ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    令和4年第3回羽村市議会市長挨拶要旨

    • 初版公開日:[2022年06月07日]
    • 更新日:[2022年6月7日]
    • ID:16477

    (令和4年6月7日)

    おはようございます。

    令和4年第3回羽村市議会、定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。

    定例会の開会にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。

    市議会においてタブレット端末が導入され、今次定例会から議案等の資料につきましてもすべてデータでの配信となりました。

    今次定例会は、試行期間としての運用となりますが、議会と市がお互いに研鑽を積み、混乱をきたすことのないよう対応してまいりたいと思います。

    5月に開園した親水公園、通称「じゃぶじゃぶ池」からは週末になると子供たちの歓声が聞こえてまいります。根がらみ前水田の田植えも始まり、羽村にも本格的な初夏の訪れを感じる季節となりました。

    一方で、ロシアがウクライナへの侵略を開始して3か月を超えましたが、未だ終息の見込みは立っていない状況であります。

    私が高校生の時、学園祭で観た映画が「ひまわり」でありました。第二次世界大戦で引き裂かれた夫婦の物語であり、ウクライナで撮影され、スクリーンいっぱいのひまわりの花が印象的でした。

    戦争の残酷さ、悲惨さを描いたこの映画上映から半世紀が過ぎてもこの教訓が生かされていないことに虚しさを感じます。
     
    子どもたちを含む多くの民間人が命を落としている現状を目の当たりにし、人道上許されざる暴挙に憤りを禁じ得ません。

    一刻も早くこの戦争が終結し、ウクライナ国民の皆さんに再び平和な日常が訪れることを心から願っております。

    さて、令和4年度がスタートし、早くも2か月余が経過しました。

    ご承知のとおり、今年度は、第六次長期総合計画の初年度であり、基本構想に掲げた市の将来像の実現に向けた第一歩を踏み出す極めて重要な一年となります。

    財政の健全化をはじめ、老朽化が進む公共施設への対策、行政のデジタル化、都市基盤整備など、早急に取り組まなければならない課題は山積しています。

    終息の見えないウクライナ情勢や、世界的なインフレリスクの高まりなど、気持ちが塞ぐ話題が続いていますが、こうしたときこそ、私たち行政は、市民の皆様にしっかりと寄り添い、支えとなっていかなければなりません。

    職員は、喫緊の行政課題にスピード感を持ち果敢にチャレンジするとともに、市民の皆様に喜んでいただける行政サービスを提供できるよう、全力で取り組んでおります。

    議員各位におかれましても、「二元代表制」の下で、市民の皆様の幸せ、市の持続可能な発展のために、お互いに切磋琢磨していけるよう、改めてお願い申し上げます。

    さて、今年度の最重要課題の一つであります羽村駅西口土地区画整理事業の検証についてですが、昨日、第1回の検証会議を開催いたしました。

    報道機関の取材を始め、多くの方が会議の傍聴に訪れるなど、注目度の高さと責任の重さを改めて実感したところであります。

    検証会議におきましては、今後、各委員の専門的な見地から議論していただき、検証会議からの提言を参考として、市として十分な検討を行い、最適な方向性を導き出してまいります。

    次に、ネーミングライツ・パートナー協定についてご報告します。

    市では、この度、生涯学習センターゆとろぎ、図書館、武蔵野公園を対象施設として、瑞穂町に所在する電気音響機器の製造メーカーである株式会社プリモとネーミングライツ・パートナー協定を締結することとなりました。

    この協定により、7月1日から5年間、生涯学習センターゆとろぎは「プリモホールゆとろぎ」、図書館は「プリモライブラリーはむら」、武蔵野公園は「プリモパークむさしの」と、それぞれ愛称を付して運営をしてまいります。

    この結果、対象施設として選定した7施設のうち、今年度から「ヒノトントンZOO」の愛称で運営している羽村市動物公園を含め、計4施設においてネーミングライツの活用が図られたこととなります。

    協定を契機として、これらの施設が、これまで以上に愛される施設となるよう、より一層の工夫を凝らした運営に取り組んでまいります。

    次に、新型コロナウイルス感染症の状況です。

    東京都のリバウンド警戒期間も終了し、人の流れが活発化してきており、都内では依然として1日あたり千人単位の新規感染者が発生するなど、今後の動向は不透明であります。

    市では今月3日から、ワクチンを3回接種した60歳以上の方及び、18歳以上で基礎疾患のある方を対象に4回目のワクチンの集団接種を開始しました。

    今後も、感染拡大防止対策を緩めることなく、市民の皆様の安全と安心を守るための取組みを推進してまいりますので、市民の皆様におかれましても、基本的な感染症対策と状況に応じた適切な行動を、引き続きお願いいたします。

    次に、先般公表された本年4月分の生鮮食品を除く消費者物価指数ですが、前年同月比で2.1パーセント増と大幅に上昇しました。

    この現状を踏まえ、まずは、生活困窮者支援、子育て世帯支援施策について、今次定例会で議案提出した令和4年度一般会計補正予算第1号に盛り込んでおります。

    さらに、事業者の皆様や農業従事者の皆様への支援施策につきましても、現在、事業化を検討しており、速やかに準備を整え、今後、補正予算にて対応していく考えであります。

    最後に、今次定例会は、今年度行った組織の再編後、初めての議会となります。

    そして新たに就任された儘田教育長も初めての議会となりますことから、後ほど皆様のご理解を賜り、挨拶の時間をいただくことをお許しいただきたいと存じます。

    なお、今次定例会には、条例案件9件、補正予算案件2件、合わせて11件の議案をご提案申し上げております。

    以上で、私の挨拶とさせていただきます。


    お問い合わせ

    羽村市企画部企画政策課

    電話: 042-555-1111 (企画政策担当)内線312

    ファクス: 042-554-2921

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム