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    第4回第二次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • [2012年2月4日]
    • ID:3144

    第4回第二次羽村市コニュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    日時

    平成21年8月26日(木曜日)午後2時00分~午後4時00分

    会場

    市役所4階特別会議室

    出席者

    委員 山川仁、尾﨑行雄(宮沢正知代理)、山下國次、増田常夫、清水勝、小山徳幸、大浦奉英、増田一仁、近藤長生、鶴貝郁子、安藤由美子、三津田幸子、島田辰夫、黒田誠

    欠席者

    委員 中根博

    議題

    1. 座席シートの改良について
    2. 小作西コースの名称変更について
    3. フリーパスについて
    4. その他

    傍聴者

    1人

    配布資料

    • 会議次第
    • フリーパス参考資料
    • コース変更に伴う運行案

    会議の内容

    (事務局) これより第二次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会第4回を開会します。本日は、中根委員が欠席です。また、関東運輸局自動車交通部旅客第一課宮沢委員につきましては代理で同旅客第一課尾﨑専門官が出席されております。それでは、これより議事に入りますので、進行を座長の山川先生にお願いいたします。

    (座長) まずは傍聴に来られた方が1名いますので、尾﨑専門官とご一緒の方ということから入っていただいてよろしいですね。それでは、次第の2、報告事項を事務局から説明をお願いします。

    (事務局) 報告事項につきまして(1)(2)をまとめて報告させていただきます。まず、有料広告についてですが、これを実施するためには取り扱い基準が必要になります。現在、その基準を制定するために、9月上旬に行われる条例規則等特別審査委員会に向けて準備をしているところです。今後、委員会で多少修正が加えられるかもしれませんが、最終的に市長の決裁を経て、10月中旬頃に施行したいと考えており、その後、広報等で広告主の募集をし、来年1月頃にスタートさせたいと思っております。次に、ルートの変更案ですが、こちらは事業形態の変更ということで行政評価委員会に諮る必要が出てきます。ここで市の方針と照らし合わせ、採択か不採択かが決まってきます。また、平成22年度の予算がどの程度つくかも大きく関わってきますので、懇談会で出たルート案を報告書にまとめ、それを予算要求のときに出せればと考えております。

    (座長) 前回の懇談会の議事要録については特に修正はないということでよろしいですね。質問ですが、行政評価委員会には何を諮っているのですか。

    (事務局) ルートの変更案になります。要するにルートを変更するには今までよりも経費が増額されるため、その場合事業のレベルアップという意味で審議をするわけです。現在、その行政評価委員会に向けてルートの変更案をまとめているところです。

    (座長) 行政評価委員会については、事業を実施するかしないかを評価するためのものであって、ルートの中身について審議するわけではないということですね。

    (島田委員) 行政評価委員会でルートの変更案が通らないということがあるのですか。

    (事務局) 全部通らないということもありますし、一部修正した内容で通る場合もあります。

    (座長) 過去の変更案も行政評価委員会を通してきたのですか。

    (事務局) 今までは試行的に設けられていた委員会ですが、昨年度より本格的に評価するという動きが出てきました。運行当初は、行政評価というシステムはありませんでしたが、だんだんとそれが評価するということになってきました。

    (増田一仁委員) 羽村大橋の先までルートの延伸をしたときは、行政評価をしたのでしょうか。

    (事務局) していないと思います。

     

    1.座席シートの改良について

    (座長) 座席シートの改良についてですが、前回硬いシートと柔らかいシートを委員の方々に試していただきました。どちらかというと硬い方が費用もかからず、腰にも良いということで好評だったかと思いますが、これについて提案していただいた鶴貝委員はいかがでしょうか。

    (鶴貝委員) 事務局に硬いシートと柔らかいシートを実際に試してもらいました。いかがでしたでしょうか。

    (事務局) 試してみた結果、硬い方が乗り心地が良かったように思います。

    (座長) サイズはどうですか。

    (事務局) サイズは特に問題はありませんでした。

    (鶴貝委員) 硬さについてはある程度調節できると思います。

    (座長) シートは座席の上に置く形になるのですか。

    (事務局) マジックテープで固定します。

    (鶴貝委員) 色は、オレンジ色等はむらんに合う色にすることは可能だと思います。シートの洗浄が必要であるか、またはバスの運行上防炎素材にする必要があるかによって、材質の選択肢が絞られてきますが、その辺りも考える必要があると思います。

    (島田委員) シートを変更することによって、座席の高さは変わるのですか。

    (鶴貝委員) 高さについては現状のシートと同じ厚さのシートを取り替えますので、現状とほぼ変わらないと思います。あとは予算の関係上全シートを取り替えるのか、試験的に一部のシートだけ取り替えるのかも考える必要が出てくると思います。

    (安藤委員) 1枚いくらするのですか。

    (事務局) 5,000円程度だと思います。

    (座長) シートは1車両いくつ位取り替えるお考えですか。

    (鶴貝委員) 試験的に1車両につき3席程度取り替えてみても良いかと思います。

    (大浦委員) マジックテープで固定すれば、盗まれることもあまりないでしょうし、良いと思います。

    (鶴貝委員) 元々車両のリース期間満了に伴い、買い替えという案がありましたので、もし買い替えたときに一緒に内部設備も使いやすく出来たらと思います。

    (島田委員) 取り替える席としては、どの辺りになりますか。

    (事務局) タイヤの上に位置する席は振動が大きいので、部分的に取り替えるとすれば、前と後ろのタイヤ部分がよろしいかと思います。

    (座長) それでは、座席シートについては硬い方のシートとし、1車両につき3席程度設置をするということで、色や洗浄できる素材、防炎に適する素材にするかどうかは事務局に詰めていただくということでよろしいでしょうか。

    (各委員) 異議なし

    (事務局) 色につきましてはバスの色に合わせなくてもあえて目立つ色でもよろしいでしょうか。また、オーダーメイドになるのでしょうか。

    (鶴貝委員) オーダーメイドになります。だいたい10色くらいの中から選べると思います。それから、汚れにくい生地もありますので、検討する際に業者から取り寄せるということもできます。

    (座長) シートの種類を判別するために違う色にしても良いと思います。

     

    2.小作西コースの名称変更について

    (事務局) 前回の懇談会で黒田委員より、市民の方から小作西コースの内回り外回りの名称がどういうコースなのかわかりにくいという声が多いということから、名称変更の提案がありました。このことについてみなさんからご意見をいただきたいと思います。

    (座長) 事務局から何か案はありますか。

    (事務局) 小作西コース内回り外回りという名称はどちらも小作駅の西側東側を通ることから、小作コースどこどこ経由という名称が良いのではないかと考えます。

    (大浦委員) 小作内陸コース、小作多摩川コースはいかがでしょうか。

    (三津田委員) ルート図を見ると人によっては内回り外回りを反対に認識してしまう方がいると思います。

    (座長) バスの運転手からどの辺りがわかりにくいという意見があったのでしょうか。

    (黒田委員) まず一つは、羽村駅側は西コースと東コースで分かれていますが、小作駅側は西と東に分かれていないのにもかかわらず、コース名に西と入っていることから市民の方が混乱しやすいという問題があります。もう一つは、三津田委員がおっしゃっていましたが、内回りと外回りが一部を見ると反対に捉えられることから運転手も説明をするときに苦慮するという問題があります。ですので、例えば小作本町会館経由ですとか、梨の木立体コースというような名称にしてみてはどうかと思います。

    (大浦委員) 小作Aコース、Bコースという名称はどうでしょうか。

    (清水委員) 黒田委員の言うとおり小作本町会館や梨の木立体交差の名称を使うのは良いと思います。

    (三津田委員) 小作Aコース、Bコースというのもわかりやすくて良いと思います。

    (座長) 今の話の流れから、小作西コースの西という紛らわしさを解消するためには最初に事務局から提案があったように小作コース(~経由)という名称がわかりやすいのではないでしょうか。

    (大浦委員) 小作本町会館経由や梨の木立体交差経由という名称でよろしいかと思います。

    (近藤委員) 梨の木立体交差は青梅市ですが、それは大丈夫でしょうか。それを考えると小作台と小作本町会館という名称を使うのはいかがでしょうか。梨の木立体交差というのは少しひっかかります。

    (鶴貝委員) 小作本町会館はルート上最後の方のバス停になることから、例えば会館に行きたい方がすぐ着くと勘違いされることが考えられると思います。

    (島田委員) 経由とするとコースの中間のバス停名が良いと思います。

    (事務局) 外回りは奥多摩街道を使うので、奥多摩街道経由としてはいかがでしょうか。

    (清水委員) 外回りは小作台東を通らないため、内回りを小作台東経由とし、外回りを小作本町会館経由とすれば良いのではないでしょうか。

    (大浦委員) 小作駅東口経由はいかがですか。

    (三津田委員) 栄町一丁目経由というのはいかがですか。

    (清水委員) 栄町一丁目はどちらのコースも通ります。

    (座長) 奥多摩街道という名称はいかがですか。

    (大浦委員) 奥多摩街道は新旧2本の道がありますが、どうでしょうか。

    (増田一仁委員) 立体交差の名称を使うのがよろしいのではないでしょうか。

    (鶴貝委員) 外回りも内回りも市役所まではほぼ一緒のコースですので、コースがはっきりと分かれるグリーントリム公園方面と小作本町会館方面の辺りで名称を考えたほうが、よろしいのではないでしょうか。

    (増田一仁委員) 先ほどの話にも出ましたが、小作本町会館という名称だけでは最後の方のバス停ということであまり良くないと思います。

    (大浦委員) そう考えると最初の方にある小作駅東口と小作立体交差を使えば良いのではないでしょうか。

    (三津田委員) 小作立体交差を使うのであれば、青梅市とはいえわかりやすさから梨の木立体交差を使っても良いのではないでしょうか。

    (増田一仁委員) 確かに梨の木立体交差はわかりやすいと思います。

    (黒田委員) 先ほどの鶴貝委員のご意見にありましたように、羽村駅から小作西コースに乗る方が、どういったルートで小作駅まで行くのかがわかりにくいということなので、小作駅東口や小作立体交差と書かれていてもわからないと思います。

    (鶴貝委員) 現在、小作西コースの時刻表は小作駅が一番上に書かれていますが、羽村駅を上に持ってきてグリーントリム公園と小作本町会館を中間になるようにするのはどうでしょうか。

    (大浦委員) 小作駅と羽村駅は起点としてそれぞれ定めておいたほうが良いと思います。

    (座長) 括弧内に二つの名称を入れたらどうでしょうか。つまり、外回りであれば(小作立体交差・小作本町会館)、内回りであれば(梨の木立体交差・グリーントリム公園)というのはどうでしょうか。

    (清水委員) やはり、小作本町会館は入れたほうが良いと思います。外回りは(小作立体交差・小作本町会館)、内回りを(小作駅東口・グリーントリム公園)とすればよろしいのではないでしょうか。

    (座長) 内回りは小作駅東口と梨の木立体交差ではどちらがよろしいでしょうか。

    (清水委員) どちらかというと小作駅東口のほうが良いのではないでしょうか。

    (座長) 小作西コースの名称変更については、まず小作西の「西」を削り小作コースとし、外回りを小作コース(小作立体・小作本町会館経由)、内回りを小作コース(小作駅東口・グリーントリム公園経由)ということでよろしいでしょうか。

    (小山委員) 内回りは小作駅東口だけで良いのではないでしょうか。

    (座長) 小作駅東口だけですと羽村市役所やいこいの里辺りから乗る方は小作本町会館を通るのか、グリーントリム公園を通るのかがわからないという可能性があります。

    (黒田委員) 多少名称が長いという印象がありますが、これであればわかりやすくて良いと思います。

    (三津田委員) 12時過ぎ頃羽村市役所の停留所にバスが2台停まることがありますが、私自身間違えて違うコースのバスに乗ってしまったことがありますので、この名称でしたら良いと思います。

    (清水委員) 前回も提案しましたが、羽村駅と小作駅を結ぶコースを1本つくることで、もっと市民にとって使いやすくなると思います。

    (大浦委員) 羽村市内をくまなく循環することを考えると今のようなコースで良いのではないでしょうか。

    (清水委員) 1コースだけそういったコースをつくり、他は現状のようにいろいろな地域を通るコースにすればよろしいのではないかと考えます。

    (増田一仁委員) 確かにそうすれば3コースで市内を循環できますね。今後、現状のコースにとらわれずにそういったコースを考えてみるのも良いかもしれませんね。

    (座長) 名称変更については先ほどまとめたとおりでよろしいでしょうか。

    (各委員) 異議なし

     

    3.はむらんフリーパスについて

    (事務局) 第一次の懇談会で話が出ていましたが、その後、保留となっておりましたのでここで改めてご検討いただきたい案件です。他の自治体の状況を見てみますとあまり実施していないところがほとんどです。ですので、フリーパスが必要かどうなのかということからお考えいただければと思います。資料としましては、フリーパスの形態と料金について事務局案を書かせていただきました。まず形態につきましては単独のフリーパス券を作成し、はむらん乗車時に日付を入れた券を販売するという方法と施設等の入場券と一緒に販売するという方法を考えました。

