日時 令和7年8月19日(火)午後2時00分から2時32分
場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室
出席者の氏名
教育長 儘田文雄、委員 永井英義、委員 海東朝美
傍聴者 なし
議事日程
日程第1 会議録署名委員の指名について
日程第2 教育長報告
日程第3 教育委員会委員活動報告
日程第4 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて〔「羽村市公立学校管理職の人事について」の意見聴取について〕
日程第5 議案第33号 令和7年度羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について
日程第6 議案第34号 令和7年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について
日程第7 議案第35号 令和8年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択について
日程第8 議案第36号 羽別市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命について
会議経過
教育長 定刻になりました。ただいまの出席者は、3名です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和7年第9回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。
〔日程第1〕
教育長 日程第1 会議録署名委員の指名を行います。会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において永井英義委員を指名します。どうぞよろしくお願いします。
〔日程第2〕
教育長 日程第2 教育長報告を行います。
それでは、お手元の教育長報告事項を御覧いただきたいと思います。
そこには7月の定例会以降の主な報告事項を掲載してございます。
まず、7月19日、HAMURAメリーリボン演劇祭が行われました。
印象的だったのは、一番初めに演劇を披露した劇団Cometでございます。羽村第一中学校の部活動から地域展開をした団体ですけれど、実に生き生き堂々と日頃の練習の成果を披露してくれました。
そして今回、特徴の一つであったのは、初めて小学生も参加をしたということです。これは、ゆとろぎの20周年の記念事業の一環で、演劇ワークショップきらりというものを催し、小学生8人が参加して演劇を披露し、非常に好評だったとのことです。
次に8月11日、子ども体験塾の講演会がありました。これは青梅市、羽村市、瑞穂町の共催事業でございます。
ここで「命の授業」と題する講演が行われました。お笑い芸人のゴルゴ松本さんがが御自身で勉強されて、読書などで学んだことをホワイトボードに漢字を書きながら熱弁を振るいました。人生の意味や生き方など、非常にためになる内容でした。ゴルゴ松本さんはこの授業を、15年間少年院などで続けているということでございました。
次に8月17日、ピースメッセンジャーの報告会がありました。青梅市と羽村市の中学生19人が7月31日から8月2日まで広島に行ってきた報告でございました。広島平和祈念資料館や慰霊碑の見学、さらには現地の中高生との交流等々です。一番貴重なのは被爆者から直接お話を伺ったという体験でありますけれども、種々の体験から学んだことをよく整理して非常に理路整然と報告をしてくれました。今年、被爆された方々の平均寿命が86歳を超えたということでございますから、お会いして直接お話を伺うことのできる最後の世代になるのかなというふうに思いました。
最後に8月17日、伝統文化交流事業inゆとろぎ「3人展」がありました。3人展というのは並木恒延さん、五十嵐誠さん、新井達矢さんの漆芸、木工芸、能面でございます。全国的に有名な3人の展示となります。また、工芸評論家で多摩美術大学の教授である外舘和子さんを講師としてお招きしてこの展示に関わる講演会を開催し、非常に好評でした。
以上をもって教育長報告といたします。
何か御質問ございましたらお願いします。いかがでしょうか。よろしいですか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了します。教育長報告は以上で終了いたしました。
〔日程第3〕
教育長 日程第3 教育委員会委員活動報告を行います。
教育委員会委員の7月15日から8月18日までの事務局で把握している活動については、別紙に記載のとおりであります。
各委員から御意見や御報告等がありましたらお願いしたいと思います。
いかがでしょうか。よろしいですか。
(質疑なし)
以上で、教育委員会委員活動報告は終了いたします。
〔日程第4〕
教育長 日程第4 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて〔「羽村市公立学校管理職の人事について」の意見聴取について〕を議題とします。
本案につきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項のただし書きの規定により、非公開としたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
それでは、本案については、非公開とします。
<非公開審議>
<非公開審議終了>
〔日程第5〕
教育長 日程第5 議案第33号 令和7年度羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
生涯学習部長 教育長。
教育長 生涯学習部長。
生涯学習部長 それでは、議案第33号 令和7年度羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてを、御説明いたします。
本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づき実施する、羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について、別紙のとおり報告書を作成しようとするものであります。
細部につきまして、御説明いたします。別紙として御用意してあります報告書(案)を御覧ください。
まず1ページ目をお開きください。
1項目め、羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の実施についての(1)点検・評価の目的につきましては、毎年度、教育委員会の事務の管理及び執行の状況について、点検及び評価を行い、課題や取組の方向性を明らかにすることにより、効果的な教育行政の一層の推進を図ること、及び点検・評価の結果に関する報告書を作成して、これを議会に提出するとともに、市民に公表することで、説明責任を果たし、市民に信頼される教育行政を推進することの2点であります。
