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    第1回羽村市長期総合計画審議会 会議録

    • 初版公開日:[2020年12月28日]
    • 更新日:[2020年12月28日]
    • ID:14415

    第1回羽村市長期総合計画審議会 会議録

    日時 令和2年10月29日(木曜日) 午後7時~午後9時

    会場 市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    【委員】江本裕子、増田一仁、加瀬哲夫、和田豊、田村義明、中村洋子、山下忠義、橋本富明、佐藤元信、金子憲、池上三喜子、大竹恒平、木下智之、片山昇、山田崇人、伊藤大、成沢崇志、木下智実、平野麻紀(敬称略)

    【説明員】副市長、教育長、議会事務局長、企画総務部長、企画総務部参事、財務部長、市民生活部長、子ども家庭部長、参与・区画整理部参事、産業環境部長、都市建設部長、区画整理部長、上下水道部長、会計管理者、生涯学習部長、生涯学習部参事

    【事務局】長期総合計画担当主幹、長期総合計画担当主査、企画政策課長、企画政策課企画政策担当主事

    欠席者

    【委員】石田正弘(敬称略)

    【説明員】福祉健康部長

    議題

    (1)羽村市長期総合計画審議会の会議の傍聴に関する定めについて
    (2)羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について
    (3)第六次羽村市長期総合計画の策定について
    (4)第五次羽村市長期総合計画の総括について(第五次羽村市長期総合計画の進捗【基本目標1】
    (5)その他

    傍聴者 1名

    配布資料

    • 次第
    • 資料1-1 羽村市長期総合計画審議会委員名簿
    • 資料1-2 羽村市長期総合計画検討委員会委員名簿
    • 資料2 羽村市長期総合計画審議会条例
    • 資料3 諮問(写し)
    • 資料4 羽村市長期総合計画審議会の会議の傍聴に関する定め(案)
    • 資料5 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準(案)
    • 資料6 第六次羽村市長期総合計画の策定について(案)
    • 資料7 第五次羽村市長期総合計画の総括について「第五次羽村市長期総合計画の進捗について【基本目標1】」
    • 資料8 羽村市長期総合計画審議会 審議日程(案)
    • 資料9 羽村市の概要について
    • 資料10 第五次羽村市長期総合計画後期基本計画

    会議の内容

    1.委嘱状の交付

    市長から各委員へ委嘱状交付

    2.市長あいさつ

    3.審議会委員及び検討委員会委員の紹介

    長期総合計画担当主幹より各委員を紹介

    4.会長及び副会長の選任

    (長期総合計画担当主幹)

    会長及び副会長の選任に入る。会長及び副会長の選任方法、その役割等について、羽村市長期総合計画審議会条例の第5条において、

    • 審議会に会長及び副会長を置く。こと
    • 会長及び副会長は、委員の互選によって定める。こと
    • 会長は、審議会を代表し、会務を総理する。こと
    • 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代理する。ことが規定されている。

    会長及び副会長を委員の互選により選出することとなるが、意見や推薦などはあるか。

    (田村委員) 

    前回の第五次の長期総合計画策定時の委員経験から、会長には商工会の増田委員が、副会長には羽村市に関わりの深い金子委員が適任であると考える。

    (長期総合計画担当主幹)

    他にご意見はあるか。ご意見がないため、審議会の会長には羽村市商工会会長の増田一仁委員、副会長には東京都立大学 都市環境学部 准教授の金子憲委員を選任したいが、よろしいか。

    (各委員)

    異議なし

    (長期総合計画担当主幹)

    それでは、ここで会長及び副会長に選任されたお二人から就任のご挨拶をいただく。

    (会長)

    長期総合計画には、羽村市で暮らす人たちが今後も継続して住んでいただけるようにという目的があったと思うが、コロナ禍や昨年の台風など想定外の事が起きている。今後は、想定外を想定に組込む必要があるため、各委員がそれぞれの立場から、若い学生もいるようなので、いろいろな視点から意見を述べてもらい、素晴らしい計画を立てていきたい。 

    (副会長)

    羽村市では、行政改革審議会や使用料等審議会など、これまで様々な審議会の委員を務めさせていただいた。この審議会では、長期的な視野に立って、より良い羽村市の将来像について議論していきたい。微力ながらも会長を補佐し、本審議会のために尽くしていく所存である。

    5.諮問

    (長期総合計画担当主幹)

    会長及び副会長が選任されたため、諮問に移らせていただく。並木市長から増田会長へ「第六次羽村市長期総合計画」について諮問させていただく。

    <市長から会長へ諮問>

    6.議事

    (長期総合計画担当主幹)

