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あしあと

    令和6年第2回羽村市議会定例会市長挨拶要旨

    • 初版公開日:[2024年06月11日]
    • 更新日:[2024年6月11日]
    • ID:18790

    (令和6年6月11日)

     おはようございます。
     令和6年・2024年第2回羽村市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
     定例会の開会にあたり、一言、御挨拶を申し上げます。
     梅雨入りも間近となり、根がらみ前水田には小学生たちが植えた稲が薫風になびいています。
     初夏の羽村の風物詩でもあり、春にチューリップを愛でた水田に本来の役割が戻ってまいりした。
     さて、この度、濱中俊男議員、馳平耕三議員におかれましては、全国市議会議長会から20年以上の永年勤続議員として表彰の栄誉を受けられました。
     ここに深く敬意を表するとともに、今後、ますますご活躍いただきますようご期待を申し上げます。
     おめでとうございました。
     新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して1年が経過しました。
     本年4月に、新型コロナウイルス対策としての特別な対応が原則終了となり、通常の医療体制等へと移行しました。
     現代に生きる、私たちが初めて経験した、未知のウイルスのパンデミックとの長かった戦いも、ようやく一区切りとなりました。
     議員の皆様をはじめ、市民、団体及び事業者の皆様と行政とが一丸となって対応してきたこと、そして医療従事者の皆様の献身的な努力があったからこそ、この難局を乗り越えることができました。
     改めまして、皆様のご理解とご協力に、感謝申し上げます。
     私は、この貴重な経験を後世へとつなぎ、様々な対応に生かしてまいりたいと考えております。
     市では、令和2年1月から令和6年3月まで、感染拡大防止のための対応やワクチン接種の推進、経済的な支援など、多岐にわたる取組を行ってまいりました。
     現在、これらの対応等を記録・整理した「新型コロナウイルス感染症に対する羽村市の対応報告書」の取りまとめ作業を、関係部署の職員が全力を傾けているところであります。
     完成次第、皆様に公表し、共有させていただきます。
     市においては、今後、「羽村市新型インフルエンザ等対策行動計画」の改定等の基礎資料とし、市の感染症対策の強化に生かしてまいります。
     さて、近時の社会経済情勢は、円安基調やウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化などの影響等により、物価の上昇が続くなど、依然、先行きが不透明な状況が続いています。
     この6月も、電気料金や食料品の値上げが大きく報道され、市民の皆様の生活に様々な影響を与えています。
     国では、令和5年11月2日に閣議決定された「デフレ完全脱却のための総合経済対策」の一環として、賃金上昇が物価高に追いついていない国民の負担を緩和するため、デフレ脱却の一時的な措置として、令和6年度分の所得税、個人住民税の定額減税及び物価高に最も切実に苦しんでいる低所得者に対する給付措置を実施しました。
     市では、6月から実施される定額減税の個人住民税に対応し、昨日、6月10日に、令和6年度市民税・都民税の普通徴収分・年金特徴分の納税通知書を発送いたしました。
     また、所得が低い方々等に対する給付措置につきましては、今次定例会において、給付金支給に係る所要の経費を一般会計補正予算に計上しております。
     議決いただいた際には、迅速に準備を行い、一日でも早く、対象となる市民の皆様に給付金を届けることができるよう、鋭意、取り組んでまいります。
     コロナ禍が一区切りとなってスタートした令和6年度は、早くも2か月が過ぎました。
     今年の春は、桜の開花が例年より遅れたこともあり、満開の桜の中、小学校・中学校の入学式や、保育園・幼稚園の入園式を迎えることができ、お子さんの新しい門出に花を添えることができたのではないでしょうか。
     「はむら花と水のまつり2024」の会場は、桜とチューリップの共演を愛でる、大勢の方で賑わいに溢れ、模擬店も盛況となりました。
     大変多くの外国人の方にも訪れていただき、日本の春を羽村で楽しんでいただけたのではないでしょうか。
     「はむら花と水のまつり」が、盛況のうちに、無事に閉会を迎えることができましたことは、会場周辺にお住いの皆様を始め、市民の皆様の御理解、御協力があってのものであります。
     市民の皆様の御協力に感謝を申し上げますとともに、運営に携わっていただきました実行委員会の皆様に、御礼を申し上げます。
     この春、市役所では23人の新入職員を迎えました。
     市では、「子供施策の充実」「超高齢社会への対応」「老朽化が進む公共施設への対策」「都市基盤整備の推進」及び「行政のデジタル化の推進」などの行政課題に対し、スピード感を持ち、様々な事業を計画的に実施してまいります。
     そのためには、新入職員や若手職員の新たな視点や斬新な考え等を大切にしていきたいと考えております。
     そして、羽村市の未来に向け、提案型の仕事ができる職員に育ってくれることを願っています。
     若い職員たちが、力を十分に発揮できるように、風通しが良く、働きやすい職場環境づくりを、積極的に進め、私も職員とともに一丸となって仕事に取り組んでまいります。
     広報はむら4月15日号でお知らせしました、「シティプロモーションアワード2023」の金賞受賞の表彰式が、去る4月25日に開催されました。
     表彰式では、シティプロモーションアワード実行委員会委員長である東海大学文化社会学部河井孝仁教授から講評があり、多くの自治体のシティプロモーションでは、行政が主体となる中、参加する子育て家庭が主人公となる羽村市のシティプロモーションを高く評価していただきました。
     平成28年度から、市民や事業者の皆様との連携を主眼に置いて実施してきた市のシティプロモーションが、高く評価されたことは、大変喜ばしいことであります。
     今後も、市のブランド「東京で子育てしやすいまち」を更に推進し、多くの子育て家族が羽村市に住んで、子育てを楽しんでいただけるよう、様々な事業を実施してまいります。
     令和6年能登半島地震の被災地支援につきましては、これまでに3人の職員を現地での罹災証明書の発行や東京都庁でのリモートによる住家被害認定調査等の業務に従事させるために派遣してまいりました。
     被災地での経験を通じて得られた知見や教訓は大変貴重なものであります。
     いつ起こるかわからない災害への備えに役立てるため、去る4月19日に「被災地支援派遣職員報告会」を行い、先に派遣した2人の職員から、それぞれの担当した業務や被災地の状況、経験より感じたことなどの報告があり、全職員と共有いたしました。
     また、東京都水道局の要請で輪島市内復興支援に携わっていただいた市内事業者の皆様から、復旧作業の詳細な記録も拝見させていただきました。
     現地の復興には、まだ時間がかかるものと考えております。
     市としましては引き続き、東京都や多摩地域の自治体と連携して、人的・物的支援に取り組むとともに、市民の皆様のご協力を得て、義援金の受付・送金を継続してまいります。
     なお、今次定例会には、条例案件8件、補正予算案件2件、人事案件1件、損害賠償案件1件、合わせて12件の議案を御提案させていただきました。
     よろしく御審議のほどお願いを申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。
     ありがとうございました。

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    羽村市企画部企画政策課

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