平成27年12月7日から、市役所庁舎の屋上に太陽光発電設備を設置して、羽村市の地域特性に合ったスマート交通システム(AZEMS)の運用を開始しました。
このシステムでは、太陽光発電設備で発電した電力で、コミュニティバス「電気バスはむらん」を走らせるほか、市民の皆さんの電気自動車にも電力を有料で供給しています。ぜひ、利用してください。
AZEMS…All Zero Emission Mobile System(CO2排出量ゼロの交通システム)の頭文字を組み合わせた造語です。
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市役所西庁舎および西分室の屋上に、太陽電池モジュール53.2キロワット(定格出力50キロワット)の太陽光発電設備を設置しました。
(西庁舎屋上に70枚、西分室屋上に120枚、定格最大出力280Wの太陽電池モジュールを設置)
太陽光で発電した電力で「電気バスはむらん」などの電気自動車を走らせ、余剰電力を市役所庁舎で使用します。
※太陽電池モジュールの型式変更により定格最大出力265Wから280Wになりましたが、パワーコンディショナ50KWに変更はないため、太陽光発電設備の出力は50KWです。
※ピークカット…電力需要が集中する時間帯の供給電力量を低く抑えること。
Q.「オールゼロエミッション」とはなんですか?
A.ここでは、地球環境に悪影響を及ぼすもの(エミッション)、つまりCO2を「エネルギーを創る→使う」過程で排出しないことを「オールゼロエミッション」と呼んでいるんだ。
Q.どうしてCO2の排出がゼロになるんですか?
A.AZEMSでは、CO2を排出しない太陽光で発電した電力を使用しているから、「エネルギーを創る→使う」までにCO2の排出がゼロになるんだ!
Q.年間発電量はどのくらいですか?
A.1日あたり約146kwhで、年間で約53,280kwhを発電するよ。これは、一般的な家庭15世帯の約1年分の電力なんだ!(太陽電池モジュールの変更により、1日あたり約154kwh、年間約56,296kwhになりました。)
Q.電気バスはむらんで使い切れない電気はどうするんですか?
A.余った電力は、市役所の庁舎で使うんだ!電力使用のピークカットも実現できるよ!