    ここから議事に移る。羽村市長期総合計画審議会条例第5条の規定により、審議会の議事は会長が務めることとされているため、ここからは会長に議事進行をお願いする。

    (1)羽村市長期総合計画審議会の会議の傍聴に関する定めについて

    (会長)

    それでは、議事に移る。「(1)羽村市長期総合計画審議会の会議の傍聴に関する定めについて」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

     <事務局より「資料4 羽村市長期総合計画審議会の会議の傍聴に関する定め(案)」について説明>

     (会長)

    本件について質問、意見等はあるか。意見、質問等がないようなので、質疑を終了する。それでは、本件について承認いただける委員の挙手をお願いする。

    (各委員)

    挙手多数。

    (会長)

    挙手多数で「羽村市長期総合計画審議会の傍聴に関する定め」が承認された。

    (長期総合計画担当主幹)

    本日、傍聴を希望する方は1人である。

    (会長)

    本日の会議を公開とし、傍聴を許可してよいか。

    (各委員)

    了承。

    (会長)

    傍聴を許可するので、入場をお願いする。


    (2)羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について

    (会長)

    次に、議事の2項目め、「羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。 

    <事務局より「資料5 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準」について、説明>

    ・「記録方法」は要点筆記、「発言者氏名」を記載することを事務局より提案。

    (会長)

    事務局より説明があったが、本件についてご意見を伺いたい。

    (田村委員)

    資料の別記様式にあるとおり、発言した場合、議事録に名前が表示されるということでよいか。

    (長期総合計画担当主幹)

    この規定が承認された場合は、お名前を表示させていただく。

    (会長)

    お諮りする。羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について、会議内容の記録方法は要点筆記とし、発言者の氏名は記載するということに賛成の委員は挙手をお願いする。

    (各委員)

    挙手多数。

    (会長)

    挙手多数で、本件は原案のとおり決定させていただく。


    (3)第六次羽村市長期総合計画の策定について(案)

    (会長)

    次に、議事の3項目め、「第六次羽村市長期総合計画の策定について(案)」を議題とする。事務局からの説明をお願いする。

     <事務局より「資料6 第六次羽村市長期総合計画の策定について(案)」を説明>  

    (会長)

    誠に申し訳ないが、体調不良のため、副会長に進行をお願いする。

    (副会長)

    それでは、この件について、意見、質問等はないか。

    (伊藤委員)

    市民ワークショップや、市長と語る21など、市民から広く意見を聞いてもらえるのはありがたい。市民ワークショップに関しては敷居が高くて人が集まりにくいということがあると思うが、広く市民からの参加を促すためにどういった取組みをしているか。

    (長期総合計画担当主幹)

    若い世代を含めて、ワークショップへの参加を募ることには課題があると捉えている。

    現在、広報はむらや公式サイトなどの通常の広報手段とともに、今回は、市政世論調査、転入者アンケートにおいて、無作為抽出で調査票を送る対象者に参加を呼びかけている。

    市政世論調査は1,200人、転入者アンケートは1,000人を対象に実施しているが、それぞれの方に調査票を送る際に今回の事業の通知を送り、参加の呼びかけを実施した。アンケートをもとに申し込みをいただいた方が3名おり、少なからず効果はあったと捉えている。今後も参加者を募るために工夫を凝らす必要があると考えている。

    (平野委員)

    市民ワークショップ・職員若手プロジェクトチームの検討内容の取りまとめや途中経過などの内容については、この審議会でシェアされるのか。

    (長期総合計画担当主幹)

    市民ワークショップは、一般市民向けのワークショップを先日開催した。その中で、羽村市の宝、未来に残したいこと、また強みや弱みについて意見を出していただいた。10月30日に第2回のワークショップの開催を予定しており、第2回以降で、これからの10年間のまちづくりについて具体的に考えていくこととしている。

    子育て世代向けや若者向けのワークショップについては、これから実施していく内容となっている。これらの内容については、第3回長期総合計画審議会で結果を共有させていただく予定である。

    (中村委員)

    第1回では、どれくらいの人数が参加したのか教えてほしい。また、第2回、第3回について、参加者を広げていく事を考えているのか。

    (長期総合計画担当主幹)

    一般市民向けワークショップには11人が参加した。さらに市の若手職員も参加してワークショップを実施している。お知り合いの方がいれば声をかけてほしいと参加者への呼びかけも行っている。

    (副会長)