次に(2)の今回の点検・評価の対象です。教育委員会では令和6年度の教育目標に基づく4つの基本施策「子どもたちの育成」「地域資源の活用」「多様な学習の展開」「生涯学習の支援」に掲げる主な事務事業を今回の点検評価の対象としています。
なお、羽村市教育委員会の教育目標と羽村市教育委員会の基本方針につきましては、次の2ページ、3ページにそれぞれ掲載をしておりますので、御確認ください。
1ページに戻りまして、(3)の点検・評価の実施方法です。
1点目のアでは、点検・評価は前年度の教育委員会の主な事務事業の取組状況を総括するとともに、課題や今後の取組の方向性を示すものとして、毎年度、1回実施することとしております。令和7年度の点検・評価は、令和6年度に指定した主な事務事業についての取組状況の総括と課題や今後の取組の方向性を示すものとしています。
続いてイでは、教育に関し学識経験を有する者の意見を聴取した上で教育委員会が、点検・評価を行うということになっています。今回の点検・評価におきましても、各課において主な事務事業の点検・評価の案を作成し、これを取りまとめた上で、教育委員会事務局内において点検・評価を行い、2日間にわたり学識経験者の御意見をいただきまして、その意見を付して、報告書を作成し、本日の教育委員会で御審議をいただくものでございます。
また、ウでは点検・評価結果につきまして、本日、御審議いただいた後に、この報告書を市議会に提出した上で、市民に公表を行っていきます。
続きまして4ページ、5ページをお開きください。こちらに点検・評価対象としました主な事務事業を整理しております。先ほど申し上げました4つの方向性ごとにまとめて表記をしております。
続きまして6ページをお開きください。6ページから9ページまでは、60の主要事務事業につきまして、担当課の達成度評価を表示した一覧表となっています。評価につきましては、目標に対する達成度により、AからDまでの4段階評価としています。今回の評価結果につきましては、全60事業のうち、目標に対する達成度が80%以上であるA評価が51事業、達成度が50%以上80%未満であるB評価が8事業、達成度が30%以上50%未満であるC評価はございませんでした。最後に、30%未満であるD評価が1事業となります。
10ページをお開きください。ここからは各事務事業の点検・評価の詳細になりますが、この各事務事業の説明につきましては、時間の都合もございますことから、省略させていただきます。
続きましてページが飛びまして71ぺージをお開きください。点検・評価に関する学識経験者からの御意見になります。先ほど申し上げましたとおり、点検・評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとすると、法律により規定をされていますことから、令和7年6月の教育委員会定例会において選任された、明星大学教育学部教育学科の特任教授である相原先生、そして、杏林大学外国語学部の教授の八木橋先生、以上お二人から御意見をいただきました。お二人の御意見につきましては、71ページから75ページまでが相原先生、76ページから79ページまでが八木橋先生の御意見を掲載しております。いただきました御意見につきましては今後の事業展開、また点検・評価の在り方について参考とさせていただく考えであります。
次に80ページから83ページまでは教育委員会の審議事項等について、84ページから86ページは教育委員会委員の主な活動報告について、そして87ページには、教育委員学校訪問の記録をそれぞれ掲載しております。
88ページ以降については資料編として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の抜粋、羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する要綱について掲載をしております。
以上、簡単ですが、令和7年度羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に係る令和6年度分の報告書(案)についての概要説明とさせていただきます。
以上、よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願いいたします。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいでしょうか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了します。
お諮りします。
議案第33号 令和7年度羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。
〔日程第6〕
教育長 日程第6 議案第34号 令和7年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
生涯学習部長 教育長。
教育長 生涯学習部長。
生涯学習部長 それでは、議案第34号 令和7年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について、御説明いたします。
本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、令和7年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分について、教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求める者であります。
細部につきましては、別紙の概要書を用いて御説明をさせていただきますので、概要書を御覧ください。
この概要書のまず下段、歳出から御覧ください。
歳出の補正額5,605万4,000円の増額補正となります。内訳ですが、説明欄に8項目掲載をしておりますので、順に御説明をさせていただきます。
まず説明欄1、積立金(積増分)でございます。こちらにつきましては、令和6年度積立分の精算による増額補正となっております。教育振興基金に3,103万2,000円積み立てるものの増額補正です。
続きまして、説明欄2、学校給食に要する経費、62万円の増額です。こちらにつきましては、羽村第二中学校の牛乳保冷庫の故障に伴う備品の購入に伴う62万円の増額補正となっております。
続きまして、説明欄3、教育研究・教育指導に要する経費、204万1,000円の増額です。こちらにつきましては、羽村西小学校がエデュケーション・アシスタント配置支援事業の重点検証校に指定されたことに伴いまして、その分の経費を計上するものでございます。こちらについては、歳入連動で補助率は10分の10となっております。
