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    第5回第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • 初版公開日:[2016年09月30日]
    • 更新日:[2016年9月30日]
    • ID:9414

    第5回第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    日時

    平成28年9月30日(金曜日)午前10時00分~11時10分

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    山川仁、鈴木和善、中野永久榮、堀内政樹、並木功眞、橋本美津子、石岡あけみ、上野勇、武士江身子、中村修二

    欠席者

    鳥居祐輔、池田恒雄、高橋英保、大塚さよ子、田村さおり

    傍聴者

    0人

    配布資料

    【資料1】平成28年度はむらん利用実績

    【資料2-1 , 2-2】ICカード利用状況およびPR方法

    【資料3】バス停ネーミングライツ他市参考(文京区、大和市)

    【資料4】バス停用ベンチ設置状況

    【資料5-1 , 5-2】市内イベント時のはむらんPR

    【資料6-1 , 6-2】より使いやすい時刻表の作成

    ・第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会委員名簿 

    開会

    事務局

    会議の内容


    (事務局)みなさんお揃いのようですので、始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。ただいまから第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会第5回の会議を開催いたします。本日はご多忙の中第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会にお集まりいただき誠にありがとうございます。はじめに人事異動にともなう委員の変更がございましたのでお知らせいたします。運行事業者であります西東京バス株式会社運輸部黒田誠様に変わりまして、営業部乗合担当課長中村修二様でございます。

     

    (委員)おはようございます。わたくし西東京バス営業部の中村でございます。前任の黒田から7月1日付で人事異動がありまして、委員を仰せつかりました。よろしくお願いいたします。よりお客様目線でということで、部署名を運輸部から営業部に変更しております。今流行りの言葉でいうとお客様ファーストということでございますので、市民の方がお客様である「はむらん」について十分勉強させていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

     

    (事務局)ありがとうございました。続きまして、委員の欠席について報告がございます。まず鳥居委員、大塚委員、田村委員、高橋委員につきましては欠席のご連絡をいただいております。また、池田委員につきましては所要につき遅れるということになっておりますので、どうぞ議事を進めていただければと思います。

    続きまして、傍聴についてお伺いいたします。本日は傍聴がございませんので、もし傍聴の希望がございましたら傍聴を許可してよろしいでしょうか。

    <異議なし>

    それでは、もし傍聴の希望がございましたら入場していただくようにしたいと思います。

    続きまして、本日お配りした資料についてご確認をお願いいたします。まず次第でございます。次に資料1~6まで配布させていただいております。また、委員に変更がありましたので、委員名簿を配布させていただきました。お手元にございますか。議事の途中であっても、もし不足している資料がございましたら言っていただいて結構です。発言の際には、マイクのボタンを押して赤くなってから発言をしていただき、発言が終わりましたらボタンを押してスイッチを切っていただきたいと思います。それでは、次第に沿って会議を進めさせていただきたいと思います。まず山川座長からご挨拶をお願いいたします。

     

    (座長)おはようございます。ようやく涼しさを感じる気がいたしますが、何度も懇談会にご出席いただきましてありがとうございます。本日は前回の議論を踏まえて検討した結果および新たなことが多少加わるということで、それなりの時間もかかるかと思いますが、どうぞご意見を積極的にいただけますようにお願いいたします。

     

    (事務局)ありがとうございました。それでは次第3の協議事項に入りますが、ここからは座長に進行をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

     

    (座長)それでは、次第3(1)事務局からの報告を、資料に基づいてお願いいたします。

     

    (事務局)

    【資料1】

    それではまず資料1をご覧ください。こちらは平成28年度の「はむらん」利用実績についてでございます。1枚目の表が全コース、全部で4つのコースを集約したかたちになります。まず1枚めくっていただくと、左上にコースが書いてあります。羽村東コース、羽村西コース、小作コース、羽村中央コースとなっています。今年度も「はむらん」の利用者数は上昇しておりますが、羽村西コースの7月分と8月分、小作コースの6月分と8月分のみ減少している状況になっております。1枚目の全コースを見ていただけると合計が出ており、4月から8月までの平均の利用者はおよそ16,000人となっております。27年度は18万人を突破いたしましたが、このペースで行くと今年度の利用者数は19万人を超える見通しになっております。今後も推移に注目していきたいと思います。

