平成28年度決算における基金・市債・一時借入金の状況は次のとおりです。
家庭でいう「貯金」にあたります。平成28年度末の一般会計の基金残高は、43億8,995万円で、前年度に比べて9億7,762万円の減となりました。
市では、年度間の財源調整や計画事業の実現に向けて、今後も基金の安定的な運用に努めていきます。
家庭でいう「借金(ローン)」にあたるものです。公共施設の整備などに要する財源を補う目的と、将来その施設などを利用する後世代の方にも建設経費を負担していただき、住民負担の世代間の公平を図るという目的を持っています。
平成28年度末の一般会計の市債残高は、86億4,256万円で、前年度と比べて5億5,824万円の減となりました。
市では、長期的な視点に立ち、計画的な借入れを行い、健全な財政運営に努めていきます。
年度 | 基金残高 (財政調整基金、特定目的基金等) | 財政調整基金 (再掲) | 特定目的基金等 (再掲) | 市債残高 |
21 | 4,207,070 | 1,642,716 | 2,564,354 | 11,012,805 |
22 | 4,179,913 | 1,645,434 | 2,534,479 | 10,885,482 |
23 | 4,520,971 | 2,019,211 | 2,501,760 | 10,736,273 |
24 | 4,890,550 | 2,283,675 | 2,606,875 | 10,405,742 |
25 | 5,024,454 | 2,494,966 | 2,529,488 | 10,315,171 |
26 | 5,511,976 | 2,911,507 | 2,600,469 | 9,985,378 |
27 | 5,367,567 | 2,557,668 | 2,809,899 | 9,200,801 |
28 | 4,389,949 | 1,561,574 | 2,828,375 | 8,642,560 |
※財政調整基金は、年度間の財源の不均衡を調整するための基金です。
基金と市債の残高を市の人口(平成29年1月1日現在の住民基本台帳人口5万6,244人)で割ると、
一時的な現金の不足を補うために借り入れる資金のことで、市債とは異なり、その会計年度内に返済します。
平成28年度は一時借入れを行いませんでした。