    他に意見が無いため、質疑を終了させていただく。今後この策定の方向性に基づいて、第六次羽村市長期総合計画の策定に向けた資料や、計画案が審議会に提案されることになる。


     <10分休憩>


     (4)第五次羽村市長期総合計画の総括について

    (副会長)

    それでは会議を再開する。次に、議事の4項目め、「第五次羽村市長期総合計画の総括について 第五次羽村市長期総合計画の進捗【基本目標1】」を議題とする。事務局より説明をお願いする。

      <事務局より「資料7 羽村市第五次羽村市長期総合計画の総括について 第五次羽村市長期総合計画の進捗【基本目標1】」について説明>

     (副会長)

    資料を確認の上、忌憚のない意見をお願いしたい。

    (伊藤委員)

    生涯学習に関する施策については、行政側が市民に対して「こういうところを学んで欲しい」と提示したものなのか、市民側からの「こういうところを学んでいきたい」というニーズに発したものなのか。

    (生涯学習部長)

    生涯学習施設としては、生涯学習センターゆとろぎがあるが、ゆとろぎで行っている事業は、ご質問の両面から実施している。行政で市民ニーズをつかみながら企画して、事業を実施している。

    その他の施設についても、適宜、市民の方から意見を伺いながら、市民向けの事業を実施している。ゆとろぎには、協働事業を担う市民の会があり、企画した内容を行政に提案してもらい、それを協働で運営していくという事業展開を行っている。

    (木下智実委員)

    資料内にある「市民の意識」について、「小・中学校での教育活動や学習環境」は、重要度は高いが満足度が低い。満足度が低い理由について分析はしているか。原因を知りたい。

    (長期総合計画担当主幹)

    こちらの結果については、速報値が挙がってきた段階であり、詳細な分析を並行しながら行っているところである。調査では年代、性別についてどういった層がこのように感じているのか、クロス分析を行いながら、分析して報告書として取りまとめることとしている。

    特に、羽村市としては子育て支援に関する施策を進めているところであるので、今後クロス分析を実施しながら、どういった方々がそのように感じているのかなど、傾向について把握していきたい。

    (木下智実委員)

    小中学校で児童数が随分と減っているように見受けられる。教育機器や教室など、生徒が減ったことによって空いたハード部分の活用についてはどのようにしているのか伺いたい。

    (生涯学習部参事)

    教育の充実のために、少人数での指導のための対応や、特別支援教室に関することなどで教室などを利用している。

    (江本委員)

    5年前も同じようなアンケートが実施されていて、家庭教育や幼児教育とともに、学校教育の課題が大きいと出ていた。子育て支援は前回Aゾーンに入っていたが、今回はBゾーンに移っている。様々な施策が市民の方に行き渡って、市民の方に理解されてきたと感じている。それに比べ学校教育や家庭教育、幼児教育については、市民の方に対して施策が行き届いておらず、立場上まだまだだと感じている。

    ただ、5年前に比べて、「小中学校教育や学習環境」については0.1ポイント増加し、多少満足度も上がっているとの結果が出ている。徐々にではあるが、様々な施策を実施し、市民の理解を得るとともに、子どもたちの姿に反映していくようにしていかなければいけないと感じた。

    今年はコロナの関係で3か月臨時休校となり、大きなピンチに陥ったが、その反面GIGAスクール構想によって一人一台子どもたちに端末が与えられるという大きなチャンスも与えられた。この機を逃さずに、子どもたち一人ひとりに寄り沿った学習や教育を提供できるように取り組んでいきたいと、教育委員会で話し合っている。

    (橋本委員)

    子育て支援については、まだまだすべてが満点ではないが、結果が出ていると思う。2~3日前に市長に要望書を持っていき、給食費を無償化するようにといった点についてお願いさせていただいたところである。

    子育て支援については、ただ単に支援をたくさん展開すればよいというものではないと思う。支援を要求しなくて済むような子育てが、それぞれの家庭で行えるような形にできればと思う。

    (木下智実委員)

    コロナ禍で大変な状況があって、GIGAスクール構想がチャンスになるという江本委員の話は市民としてありがたいが、どの程度具体的な検討をしているのか。例えば、インフラやネットワークは問題がないか、インターネットがパンクした場合まで視点が及んでいるのかどうかといった点が非常に気になる。富士見小学校ではESDを掲げているが、資料の20ページにあるように持続可能な教育ということで、各学校で取組みが実施されているが、その中で、あえて算数・数学にこだわっている事についての理由が気になる。近代合理主義的な考えが残っていると感じる。