     

    【資料2】

    続きまして、資料2をご覧ください。資料2は2-1と2-2がありますが、まず2-1の表をご覧ください。ご存知のとおり、平成28年7月1日から、「はむらん」全車両にICカードリーダーを設置し利用いただける状態となっております。資料2-1の一番右側の表を見てください。全コース合計となっておりまして、黄色い箇所がICカードの利用実績となっております。7月については14.6%、8月については18.9%となっており、増加傾向にあります。PRの方法としては資料2-2のようなチラシや、広報はむら・テレビはむら・新聞などの取材を通じて周知を行っております。今のところICカードやバス特について特に分かりにくいなどのご意見はいただいておりません。ちなみに、ICカードの利用率は民間のバスの場合は8割ほどあると言われております。「はむらん」に乗車する方はご高齢の方が多いので、8割という数字は難しいかもしれませんが、引き続き周知をして利用促進を図っていきたいと思います。

     

    【資料3】

    続きまして、資料3の説明に入ります。バス停ネーミングライツの他市参考について説明いたします。多摩26市にネーミングライツを含めた運賃以外の収入に関する調査を実施いたしました。その結果、バス停へのネーミングライツを行っている市はなく、車内広告や車外広告で収入を得ている市が多いようです。ネーミングライツを実施しない理由としては、バス停名称の変更が利用者の混乱を招くこと、要望が特になかったということがあげられております。そこで、資料3にあるとおり、既にネーミングライツを実施している文京区と神奈川県大和市に聞き取りを行いました。すると、バス停名称の変更により分かりにくくなったというような意見はなかったということが分かりました。これらの調査結果を参考にしながら、今後も実施に向けて取り組んでいきたいと思います。

     

    【資料4】

    続きまして、バス停ベンチの設置について資料4をご覧ください。当初の予定どおり、「図書館」、「ゆとろぎ」、「玉川二丁目」の3ヶ所にバス停ベンチを設置させていただきました。資料4については竣工図となっておりますが、このようなかたちで既に工事は完了し実際に使用していただいているような状況となっております。今後も設置可能なバス停に設置できるように努めてまいりたいと思います。次第3(1)については以上となります。

     

    (座長)ありがとうございました。それでは今までのところでご質問などがございましたらどうぞ。

     

    (委員)質問というわけではないのですが、今回ICカードが使えるようになったことはとても好評です。私どもは通所の施設ということで特に朝の時間に「栄小学校前」を利用するのですが、皆さん使いやすくなったと喜んでおりました。質問ではないのですが、そのような話が出ておりました。

     

    (座長)ありがとうございます。利用できるICカードはパスモかスイカの2種類ですよね?

     

    (事務局)その他にも、関西で使えるカードや九州で使えるカードといったような、様々な交通系ICカードにも対応しております。

     

    (座長)ちなみに本日ご出席の方はICカードを全員お持ちなのでしょうか。私はもちろん持っております。お持ちでない方はいらっしゃいますか。

     

    <1名挙手>

     

    (座長)挙手された方は、持たない理由があるのでしょうか。

     

    (委員)持たない理由としては、遠い距離については車移動が多いということと、近い距離では健康のために歩くということが挙げられます。ICカードを持っていないことについては、よく珍しいと言われます。

     

    (座長)たしかに便利ですね。「はむらん」は100円均一ですが、区間制のバスとなると値段が分かりづらく、利用が大変ですからね。「はむらん」以外の羽村市内を走っているバスの運賃は均一ではないのでしょうか。

     

    (委員)はい。対キロ区間制を採用しております。キロ数によって運賃も上がっていくというかたちです。

     

    (座長)なるほど。羽村市内を走っている「はむらん」以外のバスは既にICカード対応ができていたのでしょうか。

     

    (委員)そうですね。随分前からできていました。

     

    (座長)そうですか。ともかく「はむらん」にも導入されて、追々利用者数は増えていくのではないでしょうか。他にご質問・ご意見等はございますか。ないようでしたら、次第3(2)の説明をお願いしたいと思います。

     