    以降資料に沿って説明

    (増田一仁委員) 利用者の方からの要望はあるのですか。

    (事務局) 特に寄せられておりません。

    (増田常夫委員) フリーパスについて議会でも質問が出たということですが、利用者から要望があまりないということであれば実施する意味は少ないのではないでしょうか。あまり複雑なことをやって、乗客はもとより運転手に負担がかかっても良くないと思います。

    (山下委員) 高齢者が多く利用するバスということで、なるべくわかりやすいしくみにしたほうが良いと思います。

    (黒田委員) 路線バスからしますと300、400円程度の運賃の場合にフリーパスをつくるのが一般的かと思います。はむらんの運賃を考えますと一乗車100円、往復で乗っても200円ですのであまり効果的ではないように思います。

    (安藤委員) 各自治体の実施状況を見ますと、運賃が100円のところは実施していないようです。やはり100円という価格ですし、羽村市の観光規模を考えますとあまり利用を見込めないと思います。

    (島田委員) 羽村市に観光目的で来る方のことを考えますと実施しても良いのではないかと思います。この前テレビ番組で羽村市が紹介されたときに問合せが多くありまして、羽村市に興味を持たれた方が大勢いらっしゃいました。そういった方にはむらんを利用してもらい、観光客が増えれば商業の活性化にも繋がるのかなと思います。

    (鶴貝委員) 私もそのご意見には賛成です。市外の方が羽村市に来たときにフリーパスは有効的だと思います。運転手もフリーパスだけでしたらそこまで手間にはならないと思いますし、イベントの景品等に使えれば「せっかくもらったから使おう」という気持ちにもなり、利用者増加に繋がると思います。

    (座長) そのご意見からすると、単独一日乗り放題タイプになりますね。

    (清水委員) 実施するとすれば300円よりは200円の方が利用率を見込めると思います。

    (大浦委員) 単独一日乗り放題タイプであればあまり手間がかからなくて良いと思いますし、羽村市の観光をアピールするためにも良いと思います。乗り継ぎ券よりも使いやすいと思いますし。

    (座長) デメリットとして利用状況からフリーパスの需要があまり見込めないとありますが、これはどういったことでしょうか。

    (事務局) 例えば小作駅から福生病院まで行くのに羽村駅で乗り継ぎができ、結局往復200円で帰って来られるため、わざわざフリーパスを購入する人は多くないと考えられます。その結果、利用者数が増加することは考えにくいということです。

    (増田一仁委員) 単独一日乗り放題タイプであれば運転手にもあまり負担はかからないと思います。

    (清水委員) 200円であれば需要は望めると思います。

    (事務局) これについてはやってみないとわからないところがあります。ただ、お話にも出ていましたが、フリーパスがあれば少し降りてみようという考えが働き、それが利用者数増加に繋がる可能性も考えられます。

    (清水委員) 実際に実施している昭島市に聞いてみたほうがよろしいと思います。

    (事務局) 200円にした場合、どこかへ行って帰ってくる方がフリーパスも金額が一緒ということで、フリーパスを購入し、結局途中で降りずに帰ってくると運転手の手間になってしまうという問題もありますので、それであれば300円という料金設定を考えてみても良いのではないでしょうか。

    (鶴貝委員) 例えば、230円といった金額ですとおつりの関係上難しいですか。

    (黒田委員) それは少し難しいと思います。

    (安藤委員) 現在現金と回数券を使う人の割合はどのくらいですか。

    (事務局) だいたい回数券を使う人が3割くらいだと思います。

    (清水委員) これについては実施している昭島市等の状況を聞き、再度検討したほうが良いと思います。

    (増田常夫委員) 先ほど島田委員がおっしゃったように、羽村市に来た観光客がどういう捉え方をしているかという点を参考にすることも必要ではないでしょうか。

    (増田一仁委員) 確かにフリーパスを作ってもPRしなければ意味がないので、観光協会と連携することは必要だと思います。

    (安藤委員) 羽村駅でよくリュックサックを背負った方をみかけますが、そういった方の多くは歩きに来たという方たちですので、はむらんは使わないと思います。

    (黒田委員) 観光客をターゲットにするのであれば、例えば500円の運賃を設定し、観光施設で100円、200円割り引いてくれるというような全体で連携した取り組みになると実施する意味があるのかなと思います。

