、適正なサービスを提供するため、次のような理由により下水道使用料の改定が必要となりました。
市内の下水道使用水量は平成12年度の約815万立方メートルをピークに、22年間で約188万立方メートル減少し、使用料収入も約2億円減少しています。
今後も人口減少や節水型社会への構造転換により、使用水量、使用料収入ともに減少傾向が続いていくと推測しています。
市の下水道事業は、昭和49年3月に事業認可を受け、昭和53年度に供用を開始しました。下水道管(汚水管)の総延長は、令和5年度末で約186キロメートルです。
下水道管の法定耐用年数は50年とされており、令和13年度には市内の全下水道管の約50%が法定耐用年数に達することから、今後も維持管理費用が増加することを見込んでいます。
下水道事業は、快適な生活環境、災害に強いまちづくりのために欠かせない重要な事業であり、将来にわたり持続していく必要があります。
そのため、「汚水管の長寿命化対策」などを、引き続き計画的・効率的に推進していく必要があります。
下水道使用料は、基本使用料と従量使用料の合計金額となります。
区分 | 基本使用料 | 従量使用料(1立方メートル当たりの単価) | |||||||
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1から20立方メートル | 21から40立方メートル | 41から100立方メートル | 101から200立方メートル | 201から400立方メートル | 401から1,000立方メートル | 1,001から2,000立方メートル | 2,001立方メートル以上 | ||
一般汚水 | 704円 | 0円 | 72円 | 96円 | 120円 | 150円 | 186円 | 209円 | 253円 |
浴場汚水 | 292円 | 0円 | 14円 |
区分 | 基本使用料 | 従量使用料(1立方メートル当たりの単価) | ||||||||
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1から16立方メートル | 17から40立方メートル | 41から60立方メートル | 61から100立方メートル | 101から200立方メートル | 201から400立方メートル | 401から1,000立方メートル | 1,001から2,000立方メートル | 2,001立方メートル以上 | ||
一般汚水 | 880円 | 0円 | 84円 | 98円 | 112円 | 140円 | 176円 | 218円 | 244円 | 296円 |
浴場汚水 | 364円 | 0円 | 16円 |
区分 | 改定前 | 改定後 | 増加額 |
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基本使用料 | 704円 | 880円 | 176円 |
従量使用料 | 1㎥から20㎥まで 0円×20㎥=0円 21㎥から40㎥まで 72円×20㎥=1,440円 | 1㎥から16㎥まで 0円×16㎥=0円 17㎥から40㎥まで 84円×24㎥=2,016円 | 576円 |
合計 | 2,144円 | 2,896円 | 752円 |
改定日を含む算定期間(前回の検針日から今回検針日までの約2か月)の使用料は、日数割での案分計算を行います。
計算方法について詳しくは、下水道使用料改定(令和6年10月1日)に伴う使用料の日割り計算のページをご確認ください。
令和6年10月1日からの水道料金・下水道使用料早見表
令和6年10月1日下水道使用料改定後の水道料金・下水道使用料の計算方法および2か月分の料金・使用料の早見表を掲載しています。