    (事務局)はい。前回の懇談会で提案がありました事項について説明いたします。まず資料5をご覧ください。小さい時刻表の方が、資料5-1になります。こちらは市内のイベント時に、「はむらん」のPRを行うためのものとして作成いたしました。前回委員の方から、チューリップまつりなどのイベントで「はむらん」の案内に使える小さな時刻表を作成してはどうかというご意見をいただきました。そのため、今回時期を考慮して、直近の市内イベントである産業祭用のものを試作いたしました。裏面には会場である富士見公園から羽村駅・小作駅への発着時間を掲載しており、一度開くと路線図、もう一度開くと富士見公園バス停に掲示している時刻表を掲載しております。また、資料5-2のように、公式サイト内の市内イベントページに、「はむらん」の時刻表へのリンクを掲載いたしました。前回市内イベントの帰路を歩くのがつらい、というご意見がありました。今後市内のイベントではこのようなミニ時刻表を作成し、総合案内のような場所に置くことで周知を図っていきたいと思います。

     

    【資料6】

    時刻表についての関連ではございますが、資料6をご覧ください。より使いやすい時刻表の作成について説明いたします。利用者の方に向けてエクセル用のデータを公式サイト上で公開いたしました。これにより、エクセルを編集することでオリジナルの時刻表を作成できるようになりました。また、自分でエクセルを編集することができない方に向けて、資料6-1の「わたしの時刻表」実施を検討しております。また、資料6-2をご覧ください。こちらは平成21年度から福井県敦賀市のコミュニティバス運営で行われている取組になります。年間で100~300件ほどの申込みがございまして、路線が複雑という市民の声に対応するかたちで実施されております。同様に、羽村市でもこの取組の実施を検討しており、今回は資料6-1のように富士見公園の近くにお住いの方向けに、スーパーオザム・市内病院・各駅への「わたしの時刻表」を試作してみました。このようなオリジナルの時刻表を作成できる環境を整えていくことで、「はむらん」をより利用しやすいバスにしていければと考えております。次にバス特のPRについて、全てのバス停にバス特とパスモ・スイカのステッカーを貼りPRをしました。先ほどICカードの利用状況およびPRの時にもお話ししましたが、今のところバス特・バスポイントについての問い合わせはございません。

     

    【その他】

    続いて、前回テレフォンカードのようなカードを作ってはどうかというご提案がございました。羽村市でも、かつて動物園や水上公園、スポーツセンターで使えた羽村遊遊カードというプリペイドカードがありました。しかし今はICカードが主流となっておりまして、平成26年度の3月に廃止となった経緯があります。

     

    最後に、三矢会館のベンチについてのお問い合わせがございました。中古ではございますが、補修をして交換させていただきましたので報告させていただきます。

     

    次第3(2)については以上となります。

     

    (座長)ありがとうございました。市内のイベントと結び付けたミニ時刻表を試作したということですが、ご意見ご質問等ございましたらお願いします。

     

    (委員)ミニ時刻表の見方を教えてもらいたいです。富士見公園の時刻表ということしか分かりません。

     

    (事務局)はい。こちらは会場である富士見公園から羽村駅・小作駅への帰宅を想定しているものとなっております。ミニ時刻表ということで、全ての便を記載するのではなく、事務局で要約したものをこちらに記載しております。たとえば羽村西コースの8:57発の便に乗れば羽村駅東口に9:06に着くといった見方でございます。注意点としては、羽村東コースは福生病院方面へ向かってから羽村駅東口に行くため、30分ほどかかってしまうことが挙げられますので、その旨も記載させていただいております。

     

    (委員)まだ分からないです…。

     

    (事務局)産業祭にきた人が荷物を持って羽村駅に帰りたいという時を想定しております。時刻表を見慣れている方のためにバス停に掲示されている時刻表を、見慣れていない方のために要約したものを掲載しております。たとえば産業祭にいらして午後2時頃に帰りたい方は、こちらの要約を見ていただくだけで、14:35発の小作コースに乗れば14:43に羽村駅東口に着くことがお分かりいただけます。お住いのところが人によって違い、全てを網羅することは難しいため、今回はイベント会場から各駅への時刻表を配布する提案をさせていただきました。分かりづらくて申し訳ありません。

     

    (座長)いかがですか。

     