続きまして、説明欄4、学校の維持管理に要する経費の小学校費、688万6,000円の増額です。こちらにつきましては、羽村東小学校増築棟の音楽室の空調設備の故障に伴う修繕料を計上するものでございます。
続きまして、説明欄5、学校維持管理に要する経費の中学校費、770万円の増額です。こちらについては、羽村第三中学校職員室等の空調設備の故障に伴う修繕料を計上するものでございます。
続きまして、説明欄6、私立幼稚園助成に要する経費、191万8,000円の増額です。こちらについては、幼稚園等物価高騰緊急対策助成金の支給に伴う増額です。こちらは歳入連動で補助率10分の10となっております。
続きまして、説明欄7、図書館の維持管理に要する経費、160万4,000円の増額です。こちらについては、図書館の空調設備の故障に伴いましてその修繕料を計上するものでございます。
続きまして、説明欄8、スポーツセンターの維持管理に要する経費、425万3,000円の増額です。こちらについては、スポーツセンターの第四駐車場について、今年度末に賃貸借契約期間満了に伴いまして、地権者の方へ返還するため、原状回復の必要がございますことから、原状回復工事の経費を計上するものでございます。
以上が歳出の補正の詳細となります。
続きまして、歳入を御覧ください。
歳入には国庫支出金及び都支出金をそれぞれ掲載しておりますが、こちらに記載をしているもののうちから、教育費の歳出で今御説明をしたものが該当するものがございますので、ここに計上させていただいております。
まず、国庫支出金については、物価高騰対策対応重点支援地方創生臨時交付金です。こちらの中から歳出の説明欄6、私立幼稚園助成に要する経費の幼稚園等物価高騰対策緊急対策助成金の191万8,000円が補助率10分の10として内訳に含まれていることから、ここに計上させていただきます。
次に都支出金、こちらについてはエデュケーション・アシスタント配置支援事業補助金ということで、歳出の説明欄3、教育研究・教育指導に要する経費の204万1,000円が補助率10分の10の分として242万5,000円に含まれております。
なお、歳出とこの歳入の差額38万4,000円の部分については、当初予算に計上してある人件費のうちの共済費に該当する部分となっております。
以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願いいたします。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいですか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了します。
お諮りします。
議案第34号 令和7年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。
〔日程第7〕
教育長 日程第7 議案第35号 令和8年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。
生涯学習部長 教育長。
教育長 生涯学習部長。
生涯学習部長 議案第35号 令和7年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択について御説明いたします。
本議案につきましては、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第13条の規定に基づき、令和8年度に羽村市の小・中学校の特別支援学級で使用する教科用図書を別紙のとおり採択しようとするものでございます。
細部につきましては、生涯学習部参事から御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、お願いいたします。
生涯学習部参事 教育長。
教育長 生涯学習部参事。
生涯学習部参事 議案第35号 令和8年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択について、説明をいたします。
採択に関しましては、令和8年度使用羽村市立小・中学校特別支援学級教科用図書選定協議会要綱に基づき、特別支援学級使用教科用図書選定調査委員会を設置し、小学校、中学校それぞれに調査研究を実施いたしました。
その結果が、令和7年7月4日の選定協議会に報告され、審査の結果、妥当であると判断されましたので、その結果を本委員会に説明するものでございます。
お手元の資料にございます、令和8年度使用小学校及び中学校特別支援学級教科用図書の一覧を御覧ください。
特別支援学級においては、一人一人の実態に応じた指導計画に基づいて指導を行うことから、文部科学省検定教科書、文部科学省著作教科書、学校教育法、学校教育法附則第9条による一般図書の中から、児童生徒に応じた教科用図書を選定することとなります。
今回の採択におきましては、全ての小学校、中学校の特別支援学級が文部科学省検定教科書を選定することとなっています。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了します。
お諮りします。
議案第35号 令和8年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〔日程第8〕
教育長 日程第8 議案第36号 羽別市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
生涯学習部長 教育長。
教育長 生涯学習部長。
生涯学習部長 議案第36号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命について、御説明いたします。
本議案は、羽村市特別支援教育就学支援委員会条例第3条の規定に基づき、現委員として委嘱している横田委員から令和7年7月30日付で令和7年7月31日をもって、就学支援委員会委員を退任する旨の辞職願が提出されたことに伴い、新たにばば子どもクリニックの馬場一徳氏を委嘱及び任命しようとするものです。
任期につきましては、本日から令和8年3月31日までとなっております。なお、この委嘱により、委員の構成につきましては、別紙名簿に記載のとおりとなります。
以上、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願いいたします。
教育長 以上で説明が終わりました。
これから質疑を行います。何か質疑ございますか。
(質疑なし)
以上で質疑を終了します。
お諮りします。
議案第30号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。
これをもちまして、令和7年第9回羽村市教育委員会(定例会)を閉会します。ありがとうございました。
午後2時32分 閉会