    (増田一仁委員) 商工会に加盟しているお店に入れば割引してくれるなどの特典をつくっても良いと思います。

    (事務局) これにつきましては昭島市や観光協会から情報をもらい、検討したいと思います。

    (座長) この辺りで今日の議題につきましてはだいたい意見が出たと思います。ルートの変更については、これから年末にかけてこの懇談会としての報告書をまとめるということになりますでしょうか。

    (事務局) ルートの変更につきましては第3回の懇談会でいただいた意見を報告書にまとめ、10月頃に一度みなさまにご確認いただきたいと思います。その後、報告書を作りこむところでまた、みなさまにお集まりいただくことになるかと思います。

    (三津田委員) この前、羽村駅ではむらんが故障し、遅れが出たみたいですが、その際どういった流れで修理等を行うのでしょうか。

    (黒田委員) みなさんご存知のとおり、はむらんの故障は頻繁に起きています。現在、予備車を含めて4台ありますが、常に1台は青梅営業所で待機している状態です。運行しているバスが故障した場合は、そこからバスを回送します。そうしますとだいたい30分程度の遅れが出てしまいます。

    (座長) ポンチョというバスは基本的に故障しやすいバスなのですか。

    (黒田委員) 故障しやすいほうです。

    (座長) 市として車両の買い替えのお考えはありますか。

    (事務局) 毎年予算要求をしています。

    (座長) ポンチョ自体安くて故障しやすいのですか。

    (黒田委員) 決して安いということはありません。運行当初はコミュニティバスというとポンチョが主流であり、小さく乗り降りしやすいのが特徴です。しかし、自家用タイプのベースに大きなボディが乗っかっているというところにいくらか構造上無理があるのかもしれません。最近になって日野自動車から新型ポンチョが出たため、いろいろなところで買い替えの時期になっています。

    (事務局) 現在、はむらんの運行当初の金額よりも今のリース金額のほうが安くはなっていますが、故障があるとその先のバス停を回り、待っている方に説明をしなければならないという現状があります。ときにお叱りを受けるときもありますので、事務局としても買い替えたいという気持ちです。

    (安藤委員) 少し前に新聞で見ましたが、小平市が新型ポンチョに買い替えたそうです。新型ポンチョは前のポンチョの約5倍もの重さがあるため、せまい路地を通るとその近辺の家が揺れてしまうという問題があるそうです。ですので、これについても既に買い替えた自治体からの情報を参考に議論したほうが良いと思います。

    (黒田委員) 確かに重量は倍近く重いです。対策としてはゆっくり走るということだと思います。

    (座長) これにつきましては次回あたりで事務局に調整をおまかせすることとします。

    (事務局) 今回お配りしました資料につきまして、黒田委員からご説明いただきたいと思います。

    (黒田委員) 前回の懇談会で出ましたルートの変更案につきまして、特に羽村東コースが大きく変わる案ですので、それに関連した運行案を作成しました。詳しくは、次回の懇談会でご説明しますが、羽村駅や羽村市役所で他のコースへのアクセスを考慮した案となっております。ただし、コースによって所要時間が違うので、どうしても全てうまく合わせるのは難しいと思います。

    (座長) 総運行回数はどうなりますか。

    (黒田委員) バスの乗り継ぎを考慮して時刻を合わせると、どうしても3コースとも1運行ずつ減ってしまいます。

    (大浦委員) そのような変更になりますと運転手の労働時間など経費に関しては大丈夫でしょうか。

    (黒田委員) 勤務の面については今はなんともお答えできませんが、運行時間につきましては待機時間がちゃんととれますので、そんなに問題ではないと思います。

    (座長) それではこの辺りでそろそろ終わりにしたいと思います。次回はルート変更や車両の買い替えについての話し合いが中心になってきそうです。

    (大浦委員) 一点よろしいでしょうか。前回の会議録の中で羽村東コースについては、黒田委員より1周2時間というお話がありましたが、これはどういった意味になりますでしょうか。

    (黒田委員) これは単純に現行の運行回数11回のままで行くと、1周9分程度今までよりもかかりますので、結局最後の時間が2時間遅くなるという意味です。こうなりますと、終わりが10時くらいになるということで非現実的になるということです。

    (座長) 次回の日程についてはどうしましょうか。

    (事務局) 10月19日の週あたりでどこか決めていただけると助かります。会議室の空き状況からできれば19日、22日、23日の中でお願いします。

    (座長) それでは10月22日(木)午後2時からに決めたいと思います。本日は長時間にわたりありがとうございました。