    (委員)まだ分からないところもありますが、研究してみます。

     

    (事務局)申し訳ございません。忌憚ないご意見をいただければと思います。

     

    (委員)もうひとつよろしいでしょうか。言いにくい話なのですが、私はほとんど「はむらん」に乗る機会がありません。そこで、委員の皆さんに乗車券を配布して勉強するよう促してみてはいかがでしょうか。そうすると、乗らなければいけないという気持ちになるかと思います。乗ってみないと分からないこともあるのではないでしょうか。

     

    (事務局)ありがとうございます。おそらく「はむらん」に乗らない方は時間がかかりそう、乗りたい時に来ないであろうという理由から、バスに乗らず車に乗る方が多いのではないかと思います。ただ、「はむらん」に乗っていだだくことでバス停やコースについて気付くことがあるかと思います。そうして、羽村を新たな視点で見ることが委員の方だけではなく市民の方にも必要なことかと思います。方法としては、委員の方に乗車券を配布することや、委員の方と「はむらん」に乗ることも考えられますが、どのようなかたちにするかは今後検討させていただければと思います。

     

    (座長)では他にご質問があればどうぞ。

     

    (委員)ミニ時刻表内の路線図についてですが、たとえば「富士見公園」バス停に36番、14番、10番などと書いてあるのはどういった意味があるのでしょうか。

     

    (事務局)バス停の名称だけではなく、コースごとに番号を順番につけているということです。たとえば富士見公園には36番、14番、10番、6番と記載がありますが、こちらはそのバス停を各コースの何番目に回るのかを理解していただくために振られた番号でございます。そのため、「はむらん」バス停の色と番号が分かれば乗り場がわかるというかたちで作成しております。

     

    (座長)富士見公園には4つのルートが通っているので4つの番号があるということですね。他にはございますか。

     

    (委員)小作コースが2つのルートを走行していますが、2つとも同じ方向に回っています。この片方を逆向きに走行するということは難しいのでしょうか。

     

    (事務局)ありがとうございます。小作コースについては2ルートとも同じ向きに回っているかたちになっております。基本的には逆回りができるかというとなかなか難しいところがあります。たとえば小作駅まで行って小作駅から逆向きに戻ると、ひとつ前のバス停に5分前に着いたバスがまた5分後に来るということが起こり得ます。つまり逆回りをすると便利なところは便利になり、不便なところは不便になるのではないかと思われます。以上の理由で基本的には同一方向で回らせてもらうというかたちをとっております。

     

    (委員)逆回りを考えるのではなく、乗り継げばよいということでしょうか。

     

    (事務局)そうですね。今のところ乗り継ぎを利用していただければと思います。検討は続けていきます。

     

    (座長)このコース別の色分けはきれいでいいですね。この色はどんな情報に関しても統一されているのですか?

     

    (事務局)統一されています。今までの懇談会等の意見を聞きながら、コースごとに色をつけましょうということで、東コースは青色、西コースは赤色、小作コースは緑色の濃いものと薄いもの、中央コースはオレンジ色というように必ずこの色を付けるようにしています。

     

    (座長)コース毎にカラーがあるということですね。このミニ時刻表の産業祭というイベントは最寄駅が富士見公園ということですか?

     

    (事務局)そうです。

     

    (座長)まだ慣れていないと思いますが、ご意見をどうぞ。このミニ時刻表の配布は産業祭からということですが、間もなくなのですか?

     

    (事務局)そうですね、11月5,6日に2日間ございます。

     

    (座長)あと可能性として他のイベントは考えているのですか?

     

    (事務局)前回のお話しにもありましたけれど、チューリップ祭りなど、大勢の人が来るときに利用してもらえれば一番いいかと思っております。

     

    (座長)それでは、もうひとつの資料6「わたしの時刻表」についてはいかがでしょうか。これはパソコンなどを使って自分で作成するものなのでしょうか。

     

