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あしあと

    令和4年第4回羽村市議会市長挨拶要旨

    • 初版公開日:[2022年09月06日]
    • 更新日:[2022年9月6日]
    • ID:16746

    (令和4年9月6日)

    おはようございます。

    令和4年第4回羽村市議会、定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。

    定例会の開会にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。

    先週、2日間にわたり10名の百歳の皆様を訪問する機会があり、長寿の皆様から沢山の元気をいただきました。

    皆様には、いつまでも健やかにお過ごしいただきたいと心から願っております。


    さて、暦の上では、秋が深まるとされる白露の時期を迎ようとしています。

    日中は未だ暑さが残る日が続いていますが、ふと気付けば夕暮れが随分と早くなり、朝夕の心地よい風に長かった夏の終わりと秋の訪れを感じられるようになってまいりました。

    根がらみ前水田の稲穂はたわわに実り、美味しい羽村米として食卓に上がることや日本酒の仕上がりを私は今から楽しみにしています。 

    この夏を振り返りますと、全国各地で連日、記録的な暑さが続きました。

    東京都におきましては、最高気温が35度を超える猛暑日がこれまでに16日を数え、統計開始以来、過去最多を更新しております。

    また、この夏は、暑さだけではなく記録的な大雨も全国で相次ぎ、河川の氾濫や土砂災害の発生など、各地で甚大な被害をもたらしました。

    先週には、最大瞬間風速75メートルという過去に経験したことのないような超大型の台風が沖縄付近に接近し、その後停滞、迷走し、現在も北上しながら日本列島に大きな影響を及ぼしています。

    ここに、被害を受けられたすべての皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

    世界に目を向けてみても異常気象は深刻であり、「過去最悪」と言われる猛暑、干ばつが中国、北米、欧州、アフリカまで広がり、その影響は計り知れず、特にアフリカでは深刻な食糧危機に直面しているということであります。

    同時に大洪水の被害も報道され、パキスタンでは国土の3分の1が水没するという非常事態が発生しています。

    こうした異常気象、まさに地球が悲鳴を上げている状況にあると言えます。


    ロシアがウクライナを侵略してから半年が過ぎましたが、一向に終息の気配はありません。

    それどころか原子力発電施設への攻撃、核をちらつかせた恫喝は、国連の安全保障理事会常任理事国として強く非難されるべきであります。

    諍いはもう終わりにして、地球環境、温暖化対策についてすべての国々が真剣に話し合うべきではないでしょうか。


    感染力が非常に強いとされるオミクロン株・BA5への置き換わりにより7月から始まった新型コロナウイルス感染拡大の第7波は、予想を大きく上回る大流行となりました。

    都内における1日あたりの新規感染者数は、7月28日に過去最多の4万406人を記録し、以降、現在においても高止まりしている状況にあります。

    こうした中、ワクチン接種の状況ですが、市では、現在、60歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方、医療従事者の皆様などを対象とする4回目の接種、12歳以上の方を対象とする3回目までの接種、5歳から11歳までの小児接種を並行して実施しております。

    国が検討を進めている従来株とオミクロン株に対応した2価ワクチン接種については、国からの通知を受け、現在、10月半ば以降から接種を開始できるよう、接種体制の確保などの準備作業を進めているところであります。

    ワクチンは、今月19日以降に順次供給されるとのことですので、具体的な供給スケジュールや接種対象者など詳細が示され次第、速やかに接種スケジュール等を決定し、皆様にお知らせしてまいります。

    ワクチン接種は、感染を予防するだけでなく、感染してしまった場合にも重症化を防ぐ効果が確認されておりますので、多くの市民の皆様の積極的な接種をお願いいたします。

    また、これまでも繰り返しお願いしているところでありますが、混雑している場所でのマスクの着用、手指の消毒、三密の回避など、基本的な感染症対策の徹底と状況に応じた適切な行動につきましても、引き続きご協力をお願いいたします。


    最後に、議会でのタブレット端末の活用についてですけれども、試行期間でありました6月定例会を経て、今次定例会から決算審査も含め、本格的な運用開始となりますので、より一層、効果的、効率的な活用を期待するものであります。

    なお、今次定例会には、決算認定案件7件、条例案件6件、補正予算案件6件、剰余金処分案件1件、人事案件4件、合わせて24件の議案等をご提案申し上げております。

    補正予算では、妊婦応援特別給付金や生活応援事業補助金など、長期化する新型コロナウイルス感染症拡大やウクライナ危機等による原油価格・物価高騰の影響を考慮した、市独自施策について積極的に計上しておりますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

    以上で、私の挨拶とさせていただきます。


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    羽村市企画部企画政策課

    電話: 042-555-1111 (企画政策担当)内線312

    ファクス: 042-554-2921

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