    また、小中一貫教育は以前から取り上げられているが、中学校の価値観に小学校の価値観を沿わせていくイメージが強い印象がある。新しい教育に関して、教育者に対する研修がどの程度されているのか。

    さらに、特色ある学校づくりということで、羽村は音楽をテーマに力を入れているが、音楽の教員がどれくらい充足しているか、不安である。昨年度、富士見小学校ではしばらく音楽の教員が不在の時期があり、市民からも、声があがっていたが対応がない時期があった。どこで、特色を出していくのか、具体的な部分を作っていなければいけないと思う。

    (生涯学習部参事)

    まず、GIGAスクール構想の進め方やインフラの進捗については、整備を開始したところであり、Wi-Fi関係について、現地調査をして各学校の整備を始める段階である。

    また、それを用いていくための教員の研修についても、情報教育推進委員会を立ち上げ、ハードの導入だけでなく、「どのように教育活動に落とし込んでいくか」「教員全員が、どの学校でも使えるようにどう対応していくか」という点の検討を始めている。新しい教育課題に関する教員への研修については、従来の研修を白紙に戻して、新しい教育のための研修の組直しを行っている。

    また、SDGs・ESDについては、今年度の全校の教育課程にSDGsを位置付け、市内の1校を指定校として研究を進めており、研究成果については全校で共有していくこととしている。算数・数学については、学力向上施策として、退職した教員を非常勤教員として採用しており、その方を中心に全校で対応している。まずは算数・数学を切り口に学力向上に向けた取組みを始めているところである。

    特色ある教育では、音楽について、昨年度富士見小学校で専門の教員が一時期いなかったが、市内全校をフォローしていくために、音楽コーディネーターを位置付け、コロナ禍においてどうやったら音楽の授業を行えるのか、一つのモデルとして取り組んでいる所である。また、外部指導員の活用も行っている。

    (江本委員)

    中学校の小中一貫教育について付け加えさせてもらうと、根本にあるのは中学校の価値観に小学校を合わせるものではない。第五次羽村市長期総合計画にあるとおり、切れ目のない子育て支援、切れ目のない子どもの成長への支援を行い、小学校から中学校への接続が円滑に進むようにということを目的に取り組んでいる施策である。また、相互の交流事業を通して、子どもの理解に努めている所である。

    教育はすべての方が通ってきた道であり、非常に関心の高い分野であることを、学校教育に携わるものは胸に刻み、市民一人ひとりに理解してもらえるように考えていかなければならないと、木下委員からの意見を聞いて感じた。

    (平野委員)

    子育てについての提言として、何点か申し上げる。資料の16ページにある施策1の「子育て」の部分、計画の方向性として、妊娠出産期から子育て期までの切れ目のない支援の提供とある。子育て環境は羽村市のアピールポイントであり、近隣市町村の住民である友人からも高い評価を聞いている。

    しかし、必ずしも実際のデータに基づいての評価かというとそういう印象は受けない。印象ベースでの話も多い。羽村市としては、子育て後も含めて、子育てを終えた方々に羽村市に長く住んでいただくためのPRができているか、疑問である。

    そして、今このような状況であるため、移住について検討している東京都民や近隣住民が多い時期だと思う。子育て支援が、移住先を選ぶ際の最重要ポイントである事が、市民アンケートのデータでもはっきりと出ている。まだ子どもを持たない世代で、将来子育てをするだろうというイメージを持っている方々に、「羽村で子育てをするとこんなにいい事がある」、「今子育てをしている方々は、こういう子育てのメリットを感じている」、または他の市区町村に比較して行き届いていない点について、どのように羽村市がカバーしていこうと考えているのか、という点を具体的にアピールする機会を、これから充実させてもらいたいと感じている。

    (子ども家庭部長)

    事務局からも話があったとおり、子育ての関係については、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援の拠点として子育て世代包括支援センターを平成27年度から準備して、平成29年6月に設置している。

    具体的な取組みとしては母子手帳の交付時に必ず面接を実施し、困り事はないか等を一つひとつ確認し、場合によっては、その時点で支援プランを作成する等、きめ細かい取組みをしている。その他、育児パッケージの配布や、産後ケアなどについても取組みを充実させている。

    こうした取組みについては、先ほど指摘もあったが、もう少しPRしていくということが必要だと捉えている。羽村市民に対しても一つずつきめ細かに対応していくとともに、羽村市が子育てしやすいまちだということをPRしていく方法も、羽村に人を呼び込んでいく上で考えていく必要がある。

    (企画総務部長)

    子ども家庭部長からも説明があったが、市の大切な施策として、「愛情ギュッとず~っとはむら 東京で子育てしやすいまち」として、ターゲットを絞ってシティプロモーションの取組みを実施し、子育てしやすいまちであることをPRしている。子育てする上で必要なことに、個々の細かい部分もあるだろうが、人の温かさや、自然の豊かさなど、まちづくり全体に関わることもある。

    冒頭申し上げたとおり「愛情ギュッとず~っとはむら」として、子育てがしやすいまちだとPRしているが、その結果、市外の方からも羽村市の保育園に入るにあたっての問合せが増えているという話を聞いている。

    (副会長)

    自治体間競争の時代と言われて久しい。羽村市が自治体間競争に勝ち抜くためには、将来を見据えたビジョンを示し、羽村市の魅力を高めていくことが必要である。本日、委員の皆様から多数の貴重な意見を頂いた。せっかく市長が最後までいらっしゃるので、もし所感がおありでしたら一言いただければと思う。

    (市長)

    羽村市にとって重要な審議会に参加させてもらって、皆様のご意見を聞かせてもらっている。答申をいただく立場であるため、私の価値観によってバイアスをかけることは極力避け、皆様からの答申をいただき、施策に活かしていくことを心がけたいと思う。

    今回は生涯学習に関する質問等があった。生涯学習はステージを分けて展開してきた。羽村市では生涯学習基本条例を策定しており、生涯学習については、教育長を中心に、乳幼児から高齢者への教育を循環型で実施し、子育ての問題も学校の問題も共通のものとして、市民一人ひとりの学習が市民自身の成果となるだけでなく、地域に還元することで他の市民の学習にもなるということで生涯学習基本計画を策定している。

    今後も生涯学習の分野では、みんなが関心を持ちながら実施していくという方向性を大事にして、皆様の意見を活かしていきたい。

    子育てについては、シティプロモーションを展開しているが、「東京都の中で子育てしやすい・働きやすい」という点を標榜して展開していこうと考えている。小さなまちだと、良くも悪くも様々な方向に影響が出やすいが、最大公約数を目指しながら努力していく必要性を、話を聞きながら感じた。

    過去を振り返りながら、良い点、悪い点を総括する作業を行っており、現在から将来を見据えての意見や展望を含めて、積極的に意見を出してもらいたい。

    (副会長)

    本日はこれで質疑を終了させていただく。本日事務局から配布された資料は、検討材料となっていくので、目を通してほしい。最後にその他として、次回以降の審議日程と羽村市の概要について事務局から説明をお願いする。


     7.その他

    ・次回以降の審議日程について

    (長期総合計画担当主幹)

    次回以降の審議日程について、資料8をご覧いただきたい。本日1回目を開催したが、2回目から6回目まで、月1回程度開催していきたい。審議内容については、2回目は第五次羽村市長期総合計画の進捗として、基本目標2~4及び「基本構想を推進するために」について説明をさせていただく。今後も本日のような形で、委員からの活発な意見や質問を多く伺わせていただくため、次回以降の事務局からの説明は、概要程度に省略したいと考えている。3回目では、本年実施した市政世論調査、転入者アンケートの詳細な結果、市民ワークショップ、職員プロジェクトチームの結果、人口動態や人口推計の結果、市の財政状況の説明を行う予定である。年明けの4回目以降では、3回目までに説明した内容等をもとに、市役所庁内で検討した基本構想の素案等をお示しし、審議をいただきたいと考えている。

    また、令和3年度の審議日程は、改めてお知らせする。審議会は令和3年の12月までを予定している。長丁場となり、委員の皆様には負担をかける部分もあると思うが、ご理解とご協力をお願いする。

    ・羽村市の概要について

    (長期総合計画担当主幹)

    その他の2点目、資料9として、羽村市の概要を配布している。羽村市の概要は地勢や沿革、財政状況や主要事業をまとめたものであり、今後の参考資料として配布している。資料10 羽村市長期総合計画後期基本計画と合わせてお目通しいただきたい。

    (副会長)

    今後の審議は、資料のとおり行っていくこととなり、具体的な日程は委員の都合を調整の上決定する。羽村市の概要は時間のある時にお目通しいただきたい。その他、委員から意見等あるか。

    (各委員)

    意見等なし

    (副会長)

    意見等がないため、以上をもって第1回羽村市長期総合計画審議会を閉会する。

    お問い合わせ

    羽村市企画部企画政策課

    電話: 042-555-1111 (企画政策担当)内線312

    ファクス: 042-554-2921

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