    (事務局)以前から公式サイトには時刻表を掲載させていただいております。ただ、乗る場所や降りる場所が決まっている方からすると、その使うバス停だけでいいという希望がございました。そこで、公式サイトにエクセル版の時刻表を掲載し、パソコンで時刻表を加工していただけるようにいたしました。そしてその試作が資料6-1でございます。こちらは、富士見公園から栄町二丁目に行きたい、という例として作成いたしました。行きでは富士見公園10:39発にのれば栄町二丁目に10:43に着きますが、それに乗れなかった場合は小作コースの第3便に乗ればよいという見方でございます。また、緑色の小作コースでも第一便で富士見公園9:07発に乗れば栄町二丁目に9:11に着きます。先程のミニ時刻表では羽村駅・小作駅という指定をしておりましたが、今回は出発点や行き先を決め、自身で作成することができます。また、パソコンを使えないという方には先程説明のありました、敦賀市の「わたしの時刻表」を参考にさせていただき、これに似たものを作成しお渡しできればと考えております。本人専用の時刻表を配布し、市民の皆様に配ることができればと検討させていただいた次第です。以上です。

     

    (委員)富士見公園には赤色で36と書いてあり、緑ヶ丘西には赤色で35と書いてありますが、この35と36の間隔・時間差はどれくらいあるのでしょうか。

     

    (事務局)基本的には1~2分の間隔となっております。

     

    (委員)そうすると緑ヶ丘西で乗るとしたら富士見公園の発車時刻から1~2分をひくようなかたちで見ればよろしいのですね。

     

    (事務局)場所にもよりますが、今お話しのあった富士見公園と緑ヶ丘西は近いため、そのくらいの間隔になります。

     

    (委員)そうするとそのバス停によって異なるということでしょうか。

     

    (事務局)そうです。たとえば西コースの10番と11番は距離がありますし、信号等の交通状況により間隔は変わりますので、そこはご了承ください。そういった路線図の見方でお困りの方のために、そこだけをピックアップした時刻表を作ればよいかと考えました。以上です。

     

    (委員)それから三矢会館のベンチにつきまして、お忙しいところありがとうございました。座らせていただいております。

     

    (座長)資料6について、わたしの時刻表を実施するにあたって、具体的にはどうするのでしょうか。パソコンを使えない人が作ってほしい時は市役所に電話して市役所が作ってくれるのですか。ちょっと過剰というか。

     

    (事務局)そうですね。それは市職員の手作業で作成させていただくため、手間と言えば手間ですが、それでも必要なことだと考えております。敦賀市からは、年間多い時は300件くらい作成したということも聞いております。羽村市の場合はどのくらいの件数になるかということはまだ分かりませんが、何万件になることはないと思いますので、実施を検討していきたいと考えております。心配をしていただけて大変ありがたいですが、必要なことと考えているため、やらせていただければと思います。これから内部決裁を取って作業させていただきますが、事務だけで処理をすることも可能なので、件数が少なければ郵送をするのか、その場合送料をどうするのかなどの問題についても考えてまいりたいと思います。

     

    (委員)やはり自分でパソコンを使い作成するように言われても、手慣れた人でないと難しいので、この提案は非常に大事なことだと思います。今後も「はむらん」に関する情報を知らない方に対し、情報を発信していくことが必要かと思いますが、どのようなPRをされるのでしょうか。

     

    (事務局)一番みなさんの目に触れるものは広報だと思いますので、実施する場合は広報に掲載させていただきたいと考えております。市公式サイトにも合わせて掲載しますが、当然パソコンを使えない方は公式サイトも見ることができませんので、高齢者向けに適している広報を主に考えております。あとそれ以外に何か方法があれば周知をしていきたいなと考えております。

     

    (委員)わかりました。「わたしの時刻表」はとても重要な提案だと思いますので、私たち町内会としても、1月か2月にある会議でぜひPRをさせていただきたいと思っております。実際に、私も羽村市役所に来る時に時間の設定が合わず車で来てしまっていますので、バスに乗るための情報を提供するサポートがあることは非常に大事なことかと思います。そこで、もうひとつのPR手段として、PR誌の作成を提案いたします。

     

    (事務局)ありがとうございます。特に今お話しにあがった町内会の回覧も非常に重要なPR方法だと思います。お手数ですが、回覧として町内会の方に配布させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

     

    (座長)町内会数はどれくらいなのでしょうか。

     

    (事務局)39ですね。

     

    (委員)私の町内会では、回覧が回っていても見なかったというような苦情があります。そのため、できれば戸別配布をしていただきたいです。町内会に入っている方はいいかと思いますが、入っていない方は知らないということが起きるのではないでしょうか。私は先程のICカードを持っていませんが、「はむらん」には乗ります。以前小作のお祭りに皆さんと行くことになりましたが、双葉町からだと遠回りで集合時間の1時間前に家を出ることになってしまいました。「わたしの時刻表」があればどの家でもより効率的に時刻表を見ることができますから、そのPR方法として、回覧もいいのですが、できれば戸別配布の方がいいかと思います。

     

    (事務局)一つの方法だけではなく、回覧や個別配布、広報紙など、様々な方法を組み合わせて周知を図りたいと思います。特に、広報紙は全世帯に配布されますので、広報紙の周知に合わせて、回覧等を実施するかたちで検討していきたいと思います。回覧に関してはお手数をお掛けすることもあると思いますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

     

    (座長)1つの町内会に対して、コミュニティバスのバス停は2~3つくらいあるのですか?

     

    (委員)ありません。私の町内会は道が狭くてバスが入れないです。

     

    (事務局)バスが入れたら一番よいのですが、どうしても道が狭くて運行できず、申し訳ありません。

     

    (座長)事務局の方で「はむらん」に関する周知は広報紙でできますが、時刻表自体を広報に載せるということはなかなかできないのでしょうか。

     

    (事務局)「はむらん」の時刻表を載せるとなるとスペースを確保することが難しいので、「詳しくは公式サイトをご覧ください」という文面を掲載するようにしております。「わたしの時刻表」を個別に作成すれば分かりやすくなるのではないかと思います。

     

    (座長)期待したいと思います。他にいかがでしょうか。

     

    (委員)「わたしの時刻表」ですが、たとえば自宅から福生病院やいこいの里へ向かうなど、何通りか作成していただくことは可能でしょうか。

     

    (事務局)そうですね、複数のパターンを作成させていただきたいと思います。あまりたくさん作っても分かりづらくなるような気もしますが、複数のパターンの往復分を作成することを想定しております。

     

    (座長)さて、よろしいでしょうか。予定されていたことは以上となりますが、ご意見等があればお願いします。

     

    (委員)話が戻りますが、資料1の利用者の推移について、利用者数は多いほどいいとは思いますが、どのくらいの利用者数があれば持続的な運営ができるのでしょうか。そのボーダーラインについてどのように考えていらっしゃるでしょうか。

     

    (事務局)昨年度は18万人を突破し、補助金は5600万円ほど出ています。これを単純に運賃の100円で割ると、利用者数を60万人ほどに増えなければいけないということになります。理想としてはそこまでいかなくてはなりません。ただ、いきなり60万人になるかというと難しいところがあるかと思いますが、第五次羽村市長期総合計画における目標は13万人としており、目標はクリアし増加傾向にあります。今後も「はむらん」について周知を行い、かつ乗っていただくために利便性を向上させていくということが必要だと思っておりますので、徐々に延ばしていくことが大事だと思っております。

     

    (委員)分かりました。ゆとろぎで様々なイベントをやっていますので、そういったところにもPRしてもらえるとよいですね。たとえば交通事故を防ぐためにバスを利用してもらうなど、様々な言い方があると思います。要はPRが重要だと思いますので、そういったPRをした上で、13万人から18万になり、18万人から20万人になっていくようにしたいと思っています。

     

    (事務局)ありがとうございます。やはりPRは大事なので、市内イベント等と協力しPRしていきたいと思います。

     

    (委員)これは私どもの事情というかお詫びなのですが、先ほども言いましたが私どもは障害者の施設をやっていまして、「はむらん」を結構な人数が利用されています。利用に際して仲の良い人や悪い人がバスの中で騒いでしまうことや運転中の運転手さんに話しかけてしまうようなことがあり、何度か運転手さんから注意されたことがあるようです。「はむらん」は交通機関であり、自分たちだけではないから気を付けるように言っており、運転手さんに話しかけることも危険なのでやらないよう注意はさせていただいておりますが、いろいろご迷惑をおかけするようなこともあろうかと思います。そのため、市民の皆さんももし見かけたら注意していただけたら幸いです。ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、「はむらん」がより使いやすくなっていかれると非常にありがたいなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

     

    (事務局)私もお見かけしたことがありますが、騒いでいるわけではなく楽しく乗っている雰囲気でございました。逆に言えばその人数に乗っていただけるということは非常にありがたいことですので、騒いでしまった時などにはご指導いただければ社会経験になるのではないかと思います。利用していただく中で社会経験をしていただくことが大事かと思いますので、今後とも利用の方はよろしくお願いいたします。

     

    (委員)今回の夏祭りの時に無料のバスがあってとてもよかったのですが、あれは「はむらん」ですか?

     

    (事務局)「はむらん」ではなく、無料のシャトルバスです。

     

    (委員)「はむらん」と勘違いして乗っておりました。「はむらん」もイベント時に無料にできたらいいですよね。

     

    (座長)発言されていない委員さんはいかがでしょうか。

     

    (委員)わたしの時刻表を作ってくれるというのはありがたい試みだなと思って見ておりました。皆さんに周知し、たくさん作っていただけたらいいと思います。

     

    (座長)そちらの方はいかがですか。

     

    (委員)利用者は確かに増えていくにこしたことはないと思うのですが、交通弱者の足を確保することが目的ですので、あまり数字にこだわりすぎず、ある程度は市に負担をしていただくということを重視しないといけないのではないでしょうか。ペイするために利用者を増やしたいという風に聞こえましたので、そのところは気を付けなければいけないのではないかと思いました。

     

    (事務局)今のご意見は非常に重要なところだと思います。自治体によって考え方は異なりますが、利益が出るところだけを回って利益が出ないところは廃止してしまう自治体もあります。羽村市としては交通弱者のためのもので始まっておりますので、そういった意味で考え方は一緒であると考えております。ありがとうございます。

     

    (委員)私は駅前に住んでいるのであまり利用しませんが、駅から距離のあるゆとろぎ等に向かう時にはたまに利用させていただいております。たまに乗ると利用者は意外と多く、車に乗れない人や雨の時などに利用される方が多いと思われますので、これからも利用し続けていただきたいと思います。それと、同じ方が同じ時間に乗っている様子を何回か見ているので、その方が不便にならないように、利用者が少ないという理由でバス停を廃止することはしないでいただきたいです。ある程度の収入も得つつ、持続していただければと思いました。

     

    (座長)ありがとうございます。

     

    (委員)私の経験の話になりますが、私は市役所に向かう際、東会館から羽村駅に向かい、乗り継ぎをしなければいけないと思っていました。ですがそのまま西コースに乗り続けたら、そのまま市役所に行くということを最近知りました。そのため、路線について知るためにもバスの乗車体験をぜひ実施していただきたいなと思います。

     

    (座長)それでは、西東京バスさんから今日の感想など含めてお願いします。

     

    (委員)懇談会にはじめて参加させていただいて、「はむらん」が幅広いお客様にご利用いただいていることを感じました。西東京バスでは時刻表のプリントサービスをやっておりまして、駅を中心とした時刻表を主にプリントしております。ただ、お客様自宅の近くの時刻表というものはなかなか作成できていません。八王子地区では駅前や大規模な商業施設にプリンターとパソコンを持って行って印刷し、駅までの時刻表を配布させていただいており、好評を得ております。今回提案のあったわたしの時刻表作成につきましては、同じようなかたちでいい取組なのかと感じております。いろいろな方が乗られるのがコミュニティバスだと思っておりますので、皆さんが気持ちよく乗っていただけるように、私どもも引き続きドライバーの指導も含めて行っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

     

    (座長)ありがとうございました。それでは次回の日程についてお願いします。

     

    (事務局)次回日程についてですが、2月10日でご都合が悪い方はいらっしゃいますか?

     

    (座長)欠席の方もいるかと思いますが、2月10日10時から同じ会場でお願いします。それでは今日もたくさんのご意見をいただきましてありがとうございました。また時刻表などの新しい試みは次回までの間に行われるかと思います。どうぞまた次回よろしくお願いいたします。

     

    (事務局)ではありがとうございました。以上をもちまして第五次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会第5回を終わらせていただきます。本日はどうもありがとうございました。


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